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2007.07.12
今日はカウンセリング。
●自律神経失調症とのお付合い(その3)〜「カウンセリング」編
●ウチの会社の診療所には、カウンセリングルームというのがあるんです。ボク自身今回の病気で初めて知ったんだけど。今日はそこでカウンセリングを受けました。実はもう3回目。ココの先生とは5ヶ月ぶりくらいです。
●心理カウンセリングってよく聞く言葉でしょうけど、実際にナニをするか体験した人はそんなに多くないでしょう(お世話にならずに済めばそれにこした事ないですし)。患者の立場からヒトコトで言えば、ま、はっきりいって単純に臨床心理士の先生と話をするだけです。
●人生相談とは違うので「アンタ、○○しなきゃダメよ!」とか細木数子さんみたいな御託宣をいただける訳じゃない。なんかもっとボンヤリとしたトーク。「最近はどうですか?」とか聞かれるんだけど、コッチは『どうスか?っていわれてもナニを言えばいいのやら』とか思うわけです。
●今回は、とにかく長期休養に入るまでの顛末を説明し、休んでみての感想を話してみる。飲んでるクスリを全13種類を紹介し、相変わらず体調も悪いが基本はノンビリしてます、みたいな話。先生からは「仕事休んでいることへの罪悪感、自責の念に捕われている限りは、休養しても意味がないし、病気もよくならないですよ!」とのこと。ワーカホリックのボクが仕事について後ろ髪引かれてないか、心配してるようだ。
●しかし、仕事への心配はボク個人の頭からスッパリ抜けました。もちろん仕事が増えて迷惑をかけている人達が大勢いて、職場の方々には大変申し訳ないのだが、仕事の仕上がりはボロボロのボクがいるより高水準になるはず。今のボクの能力はホントに低水準でチームにとっていない方がマシだと、ハッキリ自分でわかってる。「後輩たちがボク以上のイイ仕事をしてくれるはずですから心配してません。復帰の時に自分の立場があるかとか、そういうのはそんトキ考えます。」先生「そうですね、先の事は今後考えましょう。病気の時に重要な決断をしてはいけません。辞めるとか別れるとか、病気の時の判断は必ず悪い方に流れます。」
●このようにカウンセリングは、ただ無駄話をするように見えて、自分の状況を自分で整理させるのが目的らしい。さらにトークの内容だけに意味があるわけじゃないようだ。ボクの姿勢や視線のポジション、声のトーンを、臨床心理士は丁寧に観察する。初回カウンセリングのボクは、うつむいて先生と全く視線を合わせなかったという。今日のボクは比較的背筋が伸びてて顔を前に向けていたらしい。これで回復の尺度を測ってる…。あ断っておきますけど、これはあくまで患者としてのボクの主観なので、心理学的にはもっとプロフェッショナルな理論や思想があるんでしょうね。とにかく、こんな感じで30分の時間が流れるのです。
●あともう1つ大事な事。カウンセリングは保険適応外!
