<2003/04/18>
●渋谷 HMV にて SOUL JAZZ RECORDS「MIAMI SOUND」「IMPACT!」の2枚のコンピを購入。SOUL JAZZ 物件は見たら必ず買うことにしているのです。
「MIAMI SOUND」

<2003/04/22>
●レコード会社の宣伝をしている友だちの女の子から CLASH の2枚組ベストをサンプルでもらった!ウレシイ!パンクサイドとレゲエサイドの2枚に別れている親切編集でイカス!

Essential Clash


<2003/04/23>
●前に名刺交換したインディレーベルの人から、日本のヒップホップ~ダンスホールレゲ エなアーティスト YOYO-C のサンプルが送られてきた。今まで知らなかったアーティストでしたが、そんなに悪くない内容でした。


<2003/04/25>
●インターネットで注文していたCDがイギリスから届いた。UKの再発系レーベル BBE SOUL JAZZ RECORDS に、まだ持ってなかった20枚くらいのタイトルを頼んでいたのよね。けっこうお金もかかったけど、どんどん廃盤になっちゃうしここでまとめ買いしておいて良かった。


<2003/04/28>
●ブラジル音楽のガイド本「BRASILIAN MUSIC」を購入。ブラジルって深すぎて、僕には未だに暗黒大陸です。勉強します。

ディスクガイドシリーズ 8 ブラジリアンミュージック (ザ・ディグ・プレゼンツ・ディスク・ガイド・シリーズ)


<2003/04/29>
●渋谷 DANCE MUSIC RECORDS BREAKESTRA の12インチを購入。カッコよかったです。


<2003/04/30>
DEFSTAR に勤める知り合いから平井堅のシングル「LIFE IS...」平川地一丁目という名のフォークデュオのマキシシングルをもらった。平井堅のはTBSドラマ「ブラックジャックによろしく」主題歌。原作マンガは好きで読んでるけどテレビは見たことない…。むしろc/wで入っている FILUR(ベルギーのハウスユニット)のリミックスがスマートでカッコイイ。平川地~は、なんと現役中学生兄弟コンビ。弟は90年生だって!しかも佐渡島在住。声が青い!女の子の声とも聴こえる。70年代フォークをカバーして たんですって。僕はあまり聴いてこなかった分野っすね。

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THE LAFAYETTE AFRO ROCK BAND : AFON

●THE LAFAYETTE AFRO ROCK BAND / AFON (1971-74)

RABEL : LES DISQUES SUPERCLASSE SUC 9904 CD
PRODUCER : PIERRE JAUBERT
MY FAVOLITE TRACK :
T3 RACUBAH
T6 AFON

●ラファイエット・アフロ・ロック・バンド。何やら西アフリカ出身のメンバーがアメリカとフランスにまたがって活動したバンドなんだそうで。だからレコード屋でも「アフリカ」のコーナーにありました。73~74年頃出した2枚のアルバムは今や超希少。パブリックエネミーがサンプルするなどして再評価されたレアグルーブ。技術、テンションともに高いインストファンク。育ちがいいのか決して下品にはならないが、決してオシャレにならない濃厚グルーブ。このCDは未発表曲をフランスのレーベルが編集したものだけど、ベスト版もCDになってます。

IKE AND TINA TURNER : RIVER DEEP - MOUNTAIN HIGH

●IKE AND TINA TURNER / RIVER DEEP - MOUNTAIN HIGH (1966)


RABEL : POLYDOR POCM1898
PRODUCER : PHIL SPECTOR
MY FAVOLITE TRACK :
T1 RIVER DEEP - MOUNTAIN HIGH
T6 HOLD ON BABY

●映画にもなったDV夫婦アイク&ティナに、変人フィル・スペクターがプロデュースした作品。フィルの得意技「ウォール・オブ・サウンド」攻撃で、分厚いオーケストレーションが野性味あふれるティナのR&Bにまぶしてございます。一曲に何週間もかけるフィルのレコーディングにティナは「アタシ達のやり方ならLP5枚録れるわよ」とビビりまくったそう。リリースされた本作はイギリスでバカ受け、これがキッカケでアイク&ティナはこの年のストーンズの前座をやって彼等とマブダチに。その後DV問題でアイクから逃げ出したティナが復活する時もキースが助力したというから、つくづく縁というものは大事だなと思うのです。

