今週は、わがワイフの誕生日だった。
●わがコドモたちノマド&ヒヨコ兄妹(5歳&4歳)は、カレンダーのマス目に「まま」と書き込んで、この日を楽しみにしてた。彼らにとって大事なお祝いの記念日なのだ。
●夕食時になるとノマドヒヨコは、ワイフが大事にしている数十体のテディベアコレクション(実はプレミアがついて数万円もするものもある)を、きれいに保管しているガラス棚から引っぱり出してきて、リビングに整列させ始めた。ママの大事なクマさんたちは、盛大なバースディパーティの列席者なのだ。そして折り紙で作った装飾品で食卓を飾る。オマエら意外なほどまでに用意周到だな!
●ヒヨコはママにプレゼント宣言。「ヒヨコのおにんぎょうのなかから、ママのすきそうなコをプレゼントしてあげるね!」と自分のヌイグルミ箱からモゾモゾ品定めを始めた。……でも結局はプレゼントはなくなった。ヒヨコが2体のクマさんを抱きしめながら号泣し始めたからだ。「ヒヨコ、このコたちをプレゼントしようとおもったけど、ジュリアンもラブちゃんも(←クマさんの名前)ホントはヒヨコだいすきなの!」

その他02(くまさんたち)


●一方そんなコトが自宅で行われている時、ボクは日頃の体調不良すらも忘れるほどの勢いで仕事してた。タフな打合せ連続攻撃と会議資料作成。そんな時にノマドから電話。「パパ、ノマドです。なんじにかえってくる?もうケーキたべちゃうよ」
●…は?ケーキ…?あーっ!その瞬間までボクは完全に忘れてましたワイフの誕生日。ヤバい!終電まで仕事全然終わる気配ないし。でも何のプレゼントの準備もしてないし。ショック!ああ…自己嫌悪でアタマくらくらしてくる。確か去年も同じことしてるなボク。
●…で結局終電過ぎに業務終了。そこからタクシーに乗って「すんません運転手さん、ひとまず六本木交差点へ!」六本木のキャバ街方面なら深夜営業の花屋さんが絶対あるだろう。ドンキの店員さんとかに聞き込みしながら当てずっぽうに歩いて見つけたのは、すでに深夜1時頃だった。
●花屋の店員は中国訛りのお姉さん。「ココのお客さん、みんなお店のオネエちゃんに2万円とかでお花買うのに、奥さんには500円でイイって言ってる。アナタ奥さんにお花買ってあげるなんてとても珍しいネ。」でもすっかり忘れててずっと仕事してたんだよ。「おシゴトならイイでしょ。キャバクラで飲んでたんじゃナイんだから」赤いバラにピンクのユリとカスミ草をアレンジして、ピンクの紙で器用に包むお姉さん。カワイいリボンはサービスでつけてくれたらしい。
●深夜2時近くというのに六本木はホントに人が多い。街歩く外人さんがコッチをジロジロ見てくる。花束を持って歩く六本木は、結構恥ずかしいな。

さて今日のBGM。イギリス、クラブシーンの最新モード。

SKREAM「SKREAM !」

SKREAM「SKREAM !」2006年
●サウスロンドンに発生した ”DUBSTEP” なるスタイルのダンスミュージックが06年以降のトレンドだとな?!その "DUBSTEP” の代表選手といわれているのがこの SKREAM と名乗るオトコ。しかも弱冠ハタチ!クラブの現場から遠ざかって久しい33歳のボク、ほお、さてさてどんなもんだろ、と聴いてみました。
●90年代末を席巻したハイプなダンスミュージック ”2STEP" がストリート化して、 "UK GARAGE" などと名を変えながら、UK HIPHOP~R&B の流れと合流し "GRIME" と呼ばれるゲットーミュージックに成熟していく文脈。DIZZEE RASCAL や彼のクルー ROLL DEEP、ROMEO、LISA MAFFIA、OXIDE & NEUTRINO が所属する SO SOLID CREW、REPHLEX がリリースしたコンピ「GRIME」シリーズなどを聴きながら、ココ何年かの間、ボクはそんな流れに注目をしてきてた。
”DUBSTEP” はこの "GRIME" のメンタリティにダブの手法を盛り込んだスタイルだ。勢いだけで組み上げたようなシンプルなエレクトロトラックは、クラブ映えするだろうブリブリに野太いベースと、ロンドンの夜霧を思わせるようなエコー処理が印象的。底意地のワルいマイナーコードに、いわゆる "GRIME" の流儀がバッチリ刻み込まれている。ダブというにはテンポが速すぎるが、超高速ラップで突っ走る "GRIME" から見れば確かに遅いし、グルーヴに粘り気がある。

もう1枚、 "GRIME" 音源を。女性ラッパーだ。

LADY SOVEREIGN「PUBLIC WARNING」

LADY SOVEREIGN「PUBLIC WARNING」2006年
●日本のお茶の間アイドルベッキーにそっくりなコムスメは、イーストロンドン出身の21歳。見かけに釣り合わないキョーレツに生意気なラップスタイルでたちまち "GRIME" シーンのアイドルに成り上がる。やや早めのトラックを高速ラップで乗りこなす実力はたちまち大西洋を越えて評価され、DEF JAM 社長の JAY-Z が早速契約を取り付けたという。
●アメリカの HIPHOP に影響されたと彼女自身は告白するが、それは安易なコピーにはならず、UK独特の環境下で特殊な進化を遂げたユニークな表現になってる。 これは "GRIME" の連中全員にいえること。本家 US を常に意識しそこへの距離感/コンプレックスを感じながらも、ビックリするほどユニークな表現を仕上げてくる。それが聴き手としてスリルでありオモシロさになってる。
●日本から見ると、ロックバンドの話題ばかりが目立つイギリスの音楽シーン。しかし、純粋に新しい表現を切り拓こうとしているのは、まさしくこの "GRIME" "DUBSTEP” 周辺だと思う。流行り廃りが激しい分野で、聴き飽きるのも間違いなく早い音楽だけど、ハタチそこそこの若者が自力でこうした独自の表現に到達してる事実に、素朴にオモシロさを感じる。

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カラダがボロボロ。
●昨日、また会社を休んでしまった…。新しく飲み始めたクスリが合わなかったのか、悪寒と震え、激しい虚脱と筋肉の緊張。かかりつけの病院で点滴を受けて、このクスリの効果を洗い流してもらった。今日もいつもの鍼灸院でハリ治療。「なんでこんなになるまで放っておくの…」と先生もあきれ顔。思うように自分のカラダが動かない。
●仕事を変えない限り、病気は絶対よくならないと、何人もの医者に言われている。少なくとも、仕事の仕方を変えなくてはならない。どうしたらいいのか、正解はまだ見つからないが…。

遠足ノマド、寂しいヒヨコ。
●先週の金曜日は息子ノマド、幼稚園の遠足の日であった。ママ同伴のよみうりランドへのツアーである。したがって娘ヒヨコはお留守番。自宅で一人っきりは心配なので、幼稚園で夕方まで預かってもらうのである。この延長保育を「おともだちのへや」という。親の都合で幼稚園に夕方まで預かってもらう子供は少なくなく、ノマドもヒヨコもこの「おともだちのへや」は、思う存分友達や先生と遊べて結構好きなのである。
●しかし遠足前日、明日のお楽しみに盛り上がるノマドを見て、ヒヨコはだんだん寂しくなっていく。ノマドとママは遊園地に行くのに、ヒヨコは行けない…。
●ヒヨコ「ママ、ヒヨコ、ちょっとおハナシがあるの」「ヒヨコ、おともだちのへやには、3つすきなことがあるの。1つめはおかしで、2つめはおもちゃで、3つめはごほんなの。」「でもいちばんヒヨコがすきなのは、ママといっしょにどうぶつえんやゆうえんちにいくことなの」
●遠足当日のノマド、臆病者なのでジェットコースターなどには1ミリも近づかず、広場を見つけて親友ユウタくんといつも通りのタタカイごっこに興じていた。

ヒヨコに一冊の絵本をプレゼント。

「マドレーヌのメルシーブック - いつも おぎょうぎよく いるために」作:ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ/訳:江國香織

