<2003/06/04>
●職場の若い女の子から、少女マンガ「NANA」矢沢あい作)を借りて読む。普通の女の子奈々ちゃんが、パンクバンドのカリスマ、ナナ(同じ名前なのね) と知り合って、泣いたり笑ったり恋愛したりエッチしたり孕んだりと大忙しになるお話。マジ楽しんで読んでたらワイフに批判された。奈々ちゃんが愚かすぎるからだ。でも青春てそんなもんでしょ。でもナナのバンドの音楽は、想像するにカッコ悪そう。なんかグレイとかガクトっぽいんだモン。


<2003/06/06>
●累積点数で免停になり、手続きのため鮫州自動車試験場へ行く。
●ここの近所の電器屋さんにはCDの激安ワゴンがあって注目なんです。現代フォークの BILLY BRAGG、西海岸G-FUNKの WARREN G、80年代ゴスロックの THE CULT、UKロックの GOMEZ。これらのアルバムがみんな100円。加えて PRINCE の90年代のアルバム、CHERYL LYNNDELFONICS のベスト、IAN DURY のトリビュートものを、それぞれ600円で購入。
●前の免停の時は、PETER GREENAWAY 監督の映画サントラ(MICHAEL NYMAN がやってるやつ)と英 BBC 放送の効果音CDを買った。
●さらに今回はこの電器屋の前に新譜CD屋を新規に発見。Tシャツが沢山。MICK JAGGER BOB MARLEY、PETER TOSH が3人でニコニコしている写真のシャツを購入。夏やね!


<2003/06/07>
●以前 CLASH のベスト2枚組をくれたソニーレコードの女性が、今度は BOB DYLAN のベスト2枚組をくれた。ありがとう!それと映画「ぼくんち」のサントラ(西原理恵子のマンガを阪本順治監督が映画化)も入手。この原作大好きです。話題のバンド、大西ユカリと新世界の曲が収録されているし。


<2003/06/18>
●オフィスに、全然知らないレーベルからサンプルが届いていた。「ECLECTICA」というレーベルで、サンプルは「PEOPLE UNDER THE STAIRS」というLAのヒップホップアーティストのアルバムだった。宣材を読むと、オールドスクール風にこだわるアングラ物ということだ。「オールドスクール風」とは…?むむむ…。そもそもこのレーベルの人、なんで僕のこと知ってるんでしょう?


<2003/06/19>
●今週頭に大きな仕事の山場を乗り越えたので、自分へのごホウビとして、力の限りCDを買った。TEDDY PENDERGRASS、STEPHANIE MILLS、MTUME、SOS BAND といった80年代ソウル物、ブラジル物として BEBEL GILBERT のリミックス、MILES DAVIS「BITCHES BREW」のリマスター盤、JANE BIRKIN のライブ盤、 APHEX TWIN の変名ユニット AFX のシングルと、ダッチトランス SYSTEM F の変名ユニット GOURYELLA のシングル、UKガラージの新星 AUDIO BULLYS、西海岸アングラヒップホップの MISSION、話題のNYガレージパンク YEAH YEAH YEAHS、USハードコア系の MARS VOLTAAT THE DRIVE IN のメンバーの新しいバンド)、WU-TANG の一員 INSPECTAH DECK のソロ、売れ線ものとして SEAN PAUL、80年代ネオアコ PREFAB SPROUT、やはり80年代で THE POP GROUP が分裂した後のバンド PIG BAG、オーガニックソウル系?の LSK、THE SOUL DESTROYERS というソウルバンドのシングル、PULSE PROGRAMMING というエレクトロニカのユニットのアルバム。以上20枚。タワーのポイントが一気にたまりました。

STEPHANIE MILLS


<2003/06/20>
●仕事の必要から SOUTHERN ALL STARS の本を読む。デビュー25周年なんですって、サザンって。僕は桑田圭祐って人大好きなんです。カバーにしろオリジナルにしろ、70年代ロックなど自分のルーツへの愛情がにじみ出ている所が大好き。コンサートの直前、ストーンズJUMPIN' JACK FLASH を熱唱しながらステージへ上がっていくシーンをテレビで見て、この人カッコいいなあと思いました。


<2003/06/21>
●本屋さんで POWER POP のディスクガイドと雑誌スタジオボイスのダブ特集を買いました。僕は音楽専門誌を全く読まないので、こうした情報源は大事にしてます。


<2003/06/22>
●渋谷HMVにてまたまたムダ使い。U2、CURE、BIG COUNTRY と、80年代のイギリスのバンドを中心に購入。おまけに CAKE というアメリカのバンドも買いました。