JACO PASTORIUS : LIVE IN NEW YORK CITY VOLUME ONE

●JACO PASTORIUS / LIVE IN NEW YORK CITY VOLUME ONE

RABEL : BIG WORLD BW1001
PRODUCER : NEIL WEISS
MY FAVOLITE TRACK :
T3 TEEN TOWN

●副題が「パンクジャズ」!ベースのあり方を根底から覆した革命児、オーバードーズでとっとと死んじゃうトコまで含めて、バリバリのロック伝説を地で行くジャコ兄さんは、学生時代の僕にとって、ジャニスやシドやカート・コバーン級にアイドルでした。フュージョンの人と分類されますが、高技術、高熱量、高テンションの音塊は、ジャズでありロックでありR&Bでありレゲエでありパンクでありフロリダでありグルーブであり、そしてどこまでも自由で、つまり天才は天才なんだつーことで!このNYライブはVOL4まであるんだけど、DBGトリオのガチンコだったり、ホーンを従えての8人編成だったりしてますが、いずれも10分超のトビキリジャムですので是非ご賞味を!
JIMMY SMITH : ROOT DOWN - JIMMY SMITH LIVE!

●JIMMY SMITH / ROOT DOWN - JIMMY SMITH LIVE! (1972)

RABEL : VERVE 314 559 805-2
PRODUCER : ERIC MILLER
MY FAVOLITE TRACK :
T1 SAGG SHOOTIN' HIS ARROW
T4 ROOT DOWN (AND GET IT)

●僕が本作を買ったのは、ビースティボーイズの「ROOT DOWN」のネタだったっつーこと。あの曲はクールなベースラインと粋なブレイクがカッコイイんだよね。そこでこのネタ元聴いてみたら、熱いジャム魂満載です。ジャズ・オルガンの第一人者、ジミー・スミス。あのマイルス・デイビスがスミスのプレイを評して「世界の8番目の不思議」と言ったという話に、なるほどこういうことかと納得しました。このCDには、55年からオルガン弾きっぱなしのスミスさんが、72年LAでやったライブが収録されています。

THE JIMMY CASTOR BUNCH : 16 SLABS OF FUNK

●THE JIMMY CASTOR BUNCH / 16 SLABS OF FUNK (1972-73)

RABEL : RCA/BMG HERITAGE 07863 65104 2
PRODUCER : CASTOR-PRUITT PRODUCTION
MY FAVOLITE TRACK :
T1 IT'S JUST BEGUN
T7 TROGLODYTE (CAVE MAN)
T10 LUTHER THE ANTHROPOID (APE MAN)

●「野蛮」。 ファンクに大切な要素ではないか。ファンクを聴く中で度々出会うのがトンマな表現。Pファンクとかルーファス・トーマスとか、ある意味ヤリ過ぎなんちゃう?というトンマっぷりが炸裂している。しかし宇宙人とか犬踊りが目指すベクトルはとりもなおさず「野蛮」ではないか。シンガー兼サックス奏者ジミー・キャスターは「野蛮」に猛烈に意識的である。だって「洞窟人」とか「猿人」とかそんな曲よ。疾走感あふれる高機能ファンクはメチャフロア対応型で、ラテンとかメロウを上手にこなす器用さもある。でも根っこは「野蛮」。マンガ「蛮勇引力」(山口貴由作)の名セリフ「敬人尊野蛮」が思い出される。本作は72~73年に出た3枚のアル
JAMES BROWN : SAY IT LOUD-IM BLACK AND IM PROUD

●JAMES BROWN / SAY IT LOUD-I'M BLACK AND I'M PROUD (1969)

RABEL : POLYDOR POCP-1855
PRODUCER : JAMES BROWN
MY FAVOLITE TRACK :
T1 SAY IT LOUD-I'M BLACK AND I'M PROUD

●スパイク・リー監督の「マルコムX」劇中で、この「セイイットラウド」をラジオでかけながら、実にクールに踊るブラザー達が出てくるシーンがあるんだよね。ビデオで見た翌日これを買いました。だってアイムブラック・アンド・アイムプラウドだよ!ましてや69年という状況下でよ!今この日本に、アイムイエロー・アンド・アイムプラウドと言えるヤツがいるだろうか?JBってやっぱスゴイよ!よっ!大統領!
2003.04.27 OHIO PLAYERS / FIRE