「マドレーヌのメルシーブック - いつも おぎょうぎよく いるために」作:ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ/訳:江國香織
●「パリの、つたのからまるふるいやしきに、12にんの おんなのこたちが、2れつになって くらしていました。」これは孤児院?に暮らす主人公の女の子マドレーヌをめぐる絵本シリーズであります。アメリカではアニメにもなってるらしい。
●この本は、子供でもわかるレベルでお行儀よい立ち振る舞いを実践的に解説してくれている。「いちばん かちのある”こんにちは”は、それを いうときに…… にっこりする!」ふむふむなるほど。こりゃ実践的だ。
●ママにこの本を読んでもらったヒヨコ、珍しく強い関心をよせて、いたく楽しんだ様子。「ちいさいこは、あぶないところがわからないから、あぶないよって、おしえてあげるんだよね!」
●そんなヒヨコ、ボクに1つ報告を持ってきた。「ヒヨコね、このまえレディみたいなことしたの」おっナニしたの?「ころんだけど、がまんしてなかなかったの」ガンバレヒヨコ。ガンバって優しい立派な女の子になれ。

ノマドの読書は「生命の起源」について。

「21世紀こども百科 宇宙館」

「21世紀こども百科 宇宙館」
●小学生向けの宇宙の図鑑を与えたら、ノマドが夢中になった。当然自分じゃ字が読めないから、ボクが読んであげるわけだが。しかし内容が難しいのでなかなか読み進まない。ノマドは「もっと読んで!」とせがむのだが、ホントに難しいので5歳児にわかるように噛み砕くように説明するのが大変でコッチがクタクタになってしまうのだ。
●先日やっと第三章の「太陽のまわりを回る星たち」を読み終えたのだが、今度の第四章「生命の星・地球」では、どうやってこの地球に生命が誕生をしたかが、書かれている。細胞膜を持つ生物の登場、そして遺伝子、DNA、ゲノム。難しい!「ノマド今日はこのページでおしまいな」「やだ!もう1ページ」「だってこのお話難しいからわかんないだろ」「むずかしいからよくきいて、ちゃんとわかるようにするの!」ホントに粘っこい性格である。

父親は父親で、自分のための読書。

「酔いがさめたら、うちに帰ろう」著:鴨志田穣

「酔いがさめたら、うちに帰ろう」著:鴨志田穣
西原理恵子さんのマンガでさんざんネタにされているダメダメ人間の元ダンナさんが、この本の著者の鴨志田穣さん。西原さんのマンガでもバッチリネタにされているが、重度のアルコール中毒患者で、この本にはそのアル中治療の顛末が書かれている。
●ボク自身が病気だというのに、こんな病気の本を読んでてイイのかワルいのか…。鴨志田さんはアル中が原因で西原さんと離婚しているのだが、微妙な距離感を保つ西原さんなりの優しさがジンワリ伝わってくる。常にオトコはだらしなく、意気地がない。結局、女性に頼って生きている。ボク自身も結局そういうタイプの人間である。
鴨志田穣さんは、今年3月20日に腎臓がんで亡くなりました。42歳でした。お別れの会で、西原理恵子さんは「いいオトコでした。」とあいさつしたといいます。

今週のBGM。

THE MONOCHROME SET「VOLUME, CONTRAST, BRILLIANCE... - SESSIONS  SINGLES VOL.1」

THE MONOCHROME SET「VOLUME, CONTRAST, BRILLIANCE... - SESSIONS & SINGLES VOL.1」1978-1987年。
●パンクの嵐が吹き荒れる時代に洗練されたネオアコースティック表現を切り開き、ジャケデザインまで自分たちで手がけたそのオシャレな美意識で、後のギターポップ(THE SMITH から FLIPPER'S GUITAR まで)に大きな影響を与えたバンド。その全盛期(78-82年)の代表曲の別テイク集&メンバーのソロシングルをまとめた編集盤でございます。神戸で発見、1029円(←半端だな。)
●学生時代にオシャレな女の先輩に借りて聴いてたアルバムは、ジャケも含めてオシャレだなーという印象だったが、今聴くとそれなりに手作り感で荒削りでDIY精神を感じます。まアウトテイクだし。
●でも80年代半ば以降のソロワークは洗練されてて、どれも宝石のようにキラキラしてる。渋谷系のキュートな音楽はこうして準備されたのかと感じたり。モノクロームセット、つまり日本語で白黒テレビ。白黒なんてとんでもない、こだわりの美意識できらめいています。

公園で過ごす午後。
●相変わらず具合がよくないので、お休みは家でゴロゴロしているつもりだった。しかしコドモたちが「公園に遊びに行きたい」というので、まあ日光は神経にもよかろうと、重い腰を上げて近所の公園まで散歩に行った。人工的に造られた小川のせせらぎに素足を突っ込んで二匹のコドモが遊ぶ。公園の側にはフラメンコのスタジオがあって、練習のつもりか軒先でお兄さんがスパニッシュギターをパラパラと弾いている。そして公園のベンチでボクは読書。

アル・ゴア「不都合な真実」

アル・ゴア「不都合な真実」
●元アメリカ副大統領が「地球温暖化」の危機を唱える話題の本。この本が伝える事実は確かに目を覆いたくなるような破滅的な内容だが、もう全く取り返しがつかないとは書いていない。この問題に無為を決めこみ放っておけば地球と人類の文明は滅亡するだろう。ただし「今から何かを始めれば何とかなる」という強い楽天主義が著者の言葉から伝わってくる。アル・ゴアは科学者でもないしもう政治家でもない。ただ単純に「何かを始める」ために動き続けている。だから我々も「何かを始め」ればいいのだ。
●20世紀にも地球滅亡の危機が叫ばれた。フロンガスによるオゾン層の破壊。しかし国際協調でフロンの生産規制が地球規模で行われ、オゾンホールの拡大は一区切り食い止められた。ボクは変なトコロで生マジメな性質があって、この問題が話題になってから(ぼくは当時中学生だった)、フロンガスを含んだヘアスプレーを使うのを止めた。フロンが使われなくなっても、温室効果ガスを含むスプレー製品は今でも全く使わない。ボクを個人的に知る人はよくわかると思うが、これが理由でボクの髪の毛は常にボサボサである(元々無頓着なんですけど)。
●高度資本主義社会において、ナニを買うか買わないか、という行為は、民主主義における投票行為と同じ意味を持つ、とボクは考えている。その一票にどれだけのチカラがあるかどうかは別にして、その行動に責任を持ち、主張を込めるコトが大事だ。企業倫理に疑問を感じる会社の製品は、購入しない。雪印食品の不祥事以降、DOLE を含む雪印が関わる全製品をボクは全く口にしていない。ボクはスニーカー好きでもあるが、アジアにおけるナイキ工場の児童労働搾取が取沙汰されてからは、ナイキシューズを一足も買ってない。
●「地球温暖化」問題に対して具体的に何をすればいいのか、コドモやワイフにどういう態度を示すべきか、これから考えよう。それがエコバッグなのか、ハイブリッドカーなのか今はわかりませんが。奇しくも、職場でもエコへの取組みが徐々に始まりつつある。職業人として取組むためのアイディアを考えなければならない。

今日の読書もう一冊。

クワタを聴け!

中山康樹「クワタを聴け!」
桑田圭祐は、ボクにとって音楽の世界への最初の一歩である。生まれて初めてお小遣いで買ったレコードが KUWATABAND「BAN BAN BAN」。初めてのCDが KUWATABAND「ROCK CONCERT」である。小学校6年生~中学1年生のことである。「アメリカの友達にカッコいい日本のロックバンドを教えてあげたいんだけどナニがイイと思う?」と友人に聞かれて「そりゃサザンだよ!」と即答した事もある。桑田圭祐は重要人物である。歌謡曲と欧米洋楽を独自のやり方で結びつけて、巨大セールスをなし得た。しかもジェイポップなんて言葉が出来る以前の時代である。桑田の前にそんな人物はいなかったし、その後に続くフォロワーもいない。
●この本は、そんな桑田圭祐の楽曲をサザン~ソロひっくるめて一曲一曲全部を解説したモノである。著者は MILES DAVIS JOHN LENNON、BOB BYLAN の解説をしてきた人物。ジャズからロックまで洋楽の世界を知り尽くした目線から、希代のアーティスト桑田圭祐を解剖する。
●約30年ものキャリアを持つ桑田圭祐。さすがに初期のサザンはボクにとってリアルタイムではないので、1枚目のアルバムから順番に聞いてみる事にした。