●実は、心理カウンセリングは医療行為ではないんです。だから保険がきかない。ぶっちゃけお金がかさむんですわ!普通の心理相談に行くと、初回 90分 12000円、その後 50分 8000円 くらいかかります。高いでしょ〜。ちょっとしたキャバクラ気分でしょ〜。オジさん先生相手のトークなのにね〜。クスリの処方とかが伴わないと、現行制度では医療行為と見なされないんですって。ボクはだから会社の福利厚生サービスとして診療所を利用してるんですわ。従ってほとんどお金かからない。でもこれは普通の患者さんにはかなりの負担です。
●これで先生と気が合わないとか、トークの中身に納得がいかないとかすると、一気に行く気なくなりますわ。そこが弱点。同じお金払うなら占い師のトコロ行きますって人いても不思議じゃない。このメンタルヘルスの世界、怪しいトコロいっぱいありますからね。弱ったココロでフラフラしないように気をつけないと。
●この「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html
●休養生活に入って、コドモと一緒にいる時間がとても増えた。
●ノマドにはいつもの図鑑の読み聞かせをしている。最近読んだページは「類人猿から人類への進化」。猿人からネアンデルタール人とかクロマニヨン人とかって話だ。「猿人の時代にはみんなスッポンポンで暮らしてたけど、進化した人間は動物の毛皮で服を作るようになったんだ」
●そんな話をしていたら、突然ヒヨコがカットイン!「ヒヨコ、ドウブツのフクならキリンさんのもようがイイ!」原始人の服からなぜかインスパイアされたヒヨコ、そのクリエイティブのおもむくままに描き上げたのが、下記の作品である。

●ヒヨコ作品「キリンとおそろいのふく」。
●半袖で、黄色いフリフリスカートとのこと。もひとつヒヨコ作品「キリンさん」もアップしときます。なんかバナナみたいだな。

●エレクトロニカもののサントラ。
●PLAID/ASIAN KUNG-FU GENERATION「鉄コン筋クリート オリジナル・サウンドトラック」2006年
●松本大洋原作のアニメ「鉄コン筋クリート」のサントラは、UKエレクトロニカの重鎮 PLAID が手がけてます。80年代末〜90年代初頭に活躍したテクノユニット BLACK DOG PRODUCTION が改組したチームで、よりフリーで不定形な音響世界を描いております。アメーバのようにカタチがハッキリしないが、なぜか澄みきった存在感を放つ音像。痛んだ神経には、実はこうした音楽が優しいのかも。アジカンの書き下ろし主題歌「或る街の群青」も沁みる。いつにも増してドラマチックな盛り上がりを見せるロック。
●THE DUST BROTHERS「FIGHT CLUB - ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE」1999年
●鬼才 DAVID FINCHER 監督、BRAD PITT/EDWARD NORTON 主演の重要作「FIGHT CLUB」のサントラは、US 音楽シーンの仕掛人 THE DUST BROTHERS が手がけてます。BEASTIE BOYS のセカンド「PAUL'S BOUTIQUE」で最高のブレイクビーツを組み上げ、BECK の出世作「ODELAY」で極上のサウンドコラージュを編み上げたプロデューサーチームと言えばその実力のスゴさが伝わるでしょう。ここでは、お得意のサンプリングを敢えて封印しつつ、でもあくまでヒップホップをベースにした、イルでチルでアブストラクトな音像空間を構成してます。映画も最高に楽しかったね!
●今日はこのままエレクトロニカ、ダンスミュージック中心にいきますか。
●RJD2「THE THIRD HAND」2007年
●あれっ?この人、アブストラクト・ヒップホップの人じゃなかったっけ?音響派を通過したドープなトラックをストイックに練り込んでたような人だったのに…。今回は、歌っちゃってます、普通に。リズムトラックに独特の粘りを残しつつ、ポストロック風のメロディを歌っちゃってる。転身だわ。でも悪くはないですよ。むしろ以前よりも浄化されたような美しさがある。似た系統のアーティスト PREFUSE 73 が SAVATH + SAVALAS 他たくさんの変名ユニットで、アブストラクト・ヒップホップからよりフリーなエレクトロニカまで様々なアプローチの音楽を作ってる姿勢と似てるな。
●ADD N TO X「ON THE WIRES OF OUR NERVES」1998年
●いやあ悪趣味なジャケがイイ味出してますね。手術台に横たわる女性の内臓にアナログシンセを突っ込んでます。音楽もこのイメージのまま。マッドサイエンティストな姿勢で、アナログシンセがなし得る最高にエグイ表現の限界に挑んでます。ブヨブヨブヨブヨ。音響派全盛時代のイロモノ的存在?

