<2004/04/03 (SAT)>

●昨日は市ヶ谷で花見。そして神楽坂。
●両国・江戸東京博物館にフリーライブを見に行く。お目当てはシンガーソングライター辻香織。まだ23歳の可愛い女の子、アイドルのような甘ったるい声で70年代フォークを歌う。高田渡「コーヒーブルース」をカバーするという渋いセンスと、アイドルボイスのギャップがヤバい。今度、京都・イイダコーヒーという老舗喫茶店でライブするそうだ。


<2004/04/05 (MON)>

●久しぶりの試写会。映画「CASSHERN」宇多田ヒカルのダンナさん、紀里谷和明さんが監督、撮影、編集を全部こなして作った気合いの映像。まさしく気合いです。美術もコリ過ぎ。編集で効果かけ過ぎ。ありとあらゆるヤリ過ぎが、塗り込められている作品です。ただストーリーに対するヤリ過ぎだけは馴染めなかった。でかすぎるテーマを持て余してるような。ロボット部隊との戦闘がカッコよかったっす。
●主題歌である宇多田の新曲「誰かの願いが叶うころ」もイイ曲っすね。僕は宇多田大肯定。年齢に釣り合わない表現力の大きさは毎回ビックリさせられる。ベストも売れてるね。でも全部持ってるからいらない。
●HMV数寄屋橋でCD11枚購入。SOUL JAZZ RECORDSBBE からリリースされているアルバムでまだ持ってなかったやつをまとめて買う。そして昨今シーンを賑わせているネオガレージなバンド、THE STROKESTHE VINES を買う。このヘン聴くの初めてなんだよね。
安彦良和「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」6巻も買って読む。ランバ・ラル戦死。


<2004/04/09 (FRI)>

橋本五郎監修「新日本語の現場」を読む。外来語の侵略を憂れいてみる。
「美術手帖」4月号『最新アーティスト100人- VERY NEW ART 2004-』も読む。グローバリズムの世間の中で芸術家はなにすりゃいいのでしょう?
●仕事がうまく進まない。ストレスなのか胃が痛む。


<2004/04/11 (SUN)>

●昨日~今日にかけて長崎出張。有望株ロックバンド THE イナズマ戦隊の九州ツアー最後のライブを見に行く。ルックスはカッコ悪いのに、ライブはカッコいい!ボーカル丈哉くんの熱いMCに女の子感涙してた!RC SUCCESSION とかウルフルズとかを連想させる熱さ!聴くものの心を揺さぶる熱い励ましのメッセージ。メンバー全員とてもイイ奴等!
●東京帰ってきて、そのまま下北沢 GARAGE へ。ビクターの新人バンド SPORTS のライブを見る。シューゲイザー。初期の RIDE みたい。ベースの女の子がうまい!ギターの音がデカければデカいほど、リズム隊が強くなければならない。グルーヴがあってこその煙幕ノイズギター。これシューゲイザーの鉄則。
●下北に気になるTシャツ屋さん発見。CUNE というお店。ブランドの名前でもあるらしい。かなり脱臼感覚なデザインに感服。夜はお店がそのままバーになるという。


<2004/04/13 (TUE)>

●徹夜明けなのに数々の打合せでゲッソリ。
●下北沢DORAMAの激安棚でCD23枚購入。 一枚380円以下なので8000円の買物。90年代初頭のR&B、ちょいと NEW JACK SWING なやつをたくさん購入。80年代ものも結構買ったです。ずっと見つからなかった CURIOSITY KILLED THE CAT のファーストアルバムやっと発見しました。うれしい!
●新譜検査。KOKIA って女の子シンガーの「SO MUCH LOVE FOR YOU」。こりゃイケる。ポップで楽しく展開するメロディ。注目。
●それと TOMMY FEBRARY6 も聴いてみた。80年代すぎる。押しよせる既視感!ここまでやれば立派だわ。
●なぜか中谷美紀のCDまで聴いてみた。全部教授坂本龍一のプロデュースなんだよね。教授のサイドワークと思って聴きました。


<2004/04/14 (WED)>

澤田隆治「笑いを作る~上方芸能笑いの放送史」を読む。著者は60年代の大人気コメディ番組「てなもんや三度笠」を作り、「花王名人劇場」で80年代マンザイブームを準備した、テレビの歴史における生きた伝説。しかも大阪演芸史研究の第一人者でもある。この澤田氏が戦前~戦後~80年代までのお笑いの歴史を体験談を交えて語り尽くしたのがこの本。「裸の大将放浪記」「新婚さんいらっしゃい」もこの人が仕掛けたんだって。ラジオ成熟期~テレビ黎明期の熱気がビシビシ伝 わる。花菱アチャコ/横山エンタツ/中田ダイマル・ラケット/森光子/ミヤコ蝶々・南都雄二/藤田まこと/白木みのる/横山やすし・西川きよし…。 1970年「ヤングおー!おー!」桂三枝/ 笑福亭仁鶴)という番組で初めて「ヤング層」という世代が意識され始めたという話。それ以前には「ヤング」は存在してなかったのね
ASIAN KUNG-FU GENERATION を聴く。サンボマスターの方がカッコイイかな?曲のタイトルだけみるとナンバーガールみたい。