SOUTHERN ALL STARS「熱い胸さわぎ」

SOUTHERN ALL STARS「熱い胸さわぎ」1978年
●永遠のサザンクラシック「勝手にシンドバット」で幕開けるデビュー盤。当時ボクは5歳。Tシャツに短パン、歌詞がまるで分からない節回し、歌番組でわめき散らすこのバンドを見て、ボクの父親が「なんだこりゃ」と言ったのを覚えている。そしてボク自身も「なんだこりゃ」と思った。今聴くと、思った以上に当時のオシャレなウエストコーストサウンドを意識しまくってる。爽やかなシティポップス満載。すでにレゲエに手をつけてもいる。

SOUTHERN ALL STARS「TEN ナンバーズ・からっと」

SOUTHERN ALL STARS「TEN ナンバーズ・からっと」1979年
●これまた大名曲「いとしのエリー」を収録。一曲目では50年代ロックンロール時代の名DJ、WOLFMAN JACK のダミ声ものマネを披露、洋楽オタクぶりを披露。一方ライナーノーツで歌詞3曲を全部隠しちゃってる。歌詞なんぞたいした意味なんてない、という意思表明。あんまりな下ネタが入っているし。下ネタ路線はサザン音楽の大事な要素ですから。

SOUTHERN ALL STARS「TINY BUBBLES.」

SOUTHERN ALL STARS「TINY BUBBLES.」1980年
「C調言葉に騙され」「私はピアノ」収録。「私はピアノ」は高田みづえさんが歌ってヒットしましたね。このアルバムでもヴォーカルをとるのは原由子 a.k.a. ハラボー。歌謡曲ライターとしても十分なチカラを発揮した訳です。

SOUTHERN ALL STARS「ステレオ太陽族」

SOUTHERN ALL STARS「ステレオ太陽族」1981年
「栞(しおり)のテーマ」収録。あのダミ声でも軽妙で爽やかな音楽にまとまるのは、ハラボーさんの的確なピアノと愛らしいコーラスの存在がポイントなのでしょう。この頃の桑田氏は BILLY JOEL を参考にしてたようで、ピアノが大事な役割を担ってる。あくまで桑田目線の BILLY JOEL 観なので、この本で知るまでは全くそんな印象は感じなかった。パクリとかパクラレとかもうどうでもいいでしょう。

そしてここから、いつものジェイポップ研究です。

FUNKY MONKEY BABYS「ちっぽけな勇気」

FUNKY MONKEY BABYS「ちっぽけな勇気」
「LOVIN' LIFE」がブレイク気味のヒップホップトリオ。コッチが恥ずかしくなるくらいの青臭いリリックを直球で歌いかけてくる。「俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中には この手のひらの中には 何もないけど 雨に打たれ 風に吹かれ でも諦めないから でも諦めたくないから きっと何かを掴むんだ ねぇそうだろ?」「父よ 母よ 貴方達の大きな愛情で こんなに立派に育ちました いとおしい人に支えられて それだけで幸せな気持ちになるんです」ここまで直球に丸裸になれる感覚、これが00年代の感性なんだろうか。これが若さってものだろうか。今回のジャケは脇知弘「ごくせん」のおデブさん。

AYUSE KOZUE「EYES TO EYES」

AYUSE KOZUE「EYES TO EYES」
●作詞作曲からアレンジ、プロデュースまでをほぼ全部自分でこなす早熟の天才少女。基本は全部自宅PCでトラックを作ってしまう00年代のクリエイター。R&Bをベースにしたシンガーだけどカワイイラップもする。去年のデビュー曲「BOYFRIEND」は洗練された2ステップで衝撃だった。アルバムが待ち遠しいっす。テイトウワ氏が後見人らしい。

HALCALI「BABY BLUE !」

HALCALI「BABY BLUE !」2004年
BOOWY「B・BLUE」をサンプルしたことで話題を呼んだシングルを100円で発見。いやボク BOOWY 世代なんで。でもまああんまりサンプルは効いてなかった…。いつものハルカリだ。ジャケのアートディレクションはハンパンダ野田凪さんだ。

東田トモヒロ

東田トモヒロ「MASTER PEACE」
JACK JOHNSON 風のアフターサーフなオーガニック・ギターミュージック。以前はレゲエが担っていた LOVE & PEACE なゆったりした雰囲気は、ハワイのサーフミュージックが担うようになったのね。最近のレゲエは殺伐としたダンスホールがメインでアゲアゲすぎるからなあ。

間重美「TALKIN BLUES」

間重美「TALKIN' BLUES」2006年
吉本興業の重鎮間寛平氏が本名でレゲエに挑戦。これはホッコリしたルーツレゲエスタイル。寛平さんだからといってタダの企画盤とあなどれない。ミックスに FISHMANS を手がけてきた ZAK 氏。これだけで聴く価値がある。ちなみに寛平さんの東京での別宅は下北沢にある。じつはご近所さん。

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OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND「ALL THE WAY」
●日本を代表するハードコアパンクバンド BRAHMAN のボーカル TETSU-LOW 氏の別ユニット。名前にあるようにアコースティックなアプローチなんだけど、流行のアフターサーフじゃなくって、なんとケルト風味でした。

SANDII「COME AGAIN」

SANDII「COME AGAIN」1991年
●下北沢の激安ワゴンでまた珍しいものを見つけた(ちなみに380円)。サンディーさんは、久保田真琴と夕焼け楽団が改組して出来たバンド SANDII & THE SUNSETZ で80年代に活躍した女性シンガー。彼女のリミックス&アンリリース音源をまとめたのがこのCDなのですが、日本のクラブシーンの開祖と言える MAJOR FORCE (TYCOON TOSH & K.U.D.O.) がリミキサーに入ってたりと、裏方が豪華。ジャマイカの名プレイヤー SLY & ROBBIE や、ROOTS RADICS が関わった曲は、もはや完璧なラヴァーズ・ロック。シンガポールのアーティスト DICK LEE が関わった「蘇州夜曲」もステキです。本来はハワイにルーツを持つアメリカ人であるサンディーさん自身は、その後フラの世界に傾倒、ストレートなフラアルバムを数々リリースして行きます。

2007.05.20 人前結婚式
休日の土曜日は、結婚式。
●高校の同級生だった女子が結婚するとの事で、朝から白金のウェディングレストランへ。今日の結婚式は「人前結婚式」というスタイルで、宗教的な要素ゼロ。参列者の人々に向かって結婚を宣誓するカタチをとるという。ふーん。娘ヒヨコにキレイな花嫁さんをみせて上げたかったな。

今日のBGM。
●ブラックムービーのサントラ特集2。

「ABOVE THE RIM - THE SOUNDTRACK」

「ABOVE THE RIM - THE SOUNDTRACK」1994年
●96年に殺害されたMC、TUPAC SHAKUR (2PAC) が主演を務めた映画。見てないんだけどストリートバスケのお話なのかな? 監修に DR.DRE、SUGE KNIGHT、レーベルは DEATH ROW ということでハッキリしてますが、当時全盛の西海岸 G-FUNK 色がコッテリ濃厚の内容。THA DOGG POUND WARREN G のファンクテイストや粘っこいヒップホップソウルが時代を象徴。SNOOP DOGG もチョイと客演。

「HIGHER LEARNING - MUSIC FROM THE MOTION PICTURE」

「HIGHER LEARNING - MUSIC FROM THE MOTION PICTURE」1994年
●この映画はリアルタイムで見た。黒人監督の俊英 JOHN SINGLETON「BOYS' N THE HOOD」など)の作品で、名門大学の中での人種差別と、登場人物それぞれの青春の中での葛藤が描かれていた。ICE CUBE がコワモテの黒人先輩として、立派なアフロにコームを差しながら主人公を睨みつけるシーンが印象的。コエえなあ。このサントラはヒップホップだけじゃなくてオールジャンルの音楽で構成されてる。もちろん出演者でもある ICE CUBE「HIGHER」とかカッコいいが、TORI AMOS R.E.M.カバーも美しいし、RAGE AGAINST THE MACHINE もカッコいい。

