2007.03.27 2007/03/27(TUE)


●息子ノマドは、インフルエンザを通り越して別の感染症にかかってるようだ。5日間も高熱が治まらないのはおかしい。完全に幼児退行してフガフガ不機嫌で常にメソメソしている。ワイフも看病の過労が祟ったか熱を出してダウン。ボクも行きつけの呼吸器科へ通院。しかし娘ヒヨコだけは楽々とインフルエンザを克服、春休みのプール教室に堂々参加してその逞しさを見せつけた。

NHKのドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル」を観てショックを受ける。今回の取材対象は、スタジオジブリ・宮崎駿。去年の「ゲド戦記」公開前から、監督にNHKのディレクターがびったり密着取材をしているという噂は聞いていた。その取材の成果がとうとう放送されたのだ。来年夏公開といわれる彼の新作「崖の上のポニョ」の制作に取りかからんとする宮崎監督の生活。取材嫌いどころか、自らの映像すら使用されることを厭うほどの監督が、アトリエで絵を描き葛藤する様子をカメラの前に見せる。新作の構想にのめり込むほどに不機嫌になっていく監督に、怒鳴られながらも食い入るディレクター氏の努力根性を素朴に尊敬する。というか悔しいほどだ。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」http://www.nhk.or.jp/professional/

宮崎駿氏の作品作りとして挙げられたフレーズ。「風呂敷を広げること」。この程度なら風呂敷も包み易かろうと物事をまとめてしまう誘惑、妥協と戦う! 限界まで大風呂敷を広げて、スケールをどんどんデカくする。66歳にして全力で前人未到領域へ飛ぼうとする気概。驚異的です。時間、効率、カネ、ヒト、そしてなによりも自分の力量を「この辺でよかろう」と区切る瞬間。そんな妥協に甘んじてきた自分の仕事ぶりが恥ずかしい。しかもカラダを壊して足踏みしているこの体たらく。くそったれ! 本当にショックを受ける。
スタジオジブリhttp://www.ghibli.jp/

読書。

森井ユカ「ポストオフィスマニア」

森井ユカ「ポストオフィスマニア」。世界中のスーパーマーケットを巡って、安価だけどカラフルでチャーミングな雑貨を探して集めた本「スーパーマーケットマニア」が猛烈に可愛らしくて感動しまくってたので、そのシリーズの続編は本屋で見つけて即買いしてしまった。今度はヨーロッパの郵便局を巡ってカワイい雑貨を探してます。とるに足らない些細なモノへの愛のこもった眼差し。価値の新しい読込みで新しい美学の体系を見出す。こういう冒険旅行、憧れます。

今日のソウルミュージック。

DON COVAY「SEE-SAW」

DON COVAY「SEE-SAW」1966年。シンガーとしては声に太さはないけど、チャーミングで覚えやすいR&Bが陽気。「スキスキスキスキスキスキスキスー!」とか「ライカシーソー!」とか、コンパクトに大ハシャギできる楽しいフレーズがイイね!

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2007.03.26 2007/03/26(MON)
●汚いスタッフルームを掃除させたところ、ロッカーの奥底から80年代のCDがたくさん発掘された。普通の人間にはゴミ同然だが、ボクにとっては貴重な物件である。ということで、重いなあと思いつつも持って帰ってきてしまった。
●がステレオで鳴らせば、やはり煮ても焼いても食えぬ80年代産業ロック。グッとこらえて拝聴する。一体何のために我慢するのか自分でも全く分からないが、目の前にCDはあるのだからとにかく聴くのだ。

BON JOVI「SLIPPERY WHEN WET」

BON JOVI「SLIPPERY WHEN WET」1986年。
●来た来たいきなりボンジョヴィだよ。ボンジョヴィの全盛期ですわ。邦題「ワイルド・イン・ザ・ストリート」。ヒット曲「LIVIN' ON A PRAYER」「WILD IN THE STREETS」収録。「YOU GIVE LOVE A BAD NAME」を最近のスクリーモバンド ATREYU がカバーしてたぞ。巡り巡ってこの辺も再評価される時代か。当時から明るいイメージだったけど、21世紀の今でも健全ロッカーとしてまだ生き残っているのだから立派です。

MOTLEY CRUE「GIRLS, GIRLS,GIRLS」

MOTLEY CRUE「GIRLS, GIRLS,GIRLS」1987年。
●一転してこちらは素行不良で悪名高いバンド。ヘロイン中毒でツアーをキャンセルしたり飲酒運転事故で同乗者が死んだりとデタラメし放題。ドラムセットを宙吊りにして上下逆さまになりながらプレイするなどのバカ伝説も。ボク個人としては次作「DR. FEELGOOD」1989年の方がリアルタイムで、これは初めて聴く。むーでもヘヴィメタルだしなあ、苦手だなあ。

DEF LEPPARD「HYSTERIA」

DEF LEPPARD「HYSTERIA」1987年。
●まさかボクがデフレパードを聴くことになろうとは…。断っておきますが、ボクはハードロックが苦手なのです。実はこのアルバム、制作途中にドラマーが交通事故で片腕を失うという悲劇が起こる。しかしバンドは彼を見捨てることなく、隻腕対応型特殊ドラムを駆使して見事ライブ復帰を果たしたという。ああ美談。でこれが1600万枚売れたというのだからスゴい。87年はヘヴィメタルにとっていかに特別な年であったか、痛み知ります。

AEROSMITH「PERMANENT VACATION」

AEROSMITH「PERMANENT VACATION」1987年。
●デビューは73年、前述のバンドとは一線を画す大先輩格エアロスミス。なんか聴き比べると他のバンドと全然違うぞ? カッコいい! 以前から普通に聴けると思ってたけど、実はホントにスゴいバンドだったのか! MICK JAGGER より口がデカイ男 STEVEN TYLER の声が恐ろしくファンキーだ! JOE PERRY のギターに溶け込んだブルース感覚が実はバンドの音楽をスゴくジューシーにしてる! ホーンもリズムも分厚くてねちっこい! 個人的なリアルタイム感覚では、次作「PUMP」1989年の方が馴染みがありますが、こっちの方がイイかも。名バラード「ANGEL」収録。しょうがない、このバンドの70年代音源もチェックすることにしようか。

ASIA「ASIA」

ASIA「ASIA」1982年。
邦題「詠時感~時へのロマン~」微妙なタイトル…。このエイジアというバンドは、YES、KING CRIMSON、EL&P、UK といった70年代プログレッシブロックのメンバーが集まって作ったもの。ハードロックじゃありません。かといってプログレにありがちな小難しい表現は全くなく、拍子抜けするほどサッパリした音楽。80年代らしく透明感が印象的。しいて言えばキーボードにプログレっぽい癖があるかな。ヒット曲「THE HEAT OF THE MOMENT」収録。ジャケもニューエイジっぽくて個性的。

ジェイポップ研究。

Mr. CHILDREN「HOME」
Mr. CHILDREN「HOME」2007年。寸分ものスキも見せない完璧なプロダクションで孤高の道を進むジェイポップの帝王バンド。アルバムテーマ・家族を端的に具象化したジャケもチャーミングで、それだけで目が覚める。ドラマ「14才の母」を高視聴率番組へ誘った主題歌「しるし」は相変わらず荘厳なバラードだし、躍動感あふれる高機動メロディ「箒星」も聴き飽きることがない。メロディメイカー桜井和寿は円熟味を増しながらまだまだ進化を続けている。