●BELL「NUMBER」2000年
●こちらもテクノ表現への変態的なフェテシズムが匂う、妙なアーティストさん。わざと粗末で古くさい音作りで、大昔のテクノポップをなぞって見せてるみたい。ピコピコピコピコ。安いハイハットがチキチキチキチキ。でもベースとキックだけはバッチリパンチが効いてるんだな。別のアルバムでもミニマル過ぎる構成に吐き気すら感じたことがある。

●HU VIBRATIONAL「UNIVERSAL MOTHER」2006年
●こちらはテクノのアプローチで、アフリカ/アジアを連想させるトライバルビートを展開させてる。高速で疾走するパーカッションが多重に織りなすポリリズム音楽。ああとっても癒される。タイトルは「ユニバーサル・マザー」…。さっき読んだノマドの図鑑には、人類の始祖はアフリカに生まれたと書いてあったな。

●REKID「MADE IN MENORCA」2006年
●きらびやかな極彩色テクノ世界ですな。きらめくような音響のタペストリーがまぶしいッス。そこに圧倒的な秩序をもたらしているのが2拍目と4泊目の強烈なキック。そこにボクはファンクを嗅ぎ取るのです。変名ユニット RADIO SLAVE の方が今は有名なのかな?
●CARL CRAIG + LAURENT GARNIER「THE KING OF TECHNO」2006年
●UKの個性的なレーベル BBE のコンピ「THE KING OF…」シリーズで一番感動した作品。デトロイトテクノの重鎮 CARL CRAIG と、パリのベテランDJ LAURENT GARNIER が、敢えてお互い相手の音楽的ルーツを探るようなコンパイルで選曲を競い合うコンセプト。
●LAURENT GARNIER が編んだデトロイト選曲は、JEFF MILLS などデトロイトテクノの代表選手から、やはりデトロイトが生んだ P-FUNK 軍団、そしてデトロイト出身のパンクス THE STOOGES までを網羅。CARL CRAIG が編んだヨーロッパ選曲には、80年代のニューウェーヴが満載。イギリスの THE ART OF NOISE、ドイツの NITZER EBB や YELLO、フランスの LIAISONS DANGEREUSES、そして日本の Y.M.O. まで。テクノのルーツを巡る2つの時間旅行をゆっくり堪能。
●FAITHLESS「TO ALL NEW ARRIVALS」2006年
●日本じゃちとマイナーな印象だけど、今イギリスで最高セールスを上げるダンスアクトだといいます。すでに10年のキャリア。どこか陰鬱で幻想的なサウンドだけど、ポエトリーリーディングのように響いてくるリリックの内容は、実は政治的に辛辣で聴く者にヒリリとした緊張を強いる。
●THE PRODIGY「ALWAYS OUTNUMBERED, NEVER OUTGUNNED」2004年
●キャリアならコッチも長いぞ、91年デビューですから。ビッグビートで一時代を席巻してしまって、盛りを過ぎた感もあるプロディジーの今ん所最後のアルバム。相変わらずロッキンしてます。でもさすがに大ヒット作「THE FAT OF THE LAND」は越せないなあ。
●TRUE STEPPERS「TRUE STEPPING」2000年
●これは先日義弟の KEN5 くんからもらったCDだ。基本は2ステップで、軽快なブレイクビーツが痛快。これに SO SOLID CREW の白人ラッパー NEUTRINO の高速ラップがからんだりしてよりカッコいい!00年の作品だけど、現行の "GRIME" シーンの萌芽がすでにはっきり見えています。掘出し物!