「BAD BOYS II - THE SOUNDTRACK」

「BAD BOYS II - THE SOUNDTRACK」2003年
●これは義弟 KEN5 くんにもらったCDだな。MARTIN LAWRENCE WILL SMITH が痛快に事件を片付ける刑事アクションだよね。見てないけど。映画のタイトルが「BAD BOYS」だけあってサントラも P. DIDDY 率いる BAD BOY ENTERTAINMENT が全部面倒みてるみたい。ボク的には冒頭2曲が THE NEPTUNES 制作曲ってトコロで十分いい感じ。

今日は病院で、会社は早引け。
●午前中に集中してスパスパスパッと伝票処理&メール対応。自分でもよくぞこなした、と思いながら(一応病み上がりだし)、先日予約した病院に向けて会社を早退。池尻大橋の駅から、病院へテクテク歩いて行く。その後、車検に出した愛車を杉並のディーラーまでピックアップしに行く。
●最寄りの京王井の頭線久我山駅で下車。生まれて初めて訪れた駅&街。そんな街では必ず古本屋やレコード屋がないかキョロキョロして歩くのが、ボクの習慣なのですが、やっぱし発見しました駅前の古本屋。ブックオフスタイルのマンガ、書籍、CD、ゲームとオールジャンル型の最近ありがちなお店。
●で、早速CD発掘。710円のお買い得品。

JIMI HENDRIX「ARE YOU EXPERIENCED」

JIMI HENDRIX「ARE YOU EXPERIENCED」1967年
●言わずと知れたジミヘンの代表作っす。「PURPLE HAZE」「HEY JOE」「FIRE」「FOXY LADY」などなど超重要曲搭載ですよ。昔学生の頃、サンフランシスコの中古レコード屋で、ゴミ箱みたいな激安ワゴンから2ドルくらいでこのLPをゲットした。ボロボロのジャケットでペラペラ&スレスレの最悪盤。貧乏旅行&貧乏買物の淡い思い出。だからカーステレオでこのCD聴いたら音が良過ぎてビビったっす。ジミヘンのギターすごいね!って今頃気付くなよ!

今日のBGM。
●今日はブラックムービーのサントラもの特集。

「WHITE MEN CANT RAP - MORE MUSIC FROM THE 20TH CENTURY FOX FILM WHITE MEN CANT JUMP”」

「WHITE MEN CAN'T RAP - MORE MUSIC FROM THE 20TH CENTURY FOX FILM "WHITE MEN CAN'T JUMP”」1992年
●映画の内容は全然知りませーン。黒人映画のサントラはヒップホップの珍しい曲やマイナーなアーティストがチェックできるから買うんです。このCDで気になったのが BOO-YAA T.R.I.B.E. という連中。ハワイ・サモア系のギャングスタファンク。しかも KONISHIKI さんの従兄弟が混じってるらしいよ。MAIN SOURCE の曲も気になった。MAIN SOURCE、実はまだ1枚もちゃんと聴いてない。ここらの90年代ニュースクールは外しちゃダメだよ。修行が足らないと反省。

「PUMP YA FIST - HIP HOP INSPIRED BY THE BLACK PANTHERS」

「PUMP YA FIST - HIP HOP INSPIRED BY THE BLACK PANTHERS」1995年
●これは映画というか、スバリあの黒人解放運動過激派政党「ブラックパンサー」の思想に共鳴したアーティストのコンピですね。コンピ製作に映画「パンサー」を監督した MARIO VAN PEEBLES が入っているので広い意味ではサントラ? 参加アーティストは、KRS-ONE、TUPAC SHAKUR、CHUCK D などシリアスなラッパーがいっぱい。FUGEES LAURYN HILL がまだトゲっぽいラップをかましてる時期で新鮮。あと KEM ってヒトが気になる。この人のアルバム探そう。

「FRESH : MUSIC INSPIRED BY THE FILM」

「FRESH / MUSIC INSPIRED BY THE FILM」1994年
●これも全然知らない映画。WU-TANG 関係者の曲もいいけど、ウンとオールドスクールな曲がいっぱい収録されてて気に入った。COLD CRUSH BROTHERS、SPOONIE GEE、THE FEARLESS FOUR、FRESH 3 MC'S、WHODINI、そして GRANDMASTER FLASH & FURIOUS FIVE。オールドスクールのマイナーなのってナカナカ聴けないからこれはお得だ。

「MUSIC FROM THE MOTION PICTURE - BULLETPROOF」

「MUSIC FROM THE MOTION PICTURE - BULLETPROOF」1996年
ADAM SANDLER の映画みたいだ。当然内容は分からない。CDの方は、チカーノ系がいくつか収録されてる所が注目。DTTX (FROM LIGHTER SHADE OF BROWN) とかね。DELINQUENT HABITS というチカーノラップユニットが個人的には大注目だったのに、ROCK MIX とかいってギターがガリガリ入っちゃってせっかくのチカーノ風味がなくなってしまっていた。むー。

●ちなみに今日紹介したサントラCDは、全部1枚460円でゲットしてます。フフフ。

2007.05.15 病弱親子。

具合がモーレツに悪い。
●また会社を休んでしまった。タダの風邪か過労か、持病の復活か。多分その両方のような気がする…。名古屋~神戸出張以降調子が悪かったのが、今週土曜日の休日出勤でトドメをさされた。午前11時に始まった会議が夜の12時まで続いたのである。これで具合が悪くなった。明日また新しい病院に行ってみる。今お世話になっている先生の紹介である。
●息子ノマドもぜんそく。朝からママに小児科に連れられて、午後から家でゴロリと寝てる。幼稚園もお休み、昼寝して過ごす。
●で、そんな病弱親子が二人でDVDを観る。

ピタゴラ装置DVDブック 2

「ピタゴラ装置DVDブック2」
NHK教育の名番組「ピタゴラスイッチ」に登場する、不思議なカラクリ装置をまとめたDVDだ。このカラクリは全て慶応大学佐藤雅彦研究室の学生さんが作っているという。さすが佐藤教授の愛弟子である。「1」も衝撃であったが、今回はよりグレードアップしてる。ノマドと二人で本気になって「へーすごい!」と感心しまくった。特に注目のポイントはわざわざスロー再生して親子で分析した。「ノマドここは鉛筆で出来たレールの幅が途中で変わってるから、大っきいボールはそのまま転がるけど、小さいボールは途中で落っこちちゃうんだよ」パパ本気で解説。

ノマド、サソリ座に関する続報。
●サソリ座生まれのノマド、サソリはナニ類か図鑑で調べた結果、クモに近い種類であることを知った。その後日、公園でクモを発見。「クモさーん、ノマドはサソリだからナカマだよー!」と話しかけていた。

最近行った試写会。
●映画「舞妓HAAAAN!!!」
阿部サダヲ、ひたすら超バカ騒ぎ。脚本は宮藤官九郎だし。ひたすらノーテンキに笑いました。あと、京都の花街の仕組みがちょっとわかった。女優さんは舞妓メイクで誰が誰だかまるで分かりませんでした。

最近の読書。

「ボーン・フィ・デッド ジャマイカの裏社会を旅して」

ローリー・ガンスト「ボーン・フィ・デッド ジャマイカの裏社会を旅して」
●レゲエの国ジャマイカ。この国のゲットーに潜り込んで、ギャング集団の取材を続けた白人女性のドキュメンタリー。貧困と殺人と政治抗争とドラッグと銃密輸。政治家とギャングの絶望的な癒着。ニューヨーク、マイアミへと海外進出して悪事の限りを尽くすジャマイカンギャングスタ。殺人を日常として育った少年たちが親すらを躊躇なく殺す。崩壊した社会とはこういうことなのか、思い知らされた。この何の希望もない社会からは、あの強靭な音楽レゲエが全く聴こえてこない。著者の根性と勇気に敬服。アメリカ人のインテリ女性がキングストンの危険地帯に立ち入ることがどんなことか、ギャングの周辺をかぎ回る事がどんなに危険か。見事。

最近のマンガ生活。

「西武新宿戦線異状なし」

押井守×大野安之「西武新宿戦線異状なし」
●ミリタリーマニアの押井守カントクが、趣味丸出しの戦車アクションを、所沢方面で展開。学生運動の残り香を感じさせながら、メガネのヘタレが奮闘します。

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー 」1

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」1~2巻
●怪作「エアマスター」で女子高生ファイターの格闘アクションを壮絶なテンションで描いた柴田氏が、新作に選んだテーマはなんと賭け将棋の世界。表舞台で注目を集めるプロ棋士とは別の、地下将棋「真剣師」。主人公は秋葉原で謎めいた女性「真剣師」に出会う。しかも彼女にはデリバリーメイドという別の顔があった。とにかく格闘技も将棋も勝負。テンションだけは猛烈に高い。