●自分のホントの趣味とはカンケイのない音楽をこんなにムキになりながら聴いて何になるのか?ホントに訳が分からない。

2007.03.25 2007/03/25(SUN)
息子ノマドがインフルエンザを発症。
●40度を超える熱を出してぜんそく発作まで起こしている。話題のタミフルを飲んで持ち直したと思ったのに、夜中になって咳が止まらなくなってしまった。可哀想に咳のしすぎでノドが切れたのか、タンに血が混じっている。ワイフはノマドを連れてタクシーで救急外来へ。
●ボクは娘ヒヨコと留守番である。ヒヨコも感染発症は時間の問題だろう。ていうか検温してみたら既に体温は38度を超えてるじゃん! でもなぜかヒヨコ本人はケロッと元気で楽しくゴハンを食べて気持ちよく就寝した。ヒヨコは逞しいな。

今週金曜日は年度末の歓送迎会。
●ウチの職場は150人を超える大所帯だし地方系列担当者も入れると300人近くになってしまう。なので抜ける人も入ってくる人も大勢いて大変である。4月から新スタッフ11人を採用。中途新卒色々だが11人増強とは豪気なモンだ。ちょっとした企業並みじゃないか。それでも慢性的に人不足なんだから困ってしまう。
●去って行くスタッフには、これからのキャリアを大事にしてもらいたいと思う。経験を積んだスタッフが抜けていくのは組織にとって非常に痛手だが、前向きな動機で出て行こうという者をボクは引き止めない。
●地方系列担当者で今回チームを離れる人は皆非常に優秀なスタッフばかり。随分とお世話になったし、勉強もさせてもらった。二次会は深い時間まで続いた。家に着いたのは5時頃だったろうか。カラダを壊してから夜出歩くのは初めてだが、この日のために今週はコンディションを整えてきたつもりだから、キチンと持ちこたえることができた。
●ただし、ホントにくたびれたのか、土曜日曜はカラダに力が入らない。クスリの副作用? ちょっとうつ気味。全く動けないタダのロクデナシ。

読書。
荒木経惟「すべての女は美しい」。天才アラーキーが女性と写真を語る。女性の多様な美しさをそのまま愛す。勢いのある下町口調は支離滅裂のようで明快なテンポと説得力がある。女は30代からが本番!
塩野七生「ローマ人の物語 賢帝の世紀」下巻。ローマ帝国全盛期、ハドリアヌスとアントニヌス・ピウスの治世。

すべての女は美しい すべての女は美しい
荒木 経惟 (2006/09)
大和書房

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ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫) ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)
塩野 七生 (2006/08)
新潮社

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ジェイポップ研究。
●今日はちとユニークで時に笑っちゃうアーティストを中心に。

オールタイム・ベストアルバム 筋肉少女帯 復活究極ベスト“大公式” オールタイム・ベストアルバム 筋肉少女帯 復活究極ベスト“大公式”
筋肉少女帯 (2007/03/14)
トイズファクトリー

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筋肉少女帯「復活究極ベスト 大公式」1987~98年のベスト。
●珍妙なバンドを数々輩出した80年代末のバンドブームの中でも、一際異彩を放っていたこのバンドがボクは大好きでした。「呪いの館には行っちゃいけねえ!マタンゴ!マタンゴ!」「日本を印度にしてしまえ!」「俺は高木ブーだ!」江戸川乱歩風の猟奇趣味とどこまでマジかわからないギャグを、ヘヴィメタルで武装して叫び散らしていた大槻ケンヂ。一見トンマなメッセージは、ただ一人のダメ人間として一般世界への違和感と決着をつけるために、もがきあがく様だった。彼の歌に「ああダメ人間でもなんとか生きていける」と随分勇気づけられたものだ。

ぶっ生き返す ぶっ生き返す
マキシマム ザ ホルモン (2007/03/14)
バップ

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マキシマム ザ ホルモン「ぶっ生き返す」2007年。
●このバンドもとてもユニークで痛快。ジャケがいつも漫☆画太郎ってトコロ(今回は裏ジャケ)ですでにバカ丸出しぶりが予想できる。強靭な足腰から繰り出される高速高カロリー高テンションなハードコアサウンド。歌詞は聴くだけでは100%意味不明で何語なのかもわからないが、一応日本語として実は成立してるのがスゴい。「はみ毛にんまりどすけべ無礼講カモメも揉めケツ猛烈のパレード有り金やれ!ビキニトレード花火あがれ発火俺の肛門へ」なんかポストモダンだわ…。これでも初期に比べると大分ポップになったもんで、福本伸行原作の深夜カルトアニメ「アカギ」の主題歌とかやってる。

顔にやさしく 顔にやさしく
水中、それは苦しい (2006/03/08)
UK.PROJECT

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水中、それは苦しい「顔にやさしく」2006年。
●この人達も大幅にユニーク、知ってる人は知ってるカルトヒーローです。数多くの奇盤珍盤を世に送ったレーベル OZ DISC から93年にデビュー、バイオリンとギターによる実にショボイ音響の上に即興で浴びせられるトンマな歌唱で、当時流行してたローファイ表現の極北に躍り出た3人組。その後メンバーチェンジしつつも地道に活動、駄洒落とシュルレアリスムの間を反復横跳びする言葉の爆発は、何ら衰えることがない。「ガッツいちもつ ファイトだ、いちもつ リポ美タンいちもつ」と絶叫。リリー・フランキー、みうらじゅん、猫ひろし、峯田和伸(銀杏BOYZ)など、彼らへの支持を表明する有名人は多いが、非常に玄人好みな音楽であることには間違いない。

OH!米家族 OH!米家族
コーヒーカラー (2007/03/28)
日本クラウン

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コーヒーカラー「OH!米家族」2007年。
セルジュ・ゲンズブール風を気取ったシティポップスに乗せて、市井の人々の視点に立ったヒューマニズムを歌う2人組。小ヒット曲「人生に乾杯を」は歌謡曲界からも注目され北島三郎から賛辞を得たほどだったが、その路線を取舵一杯180度転向して今シングルではなぜかファンクに挑戦!そしてなぜか日本の国民色「コメ」を歌う。「OH!米がうめえよ 爺ちゃんも婆ちゃんも孫も曾孫も食うよ 飽きがこねえよ 食えば食うほど生きる馬力になるよ」 どこまで狙いでどこまで天然なのかまるで読めないトコロが、アーティストとしての懐の深さなのか? 故 JB へのオマージュのようなジャケ&プロモも爆笑モノ。

ここから普通のジェイポップです。

愛 am BEST (通常盤)(DVD付) 愛 am BEST (通常盤)(DVD付)
大塚愛 (2007/03/28)
エイベックス・マーケティング

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大塚愛「愛 am BEST」2003~2006年
●デビューからもう4年目ですか。もうそんなに経っているんだ。ラブソングばっかり。恋愛指数高そうな女の子だ。恋愛してないと死ぬってタイプ。そういう娘はなんかコワくて苦手です。

Allegro Allegro
No Regret Life (2007/03/14)
ソニーミュージックエンタテインメント

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NO REGRET LIFE「ALLEGRO」2006年
●3人組ロックバンド。レミオロメンみたいなトコロ狙ってるのかな? 伸びやかに歌い上げるサビが命。

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浅野祥「祥風」2006年
●津軽三味線全国大会3連覇を果たした天才高校生。津軽三味線で「MY FAVORITE THINGS」を演ったりしてる。

●今週のソウルミュージック。盲目のシンガー、CLARENCE CARTER を三枚。

ジス・イズ・クラレンス・カーター ジス・イズ・クラレンス・カーター
クラレンス・カーター (2007/01/24)
ワーナーミュージック・ジャパン

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The Dynamic Clarence Carter The Dynamic Clarence Carter
Clarence Carter (1997/01/17)
Msi

