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2006.06.18 2006/06/18 (SUN)

●夕方までどっぷり昼寝して、夕方は雨上がりの下北沢を散歩。宇多田ヒカルのCDを買いに行ったつもりが、買ったのは SONIC YOUTH の新譜。VILLAGE VANGUARD では NATIONAL GEOGRAPHIC のビジュアル本を買う。いつものアイス屋さんで家族分のヨーグルトアイスを買って日本代表を応援しよう。

●マンガ生活。二ノ宮知子「のだめカンタービレ」15巻。こっちが心配でハラハラするようなキャラのくせして、実は自分でスイスイやれちゃうヤツっているよね。のだめガンバレ。ボクも頑張るから。

●読書。BOUNCE BOOK「DANCEHALL REGGAE STANDARDS」。TOWER RECORDS のフリーペーパー「BOUNCE」からシリーズで出てるディスクガイド本、これいいですわ。「BOUNCE」はなにげに日本最高部数を誇る音楽誌だし、ぼくも雑誌はコレしかチェックしない。今回は80年代中盤以降のダンスホールの歴史を分かりやすく解説してて勉強になる。リディムの解説とかホント役立つ。

●タレント本「甲斐麻美 - 19」。「魔法戦隊マジレンジャー」マジブルー小津麗役で個人的に大注目の麻美ちゃん19歳のフォトエッセイ。熊本出身、まだあか抜けません。今後このタフな芸能界ゲームをどうサヴァイヴするのかわかりませんが、頑張ってください。

「甲斐麻美 - 19」「甲斐麻美 - 19」


●今日のBGMはブラジル。SOUL JAZZ RECORDS のコンピ「TROPICALIA」。1968年のブラジルに勃発した音楽運動トロピカリズモに注目。サイケだね。
●そして XANGAI「QUE QUI TU TEM CANARIO」。81年のMPB。カナリアのさえずりのように繊細だけど、グッとくるグルーヴ。でインドの意匠が入っててややサイケ。
●次の音源はコンピ「INDICA BRAZILICA - THE VERY BEST BRAZILIAN BEATS AND ASIAN FLAVAS」。最近のブラジル+アジア風クラブミュージックを集めてます。ブラジルとインドは相性がいいのか。
●そんで最後はバイレファンキ。イタリアの雑誌「COLORS」が編んだコンピ「RIO FUNK」。最新のリオ発ゲットーミュージック。超大味なエレクトロトラックにルードな歌唱。キョーレツ。
「COLORS」は世界のローカルミュージックをコンピで紹介してる。中央アジアのポップスとか北欧ジャズとか中南米のクンビアとか。

「RIO FUNK」


MATISYAHU「YOUTH」。こりゃ変わり種だ、バリバリのユダヤ教徒がレゲエをやるという。長いヒゲと暑苦しい黒装束、伝統的なユダヤ教徒の衣装でレゲエをがなる。でもラスタの教えも聖書がベースになっているのだから、ユダヤ教ともつながってるといえなくもない。音もわりとかっこいいよ。

●UKの最新ダンスミュージック、GRIME のシーンを紹介するコンピ「RUN THE ROAD」。こりゃまたスゴい音楽だね。バランスの悪い電子音中心のトラック、そして高速ラップ。密度と速度が強烈な疾走感を生む。たしかにベースは HIPHOP だろうが、進化しすぎて別の音楽になってる。WILEY、KANO などCDアルバム単位ではよくわからんアーティストの正体がつかめてうれしい。

「RUN THE ROAD」

●80年代のファンクバンド MAZE FEATURING FRANKIE BEVERLY のベスト「GREATEST SLOW JAMS」。ファンクバンドには珍しいコスミックなスケール感がユニーク。ゆったりとしたグルーヴに身をまかせる。でも金太郎アメのようにどの曲も同じに聴こえる。

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