OHIO PLAYERS : FIRE

●OHIO PLAYERS / FIRE (1974)

RABEL : MERCURY 848 346-2
PRODUCER : OHIO PLAYERS
MY FAVOLITE TRACK :
T1 FIRE
T2 TOGETHER
T3 RUNNIN' FROM THE DEVIL

●個人的な思い出を語らせてもらうと、このアルバムが僕にとっての最初のファンク体験でした。10年前のピュアな僕には、この音楽はあまりに猥雑、黒く太く湿ってチョコレートのように甘い(食べ過ぎると鼻血)代物であったのです。そして音もエロければジャケもエロい。常にエロジャケなのがオハイオの掟。ここにピンプとかハスラーとかプレイヤーとかの心意気があるってもんなんでしょうか。エロでありながら粋。それがファンクの美学の一つの形。

THE ELECTRIC PRUNES : UNDERGROUND

●THE ELECTRIC PRUNES / UNDERGROUND (1967)

RABEL : RHINO R2 7518
PRODUCER : DAVE HASSENGER
MY FAVOLITE TRACK :
T12 LONG DAY'S FLIGHT (TIL TOMORROW)

●ガレージ!60'SUSガレージ!ガレージコンピ「ペブルス」でワウワウペダルのCMソングとかやってたこのバンド、時代的にデンデケデケデケやグループサウンズにまで直結するガレージポップスの雄!サイケの名のもとに変なリバーブエコーとか色々なことをしてるのだけど、何を間違ったか猛烈に高カロリー、熱くヒートさせる曲が一曲だけあるのです!それがローングデーイズフラーイトートゥモロー(歌ってるつもり)!サマー・オブ・ラブの熱に浮かれて荒れ吠えるギター!明日まで飛んでいけ!

2003.04.27 ELIS REGINA / ELA
ELIS REGINA : ELA

●ELIS REGINA / ELA (1971)

RABEL : PHILIPS AAD 811 469-2
PRODUCER : NELSON MOTTA
MY FAVOLITE TRACK :
T3 CINEMA OLYMPIA

●82年に36歳でこの世を去ったブラジルの天才シンガー、エリス・レジーナ。ボサノバにはあまりにソウルすぎる歌唱スタイルと、ちょいとエキセントリックな性分が、彼女を60年代末~70年代初頭のトロピカリズモ運動の中心人物にしてしまった。カエターノ・ヴェローゾをはじめこの時代の新進アーティストの曲を幾多も取り上げて、その音楽を世に広く紹介した。僕が好きなのが、そのカエターノの代表作「シネマオリンピア」を演った3曲目。ガル・コスタのサイケなヴァージョンよりこっちが好き。


DUSTY SPRINGFIELD : DUSTY IN LONDON

●DUSTY SPRINGFIELD / DUSTY IN LONDON (1968-1972)

RABEL : RHINO R2 75581
PRODUCER : JOHN FRANZ AND DUSTY SPRINGFIELD
MY FAVOLITE TRACK :
T11 AIN'T NO SUN SINCE YOU'VE BEEN GONE

●第一印象は骨太で大味なオバハン。顔がデカい。でも60年代イギリスではアイドルシンガーとして活躍しとったんです。このジャケの頃は20代後半なのよ。しかしそのハスキーボイスはメチャソウル体質で中々の味がある!本盤は60年代から70年代にかけてアトランティックに残したロンドン録音を集めたもの。基本はバラードとかポップソングばっかりだけど、T11だけはバリバリのビートチューンでカッコイイ!あ、あとジャニス・ジョプリンのカバーとかも入ってます。

FRANK ZAPPA : HOT RATS

●FRANK ZAPPA / HOT RATS (1969)

RABEL : RYKODISC RCD10508
PRODUCER : FRANK ZAPPA
MY FAVOLITE TRACK :
T1 PEACHES EN REGALIA
T2 WILLIE THE PIMP

●「ザッパ山脈」。ザッパは巨大。クラシック~ドゥーワップ~ジャズ~現代音楽と、振り幅のデカイザッパ作品は一つ一つが巨大な山。 それが連なるザッパのキャリアはまさしく山脈。10枚聴いたくらいでは全然分からない。その中で僭越ながら一枚選ばせていただきましたのが、ジャズロックジャム満載のこれ!ギターとエレクトリックバイオリンとキャプテン・ビーフハートのダミ声がごちゃ混ぜになって対決大暴れ。ザッパ入門盤として絶対最適。だけどザッパの顔は百面相。他盤でこのジャズロックが聴けるとは限らないんだよね。