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「THIS IS CLARENCE CARTER」1968年。
「THE DYNAMIC」1969年。
「PATCHES」1970年。
●サザンソウルの暑苦しさ全開のアップなナンバーはボクの大好物だね。70年発表の「PATCHES」はストリングスを背負っての洗練を見せた名曲。死の床で父が遺した言葉に思いを馳せた歌。朗々と歌う声が熱い。

2007.03.18 2007/03/18(SUN)

今日は、家族四人で六本木ヒルズへ映画に。

「ドラえもん 新・のび太の魔界大冒険 7人の魔法使い」。元ネタの84年公開「のび太の魔界大冒険」はボク自身も子供の頃にリアルタイムで観た。大筋はあんまり変わってません。娘ヒヨコは「スパイダーマン3」の予告編がコワくて顔を手で覆ってたのだが、息子ノマドが顔を手で覆ってたのは、しずかちゃんのパンチラシーン。ちょっと恥ずかしかったらしい。

●その後、銀座に移動。松屋銀座の催事場で行われている展覧会「リサとガスパール&ペネロペ展」に行く。フランスで活動する絵本作家ゲオルグ・ハレンスレーベン&アン・グッドマンによる、子供向けの絵本シリーズ「リサとガスパール」。99年から描かれているというから比較的最近のキャラなのだが、素朴な油絵タッチとほのぼのして子供らしい物語がボク的に注目なのだ。もちろんワイフもヒヨコも興味津々である。

リサとガスパールのであい リサとガスパールのであい
アン グットマン、ゲオルグ ハレンスレーベン 他 (2002/05)
ブロンズ新社

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●と思って行った展覧会だが、予想を上回る混雑ぶりにビックリ。絵の前に行列が出来てるじゃないか。行列を成して鑑賞したのなんて猛烈に久しぶりだ。グッズショップも大繁盛。そういえばボクの行きつけの呼吸器科の女医先生も、ノマドの幼稚園の担任のタジマ先生も「リサとガスパール」のファンだと公言してはばからない。このキャラはブレイクポイントを迎えつつあるのかも。
●新事実も多々見つかった。ワイフとの間で「リサとガスパールはウサギなのか、イヌなのか」論争が先日起こったのだか、この展覧会で「イヌでもウサギでもない不思議でキュートな二人」だということが判明した。
●しかも、小学校に通う彼らのクラスメートは全員普通の人間。イヌウサギなルックスしてるのは二人だけ。それなのに「兄妹みたいにそっくりだね」と言われて立腹、二人は初対面で取っ組み合いのケンカを始めるのだ。
リサとガスパールは旅行好きでNYやベニスなどへ時々旅に出るのだが、なんと来日経験もある。その際は日本の便座のテクノっぷりに衝撃をうけ、ウォシュレットの噴水を浴びてしまったという。
●あと、リサの自宅はなんとパリ現代美術の中心、ポンピドゥーセンター。ハイブロウなトコに住んでます。
●もう一つの絵本シリーズ「ペネロペ」は、まだ3歳のコアラの女の子が主人公。カラダは水色だけどオナカに白いポッケがついてます(有袋類だし)。アタマはまだまだ赤ちゃん。一人でお着替えできるかな? とかいうお話がメインです。

ペネロペようちえんへいく ペネロペしかけえほん ペネロペようちえんへいく ペネロペしかけえほん
アン・グットマン、ゲオルグ・ハレンスレーベン 他 (2004/08)
岩崎書店

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
田中裕子、大泉洋 他 (2007/04/20)
アミューズソフトエンタテインメント

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●今週は、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」も観る。原作/リリー・フランキー、脚本/松尾スズキ、主演/オダギリジョーもこみち君のドラマは一度も観てないが、原作小説ではマンマと号泣してしまった。愛しい人を看取るということ。平凡だけど、誰もがいずれ経験する物語。その時自分ならどうふるまうだろうか、深く考えさせられた。オカン役・樹木希林さんはいつも通り素晴らしいが、実娘・内田也哉子さんがグッと落ち着いてて素敵でした。

自虐の詩 (上) 自虐の詩 (上)
業田 良家 (1996/06)
竹書房

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●マンガ生活。業田良家「自虐の詩」。これも主演/中谷美紀&阿部寛で映画化されるらしい。無職ですぐキレるDV系の夫に甲斐甲斐しく尽くす薄幸の女性・幸江さんの毎日。どんなにちゃぶ台をひっくり返されても絶対に別れようとは思わない。4コママンガの細切れエピソードで執拗に繰り返される理不尽な出来事は、ギャグのつもりといわれても笑えない…。こりゃ読み通せないなと思いつつ頑張ってページを進めると、下巻中盤からジワジワと沁みてくるんです。極貧の少女時代、暗い学生時代、その中でのホントにささやかな幸福、生きるための逞しさ。そして最後には不覚にもジワリと涙腺が熱くなる。

アンジェラ・アキ MY KEYS 2006 in 武道館 アンジェラ・アキ MY KEYS 2006 in 武道館
アンジェラ・アキ (2007/03/21)
エピックレコードジャパン

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●DVD生活。アンジェラ・アキ「ANGELA AKI MY KEYS 2006 IN 武道館」。去年音楽界のブライテストホープ、パッと見ツンデレ風のメガネ女子、実は激情のシンガーソングライター、アンジェラ・アキが、たった一人ピアノ弾き語りで立ち向かった初武道館公演をDVD化。デビュー1年余で駆け上った武道館。瞬く間のように見えて、その道のりは平坦じゃなかった。そんな思い入れが痛いほど伝わる彼女の真剣さ。新曲「サクラ色」の背景にある思いを訥々と語るMCから、花吹雪の中で歌われるその歌の流れが美しい。泣けるっす。

SOUL JAZZ RECORDS のレゲエコンピ2枚。

Studio One Scorcher, Vol. 2 Studio One Scorcher, Vol. 2
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「STUDIO ONE SCORCHER VOL.2」。あー久しぶりにやっちゃった、既に持ってるのにもう一枚買っちゃった。あー「VOL.2」ってのが紛らわしいんだよなー。名門スタジオワンのハウスバンド THE SKATALITES のメンバーを中心としたインスト曲をコンパイル。男臭いホーン、小細工ゼロの力強さ。腰の強さもたまりません。「SCORCHER」とは辞書で引くと「焦がす人」という意味。熱いっす。

Soul Jazz Records Presents Studio One Rub-A-Dub Soul Jazz Records Presents Studio One Rub-A-Dub
Various Artists (2007/02/05)
Soul Jazz

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「STUDIO ONE RUB-A-DUB」RUB-A-DUB(ラバダブ)とは、インストトラック(ヴァージョン)に即興でDJ/シンガーが歌をのせていくというレゲエの一形態。70年代に発生したこのスタイルが後のダンスホールレゲエを準備した。そんな理屈は抜きにしても、ここに記録された歌唱はどれも熱く黒くギラついている。

●今日のソウルミュージック。DONNY HATHAWAY を三枚。

Everything Is Everything Everything Is Everything
Donny Hathaway (1995/12/12)
Warner Bros

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Live Live
Donny Hathaway (1998/12/15)
Wea International

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愛と自由を求めて 愛と自由を求めて
ダニー・ハサウェイ (1997/11/25)
イーストウエスト・ジャパン