田中圭一「死ぬかと思ったH」

田中圭一「死ぬかと思ったH」
手塚治虫の画風を完璧にパクってオゲレツマンガを描く田中氏。それが名シリーズ本「死ぬかと思った」をマンガ化。基本的には下ネタのみ。バカばっか。

今週のBGM。

CARMEN MCRAE「THE GREAT AMERICAN SONGBOOK」

CARMEN MCRAE「THE GREAT AMERICAN SONGBOOK」1971年
●ジャズボーカルの女王。声にパワーがありすぎる。ココロが弱り過ぎてる時はコワくて聴けない。でもこのCD2枚組ライブ盤はシンガーもバンドもリラックスしててなんか和やか。パワーは全然損なわれてないけど、まろやかなのです。カーメンさん本人もいいけど、ギタリスト JOE PASS さんもボクの好きなプレイヤー。今日1日ゆっくり聴いていた。

JAMES MORRISON「UNDISCOVERED」

JAMES MORRISON「UNDISCOVERED」2006年
●イギリスの白人シンガーソングライター。ハスキーな声の彼の音楽にはホンの少しだけ古き良きソウルの香りがする。同じ名前の JAMES BLUNT と似てる位置づけだろうけど、もうちょっとタフな印象。イイですよ。おススメです。

「八丈島古謡 奥山熊雄の歌と太鼓」

●CDブック「八丈島古謡 奥山熊雄の歌と太鼓」
●太平洋に浮かぶ八丈島には、江戸時代にルーツを持つ古い民謡が外界の影響を受けずにわずかに残っているという。楽器伴奏なしで朗々と歌われる民謡は、当然言葉の意味も分からないが、不思議な温かみがうれしかった。意外なほどの高速テンポの太鼓楽曲も面白い。流刑地であったこの島に、日本各地の民謡の断片が集まって保存されているという物語が、ロマンチックじゃないですか。


母の日。ヒヨコ、カーネーションを買う。
●今日は娘ヒヨコと二人でドライブ。自動車税をコンビ二で支払い、切れかけてる車検の手続きをしに、杉並のカーディーラーへ行く。
●見積もりがあがるまで、ディーラーのお店にあった絵本をヒヨコと読んですごす。そしてボクのクルマの担当シノさんという女性と世間話。このシノさんは、無愛想なオヤジスタッフばかりのこのお店の中で、唯一ちゃんとした営業担当で、愛想のイイ陽気なお姉さん。ボクはこの人がいなければこの店でクルマを買わなかったし、修理でも相談でもシノさんが不在なら絶対に行かないことにしている。気付けばもう6年もの付き合いだわ。
●そのあと吉祥寺で買い物。本屋に行って、ヒヨコの大好きな「リサとガスパール」の絵本を買い、母の日のプレゼントとしてカーネーションのお花を2本買う。
●家に帰って、ノマドとヒヨコからママへお花のプレゼント。ヒヨコ「まま、いつもありがと、だいすき!」

ノマドヒヨコの箱根旅行。
●今週の金曜~土曜は、ワイフのおトウさんの還暦をお祝いすべく、箱根一泊旅行へ行った(ボク自身は仕事で不参加、とほほ)。
●レトロ建築がいい味を出してる「富士屋ホテル」に宿泊。ネコ足付きの洋風バスタブにヒヨコが感動。「アシがついてるおフロちゃんがあった。シンデレラのおフロみたいだった。」
●ノマドは箱根に至るまでに乗った様々な乗り物に、ことごとく感動。新型ロマンスカー~箱根登山鉄道~ケーブルカー~ロープウェイ。その感動をそのままに、またまたドローイング作品を仕上げました。

のまど16(はこね)

●下の部分に描かれた列車が新型ロマンスカー。ノマドヒヨコは最後尾の車両の窓の中に描かれています。で、各種チラシからロマンスカーの写真を切り抜いてコラージュを施しました。
●画面右側は、箱根の山と登山鉄道の線路を意味してます。線路は入り組んでてジグザグ。登山鉄道のスイッチバック方式(進行方向を前後入れ替えながらジグザグに斜面を登る方式)の線路を彼なりに絵に落とし込んだものです。その隣に描かれた斜めの長方形はケーブルカー。「ひもでひっぱってさかをのぼるんだよ」とボクに講釈してくれました。
●画面左側に大きく描かれた台形は富士山です。山頂部分は毛が生えたかのようにギザギザです。そしてその上をロープウェイが渡ります。ロープウェイから見た富士山がとても印象深かったと見えます。
●我が家では、楽しい事や旅行に行った後は、その興奮が冷める前に、コドモたちにこうした絵を描かせて思い出を定着させます。ヤツラすぐ全部忘れちゃうんで。

今週のBGM。

HERMAN’S HERMITS「NO MILK TODAY」

HERMAN'S HERMITS「NO MILK TODAY」1963-1971年
●60年代に活躍したイギリスのロックバンドのベスト。イメージとしては、ロックの乱暴な印象をサッパリ漂泊して、「普通の男の子」を演出することで茶の間に浸透したヤワいアイドルバンド、と後年に評価されとります。アイドルちっくな映画も一杯作ってもらってたらしい。レコーディングでは、セッションミュージシャンに依存しまくる状況もあったらしく、後に LED ZEPPELIN を結成する JIMMY PAGE JOHN PAUL JONES も仕事していたといいます。まあ確かに甘口、アレコレいわれてますが、それなりのキラキラしたポップ感覚は好きでござんす。「THERE'S A KIND OF HUSH」とかイイ曲です。

CLARENCE CARTER

CLARENCE CARTER「BETWEEN A ROCK AND A HARD PLACE」1992年。
●60~70年代に活躍した盲目のソウルシンガー、90年代のリリース。義弟KEN5君からもらったCDっす。レーベルは ICHIBAN(一番)というインディレーベルでソウル好きのアイルランド人がアトランタで始めたという代物だ。タイトルは、ストーンズにも同名の曲があるけど全然関係ないっぽい。不倫相手と本妻の間でまいったなという話みたい。

ACE SPECTRUM「INNER SPECTRUM」

ACE SPECTRUM「INNER SPECTRUM」1974年
●ニューヨークのボーカルグループ4人組。この時期流行ってたフィリーソウル風のキラメキが、このグループにも感じられます。美しいファルセットとコーラス、ストリングスアレンジ…。厳密にはフィリーじゃないですけどね。

JOHNNY BRISTOL「BRISTOL’S CREME」

JOHNNY BRISTOL「BRISTOL'S CREME」1976年。
●こちらも甘美なメロウソウル。モータウンの裏方でソングライターやプロデューサーとかしてたヒトみたいです。

NE-YO「BECAUSE OF YOU」

NE-YO「BECAUSE OF YOU」2007年
●瑞々しい声が爽やかなR&Bシンガーの二枚目。シンプルなトラックに、青さを感じさせる高い声が鮮やかで1枚目よりも好印象。なんかバカ売れしてるみたいね。

AVRIL LAVIGNE「THE BEST DAMN THING」

AVRIL LAVIGNE「THE BEST DAMN THING」2007年
●パリパリのブロンド美人さんだけど、SUM 41 のメンバーと結婚してからよりヤンチャ度増量した感じのガールズロック。よほど精神環境が良好なのか、肩ひじハッたツッパリさ加減が陽性に転じてメチャ明るくなったが、美人さん特有の神秘的な翳りが薄まったのがちと残念な気もする。

最近は珍しくテレビドラマをよく見てる。
●ドラマ「バンビーノ」は見ててニヤニヤしちゃう。上下関係の厳しい徒弟制度の雰囲気は、ボクの職場にもそれなりに色濃く残っている。ケチョンケチョンにされるマツジュン見てると、かつての自分を思い出すし、今の部下たちの顔も思い出す。
●ドラマ「セクシーボイス・アンド・ロボ」、ぼちぼち好きで観てるけど…ヒットしないんだろうな、なんかマニアックだから。大後寿々花ちゃん、予想以上に立派にやってると思うんだけどな。松山ケンイチ君のカラマワリぶりはご愛嬌。