<2003/06/24>
●ビクターの人が、DRAGON ASH のシングルをくれました。安定したカッコよさ。一緒に収録されてる既存曲のリミックスこそが上品な仕上がりでグー。リミキサーは FPM 田中氏と RAM JAM WORLD 朝本氏と DRY & HEAVY


<2003/06/29>
デラソウルの着メロを鳴らしている職場の後輩が、見知らぬ日本語ヒップホップを聞いていた。FREGRANCE という三多摩地区で活動しているアーティストだという。サマーランドを背景にヤンキーを大勢従えて撮影されたジャケが、闇雲で無意味に過剰な男気を出しまくり。大錯誤のようでこれが東京サバービアのリアルってわけよ。


<2003/06/30>
●仕事で久しぶりに中野の中野ブロードウェイに行った。前から比べるとずいぶんとフィギュア屋さんが増えたなあ。そんでついでにまた買い物をした。まんだらけのフロアにある中古CD屋さんの300円コーナーからディグしたものは、HIP HOPモノで POOR RIGHTEOUS TEACHERS、80年代UKの JULIAN COPE、90年代の PULP、POP WILL EAT ITSELF の4枚です。

POOR RIGHTEOUS TEACHERS

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A CERTAIN RATIO : EARLY

●A CERTAIN RATIO / EARLY (1978-1985)


RABEL : SOUL JAZZ RECORDS SJR CD60
PRODUCER :
MY FAVOLITE TRACK :
D1-1 DO THE DU
D1-2 FLIGHT

●80年代ニューウェーブ期って、ファンクやレゲエをロックがどう吸収するかが問題だったのね。多くの人々がこの新黒人音楽を大錯覚しながらヘンテコ音楽をせっせと作ってた。21世紀のリスナーである僕らはその畸形ぶりを爆笑しながら聴けばいいんだけど、このバンドに関してはそうはいかない。時空をひん曲げたのか25年前と思えぬほど猛烈に現代的&クラブ的!密度濃いリズムにうねるベース!独自のダンス解釈は90年代マッドチェスターを先取り&それ以上。おまけに暗い。歌詞ないし。ファンクの中から暗黒面だけ抽出した曲調は連中の性格の極悪さを物語る?ラテンを導入し陽気を装ってるのがむしろ不気味です。

ASTOR PIAZZOLLA QUINTETO : CONCIERTO EN EL PHILHARMONIC HALL DE NUEVA YORK

●ASTOR PIAZZOLLA QUINTETO / CONCIERTO EN EL PHILHARMONIC HALL DE NUEVA YORK (1965)

RABEL : POLYDOR K.K. POCP-1248
PRODUCER : NO CREDIT
MY FAVOLITE TRACK :
T1 TANGO DIABLO
T5 MAL DEL RLATA 70

●一曲目の曲名が「悪魔のタンゴ」。闇を切り裂くカミソリの緊張感。鋭利すぎて気付かなかったけど耳が切り落とされてて血がベットリみたいな音像。バンドネオンやバイオリンの音が刺さる。僕はタンゴなんて1ミリも知らない門外漢だが、そんな僕にも凄みが伝わってきます。本作はタンゴの大巨人アストル・ピアソラのNYライブ。アルゼンチン音楽の伝統とか革新とかはこの際どうでもよし。ひんやりとした空間の中で、時に激しく時に静かに、動と静を往復する佇まいが、能の美学とかを連想させてくれて、一時期聴きまくってました。ピアソラのCDタイトルって「天使の死」とか「タンゴ:ゼロアワー」とかこれまたいちいち詩的でカッコいい。早くピアソラが似合う大人になりたいです。

KARAKAN, ERCI E. AND DA CRIME POSSE : CARTEL

●KARAKAN, ERCI E. AND DA CRIME POSSE / CARTEL (1995)

RABEL : SPYCE / MERCURY RECORDS GMBH, HAMBURG 526 974-2
PRODUCER : KARAKAN, ERCI E. AND DA CRIME POSSE
MY FAVOLITE TRACK :
T1 CARTEL
T4 HANI BANA PARA
T9 POSSE ATTACK

●フィンランドのCD屋で発見した逸品。最初買った時はレーベルがドイツだしドイツのヒップホップだと思ってた。ところがどう聴いてもドイツ語っぽくねーなと内ジャケ見たら、なんとトルコ人。トルコのヒップホップだったのよ。イスラム風民族音楽サンプル満載、聴きなじみない言語のラップ、BPM速めの疾走感と、本当にユニーク!それでいて絶妙マイクリレーに「Bボーイ」とか「DJ」とか世界共通のコール&レスポンス大合唱など、ヒップホップの成立要件100%満たしてる。スゲえイカス!やった大発見じゃん!これは複数のユニットが集まって一つのクルーとしてリリースしたアルバムみたい。だから「カルテル」なんですね。
ESG : A SOUTH BRONX STORY