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「EVERYTHING IS EVERYTHING」1970年。
「LIVE」1971年。
「EXTENSION OF A MAN」1973年。
●79年に33歳の若さで自ら自分の命を絶った彼の、1枚目/3枚目/4枚目のアルバム。この前書いた ROBERTA FLACK も 今回の DONNY HATHAWAY も、8年も前に聴いてたのに全然その価値が分からずに放っといてたCDでした。やっと今この音楽が楽しめるようになってきた。昔のボクは単純に分かりやすいファンクを探すつもりで彼らの音楽を聴いてたけど、それは彼らの本質ではないんだな。70年代には、自分の内面に糸を垂らしてその心情を自分で歌う、シンガーソングライターが沢山登場した。それは白人ロックの中で注目された動きだったけど、黒人のR&Bでも同じことが起きてた。ただ馬鹿騒ぎするだけの音楽からの脱皮、より人間らしい表現への深化。それがニューソウル運動だったし、ダニーの音楽だった。彼は結局自殺するのだが、それはディスコ/ダンス音楽の側面でしか彼を評価しない世間の無理解が、彼を追いつめたのかもしれない。

2007.03.16 2007/03/16(FRI)
病気は確実に良くなってきてる気がするけど、完全復帰はまだちょっと時間が必要だ。
●神経のテンションを調節できない。まクスリ飲んでるかぎり見た目は普通にふるまえるけど、深夜~朝までの食事や飲み会はキツいな。元から体力ないので無理がきかない。とにかく早く治して周囲を安心させないと人事異動させられちまう。

今週の息子ノマド。補助輪を外した自転車にやっと完璧に乗れるようになりました。
●わーパチパチ。ボクに似て運動大嫌いなノマド、最初はイヤイヤ練習させられていたが、コツをつかんだのか突然乗れるようになった。本人もチョー嬉しかったようで、「でーきちゃった、できちゃった!」とカラダ全身で歓びを表現、居間のコタツの上で10分間踊り続けたという(バカ)。調子に乗ったノマド、自分が自転車に乗る様子をビデオ撮影せよと母親に希望。しかも毎日! ワイフは本当にこの三日間連続でビデオをまわさせられている。

今日のソウルミュージック。
●70年代に活躍した女性シンガー ROBERTA FLACK を三枚。

First Take First Take
Roberta Flack (1995/09/19)
Atlantic

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Quiet Fire Quiet Fire
Roberta Flack (1992/09/15)
Warner Bros

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Killing Me Softly Killing Me Softly
Roberta Flack (1995/09/19)
Warner Bros

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「FIRST TAKE」1969年。
「QUIET FIRE」1971年。
「KILLING ME SOFTLY」1973年。
ロバータの1枚目、3枚目、4枚目。ピアノと共に一人弾き語る歌唱は、言わば暗闇の中に凛と燃える燭台の灯火。赤く強く静かにゆらめく炎。楽器の数も音数もグッと抑えた演奏に、奇をてらうこともなくただ真っ当にバラードを歌う。ソウル・ジャズボーカルと分類されはするが、別段無理に黒っぽくする訳でもなく、真っ正面から楽曲に向き合っていく姿勢。PAUL SIMON 楽曲や JANIS IAN 楽曲をカバーするなど、楽曲提供作家も黒人白人偏りがない。分かりやすいグルーヴを探してしまうボクの本来の趣味とは離れたタイプの音楽だが、壊れた神経に今この落ち着きは優しくて。「KILLING ME SOFTLY」は有名曲搭載でアレンジもカラフルだから何回も聴いちゃってます。

イマージュ・ソングブック~レノン&マッカートニー~ イマージュ・ソングブック~レノン&マッカートニー~
オムニバス、ジャネット・ケイ 他 (2007/03/07)
ソニーミュージックエンタテインメント

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●手っ取り早く癒しを。コンピ「IMAGE SONG BOOK - LENNON & MCCARTNEY」
●ヒーリング系音楽のシリーズコンピ。THE BEATLES 楽曲を数々のアーティストが癒し音楽としてカバー。JAKE SHIMABUKURO 小沼ようすけ、FIONA APPLE など。アコギやウクレレの音はささくれ立つ心を静かに治めてくれる。毎週通っている鍼灸治療院でもBGMにかかってた。

2007.03.14 2007/03/14(WED)

●今日は渋谷・PARCO劇場にて美輪明宏さんの舞台「双頭の鷲」を観に行く。ジャン・コクトー原作、舞台は絶対王政末期のヨーロッパ某国。夫の国王を亡くしてから、人目を忍んで静かに暮らす王妃。そこに彼女を暗殺すべく反政府主義の若者が現れた。突然の出会いと不思議な感情が2人を悲劇へと走らせる…。少ない登場人物が交わす高密度高速度の台詞は緻密に組み合わさって複雑な感情を醸し出す。一歩気を緩めるとそのスリリングなぶつかり合いからたちまち置いていかれてしまう。張りつめた緊張感が3時間半。ワダエミさんデザインの衣装、美輪さん自身監修による舞台美術、その重厚なバロック感覚に圧倒される。

●読書。

大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか―カンニング竹山と考える 大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか―カンニング竹山と考える
竹山 隆範 (2007/02)
扶桑社

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竹山隆範「カンニング竹山と考える 大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか」。あのキレ芸人がタフなジャーナリズムに挑戦。かつて多重債務による債務整理を経験した著者が、振り込め詐欺の仕組みと自衛術を考えつつも、結局大阪文化論にまで昇華させてるユニークさ。大阪人はケチではないが、死に金に1円も払いはしない。振り込め詐欺の未成年加害者の言葉が印象的。「疑り深いヤツって逆に騙せるんですよ。疑り深いヤツって必ず『振り込め詐欺じゃないんですか?』っていうんですよ。でもそんな疑り深いヤツは夫や息子のことも信用していないんですよね。哀れなヤツ。だから話にリアルさがあると最後はあっさり騙される。」

●今日のBGM。

Five in the Black (DVD付) Five in the Black (DVD付)
東方神起 (2007/03/14)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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東方神起「FIVE IN THE BLACK」。韓国のトップグループでありながら、ジェイポップ世界で強烈な存在感を放つ5人組は、このアルバムで大ブレイクする。まさに「韓流」進化&深化の最終段階。完璧な日本語楽曲はジェイポップとしてもはや最高水準。門外漢のボクでも彼らの重要さは容易に理解できる。去年の今頃 KAT-TUN のメンバーを覚えなくっちゃ、とか言ってた連中は、今速やかにこの5人組の顔名前を勉強記憶すべし。

F4 Five Years Glorious Collection F4 Five Years Glorious Collection
F4、ヴァネス・ウー 他 (2007/02/21)
ソニーミュージックエンタテインメント

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F4「F4 - FIVE YEARS GLORIOUS COLLECTION」。台湾を代表するトップアイドルの2枚組ベスト。キムタク「華麗なる一族」を視聴率で上回ってしまった松潤「花より男子」を、5年も前にドラマ化させた台湾。このドラマのために組織された4人組が F4(FLOWER 4)だ。この前の来日キャンペーンのインパクトは注目に値する。中国語&英語楽曲が現段階の日本市場に広く刺さるかどうかは別にして、もう土壌は十分準備できてる気がする。

●日本のアーティストがアジア各国で評価されたり、アジア各国のアーティストが日本で評価されたり、という状況は別に新しくともなんともない。しかし、どの国に拠点があるかなど全く関係のない立場で活動する、汎アジア・アーティストというカテゴリーが出現しつつある、この状況には大きな意味がある。ラテンポップスという巨大な単一マーケットが南北アメリカ大陸を全網羅しつつあることと一緒だ。