チキンラン

●今晩のノマドヒヨコは、CATVのディズニーチャンネル「チキンラン」を見てた。AARDMAN STUDIO「ウォレスとグルミット」など) のカワイいクレイアニメーションなんだけど結構エグイ。ナチスの強制収容所をもじってて仲間のニワトリたちが安易に殺される。で迫る大量虐殺から逃れるというストーリー。案の定、「こわーい!」とヒヨコがギャンギャン泣き出した。

どうしようもなくカラダの調子が悪いっす。
●なので早朝シフトを休んでいるのだけど、でも自然と目は覚めてしまう。具合は悪いが眠れない。本当にクタビレている。また本格的に病院に行くしかないか…。

●調子が悪いので家に早めに帰ると、コドモたちが「トランプやろうよ」と攻めたててくる。でノマドとヒヨコでババヌキをする。ヒヨコはまだ一人でできないから、ちょっと手伝って上げる。今回はノマドがビリ。くやしそう。

さて、ノマドアート。

ノマド10(玄関)

●我が家のコドモ部屋の入口には、ノマドが描いた絵や文字らしきモノがベタベタと貼付けられています。ヤツ自身が勝手にベタベタテープで貼りやがる訳です。その絵の集合体が徐々に大きくなり、1年くらいかけてココまでの作品になってきました。さしあたりインスタレーションのような趣きでございます。

●そのインスタレーションの一部分をご紹介します。「けらとさろす」
ノマド04(けらとさろす)

●恐竜ケラトサウルスを描いたつもりのようです。ケラトサウルスというのがどんな恐竜なのかボクは知りませんが、ギザギザで強そうです。「がるるだ」という字が読めます。これはノマドが自分で考えたオリジナルヒーロー「とりレンジャー」のリーダーの名前。ホントは「がるるーだ」と発音します。「がるるーだ」はノマドの別人格であり(武藤敬司グレート・ムタの関係みたいなモノ?)、普段は16歳の消防士なのだけど、地球の危機には「とりレッド」に変身する宇宙人です。宇宙の果てから彗星に乗って太陽に行くつもりが、間違って地球に降りてきてしまったという設定。「火」を自由に操る忍者という説もあります。ま、これ全部ノマド本人の説明ですけど。

●もう1枚、ケラトサウルスです。ここでは名前が「けらとさろ」になってます。
ノマド04(けらとさろ)

●左側がケラトサウルスのアタマだといいます。キバを向いて口を開けているのです。ですので右側が太いしっぽ。そう言われると、前述の青いケラトサウルスも、長い首だと思ってたモノは実はしっぽなのかと不安になってきます。



音楽を聴き続ける日々。
●しかし、神経の調子が悪いのでどうしても扇情的なのはツライ。最近は落ち着いたモノを無意識に選んでしまう。

武部聡志「PIANOMAN - FOR YUMING LOVERS」

武部聡志「PIANOMAN - FOR YUMING LOVERS」2003年。
●この人は、ジェイポップ世界の裏方として活動してきたベテランプロデューサーさん。一青窈とかは全部このヒトが手がけているはず。松任谷由実さんにも音楽監督という立場で関わってきた。そんな彼がピアノ主体でユーミンミュージックをカバー。「守ってあげたい」「霧雨で見えない」とかを、繊細で粒のたった可憐なピアノで描きます。

上松美香「TESORITO」

上松美香「TESORITO」2002年。
●アルパ奏者である彼女が有名な映画音楽をカバー。「ニューシネマパラダイス」とか「タイタニック」とか「白い恋人たち」とか「サウンドオブミュージック」とか。「アルパ」とはハープのスペイン語版(音楽的にどっか違うはわかりません)。天才少女として16歳頃から本場パラグアイ、メキシコなどで活躍してたといいます。こういう音楽まで聴いちゃっているコトで、自分がどれだけ痛んでいるかがわかります。

松下奈緒「DOLCE」

松下奈緒「DOLCE」2006年。
●新進女優として活躍する奈緒さん、超美人さんだけどピアノもしっかりこなせるんだ。作曲もこなしているし。女優さんの余芸というには本格的クラシックアルバム。

ODYSSEY平原綾香

そら平原綾香

平原綾香、一気にまとめ聴き。
「ODYSSEY」2004年。あのホルスト「木星」カバーで大ブレイクを果たしたデビューアルバム。当時現役の音大生。異常に落ち着いて見えてたけどシングルリリース時は19歳だった。
「THE VOICE」2004年。「JUPITER」英語詞版など収録。ボクは「虹の予感」という曲が好き。
「FROM TO」2005年。カバー集。「いとしのエリー」から久保田利伸まで。
「4つのL」2006年。4つのパート LIVE / LIFE / LUCK / LOVE に分割されたコンセプトアルバム。
「そら」2007年。1月リリースの最新作。
●ミドルレンジ中心で甘く丸みのある彼女の声は、地味なようで実は結構オリジナルで、他に似たシンガーがすぐに思いつかない。レンジの広さやパワフルさ、何らかのユニークさで勝負してる歌手が多い中、とてもオーソドックスなのにしっかり響いているのは、正統な音楽教育を受けてる育ちの良さでしょうか。安心できる品質に癒されます。
●「愛・地球博」関連で松任谷由実さんが組織したユニット FRIENDS OF LOVE THE EARTH PROJECT にも参加してた綾香嬢。韓国や香港のトップシンガーとともに歌った「COLOR OF THE MOON」はかなりの頻度で愛聴してます。


ココからはいつも通りのジェイポップ研究。

m-flo「COSMICOLOR」

m-flo「COSMICOLOR」
●ココ最近取り組んできた「エムフロ・ラヴス・だれだれさん」路線をしこたま束ねたアルバムですわ。旬なヒトからビッグネームまでお見事なコラボ。安室奈美恵、MONKEY MAJIK、DOPING PANDA、CHARA、CRYSTAL KAYなどなど。BONNIE PINK とやった「LOVE SONG」と、MINMI とやった「LOTTA LOVE」はボクの中で去年のベストジェイポップダンスチューンでした。和田アキ子さんとやった曲は入ってないんだな…。

BONNIE PINK「ANYTHING FOR YOU」

BONNIE PINK「ANYTHING FOR YOU」
●相変わらずのハナに引っかかった甘口の声。去年蛯原友里ちゃんのCMでブレイクした曲「A PERFECT SKY」の路線を踏襲したシングル。でも彼女はR&Bベースのシンガーじゃなくてギターポップ出身のヒトだしキャリアも10年以上ですから。前述の m-flo コラボ曲のリミックス(by DJ UPPERCUT)も収録。全然関係ない余談ですが娘ヒヨコ、生意気にも「エビちゃんカワイイ」と最近意識しまくってます。

ケツメイシ「トレイン」

ケツメイシ「トレイン」
ケツメイシの中で一番好きな曲かも!実はなんであんなに売れてるんだろ、とか思ってたです(失礼!)。でもこの曲は、文字通り電車旅と人生を重ね合わせた曲で、電車のトコトコ進んで行くイメージをトラックでキチンと表現してるトコロがスキ。

FUNKY MONKEY BABYS「LOVIN LIFE」

FUNKY MONKEY BABYS「LOVIN' LIFE」
●いつのまにか100万ダウンロード超だって。ブレイクを全く察知できなかったですわ。ただのケツメイシフォロワーだと見くびってましたスミマセン。「さくらさくらさくら咲くよ僕の心に さくらさくらさくら咲くよ君という花が」今年のサクラソングは彼らかアンジェラか。

FUNKY MONKEY BABYS「ファンキーモンキーベイビーズ」

FUNKY MONKEY BABYS「ファンキーモンキーベイビーズ」2006年。
●勉強不足で今さらのように去年のアルバムを聴いてます。ヒトを食ったようなオフザケテイストの軽いラップはあくまでテレ隠しで、単細胞なくらい純情な若者ってことなのか。シングルのジャケよくないよ!山田花子とかそのまんま東とか使って。ジャケから音楽が全然イメージできないんだもん。

ORANGE RANGE「イカSUMMER」

ORANGE RANGE「イカSUMMER」
●いつも通りの彼らのノリですわ。ボクはむしろ三曲目収録の「DANCE2 (KAGAMI MIX)」に注目。グリコポッキーのCMソングで、新垣結衣ちゃんがノリノリのヘンテコダンスを披露してるヤツです。リミックスでエレクトロ度がより上昇。なんかクセになる。

LOVE「LOVEのテーマ」

LOVE「LOVEのテーマ」
●娘ヒヨコが夢中の「おしゃれ魔女ラブ&ベリー」の映画テーマソング。劇中ラブベリーがこの曲にあわせてダンスするのだが、その瞬間突然ヒヨコは「おしっこしたい」と言い出して見事映画館のトイレでおもらししたのであった。この「LOVE」というアーティストは大塚愛の変名ユニットとの未確認情報もアリ。真偽のほどは?