●ウチの会社の診療所には、カウンセリングルームというのがあるんです。ボク自身今回の病気で初めて知ったんだけど。今日はそこでカウンセリングを受けました。実はもう3回目。ココの先生とは5ヶ月ぶりくらいです。
●心理カウンセリングってよく聞く言葉でしょうけど、実際にナニをするか体験した人はそんなに多くないでしょう(お世話にならずに済めばそれにこした事ないですし)。患者の立場からヒトコトで言えば、ま、はっきりいって単純に臨床心理士の先生と話をするだけです。
●人生相談とは違うので「アンタ、○○しなきゃダメよ!」とか細木数子さんみたいな御託宣をいただける訳じゃない。なんかもっとボンヤリとしたトーク。「最近はどうですか?」とか聞かれるんだけど、コッチは『どうスか?っていわれてもナニを言えばいいのやら』とか思うわけです。
●今回は、とにかく長期休養に入るまでの顛末を説明し、休んでみての感想を話してみる。飲んでるクスリを全13種類を紹介し、相変わらず体調も悪いが基本はノンビリしてます、みたいな話。先生からは「仕事休んでいることへの罪悪感、自責の念に捕われている限りは、休養しても意味がないし、病気もよくならないですよ!」とのこと。ワーカホリックのボクが仕事について後ろ髪引かれてないか、心配してるようだ。
●しかし、仕事への心配はボク個人の頭からスッパリ抜けました。もちろん仕事が増えて迷惑をかけている人達が大勢いて、職場の方々には大変申し訳ないのだが、仕事の仕上がりはボロボロのボクがいるより高水準になるはず。今のボクの能力はホントに低水準でチームにとっていない方がマシだと、ハッキリ自分でわかってる。「後輩たちがボク以上のイイ仕事をしてくれるはずですから心配してません。復帰の時に自分の立場があるかとか、そういうのはそんトキ考えます。」先生「そうですね、先の事は今後考えましょう。病気の時に重要な決断をしてはいけません。辞めるとか別れるとか、病気の時の判断は必ず悪い方に流れます。」
●このようにカウンセリングは、ただ無駄話をするように見えて、自分の状況を自分で整理させるのが目的らしい。さらにトークの内容だけに意味があるわけじゃないようだ。ボクの姿勢や視線のポジション、声のトーンを、臨床心理士は丁寧に観察する。初回カウンセリングのボクは、うつむいて先生と全く視線を合わせなかったという。今日のボクは比較的背筋が伸びてて顔を前に向けていたらしい。これで回復の尺度を測ってる…。あ断っておきますけど、これはあくまで患者としてのボクの主観なので、心理学的にはもっとプロフェッショナルな理論や思想があるんでしょうね。とにかく、こんな感じで30分の時間が流れるのです。
●あともう1つ大事な事。カウンセリングは保険適応外!
●実は、心理カウンセリングは医療行為ではないんです。だから保険がきかない。ぶっちゃけお金がかさむんですわ!普通の心理相談に行くと、初回 90分 12000円、その後 50分 8000円 くらいかかります。高いでしょ〜。ちょっとしたキャバクラ気分でしょ〜。オジさん先生相手のトークなのにね〜。クスリの処方とかが伴わないと、現行制度では医療行為と見なされないんですって。ボクはだから会社の福利厚生サービスとして診療所を利用してるんですわ。従ってほとんどお金かからない。でもこれは普通の患者さんにはかなりの負担です。
●これで先生と気が合わないとか、トークの中身に納得がいかないとかすると、一気に行く気なくなりますわ。そこが弱点。同じお金払うなら占い師のトコロ行きますって人いても不思議じゃない。このメンタルヘルスの世界、怪しいトコロいっぱいありますからね。弱ったココロでフラフラしないように気をつけないと。
●この「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html
●休養生活に入って、コドモと一緒にいる時間がとても増えた。
●ノマドにはいつもの図鑑の読み聞かせをしている。最近読んだページは「類人猿から人類への進化」。猿人からネアンデルタール人とかクロマニヨン人とかって話だ。「猿人の時代にはみんなスッポンポンで暮らしてたけど、進化した人間は動物の毛皮で服を作るようになったんだ」
●そんな話をしていたら、突然ヒヨコがカットイン!「ヒヨコ、ドウブツのフクならキリンさんのもようがイイ!」原始人の服からなぜかインスパイアされたヒヨコ、そのクリエイティブのおもむくままに描き上げたのが、下記の作品である。