BOND AND BROWN : TWO HEADS ARE BETTER THAN ONE

●BOND AND BROWN / TWO HEADS ARE BETTER THAN ONE (1972)


RABEL : SEE FOR MILES RECORDS SEECD345
PRODUCER :
MY FAVOLITE TRACK :
T9 MILK IS TURNING SOUR IN MY SHOES

●ジャケの右側にいる丸顔デブがグラハム・ボンド。左のボサボサロン毛がピート・ブラウン。しかしタダの汚いオヤジではない。こう見えてボンドは、アレクシス・コーナーに師事しイギリスR&Bを形作った重要人物で、モッズ期には最高のハモンド奏者として鳴らした男なのだ。しかし丸顔デブに世間は冷たくて、商業的にはとても不遇だったようだ。本作はモッズシーン収束後、詩人ピートと作ったロックアルバム。モッズ的な黒いロックを聴かせてくれる。この2年後ボンドは、金銭的にダメダメ状況に陥ったまま、駅のホームから転げ落ちて轢死する。


BOB MARLEY AND THE WAILERS : AFRICAN HERBSMAN

●BOB MARLEY AND THE WAILERS / AFRICAN HERBSMAN (1988)


RABEL : TROJAN RECORDS CDTRL62
PRODUCER : LEE 'SCTRATCH' PERRY
MY FAVOLITE TRACK :
T2 SMALL AXE
T5 AFRICAN HERBSMAN
T7 FUSSING AND FIGHTING

●ボブ・マーリーのキャリアでどれを選ぶか?難問だ。そこで僕の先輩かつて僕に薦めてくれたのが本作。これはボブがアイランドから世界デビューする以前の60年代後半、リー・ペリーとスタジオ・ワンで収録した音源の編集盤だ。アイランド盤はレゲエの世界布教に巨大な影響力を持ったが、クリス・ブラックウェルら部外者のバイアスがかかってボブの音楽を正確に伝えていない。この作品はより純度の高い福音書というわけだ。その後アイランド盤で有名になる曲がこの段階ですでに完成している。


ARCHIE SHEPP : ATTICA BLUES

●ARCHIE SHEPP / ATTICA BLUES (1972)

RABEL : MCA VICTOR MVCI-23038
PRODUCER : ED MICHEL
MY FAVOLITE TRACK :
T1 ATTICA BLUES

●怒濤のファンク暴動!黒炎の中に鬼!ファンクの鬼が見える!鬼気迫る叫びに窒息!本作一曲目は間違いなくファンク音楽最上の奇跡的傑作。「アッティカ」とは71年ニューヨーク州アッティカの刑務所で起きた黒人囚人暴動のことを意味している。理不尽な黒人史への絶望憎しみ叫びがないまぜになって大燃上する!アーチー・シェップは、どっちかっていうとフリー系のサックス奏者。コルトレーンの推薦で契約したインパルスから72年にリリースしたこの作品は、ブラックパワーの雰囲気吸いすぎ!他の収録曲は真っ当にジャズしてます。


MARVA WHITNEY : ITS MY THING

●MARVA WHITNEY / IT'S MY THING (1969)


RABEL : SOUL BROTHERS RECORDS CDSBCS6
PRODUCER : JAMES BROWN
MY FAVOLITE TRACK :
T1 IT'S MY THING
T3 THINGS GOT TO GET BETTER (GET TOGETHER)
T8 YOU GOT TO HAVE A JOB (IF YOU DON'T WORK, YOU CAN'T EAT)

●ハイトーンパワーボーカル(簡単な日本語に訳すと金切り声)がメチャ熱いマーヴァ姐さんは、67~70年、最高にヒートしてた頃のジェームス・ブラウン・レビューで活躍してた女傑。カンザスのクラブで歌ってた所を、JBにフックアップされてそのまま「彼女」にされちゃった事情も込み込みで、JBからこの人ほど厚遇を受けた人はいないという!もちろんバックもJB'S!ジャストでタイトなファンクに魂が震えます!ちなみにこのCD再発版以前は激レア盤で4万の値がついていたのだそう。