ほね組 from AKB48「ほねほねワルツ」

ほね組 from AKB48「ほねほねワルツ」
●これが我が家のコドモたちにとってのビッグアンセムになっている。上腕骨に肋骨、大腿骨に骨盤と、ひたすら骨の名前を列挙して、サビは「ほねほね ほねほね 元気に ほねほね ほねほね 動かそう」。そのサビ直前には「はじまるよ~!」と声を掛け合ってノマドとヒヨコはフリースタイルで踊るのです。リリック&プロデュースは秋元康。さすがですわ。ちなみに食玩シリーズ「ほねほねザウルス」にもノマドはハメられてます。

AKB48「軽蔑していた愛情」

AKB48「軽蔑していた愛情」
●秋葉原のアイドル軍団、「ほねほね」だけでなく本業でも侮れない動きが…。前シングル「制服が邪魔をする」からリリック(当然秋元康)がいきなりシリアスになる。今回も「いじめ」について少女目線で問題提起。公共広告機構のエコCMに出演するなど、社会派なアプローチで別次元にアップグレードする気配。

RYO THE SKYWALKER  トータス松本「おはようJAPAN」

RYO THE SKYWALKER & トータス松本「おはようJAPAN」
ウルフルズも移籍完了の新譜リリースで再始動ですが、こちらの個別行動の方がなんか面白いな。ソウルフルな熱唱はレゲエと相性がいい。

HARCO「BE MY GIRL ~君のデイリーニュース~」

HARCO「BE MY GIRL ~君のデイリーニュース~」2006年。
●神戸にて100円で購入したシングル。90年代渋谷系ポップスをそのままのカタチで現在に伝える職人的アーティスト。フリッパーズギターカジヒデキさんがやってたような甘口のカラフルなポップスを、青臭い声で歌ってるお兄さん。結構色々なCMソングを手がけている。一番有名なのはスズキアルト「世界で一番頑張ってる君に」でしょうか。


5月5日子供の日。 
●ヒヨコ4歳「こいのぼりがいそがしそうね」。こいのぼりが風にはためく我が家の庭に、テーブルを出して昼ゴハンを食べた。ワイフが作るいつものチャーハンも、日光の下で食べるとよりおいしく感じる。ラジカセでCDを聴きながら、お茶を飲んで読書する。コドモたちは庭で砂遊び。平和なヒトトキ。日光を浴びるのはボクの神経にもいいとワイフが配慮してくれた。

のまど12(こいのぼり2)

●ちなみにコチラはノマド5歳が幼稚園で作ってきた、コンビニ袋のこいのぼり。ウロコがダイナミックになった。目の下の模様は、ニコニコ歯を見せて笑っている表情なのか、またはエラなのかヒレなのか、微妙なトコロだ。


ヒヨコ、アニメに号泣。

トイ・ストーリー2

●先日CATVのディズニーチャンネル「トイストーリー2」が放送されてた。コドモたちには2回目だったはずだけど、ヒヨコがストーリーの展開にドキドキして「こわーい」と泣き出した。兄貴のノマドは「ウッディだいじょうぶだよ、さいごはアンディのおうちにかえれるんだから」と慰めるのだが、次第に緊迫する事態に号泣状態。この前DVD「ファインディング・ニモ」を観せてた時も、ヒヨコは号泣。ニモが死んだと父マーリンが勘違いしたシーンで悲しくなっちゃった。
●何回も観てきたお話なのに、まるで初めて観たかのようにドキドキしてるのは、ヒヨコの知能が、やっとストーリーを理解するレベルに到達したということか。今までは何となく意味も考えず楽しげな雰囲気だけで観てたのだろう。アタマの回転はニブいけど、優しい娘になってもらいたい。

●さらにコドモたち、今さら「天空の城ラピュタ」に感動。

ラピュタの景色

●これも、今まで観てたDVDなのに、ノマドも含めて改めて感動していた。ノマド「なんでラピュタこわしちゃったの!ノマドがいきたかったのに!」そこでノマド、僕らの知らん所で勝手に、ワイフのイモウト・サッちゃんに「三鷹の森ジブリ美術館」のチケットを取らせてたらしく、先日あの屋上のロボット兵を見てきた。ラピュタを起動するあの呪文をブツブツ唱えながら「このロボットは、シータをたすけようとしたロボットさんとはちがうよ。こわれてるところがちがう!」とノリノリで品評していたという。

ジブリの森/ロボット兵


さて、日だまりで聴いた今日のBGM。
●ポルトガル語ものを中心に。

松田美緒「イグノポール」2006年
●ポルトガルの音楽ファドに魅せられたお姉さんの限定版ミニアルバム。7弦ギターとバンドリンという楽器を伴奏に、カラフルに明るく歌う表題曲がひなたぼっこに最適。なぜか六本木ヒルズ限定発売と書いてある。でも買ったのは下北沢で260円。

CELSO FONSECA E RONALDO BASTOS「JUVENTUDE : SLOW MOTION BOSSA NOVA」

CELSO FONSECA E RONALDO BASTOS「JUVENTUDE / SLOW MOTION BOSSA NOVA」2001年。
●義弟ケンちゃんからもらったCD。実に優雅で上品なボサノバではないか。ひっそりとささやくような優しく丸い声が心を落ち着かせる。表題曲だけ英語で文字通りゆっくりとしたボサノバ。このシンガーの三枚目のアルバムらしいが、コレ以前のCDも聴きたくなった。ジャケも官能的でいいね。

DJAVAN「BEST COLLECTION」

DJAVAN「BEST COLLECTION」1982-1992年
●80年代から活躍するブラジルのシンガーのベスト。コレもケンちゃんからもらったCDだ。どこまでも伸びていくような声が爽やかで気持ちイイ。スキッと洗練されすぎてるのは80年代という時代のせいかアメリカ録音のせいなのか。ま、声がイイから気になりませんけど。

JOSE FELICIANO「JOSE FELICIANO」
●スペイン語圏と英語圏両方で活躍してきた盲目のシンガー。彼のカバー曲にフォーカスした編集盤。THE DOORS から LENNON/McCARTNEY、「CALIFORNIA DREAMIN'」までを朗々とカバー。60年代からキャリアを起こして、今日までバリバリの現役を張ってます。

有名人目撃情報
●神戸出張から帰る新幹線のホームで、デューク更家氏を見かけた。チョイ悪オヤジ風だった。

昨日はボクのイモウト夫婦が遊びにきました。
●GWというのに、仕事としては色々なイベントがあって普通に働いてました。もうクタクタ、神経もクシャクシャ。やっと辿り着いた週末っす。そんな中、名古屋に住むイモウト夫婦が今日は遊びにきてました。
●我がコドモたちノマド&ヒヨコは、ボクのイモウトのダンナさん、ケンちゃんが大好き。背中によじ登ったり、トランプの神経衰弱をしたり、図鑑や絵本を読んでもらったりとメチャメチャ楽しんだ様子。ボク自身も、出張だ早朝シフトだで、久しぶりにコドモたちと話をした感じだ。

●ケンちゃんと宇宙の図鑑を見てたノマド、自分の星座が「サソリ座」だということを思い出して、質問してきた。「パパ、サソリはナニるい?」サソリがナニ類とな? 微妙なトコロ聞いてくるねノマド。確かあれは昆虫じゃないんだよね…。「うーん何だろ、ノマドは何だと思う?」
●ノマドしばし思案。「…じゃあさ、ラクダはナニるい?」「ラクダは哺乳類だね」ノマド「じゃ、サソリもほにゅうるいだよ!だってラクダもサソリもいっしょにサバクにすんでるもん!」おお、そう推論したかノマド。なるほど。
●「ノマド、ムシの図鑑を持ってきて調べてごらん。確かムシの図鑑に載ってたから」ノマド図鑑をペラペラ。サソリはクモのページの隣、ゲジゲジやダンゴムシと一緒に分類されていた。カテゴリーは「昆虫いがいの虫」。こりゃまた微妙な表現だね。ちゃんと調べるとサソリは「節足動物門鋏角亜門クモ綱サソリ目」難しくてノマドに説明しきれない。サソリはサソリらしいよ、ノマド。