●ESG / A SOUTH BRONX STORY (2000)

RABEL : UNIVERSAL SOUND / SOUL JAZZ RECORDS USCD-10
PRODUCER :
MY FAVOLITE TRACK :
T7 MY LOVE FOR YOU
T10 PARKING LOT BLUES

●ベースとドラムが同じリフをくり返すだけ。しかも下手。時々申し訳程度のギターとコーラス。粗末。なんも起こらん。80年代ニューウェーブに衝撃を与えたコールドファンクの傑作と評価されてるのがそのまま衝撃。なぜこんなのが歴史に残るの?全然おもろないジャン!と第一印象では思いました。でも人間の耳というモノは本当に不思議で、時にそんな代物に強烈にドライブされてしまうこともあるのです。ファンクを構成する最低要素、ファンク元素がこのベースとドラムの粗末なリフにあるんか?本作は80年代当時音源の編集盤なんだけど、2002年に新譜まで出しよった。しかも一ミリも進歩しない芸風のままで。

2003.06.08 OUTSIDE / OUTSIDE

OUTSIDE : OUTSIDE

●OUTSIDE / OUTSIDE (1993)

RABEL : DORADO / JAZZ NOT JAZZ RECORDS /AVEX D.D. AVCD-11150
PRODUCER : MATT COOPER
MY FAVOLITE TRACK :
T4 RUFFNECK RADIO

●90年代初頭はアシッドジャズの時代でした。カビ臭かった「ジャズ」って言葉が突然カッコいい言葉になって、少しでもオシャレなら何でもジャズってことになった。ジャズ安売り。ジャズデフレ経済。でもお気に入りの音楽はありました。アシッドジャズなB級レーベル、ドレイドの看板アーティストがこちらアウトサイド。ジャケで飛んでる少年マット・クーパー(当時20歳)の自作自演自主制作オレユニットのデビュー作がこれなんです。若いくせにグッと落ち着いた基調で安心して聴ける、丁寧なジャズフュージョン。スキャット混じりでピアノを優雅に鳴らす4曲目を聞くと、あの時代の雰囲気が蘇ってきます。

2003.06.07 SUBLIME / SUBLIME

SUBLIME : SUBLIME

●SUBLIME / SUBLIME (1996)


RABEL : GASOLINE ALLEY / MCA GASD-11413
PRODUCER : PAUL LEARY AND DAVID KAHNE
MY FAVOLITE TRACK :
T2 WHAT I GOT
T3 WRONG WAY

●ヘヴィロックやハードコアのコーナーにあるから長い間誤解してました!晴れた日曜日に似合うピースな音楽じゃないですか!パンク経由だけど真っ当にレゲエ/ダブを意識した、LAの底抜けに青い空が見えてくるリラックスしたヴァイブ。でもパンクやミクスチャーから逸脱する音楽性ゆえ、ユニーク過ぎて不遇だった時期も長かったんですって。そして結成から苦節9年やっとのメジャー盤が本作なんだけど、この発売直前にボーカルのブラッド・ノウェルがオーバードーズで急死。皮肉にも本人不在で大ブレイクしちゃう。人生って難しいね。残されたバンドはその後ロングビーチ・ダブ・オールスターズを結成、今もなお頑張ってます。


MARCELO D2 : EU TIRO E ONDA

●MARCELO D2 / EU TIRO E ONDA (1998)


RABEL : SONY MUSIC MANAUS / CHAOS 789.144/2-492073
PRODUCER : RODRIGO NUT'S AND ZE GONZALES
MY FAVOLITE TRACK :
T3 EU TIRO E ON
T6 SAMBA DE PRIMEIRA

●ヒップホップというフォーマットは世界全土に普及しまくって、もはや音楽のグローバルスタンダートになってしまった。その世界基準をいかに己のリアルに落とし込むかがスリルになる。グローバルであると同時にローカルな説得力。そんな傑作を地球の裏側に発見。本作はブラジルのミクスチャーバンド、プラネットヘンプのMC、マルセロD2(デートイスと読むらしい)のソロ。ポル語が世界一音楽的な言語といわれる所以が納得できる、流麗で洒脱なフロウに男汁満載の美意識がギラギラ。そんでトラックにはサンバの匂い。サウダージとヒップホップの邂逅。インタールードにある日本人女子のコメントも、ユルくてエロくて良し。