<2004/04/17 (SAT)>

●渋谷タワーレコードに THE イナズマ戦隊のミニライブを見に行く。入れ込んでますイナ戦に。ブレイクしてほしいなあ。あの直球の詞に涙が出てくる。
●沖縄ものをまとめてチェック。もはや貫禄のオレンジレンジ。ミクスチャーだね。新進気鋭は D-51ケミストリー風の二人組。ダンスするには腰がまだ甘い音楽でした。注目は、下地勇「ミャークフツ」つまり宮古島方言でブルースを歌う男。完全に外国語。宮古島の言葉は難易度が高すぎて沖縄本島の人ですら意味が全くわからないらしい。こりゃ新鮮に聴こえた。
●その他のサンプル。スムルース。いいギターバンドじゃないの!syrup16g。これは気負いスギな感じ。
芦屋雁之助追悼!「裸の大将放浪記」第一回を観る。この肥満体を維持するために糖尿病治療を拒否したという役者根性に尊敬。寿命を削ってやる仕事ってモンがある。
QUENTIN TARANTINO のDVD「KILL BILL VOL.1」を観る。ていうか戦闘シーンだけの映画だったのね。栗山千明 A.K.A.ゴーゴー夕張イケてるね。タランティーノ「スケ番刑事」まで観ているんだね。


<2004/04/18 (SUN)>

●今日は家族サービスのため、立川・昭和記念公園に行く。そもそも昭和のナニを記念しているのか?その割には平成16年にもなっているのにまだ造成中のエリアがある。そんな疑問はおいといて、広大な園内を息子と娘とともに歩く。息子ノマドはヘタレなのでスベリ台が怖い。おっかなびっくりオシリから滑る。まだ2歳だからしょうがないか。
●その後国立の実家に行くと、20年前に僕が遊んだチョロQコレクションが発掘されていた。20年の時を超え息子ノマドに授けられたチョロQ。水陸両用チョロQや四輪それぞれタイヤの色が違うハデハデチョロQ、第2次大戦の戦車チョロQ、10円玉じゃなくて1円玉でウイリーするチビチビチョロQ…。大切に遊んでね、ノマドはすぐタイヤをむしるからな。
●実家から発掘されたのは、おもちゃだけじゃなかった。高校~大学生の頃にせっせとダビングしてたカセット音源まで見つかる。ほとんどCDで買い直してるんだけど、もう入手のできないヤツもあって感動。音楽評論家田口史人さんが主宰する OZ DISC の初期サンプラーとか絶対手に入らないもんね。あとビクターが10年くらい前に出してた新人アーティストのオムニバスCD「DANCE 2 NOISE」のシリーズもカセットで発見。これもありそうで見つからない。でもあの KRUSH POSSE とか収録してんのよ!あとは MAJOR FORCE LOVE T.K.O. のアルバムとか、キミドリとか、BO GUMBOS のライブアルバムとか。収穫!
●ドライブのBGMは、ELVIS COSTELLO「SPIKE」。89年のコステロ。YVETTE MICHEL「MY DREAM」FUNKMASTER FLEX が制作に入ったヒップホップソウル。地味だけどしっかりできてます。DAZ & KURUPT「GREATEST HITS (THE DPG ERA)」。西海岸G-FUNKの重要ユニット THA DOGG POUND の片割れ DAZ DILLINGER が立ち上げたレーベル、DPG RECORDZ のベストです。ウェッサイ!ファンクです。DRAGON ASH「HARVEST REMIXES」DRY & HEAVYPULSE PROGRAMMING が手掛けたDUBミックスが聴き所。原曲の面影ないし。
●会社で拾ったコンピ「横浜幻想」に感動。横浜にちなんだ歌謡曲を集めてるんだけど、この中の泰葉「フライディ・チャイナタウン」渡辺真知子「港スコープ」にヤラれた。80年代フュージョン、つまりクロスオーバー、そこはかとなくソウル、なんとなくクリスタル、80年代の底力。この辺研究しようかな。80年代J-POP。コンピ「大阪ソウルバラード」もけっこうイケた。

