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2007.03.14
2007/03/14(WED)
●今日は渋谷・PARCO劇場にて美輪明宏さんの舞台「双頭の鷲」を観に行く。ジャン・コクトー原作、舞台は絶対王政末期のヨーロッパ某国。夫の国王を亡くしてから、人目を忍んで静かに暮らす王妃。そこに彼女を暗殺すべく反政府主義の若者が現れた。突然の出会いと不思議な感情が2人を悲劇へと走らせる…。少ない登場人物が交わす高密度高速度の台詞は緻密に組み合わさって複雑な感情を醸し出す。一歩気を緩めるとそのスリリングなぶつかり合いからたちまち置いていかれてしまう。張りつめた緊張感が3時間半。ワダエミさんデザインの衣装、美輪さん自身監修による舞台美術、その重厚なバロック感覚に圧倒される。
●読書。
![]() | 大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか―カンニング竹山と考える 竹山 隆範 (2007/02) 扶桑社 この商品の詳細を見る |
●竹山隆範「カンニング竹山と考える 大阪人はなぜ振り込め詐欺に引っかからないのか」。あのキレ芸人がタフなジャーナリズムに挑戦。かつて多重債務による債務整理を経験した著者が、振り込め詐欺の仕組みと自衛術を考えつつも、結局大阪文化論にまで昇華させてるユニークさ。大阪人はケチではないが、死に金に1円も払いはしない。振り込め詐欺の未成年加害者の言葉が印象的。「疑り深いヤツって逆に騙せるんですよ。疑り深いヤツって必ず『振り込め詐欺じゃないんですか?』っていうんですよ。でもそんな疑り深いヤツは夫や息子のことも信用していないんですよね。哀れなヤツ。だから話にリアルさがあると最後はあっさり騙される。」
●今日のBGM。
![]() | Five in the Black (DVD付) 東方神起 (2007/03/14) エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ この商品の詳細を見る |
●東方神起「FIVE IN THE BLACK」。韓国のトップグループでありながら、ジェイポップ世界で強烈な存在感を放つ5人組は、このアルバムで大ブレイクする。まさに「韓流」進化&深化の最終段階。完璧な日本語楽曲はジェイポップとしてもはや最高水準。門外漢のボクでも彼らの重要さは容易に理解できる。去年の今頃 KAT-TUN のメンバーを覚えなくっちゃ、とか言ってた連中は、今速やかにこの5人組の顔名前を勉強記憶すべし。
![]() | F4 Five Years Glorious Collection F4、ヴァネス・ウー 他 (2007/02/21) ソニーミュージックエンタテインメント この商品の詳細を見る |
●F4「F4 - FIVE YEARS GLORIOUS COLLECTION」。台湾を代表するトップアイドルの2枚組ベスト。キムタク「華麗なる一族」を視聴率で上回ってしまった松潤「花より男子」を、5年も前にドラマ化させた台湾。このドラマのために組織された4人組が F4(FLOWER 4)だ。この前の来日キャンペーンのインパクトは注目に値する。中国語&英語楽曲が現段階の日本市場に広く刺さるかどうかは別にして、もう土壌は十分準備できてる気がする。
●日本のアーティストがアジア各国で評価されたり、アジア各国のアーティストが日本で評価されたり、という状況は別に新しくともなんともない。しかし、どの国に拠点があるかなど全く関係のない立場で活動する、汎アジア・アーティストというカテゴリーが出現しつつある、この状況には大きな意味がある。ラテンポップスという巨大な単一マーケットが南北アメリカ大陸を全網羅しつつあることと一緒だ。
![]() | EXILE EVOLUTION (DVD付) EXILE (2007/03/07) エイベックス・マーケティング この商品の詳細を見る |
●EXILE「EVOLUTION」。日本製ダンスポップスも負けてはいられない。一次面接からメンバー自身が審査に加わった、新メンバー巨大オーディションを仕掛けるなどしてメディアの中で一定の存在感を確保した彼ら、代表曲は ZOO のカバー「CHOO CHOO TRAIN」ですって立場から見事脱皮した。日本のユースカルチャーとして完全に定着したストリートダンスのシーンの中で、TRF の SAM さんと並んでダンサー系最高のロールモデルという役割も果たしているような気がする。ただし今作のジャケはプロレスの興業ポスターみたいな味わいでイイかワルイかはなはだ微妙である。
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