EXILE EVOLUTION (DVD付) EXILE EVOLUTION (DVD付)
EXILE (2007/03/07)
エイベックス・マーケティング

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EXILE「EVOLUTION」。日本製ダンスポップスも負けてはいられない。一次面接からメンバー自身が審査に加わった、新メンバー巨大オーディションを仕掛けるなどしてメディアの中で一定の存在感を確保した彼ら、代表曲は ZOO のカバー「CHOO CHOO TRAIN」ですって立場から見事脱皮した。日本のユースカルチャーとして完全に定着したストリートダンスのシーンの中で、TRFSAM さんと並んでダンサー系最高のロールモデルという役割も果たしているような気がする。ただし今作のジャケはプロレスの興業ポスターみたいな味わいでイイかワルイかはなはだ微妙である。
2007.03.12 2007/03/12(MON)
仕事を大量に抱え込む性格を根底から体質改善すべく、今日も会社をとっとと出て銀座を歩く。
●ホワイトデーのお返しを買わないといけません。デパートでプレゼントを物色するのは割と楽しい。普段からユニークなショップやグッズを見つけるととてもうれしい気持ちになる。ま、ボクの趣味は万人向けではないので、この手の感動は他人とは共有しづらいんだけど。今年は、最近注目してるフランスの絵本キャラ「リサとガスパール」のコーヒーカップを買ってみた。自分でもよく買い物している紅茶の専門店「LUPICIA」のお茶っ葉セットも買ってみた。

で夕方は、毎週の習慣となった鍼灸治療へ。
●ああ今日も強烈だった。ていうかどんどん刺激がエスカレートしていく。今回初めてお灸が出てきた。腰と左手への一撃(&電流)はホントに強烈で思わずうめき声が出る。そして画鋲のような鍼がバンソウコウと共に4カ所現在も刺しっぱなしになっている。先生「次回までつけておいてくださいね。」え、ソレはちょっとコワいっす。
●施術終了時先生はいつも「さあスッキリしたでしょ」と言うのだが、いつも激しい虚脱でグウの音もでない。今日もあまりの虚脱で、鍼灸院で着替えさせられるトレパンをそのままジーパンの下にはいたまま家まで帰ってきてしまった。次回どんな顔してこのトレパンを返却したらよいのだろう。

●テレビでファッション雑誌特集に強く関心を抱いた娘ヒヨコ。ということで、以前仕事で絡みがあったギャル雑誌「POPTEEN」を会社から持ち帰ってプレゼントしてみた。しかし出版業界でギャル度数最高ランクの本誌は、ちと4歳児にはヴィヴィッドすぎたらしくピンと来なかった模様。それでもヒヨコ、翌日親友のミユちゃんにお気に入りのページを見せて自慢げだったという。

●息子ノマドは「沖縄美ら海水族館」トランプで神経衰弱するのが今週のブーム。5歳児と思って油断するとマジで負けそうになる。ワイフは実際にガチンコで負ける。

今日のソウル。
●70年代に活躍した5人組グループ、SPINNERS を三枚。

フィラデルフィアより愛をこめて フィラデルフィアより愛をこめて
スピナーズ (1995/05/25)
イーストウエスト・ジャパン

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新しき夜明け 新しき夜明け
スピナーズ (1995/05/25)
イーストウエスト・ジャパン

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Pick of the Litter Pick of the Litter
The Spinners (1995/03/28)
Warner Bros

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「SPINNERS」1973年。
「NEW AND IMPROVED」1974年。
「PICK OF THE LITTER」1975年。
●いやー王道のフィリーソウルでございます。結成は50年代と早いのに、MOTOWN 所属時は他のアーティストの運転手とかやらされての不遇の日々。契約切れの後移籍した ATLANTIC でフィラデルフィアサウンドに挑戦、見事その才能が開花するわけです。フィリーの特徴は、美しいストリングスアレンジ、シルクのシーツのようになめらかなコーラスワーク、そして華麗なバラード。アップなナンバーも汗の匂いを感じさせない艶やかさが命。実は汗まみれなファンキーさが好みのボクには、ちょいとキレイ目すぎるんだけど、真面目に聞くと発見もある。「ソウル」という一つのジャンルの中でも、本当に多様な価値観が共存している。ホント音楽は奥深い。

2007.03.11 2007/03/11(SUN)
●今週一週間はずいぶん人並みほどに動けるようになったのかなと思いながらも、やはり疲れがたまっているのか、今日は虚脱感が抜けずずっとぐったり。ノマドと「沖縄美ら海水族館」のお土産トランプ(ジョーカーがウツボの絵柄)でババ抜きをして過ごす。

おさるのジョージ [DVD]

●DVD「おさるのジョージ」。アメリカの名作絵本シリーズ「CURIOUS GEORGE」がアニメ映画化。この主人公のジョージというおさるさん、ぼくにはどうしても息子ノマドにそっくりに見えて他人事と思えない。黒目がちな瞳と中途半端な前髪、マイペースで好奇心が強くて、怒られても全然懲りない所とか。だから絵本も以前から何冊か買ってたりしてた。素朴な原作の設定からかなり脚色されてるが、ジョージがニコニコ愛くるしいのは絵本のまま。ジョージが慕う黄色い帽子のオジさん(映画ではテッドという名前がついた)が、おマヌケな天然オトコだったというのは初めて知った。音楽はあの JACK JOHNSON が全面でフォロー、ピースフルでイイ。
JACK JOHNSON「Sing-A-Longs and Lullabies for the Film Curious George」

(JACK JOHNSON「SING-A-LONGS & LULLABIES FOR THE FILM CURIOUS GEORGE」)

●昨日の土曜日は、そんな JACK JOHNSON による「ジョージ」サントラをカーステレオで鳴らしながらノマドと2人でドライブ。
●「うちゅう」に夢中なノマドとともに、田無の方にある多摩六都科学館という博物館のプラネタリウムに行ったのだった。大きな丸いドームは世界で2番目の大きさというから本格的だ。今晩見えるであろう東京の夜空を再現して、ナレーターの女性が生解説してくれる。へー完パケテープの番組じゃないんだ、立派だな。
●「おおくま座」や「オリオン座」など有名な星座を丁寧に説明してくれるのだが、その説明に対するノマドのリアクションがちとデカすぎて恥ずかしい。「パパ、おおぐまざのとなりにこぐまざがあるよ!あー!ライオンはししざっていうんだって!」100人ほどの場内でナレーターとノマドの声だけが響く。「あのなノマド、もちょっとしずかにしような」。しかもご丁寧なことに、薄暗がりの中でボクが気持ちよくウトウトとすると「パパちゃんとおきて!ねちゃだめだよ!」とデカい声で起こしてくれる。これも大分恥ずかしい。
●プラネタリウムの他にも、「宇宙の科学」「地球の科学」などと題された展示室がいくつかある。スペースシャトルの実物大コクピットとか、マウスで画面を操作して見るPC展示とか。ま、子供だましレベルなのだが、ノマドは子供だからそりゃもう夢中だ。一つ一つなんでも「これなに?」と聞いてくるノマドにイチイチ説明するのはかなり骨が折れる。「スーパーカミオカンデ」の模型とか「プレートテクトニクス理論」の解説とか、5歳児にわかるように噛み砕くって大変。

●娘ヒヨコは風邪気味でママとお留守番。ボクもワイフもノマドも持病があってよく寝込むのに対して、ただ一人超健康なヒヨコ。ホントに珍しく風邪をひいたとあってちょっとした非日常を楽しんでる様子。「ひよこ、おネツはかってみるの」「おカゼひいたから、きょうはパジャマのままなの」