神戸出張、堪能してきました。
●神戸は面白い!4月30日の早い時間に仕事は終了、関係者を新幹線で東京に送り返しつつ、自分は勝手に予約時間をズラして気ままに神戸観光を堪能しました。

神戸のレコード屋巡り。
●今回初めて知ったのだけど、神戸は日本のジャズ発祥の地だと言われてます。港町だから舶来文化が早く伝わったのかな。そのせいかジャズのLPがたくさんあってしかも安いという印象でした。

●まずは元町高架下のお店「WILD HONEY PIE」。昔ながらの中古レコード屋さんで、お世辞にもキレイと言えない、ホコリで手が黒くなるようなお店。でも盤質はともかく価格が安い。アナログ主体でジャズも古典ロックもあるが、ボクがココで買ったのは昭和グループサウンズ。オックスとかテンプターズとかがお買い得でした。そんで聞き込み。「すいません、ボク東京から出張できたんですけど、この街にはコチラみたいなレコード屋さんは他にどこにあるんですか?」この質問、知らない街では必ず聞きます。ココのオジさんは丁寧に教えてくれました。旅のこうした会話が、ボクは最高に楽しいのです。

●お次のお店は「りずむぼっくす」。神戸近郊に系列店を6つ持つ中古屋さんで、その内の4店をチェックしてしまいました。これも実に古典的なレコードショップで洒落っ気はゼロ。でもキレイに分類されてチェックしやすい良いお店です。扱いはCDとアナログが半々。全ジャンル網羅しつつジャズが強い印象、そして安い。WEATHER REPORT のLPを420円、ART PEPPER のCDを840円、THE OSMONDS(60~70年代のバブルガムポップス)のLPを170円、などなど15枚ほど買ったでしょうか。三宮駅前のセンタープラザという雑居ビルに2店舗あるのですが、この建物、中野ブロードウェイと同じ匂いがします。生活臭が強すぎる食堂と奇妙なオタク系ショップ(アニメイト)が同居してます。

●続いて「ビデオランド ミッキー」。名の通りDVDやビデオ(エロ含む)中心のお店で、ベタベタジェイポップとかの中古CDが何の思想もなく雑然と売られています。こういうダメな店こそ時にイイものが見つかります。無思想が故にボク的には価値のあるものがゴミ同然に売られているからです。系列店2軒を両方チェック。83年にリリースされた THE MONOCHROME SET の編集盤にボーナス曲を加えたCDとかを発見しました。

●神戸のチャイナタウン、南京町でもレコード屋さんを発見。「RHYTHM KINGS」。観光客の喧噪から一歩外れた路地の2階にヒッソリと存在してました。ワールドミュージック中心の、在庫にコダワリを感じるお店。ハワイや南米、アメリカンルーツミュージックなど、音楽知識が試される品揃えです。やっぱハワイとかちゃんと知らないと買えないな。価格もキチッとしてるからハズレ覚悟の冒険買いをするには勇気がいる。ココではニューオリンズのブラスバンドを買いました。

●神戸は古着屋さんや雑貨屋さんもスリリング。
●さて、今回の神戸では、古着屋さんや雑貨屋さんなどビリビリ来るような刺激的なお店にいっぱい出会いました。そちらもご報告。

●やはり神戸は高架下。JR三宮駅から隣の元町駅までの線路の高架下には個性的なお店があることで古来有名です。そこでストリートファッションのお店を冷やかしつつ見つけたのが「PADOMA」というお店。いわゆる「和柄系」です。いい加減昨今の和柄ブームにはちょっと食傷気味ではあるのですが、ココにはギラリとしたオリジナリティを感じました。凄みのある龍や鯉のモチーフ。気になってお店のオジさんに聞いてみると「ウチはデザイナーにホンモノの彫師を使ってるからね」。なるほど、こりゃ入れ墨なのか!「和柄系」ならぬ「和彫系」!面白い!そのままロングスリーブシャツ購入!オジさん、ダウンタウン松本人志さんが番組で着てくれてるなんて自慢話まで教えてくれました。
●全くの余談ですが、現行和柄系を刷新するポスト和柄ムーブメントはどこかにないのでしょうか? 非常に気になってます(←バカ)。ボクが先日マイホームタウン下北沢で発見したのが「アイヌ柄」。やってくれたのは和柄シーンの最先端を担ってきた個性的なショップ「泥棒日記」。サモア系のトライバルタトゥーにも繋がるデザイン感覚です。昨年から続くボクのマイブーム「北海道~アイヌ」に呼応した痛快なクリエイティブに最高の賛辞を贈ります。

●そして神戸の最近の話題と言えば、生田神社藤原紀香&陣内智則が結婚式を挙げた影響からか、高校生から熟年夫婦まで全世代を網羅したカップル群が大勢お参り&記念撮影をしておりました。一人フラフラ歩くボクは、頼まれて2組ほどのカップルの写真を撮ってあげました。
●そんな生田神社の参道の西側に広がるエリア。ここに古着屋地帯を発見しました。地元の人はココをトアロードの西、トアウエストというそうです。
●このトアウエストの真ん中にあるのが「JUNK SHOP FACTORY」。キレイに整理されてて、でも値段が高いわけじゃなく、店員さんが明るくて丁寧。「イイものを高い値段で買うのは誰でもできる、足で探してイイものを安く買う」をモットーとするボク好みのナイスな古着屋さんです。イタリアの黒いサファリシャツを3000円で購入。ボタンがゴツくてカワイイっす。一階には「MODERNARK」という名のカフェ&雑貨屋さんを併設。古着屋独特の甘くちょっとカビ臭い匂いが、ボクは大好きです。

●で、またまた店員さんに聞き込み。親切な店員さんが地図を描いて説明をしてくれました。「この前ココから独立した人が始めたお店があるんです。栄町というところです」栄町とは、チャイナタウン南京町の南側にあるブロック。ココが雑貨屋さん地帯として今急成長しているというのです。
●案内されたのが「LIKE LIKE(リケリケ)」というお店。小振りだけどサッパリとした古着&雑貨店です。ここで感動したのは、パイレックスのオールドマグカップ。耐熱素材でできたこの手のアメリカの古いマグは、普通に一個3000円くらい、ノベルティ物やキャラ物となると平気で5ケタの値段で売られています。それが一個1000円!おおお安い!美品だしデザインもシンプルでカワイイ。ワイフへのお土産のつもりでペアで買いました。
●ワイフのお土産はもう一つ用意。チャイナタウンのそばにあるケーキ屋さん「観音屋」。ココの名物「デンマークチーズケーキ」を購入。トースターで3分ほど加熱して食べるおいしいケーキです。10分ほどの行列に並んで買ってしまいました。

●さらに歩を進めて「旧居留地」というエリア。横浜でよく見るような、時代がかった重厚なレトロビルヂングを眺めてテクテク。そこで見つけたのが「高砂ビル」という建物。やはりレトロビルなのだが、2階に古着屋&ギャラリーがたくさん入っている。とくにユニークだったのが「突撃洋服店」という古着屋。比較的広い面積に洋服だけじゃなく家具やアクセサリー、旅行カバンまで扱っているのです。ここでは夏向けのメッシュ素材のシャツを買ってしまったのでした。

●コドモたちには、南京町でチャイナ服を購入。ヒヨコにピンクのチャイナドレスをプレゼント。「パパありがとう!」ニコニコしながら試着して、脱いだ後はキレイにたたんで「ママ、だいじなところにしまっておいて!」。最近は「オシャレ大好き」と自ら公言しているヒヨコへの、ジャストミートなプレゼントであった。
●ノマドには、真っ赤なカンフースーツを。金色のドラゴンが刺繍されている。ノマドが毎週見ているテレビ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」は中国拳法をフィーチャーしているので、これもノリノリである。カンフーのポージングをして写メを撮影した。
●実は今月末もまた神戸で仕事がある。その時も、よりアグレッシブにこの街にトライせねば。