LYN COLLINS : CHECK ME OUT IF YOU DONT KNOW ME BY NOW1

●LYN COLLINS / CHECK ME OUT IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW (1975)

RABEL : PEOPLE PE6605
PRODUCER : JAMES BROWN
MY FAVOLITE TRACK :
B3 ROCK ME AGAIN AND AGAIN AND AGAIN AND AGAIN AND AGAIN AND AGAIN

●この「グルーブチューン」で初めて取り上げるJB軍団もの。このリン姐さんは71年から76年までJBのステージに上がっていた人で、ザ・フィメールプリーチャー(女伝道者!)の異名を持つソウルボーカリスト。実力も確かなもので、ファンク大統領JBの信頼を受け軍団在籍時五年の中で2枚のアルバムを残した。で、とにかく僕が大好きなのがB面3曲目。長いタイトルですがひたすら「アゲイン」を連呼!(ロックミーゲイナナゲイナナゲイナナゲイナナゲイナナゲン!って聞こえる)全部で132回「アゲイン」っていってます。さあ132回ロックしてくれ!
CURTIS MAYFIELD : CURTIS:GOT TO FIND A WAY

●CURTIS MAYFIELD / CURTIS/GOT TO FIND A WAY (1970,1974)

RABEL : SEQUEL RECORDS NEMCD965
PRODUCER : CURTIS MAYFIELD
MY FAVOLITE TRACK :
D1-1 (DON'T WORRY) IF THERE'S A HELL BELOW WE'RE ALL GONNA GO
D1-5 MOVE ON UP

●優しい笑顔のメガネのおっさんカーティスが古巣のインプレッションズを脱退して、自分のレーベル「カートム」からリリースしたソロ第一弾「CURTIS」。それと74年の8枚目を2枚組にまとめた編集盤です。あまりメロウなのは僕の好みではないけども、D1ー1のトグロを巻くようなファンクに感動。曲冒頭のカーティスのつぶやき「シスターズ、ニガーズ、ホワイティーズ、ジューズ…」にも痺れる。このノリで熱い社会的メッセージをアピールしながら、カーティスはニューソウル運動を牽引していくわけですな。D1ー5もとってもポップで最高のグルーブチューンです!

FUNKADELIC : FUNKADELIC

●FUNKADELIC / FUNKADELIC (1970)

RABEL : WESTBOUND RECORDS CDSEWM010
PRODUCER : GEORGE CLINTON
MY FAVOLITE TRACK :
T1 MOMMY, WHAT'S A FUNKADELIC?
T2 I BET YOU
T4 I GOT A THING, YOU GOT A THING, EVERYBODY'S GOT A THING

●「オレの魂を舐めてくれるなら、あんたのファンキーエモーションをしゃぶってやるよ」冒頭から思いきりヤラシイ雰囲気で始まる本作は、ファンカデリックの最初のアルバム。ファンク+サイケデリック=ファンカデリック、ハッキリいってドロドロです。コッテリ背アブラタップリで胃もたれ起こします。 つーか濃すぎてノれません。G・クリントンがPファンク軍団のバンド部門としてファンカデリックを作った時は、70年に死ぬジミヘンを意識していた模様。それが故のドロドロってわけね。その後Pファンク軍団はそのファンク様式を完成し、珍妙なヘッポコスペースオペラを描くようになるんだけど、それまでの過渡期であるこの時代は半熟タマゴのとろとろぶりを味わうのがお行儀なのね。

JULIE DRISCOLL, BRIAN AUGER AND THE TRINITY : STREET NOISE

●JULIE DRISCOLL, BRIAN AUGER AND THE TRINITY / STREET NOISE (1969)

RABEL : DISCONFORME DISC1905CD
PRODUCER : GIORGIO GOMELSKY
MY FAVOLITE TRACK :
T6 INDIAN ROPE MAN

●モッズ期UKにも鼻血ブーなグルーブが一杯あるんですよね。その中で一枚といえばまずこれ!ブライアン・オーガーはこの時期最高のオルガンプレイヤー。60年代頭からジャズピアノで活躍してたのが、モッズ~スウィンギンロンドンの時代を迎えてロック化。ブリブリいわすオルガンで昇天!そして心臓破りボーカルがジュリー・ドリスコル。最初はヤードバーズのファンクラブ会長だったかわいい女の子が、ブライアンとの仕事で才能を開花!UKジャズロックのディーヴァとして君臨するのです。とにかく6曲目聴いて下さい。死ぬからマジで。
TOOTS AND THE MAYTALS : FUNKY KINGSTON