今日のソウルミュージック。今後しばらくソウルが続きます。
●60年代のソウルシンガー WILSON PICKET を3枚。

WILSON PICKET「IN THE MIDNIGHT HOUR」

WILSON PICKET「THE EXCITING WILSON PICKET」

WILSON PICKET「THE WILSON PICKET」

「IN THE MIDNIGHT HOUR」1965年。
「THE EXCITING」1966年。
「THE WICKED PICKET」1966年。
ウィルソン・ピケットは、ボクがソウルを聴き始めた10年以上前、初めて夢中になったソウルシンガー。名曲「ダンス天国」「IN THE MIDNIGHT HOUR」RCサクセションのカバーも最高)は何回も聴いた。アップなダンサーからバラードまで曲調を選ばず、確実に聴く者のココロを熱く煽り立てる絶唱は、ボクにとっては全ソウルシンガーの基準軸。ボクはピケットからの距離でソウルシンガーの価値を測る。オーティスよりもずっと重要だよ。

●やはり60年代のシンガー SOLOMON BURKE を3枚。

SOLOMON BURKE「ROCK N SOUL」

SOLOMON BURKE「KING SOLOMON」

SOLOMON BURKE「I WISH I KNEW」

「ROCK'N SOUL」1964年。
「KING SOLOMON」1968年。
「I WISH I KNEW」1968年。
●このソロモン・バークという黒人シンガーを知ったのは、もう何年か前、最初期のロックンロール(エルヴィスとか)にハマってた時期だった。FATS DOMINO CHUBBY CHECKER、LITTLE RICHARD といったブラックロックンロールの歌手と一緒に聴いたわけだ。その時は全然ピンと来なかった。そりゃそうだ、彼はゴスペル育ちのソウルシンガーなのだから。でもレーベルの意向でなぜかカントリーを歌って出世したので、ロックンロールの仲間にされてしまってたりしてるのだ。ただし、曲に合わせて歌唱スタイルを変化させる技術は確かなもので、抑制を効かせてみたり絶唱してみせたりと実に多芸多才。カントリーもR&Bもきちんと歌い分けることができる。どんなスタイルの楽曲でも全部おんなじ自分色に染め上げる WILSON PICKETT とは真逆の男。2007年の今も現役で、ストーンズとかと仕事しているという。


●読書。

塩野七生「ローマ人の物語 賢帝の世紀」中巻

塩野七生「ローマ人の物語 賢帝の世紀」中巻。「五賢帝」と讃えられた皇帝の一人ハドリアヌスの時代。最盛期を迎えたローマ帝国の全土を隈無く視察してまわったという男。ドナウ川~ライン川流域からイベリア半島、中東からトルコ~ギリシャ、そして北アフリカまで。20年余の治世の3分の2を巡行に費やす。旅こそ人生、人生こそ旅。

2007.03.08 2007/03/08(THU)
昨日も鍼灸治療へ。今回は肩、首、背中、腰まわりにとどまらず、顔面、頭、腕、手首、足の指の付け根と攻撃ポイントが広範囲に拡大。首の付け根への電撃はホントしんどくて、額に脂汗がダラダラとにじんでくる。なのに先生「あら汗かいてるわね、ちょっと暑いかしら」と空調を確認。あーちょっと違います…と言いたくてもノドの近くの鍼が気になってしゃべれません。

「姉キャン」創刊。女性誌が一度に3誌創刊とは賑やかなもんだ。テレビでその創刊準備を密着した特集を観ながら、興奮する娘ヒヨコ。情報番組なんてモノに普段は全く興味を示さない女なのに。ヒヨコ、世の中には、かわいいお洋服を作る人、それを着て写真を撮られる人、そのお洋服が載ってる本を作る人がいるのだよ。女の子はホントにファッションが大好きなのだね。

●一方息子ノマドは相変わらずの「うちゅう」ブーム。自分のベッドを「たいようのくに」と見立てて宇宙探検をしている。彼曰く、ノマドのアルター・エゴ<別人格>「とりれっど(A.K.A. がるるーだ)」は本来宇宙人で、太陽に行くつもりが手違いで地球に隕石として落下してきてしまったのだが、今回晴れて、本来の居住地・太陽に行くことが出来て万々歳なのだそうだ。「とりれっど」はその属性が<赤=火>だけに、太陽のような極端な高温下でも生きていけると、ノマドは強くボクに説明する。

●読書。

相倉久人「新書で入門 ジャズの歴史」

相倉久人「新書で入門 ジャズの歴史」
LOUIS ARMSTRONG から JOHN ZORN まで100年以上にわたるジャズの歴史を、平易な文章でスッキリと分かりやすく解説。アーティストやレコードの名前ではなく、ジャズという音楽を囲む社会の動き、それを受けてジャズがどう変化しどう進化したかを<流れ>として説明してくれる。解釈の切れ味がスパリと鮮やかすぎて胸がすくほどだ。モダンジャズが、なぜロックその他のジャンル音楽とは別格の存在感を持っていたのか、そしてなぜ今はそうでなくなったのか、ぼんやりと理解できたような気がする。

●ジェイポップ。

PEZ「起きて寝る -FUNNY DAY  HARD NIGHT-」

PE'Z「起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT-」
●日本のジャズ侍、3月リリースの新譜はなんと2枚組。DISC 1/2 を昼/夜の二部構成に振り分けての大作だ。エネルギッシュにばく進する彼らのバンドアンサンブルは、5人が一丸となった上でのノリとキレのよさこそが身上。バンド構成こそ同じでも、個々人がその場での即興演奏の極限を目指すモダンジャズの価値観とは、関係ない所に根ざしている気がする。その意味で、彼らが意識するようにコレはまぎれもなく「日本のジャズ」(彼らの前作のアルバムタイトル)なのだなと強く感じた。

YUI「CHE.R.RY」

YUI「CHE.R.RY」
YUIちゃんの今までの楽曲イメージからは大きくかけ離れた甘口なラブソング。「恋しちゃったんだ たぶん 気づいてないでしょう?」ありゃまカワイくなっちゃって。前シングル「ROLLING STAR」はタフなロックだったのに。彼女の持ち味は、線の細い美少女ルックス&幼さの残る声と、それとは裏腹な詞の切羽詰まった刺々しさが織りなす危ういアンバランス感覚、だとボクは思ってた。だからこの曲は彼女の新展開なんだろう。好意を持って聴いてます。映画「タイヨウのうた」を経て、より大きなフィールドで戦うことになった彼女の思春期のトゲは、近日用意されてるセカンドアルバムでどんなふうに描かれるのか。とても楽しみだ。

●ぼんやり思ったこと。期待度はココ近年最高値であった「グラビア界の黒船」リア・ディソンは、恐ろしく歌がヘタと判明してしまったため、その評価はストップ安の大暴落。一方で「ビーチバレーの妖精」浅尾美和がこれからの台風の目。ヘルシーなエロが北京五輪以前に世界を制す。「花より男子2」井上真央も、ここぞとど真ん中にエントリーしてきたね。あの劇中では加藤夏樹ちゃんも、ボク的にはバッチリONですが。菊地凛子は、ちとイタイ。「バベル」劇中のヘアヌードがイタイ。

2007.03.04 2007/03/04(SUN)
●今日も我がワイフとコドモたちは、幼稚園のお友達と東京ディズニーランドに旅立っていった。今週二回目じゃないか! ボクは一人寂しく日中を過ごし、午後は表参道の行きつけの美容院へ。ふと気づくと半年も髪をのばしっぱなしだった。パーマをかける間、雑誌「BRUTUS」の音楽特集を熟読。日テレ西尾アナがモリコーネのサントラをおススメしてた。ファッション雑誌とか全く読まないボクとしては美容院は貴重な雑誌チェックポイント。