「横浜幻想」


<2004/04/19 (MON)>

●新橋ってホームレスのおっちゃん多いなあ。ホントに常駐じゃん。毎朝同じおっちゃん見てると、観察日記つけたくなる。いつかは我が身かも。むむ。
●そんな通勤のBGMは MONICA「THE BOY IS MINE」。オーセンティックな 90'S R&Bです。時にはこんなのも聴いてみたかった。もう一枚は、LOVE T.K.O. の 91年のシングル「THE 1ST KISS」。これ100円で買いました。うわ掘り出し物! 日本のヒップホップ黎明期を切り開いた MAJOR FORCE の音源は大事に聴きたいね。


<2004/04/21 (WED)>

●渋谷O-WESTに、スキマスイッチのライブを見に行く。最近こういう仕事多くなってきたな。丁寧なポップスを作る二人組のこのユニット、vo.大橋の甘い声が女子に人気のようだけど、アレンジで主導権を持つ相方key.常田の男っぽいピアノ裁きも大きなポイント。本人的には「男鍵盤」というらしい。そして常田のアフロ頭もポイント。
●サンプル三昧。大阪・和泉市の現役高校生4人組 HUNGRY DAYS。音楽的にはいわゆる青春パンク以外の何ものでもないが、田舎の悪ガキそのままで好感が持てる。ビッグバンドを背負ってオシャレ歌謡を歌うシンガー奥村愛子。今後のシングルはちょっとだけスパイ大作戦風。コーラスグループ BABY BOO。DVD「FOREVER」ではメランコリックなラブソングをアカペラで歌う。地味だけどサビに入って行く所がいい。
●自分の趣味音源もきちんと聴きたいよね。KELIS「TASTY」。制作に THE NEPTUNESDALLAS AUSTIN が関わって、21世紀型のミュータントファンクを展開。いい!JANET KAY と並び日本で人気のラヴァーズロックシンガー PAM HALL のファーストアルバムも発見。しかも100円。

KELIS「TASTY」


<2004/04/22 (THU)>

●マンガいいの見つけちゃったよ。宇仁田ゆみ「スキマスキ」。チャーミングで不思議な女の子と、それに翻弄されるバカな男。いつだって男は鈍感でマヌケで、女はいつも一枚上手。クッキリした輪郭線がポップで可愛い。女の子が可愛い!そしてやっと出ました福本伸行「最強伝説黒沢」第3巻。目下ひたすらダメ人間の黒沢、撲殺寸前で下半身裸。
●音楽系書籍も購入しました。THE DIG PRESENTS DISC GUIDE SERIES 「AMERICAN HARD ROCK」「JAPANESE CITY POP」「TECHNO POP」「UK PROGRESSIVE ROCK」をまとめ買い。このシリーズマニアックだけどホント勉強になる。
●カッコイイサンプル見つけました。野狐禅「自殺志願者が線路に飛び込むスピード」。これは男臭い。スタイルとしては弾き語り、でも猛烈に男臭い。野狐禅の作品はどれもいける。もっと聴かれるべき!
●汐留~築地のあたりにあるおいしいラーメン屋さんにいく。「ラーメン勇」。塩ラーメンのつゆが驚くほど透明。

宇仁田ゆみ「スキマスキ」
野狐禅「自殺志願者が線路に飛び込むスピード」


<2004/04/24 (SAT)>

●渋谷 CLUB QUATTRO にて松山のロックバンドジャパハリネットのライブを見る。お客をアオるのがうまいね。馬力もスゴイ。単純に楽しかったです。
●マンガまた買っちゃった。水野純子「ファンシージゴロ ペロ」第2巻。宇宙から来たファンシーな生き物、ペロの七転八倒恋人探し。そしてやまじえびね「LOVE MY LIFE」。レズビアンの生活をさわやかに描く。これは注目。
SOUL JAZZ RECORDS の新譜を発見。お馴染みの STUDIO ONE シリーズの最新作、「STUDIO ONE SKA !」「STUDIO ONE DUB !」と、80年代NEW WAVE FUNK のバンド、KONK のベスト。KONK!渋い!こんなのオリジナル見つからないよ、メチャ貴重。即買いです。
●テレビドラマ「TWIN PEAKS」のテーマを歌った JULEE CLUISE のアルバムを聴く。これも安かったね100円だよ。プロデュースは DAVID LYNCH 監督本人。霧に煙る神秘的なエコー空間は聴きやすいと思いきや、予想を裏切るアレンジに油断ができない。ひっそりと濃い毒。

KONK「THE SOUND OF KONK」

JULEE CLUISE「FLOATING INTO THE NIGHT」

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