●TOOTS AND THE MAYTALS / FUNKY KINGSTON (1973)


RABEL : ISLAND RECORDS
PRODUCER : WARRICK LYN, CHRIS BLACKWELL & DAVE BLOXHAM
MY FAVOLITE TRACK :
T2 POMP AND PRIDE
T7 FUNKY KINGSTON

●トゥーツことフレデリック・トゥーツ・ヒバート。広いレゲエ界の中でも、ここまで血中ソウル濃度の濃い奴はそういないっす。ソウルかつファンキー!もうズルムケむき出し!ジャマイカのオーティス・レディングという異名に偽りなし。特にT7表題曲は僕にとって全レゲエナンバーの中で最高峰!キングストンてこんなにファンキーな街なの?こんなとこ住んでたら身がもたん!T2曲中の「ドレミファソラシド~」というかけ声も、人生脱線させられそうなくらい脳天気でたまらん!


SLY AND THE FAMILY STONE : A WHOLE NEW THING

●SLY AND THE FAMILY STONE / A WHOLE NEW THING (1967)

RABEL : EPIC/SONY RECORDS ESCA7579
PRODUCER : SLY STONE
MY FAVOLITE TRACK :
T3 RUN,RUN,RUN
T4 TURN ME LOOSE
T8 TRIP TO YOUR HEART

●ヒッピー達が群れ集まり、音楽も文学もドラッグもジェンダーもコミコミで新時代の文化を作っていた60年代末サンフランシスコ、そんな空気を目一杯吸いながらラジオDJしてたのが若かりしスライ・ストーン。白人バンドのプロデュースにも首突っ込んでた彼は、黒人R&Bと白人ロックを合体した「全く新しい」音楽のビジョンが最初から見えてたんでしょう。そしてこのデビュー盤をドロップ!ロックともR&Bとも言えない、でもメチャポップな音楽を世に問うたのです。T4とか聴いてて最高に楽しいね!T8はLLクールJがカッコよくサンプルしてました。

THE EVERYDAY PEOPLE : THE EVERYDAY PEOPLE1

●THE EVERYDAY PEOPLE / THE EVERYDAY PEOPLE (1972)

RABEL : RED COACH RECORDS RCL6000
PRODUCER : GENE REDD, Jr.
MY FAVOLITE TRACK :
A1 FUNKY GRANNY
A2 SUPERWOMAN

●スライの名曲「エブリデイピープル」からまんま名前をもらってる8人組のファンクバンド。音の中身も直球でスライのフォロワーっすね。明るく楽しいバブルガムなファンク~R&B!スティービー・ワンダーのカバーとかもしてたりしてます。

BILLY COBHAM : SPECTRUM

●BILLY COBHAM / SPECTRUM (1973)

RABEL : ATLANTIC 7268-2
PRODUCER : WILLIAM E. COBHAM, JR.
MY FAVOLITE TRACK :
T1 QUADRANT 4
T3b TAURIAN MATADOR

●このCDはお店ではフュージョンの棚にあるんだけど、この1曲目、3曲目でフュージョン観がコペルニクス的に転覆。フュージョンなめてた自分に猛省。マジヤバ!超絶テクに裏打ちされたハイスピード&ハイボルテージジャズロック!もう中途半端なロックはキケねえ!これは手数の多さじゃ世界一の超絶ドラマー、ビリー・コブハムの初リーダー作。ジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌオーケストラの常連キャラですが、ソロ作ではファンキー度が五割増しですわ!


THE BAR-KAYS : BLACK ROCK:GOTTA GROOVE

●THE BAR-KAYS / BLACK ROCK/GOTTA GROOVE (1968-1970)

RABEL : STAX SCD-88018-2
PRODUCER : ALLEN JONES
MY FAVOLITE TRACK :
T1 DON'T STOP DANCING (TO THE MUSIC) PART 1
T14 YOU DON'T KNOW LIKE I KNOW
T17 SIX O'CLOCK NEWS REPORT

●バーケイズはそもそもオーティス・レディングのバンドとして結成。が故に67年オーティスが飛行機事故で死んじゃった時、彼と一緒にメンバーの大半が死んでしまったのです。そんで本作は事故直後にバンドの生き残りが作ったもの。だから一曲目からマジ鬼気迫るテンションです。「(事故で仲間が死のうと)オレらはダンスを止めないぜ」つーわけですから。ビートルズからカーティス・メイフィールド、スライにアイザック・ヘイズのカバーとかしてますが、全然あか抜けない南部のファンク、鼻血ブーなブラックロックになってます。


SLY AND THE FAMILY STONE : STAND!