●息子ノマドに買った宇宙の図鑑を一人眺める。広大な宇宙空間に思いを馳せるのは優雅な気分だ。最近の図鑑は親切なことに、より深く調べものが出来るよう関連サイトのアドレスまで書いてある。ハッブル宇宙望遠鏡のサイト(http://hubblesite.org/)は素晴らしいわ。二つの銀河が衝突する様子や、超新星爆発の名残、土星の南極に揺らめくオーロラ現象など、美しい写真がいっぱいあります。

UNDERGROUND RESISTANCE「INTERSTELLAR FUGITIVES」

UNDERGROUND RESISTANCE「INTERSTELLAR FUGITIVES」1998年。
●デトロイトのゲットーに蠢くテクノ軍団 UR の公式1STアルバム。憤りに塗り固められた暗黒のマシングルーヴ。アメリカにもアフリカにも帰属すべき場所がない現代黒人の引き裂かれたアイデンティティの苦しみと不安。それがこのグルーヴと「星間逃亡者」というタイトルに込められている。暗黒星雲から輝く星が生まれ出るように、不気味にギラつくビートに震える。

KENNY GARRETT「BEYOND THE WALL」

KENNY GARRETT「BEYOND THE WALL」2007年。
JOHN COLTRANE に影響を受けたアルトサックス奏者。ジャケに映る万里の長城のように、重厚でシリアスでストレートなジャズで聴きごたえタップリ。テーマは中国。KENNY 本人はこの作品のために3週間中国に滞在し着想を探ったという。ちなみに知日派の KENNY は日本語はペラペラだとか。フリージャズの巨匠 PHAROAH SANDERS も参加。

PRETTY PURDIE「SOUL DRUMS」

PRETTY PURDIE「SOUL DRUMS」1967年。
●この人 BERNARD "PRETTY" PURDIE は60~70年代に活躍したセッションドラマー。ジャズからファンク、ロックとジャンルを問わず様々な有名アーティストを影で支えた男。共演者を上げれば、JAMES BROWN、MILES DAVIS、ARETHA FRANKLIN、THE ROLLING STONES、TODD RUNDGREN などなど枚挙にいとまがない。今作はドラムをここぞとばかり強調してメチャファンキーでジャストにタイトなグルーヴを炸裂させてます。再発CDだから普通の値段だけど、オリジナルLPは2万近くするみたいね。

PASSENGERS「ORIGINAL SOUNDTRACKS 1」

PASSENGERS「ORIGINAL SOUNDTRACKS 1」1995年。
●色々な映画のサウンドトラックをカバーする企画盤ってことかな? 取り上げられてる映画はみんなマイナーでよくわからないです。ドイツとかハンガリーとか南アフリカとか。WIM VENDERS JEFF KOONS 、押井守までも取り上げられてる。映画も地味だが音楽もちと地味。でも買って聴いてみたのは、この PASSENGERS って人達、実は BRIAN ENO + U2 の変名ユニットだから。HOWIE B も関わっている。

ANTENA「LALPHABET DU PLAISIR」

ANTENA「L'ALPHABET DU PLAISIR」1982-1990年。
●コレここ最近で一番のガッカリ音源! アンテナの初期作品「CAMINO DEL SOL」がとてもよかったので、楽しみにして買ったベストアルバムだったのに、これじゃ普通のオシャレ音楽じゃないか! チープながらも繊細かつシンプルなシンセ使いと、イザベルアンテナの落ち着いた声が絶妙なバランスとユニークさを出してて最高だと思ってたのに、メジャーデビュー後の86年以降はグループの他メンバーを全員リストラしてイサベルのソロユニットに改組、普通のオシャレなアレンジにして味気ない音楽にしてしまってる。ショック! ああもったいない。

加藤ミリヤ「DIAMOND PRINCESS」

加藤ミリヤ「DIAMOND PRINCESS」2007年。
●女子高生の支持を集める18歳のR&Bシンガーの二枚目。若さを武器にしたパワフルさが印象的だけど、そんな若さがハンディと言わんばかりに、無理に生き急いでいるようなピリピリとした焦燥感。そこが彼女を今聴くべき理由と魅力。ダイアモンドとは言いながら実はガラスのように繊細なウラハラさが、タフな歌唱と華奢なカラダに感じられる。

ASTRO「MNEMONIC」

ASTRO「MNEMONIC」2007年。
●Jヒップホップの新鋭、7人組の大所帯。ヒップホップっぽくないカラフルな高速トラック(ギターとか使ってる)、4MCによる縦横無尽のマイクリレー、ああ一番のボクの好みのスタイル。なよっとした声とフロウがナードラップの系譜ともとれる。ワルくイキがるスタイルとか、ハートフルなラップをしっとり聴かせるのはもう飽きた。歌うような節回しでユーモアたっぷりのラップを聴かせて欲しい。

●マンガ生活。

BONES/片岡人生、近藤一馬「交響詩編エウレカセブン」6巻

BONES/片岡人生、近藤一馬「交響詩編エウレカセブン」6巻。完結。地球の尊さをコドモたちに教えてやらなければ。


2007.03.03 2007/03/03(SAT)
●今日は渋谷 NHK ホールにてスキマスイッチのコンサート。「スキマスイッチ TOUR 2007 夕風トラベル」。アルバム「夕風ブレンド」を引っさげて全国ツアーの真っ盛り。今日の会場は「紅白」2年連続出場の舞台 NHK ホールだということで、ボーカル大橋さんは緊張気味だとは言うが、前回のツアーに比べればいい意味でリラックスした感じで余裕が出たという印象。肩の力が上手く抜けてて、でも芯のしっかりした音楽になってた。シリアスなバラード「ボクノート」が良かったです。

スキマスイッチ「夕風ブレンド」 スキマスイッチ「夕風ブレンド」

●息子ノマドのために買ってあげた宇宙の図鑑が難し過ぎて、読んであげるのが大変。ボクが子供の頃読んでた宇宙の知識は大幅に時代遅れで、知らないことがたくさん書いてある。ブラックホールとか星間分子雲とか超銀河団のあわ構造とか暗黒物質とか。これ子供向けでしょ?!難しいよ! ノマド「パパちょっとイミわかんない、もういちどいって!」ノマドちょっと待て、パパもよーく読まないとイミわかんないわ。

●今日のBGM。SOUL JAZZ RECORDS からのコンピを三枚。

「STUDIO ONE GROUPS」

●コンピ「STUDIO ONE GROUPS」
SOUL JAZZ RECORDS のレゲエコンピシリーズ。ジャケは若き日の THE WAILERS 。このシリーズ全部買ってるつもりだけど、スゴいペースで次々出てくるから大変。ああ今数えたら軽く20枚以上にはなってるわ。

various.jpg

●コンピ「SOUL GOSPEL VOL.2」
●これも SOUL JAZZ の出してるコンピ。第一弾出た時はファンキー過ぎてぶったまげたものですが。シリーズ第二弾も激しいッス。ゴスペル世界の事情はまるでわからないし、どのヘンがキリスト教なのか全くわからない、それどころがアーティストもほとんど知らない人ばかり。だけどことごとく熱いソウルが過積載で事故寸前です。