●SLY AND THE FAMILY STONE / STAND! (1969)

RABEL : EPIC RECORDS PE26456
PRODUCER : SLY STONE
MY FAVOLITE TRACK :
A1 STAND!
A3 I WANT TO TAKE YOU HIGHER
B1 EVERYDAY PEOPLE

●ハイヤー!ハイヤー!大合唱!おおマジもってかれるゼ高いとこへ!時代は69年、ラブ&ピース!ファンクでありロックであるこの音楽は人種の垣根を高く飛び越えて古典となった!B1はアレステッドディベロプメントがカバーし、A1はスパイク・リー監督「マルコムX」劇中でトニ!トニ!トニ!がカバーしてた。でも必見なのが本人による「ウッドストック」でのハイヤー!の演奏。サイケ照明にアフロがユサユサ!曲中のかけ声「フンダカダカダカフンダカダフンダ!」は志村けん「だっふんだ!」の元ネタではと常日頃気になっております。

JIMI HENDLIX EXPERIENCE  :  ELECTRIC LADYLAND1

●JIMI HENDLIX EXPERIENCE / ELECTRIC LADYLAND (1968)

RABEL : MCA RECORDS MCD11600
PRODUCER : JIMI HENDLIX
MY FAVORITE TRACK :
T3 CROSSLINE TRAFFIC
T4 VOODOO CHILE
T14 HOUSE BURNING DOWN

●「オレ今年で27なんすよ。もうジミヘンと同い年すよ。」職場の後輩が残業中にポツリとこぼしたセリフである。ジミヘンもジムモリソンもカートコバーンもみんな27才で死にました。人間絶対比べるよね早死の天才と自分を。少年老いやすく学なり難し。あとジミヘンの喪主ってマイルス・デイビスだって知ってました?あのジャズ巨人もジミの天才に惚れてたわけよ!奴の音楽をロックと聴くは解釈が狭い。ロックでありジャズでありR&Bでありファンクでありグルーブである、それがゆえの天才なのです。(全裸のお姉さんいっぱいジャケット盤は持ってませんすいません)
FUNKADELIC : MAGGOT BRAIN

●FUNKADELIC / MAGGOT BRAIN (1971)

RABEL : WESTBOUND RECORDS CDSEWM 002
PRODUCER : GEORGE CLINTON
MY FAVOLITE TRACK :
T5 SUPER STUPID

●とにかく五曲目の「スーパーバカ」超ド級ブラックロック&ハナ血ブー!「俺らがロックしたらこんなもんよ」と言わんばかりの怒濤の攻撃!さすが最強のファンクバンドすね!この「脳ミソウジ虫」はファンカ3枚目のアルバムで、いわゆるファンクマナーなる型が決まってない時代。それだけにジャンルをまたぐ不定形の音楽が出てくるわけ。だからワタクシにとって70~73年って、そういう意味でメチャ重要&注目な時期すね。

SLY AND THE FAMILY STONE  :  LIFEjpg

●SLY AND THE FAMILY STONE / LIFE (1968)

RABEL : LEGACY/EPIC RECORDS EK66423
PRODUCER : SLY STONE
MY FAVOLITE TRACK :
T1 DYNAMITE !
T5 INTO MY OWN THING
T8 LOVE CITY

●スライ・ストーンのこのバンドは、あらゆる意味でジャンル越境的な存在でした!白人黒人混在バンド、そんで男女混合バンド、さらにスライの奥さん白人。この連中の鳴らす音は、ロックとR&Bの異種交配&バブルガムな騒がしさ!この異種交配実験は、次作の「STAND!」で完成するんだけど、ワタクシ的には実験半ば、未知の領域に突き進む60年代末シスコの「時代が変わるぜ」な理想のニオイがたまらない!小沢健二がジャケのロゴをまんまパクってたりしてたっけ。