「NEW YORK NOISE VOL.2」

●コンピ「NEW YORK NOISE VOL.2」
●これは1977-84年のポストパンクをまとめたモノ。レゲエとゴスペルの次はニューウェーブかよ!どんだけ芸風の幅が広いのか! さて時代は NO NEW YORK、パンク爆発を受けて、NYにワンかさ変人が集まってきてた状況。エキセントリックな前衛ジャズ/現代音楽の連中もいれば、未知のワールド/ダンスミュージックにドキドキしてるヤツ、楽器出来ないのに気合とテンションだけ高いヤツなどなど、魑魅魍魎がこぞって珍妙な音楽をかき鳴らしてた。そんな人々が残した激レアシングルを発掘してコンパイル。耳をつんざく嫌がらせギターノイズからディスコのつもりがもっと得体知れずになった代物まで、スタイルはまちまち。最初期の SONIC YOUTH やその後映画監督として身を成す JIM JARMUSCH が関わった音源も収録。

●ボクはこの SOUL JAZZ RECORDS というレーベルに異常に入れあげています。ボクはココのアイテムを90枚持ってます。内容に関係なくほぼ即買いします(ぶっちゃけ高くてツライけど)。なぜならボクはこのレーベルを尊敬してるからです。あくまでレコード会社なのですが、アーティストに抱く敬意と全く同じモノを感じるのです。
●このイギリスのレーベルは、メジャー傘下の大手じゃないし、別に世界的に有名ってわけでもないです。新しいアーティストを紹介することもしないではないですが、過去のマイナーな音源を発掘/編集しコンピレーションアルバムを作るのが本業です。スタッフも多くなさそうだし、スゴく儲かってるわけでもなさそう。そもそもはロンドンの中古レコード屋さんなのかな?
●ボクがこのレーベルを知ったのは約13年前、大学生の頃ですが、その頃からコツコツ地味にでも着実にリリースを重ねてました。ソウルジャズというだけあって、初期のメイン商品はジャズコンピや再発モノ。でもその後レゲエの60~70年代音源をドサドサと発掘。ソウル、ディスコ、ハウス、ブラジル、ラテン、ハイチ音楽などなど、広いジャンルの音楽を発掘/コンパイルしていきます。ジャンルを大きく横断していく目線は、ボクの音楽の聴き方に実にフィットしており、ボクがこのレーベルにハマっている一因になっています。
●しかしボクが強く魅かれるのは、ジャンルを跨ぎながらも首尾一貫した美学を音に反映させている所です。SOUL JAZZ の選り出す音楽は、ダンスミュージックとして高機能でありながら、そのスタイルや時代の流行とともに色あせてしまわない魅力がある。時代や手法、楽器や機材に関係なく、全てが人のぬくもりを感じさせるのです。彼らは音楽を演奏するアーティストではありませんが、知られざる音源を発掘/コンパイルするという手段で、見事にその美学を雄弁に主張します。「レーベル買い」という言葉がありますが、レーベルの美学や個性をボクに一番最初に感じさせてくれたのがこの SOUL JAZZ でした。この一貫した美学哲学を信用しているから、どんなものであろうと安心してボクはCDを買ってしまうわけです。
●そして底知れない音楽への探究心。よくぞこんなの探してきた、と思うような超マイナー物件を惜しげもなくCD化する根性がスゴい。こんな目線でコンピをまとめたかという編集の妙(まさしくDJ感覚)も素晴らしい。音楽への深い知識と愛情の証。友達の少ないボクには、音楽の知識を授けてくれる気心知れた先輩のようなモノになってます。
●あと、ジャケもキレイです。クッキリとした明るい色使いがまぶしくて、印象的な古い写真を鮮烈に使う所がイイ。デザイナーさんがいつも同じなのか、慣れると瞬時にソレと分かります。英語だからよく読めないんだけど、解説も実はスゴく丁寧。というか解説がないとホントにワケ分からんマイナーアーティストばっかなんだけど。

SOUL JAZZ RECORDS:http://www.souljazzrecords.co.uk/index.php



2007.03.01 2007/03/01(THU)
●今日も仕事少なめでユルく過ごす。夕方にはまた東銀座の鍼灸治療へ。首筋にドツンとブチ込まれましたよキッツいヤツを! 鍼を入れられた瞬間、ズビッ!と指先まで電撃が走りました。でその後ホントに電流を流されてもうヘコヘコです。よく聞くとコチラには巨人時代の松井秀喜選手がよく来ていたとか。今でもオフには時々訪れるという。へー。

●読書。

ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫) ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)
塩野 七生 (2006/08)
新潮社

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塩野七生「ローマ人の物語 賢帝の世紀」上巻。
●ローマ帝国の最大版図を成した皇帝トライアヌスの生涯。ルーマニア方面への遠征とインフラ整備に燃えた男。堅実に平和な時代だけど地味なお話だ。かれこれローマ帝国の歴史を綴るこのシリーズを24巻も読んできたけど、なんでこんなにムキになって読んでいるのか自分でもよくわからない。

●マンガ生活。

ヴィンランド・サガ 4 (4) ヴィンランド・サガ 4 (4)
幸村 誠 (2007/02/23)
講談社

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幸村誠「ヴィンランド・サガ」4巻。11世紀のイギリス、荒ぶる侵略者ヴァイキング。暴力と殺戮と略奪の暗黒時代、主人公達はウェールズに彷徨い込む。キリスト教以前の因習深いヨーロッパ最奥部。

BECK volume29 (29) (KCデラックス) BECK volume29 (29) (KCデラックス)
ハロルド作石 (2007/02/16)
講談社

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ハロルド作石「BECk」29巻。イギリスの巨大ロックフェスに突入する我らが BECK の面々。イギリスの巨大フェスだからグラストンベリー・フェスティバルをモデルにしてるのかな? 今ロックフェスに行く根性&体力はボクにはない。コドモが大きくなったらキャンプのつもりで行くのは、ちょっと憧れるなあ。

デトロイト・メタル・シティ 2 (2) デトロイト・メタル・シティ 2 (2)
若杉 公徳 (2006/10/27)
白泉社

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若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ」2巻。本人の希望とはまるで逆行してインディロック世界の王者になろうとしてる不幸。

●今日のBGM。

The Destroyed Room: B-Sides and Rarities The Destroyed Room: B-Sides and Rarities
Sonic Youth (2006/12/12)
Geffen

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SONIC YOUTH「THE DESTROYED ROOM」1995-2003年。
●Bサイド曲&レア音源をまとめました。ソニックユースはボクの人生で最高にカッコいいロックバンド。80年代初頭から活動するNYアンダーグラウンドの帝王。聴けば一瞬でそれと分かる独自の音楽世界。一貫したインディペンデント精神。世界中のインディシーンに目配せして後進のバンドをフックアップする姿勢。オルタナティブを体現するその佇まいは、ボク的には理想の大人像と言えるかもしれない。一時期加入してた JIM O'ROURKE が約半分の楽曲に関与。侘び寂びの境地を思わせるギターノイズが美しいっす。最後の曲「THE DIAMOND SEA」は長尺25分圧倒の大曲。

●ジェイポップ研究。

WINDING ROAD WINDING ROAD
絢香×コブクロ (2007/02/28)
ワーナーミュージック・ジャパン

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絢香×コブクロ「WINDING ROAD」。去年ブレイクの新歌姫がコブクロとコラボ。絢香ちゃんとコブクロ黒田さんの身長差は36センチだとか。

桜咲く街物語 桜咲く街物語
いきものがかり (2007/03/07)
ERJ

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いきものがかり「桜咲く街物語」。また「桜」か。ボーカルの子、ブチャイクさんですねえ。

UNION UNION
Chara (2007/02/28)
ユニバーサル・シグマ

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CHARA「UNION」。おお復活だよ! プロデューサーには、亀田誠治、大沢伸一、田中知之などを迎えて鉄壁の布陣。キラキラの砂糖菓子のような甘いウィスパーボイスは健在です。