●ヒヨコ作品「キリンとおそろいのふく」。
●半袖で、黄色いフリフリスカートとのこと。もひとつヒヨコ作品「キリンさん」もアップしときます。なんかバナナみたいだな。

●エレクトロニカもののサントラ。
![]() | 鉄コン筋クリート オリジナル・サウンドトラック サントラ (2006/12/20) アニプレックス この商品の詳細を見る |
●PLAID/ASIAN KUNG-FU GENERATION「鉄コン筋クリート オリジナル・サウンドトラック」2006年
●松本大洋原作のアニメ「鉄コン筋クリート」のサントラは、UKエレクトロニカの重鎮 PLAID が手がけてます。80年代末〜90年代初頭に活躍したテクノユニット BLACK DOG PRODUCTION が改組したチームで、よりフリーで不定形な音響世界を描いております。アメーバのようにカタチがハッキリしないが、なぜか澄みきった存在感を放つ音像。痛んだ神経には、実はこうした音楽が優しいのかも。アジカンの書き下ろし主題歌「或る街の群青」も沁みる。いつにも増してドラマチックな盛り上がりを見せるロック。
![]() | Fight Club: Original Motion Picture Score The Dust Brothers (1999/09/28) Simply Vinyl この商品の詳細を見る |
●THE DUST BROTHERS「FIGHT CLUB - ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE」1999年
●鬼才 DAVID FINCHER 監督、BRAD PITT/EDWARD NORTON 主演の重要作「FIGHT CLUB」のサントラは、US 音楽シーンの仕掛人 THE DUST BROTHERS が手がけてます。BEASTIE BOYS のセカンド「PAUL'S BOUTIQUE」で最高のブレイクビーツを組み上げ、BECK の出世作「ODELAY」で極上のサウンドコラージュを編み上げたプロデューサーチームと言えばその実力のスゴさが伝わるでしょう。ここでは、お得意のサンプリングを敢えて封印しつつ、でもあくまでヒップホップをベースにした、イルでチルでアブストラクトな音像空間を構成してます。映画も最高に楽しかったね!
●今日はこのままエレクトロニカ、ダンスミュージック中心にいきますか。
![]() | The Third Hand Rjd2 (2007/03/06) XL Recordings この商品の詳細を見る |
●RJD2「THE THIRD HAND」2007年
●あれっ?この人、アブストラクト・ヒップホップの人じゃなかったっけ?音響派を通過したドープなトラックをストイックに練り込んでたような人だったのに…。今回は、歌っちゃってます、普通に。リズムトラックに独特の粘りを残しつつ、ポストロック風のメロディを歌っちゃってる。転身だわ。でも悪くはないですよ。むしろ以前よりも浄化されたような美しさがある。似た系統のアーティスト PREFUSE 73 が SAVATH + SAVALAS 他たくさんの変名ユニットで、アブストラクト・ヒップホップからよりフリーなエレクトロニカまで様々なアプローチの音楽を作ってる姿勢と似てるな。
![]() | On the Wires of Our Nerves Add N To (X) (1998/05/19) Mute この商品の詳細を見る |
●ADD N TO X「ON THE WIRES OF OUR NERVES」1998年
●いやあ悪趣味なジャケがイイ味出してますね。手術台に横たわる女性の内臓にアナログシンセを突っ込んでます。音楽もこのイメージのまま。マッドサイエンティストな姿勢で、アナログシンセがなし得る最高にエグイ表現の限界に挑んでます。ブヨブヨブヨブヨ。音響派全盛時代のイロモノ的存在?

●BELL「NUMBER」2000年
●こちらもテクノ表現への変態的なフェテシズムが匂う、妙なアーティストさん。わざと粗末で古くさい音作りで、大昔のテクノポップをなぞって見せてるみたい。ピコピコピコピコ。安いハイハットがチキチキチキチキ。でもベースとキックだけはバッチリパンチが効いてるんだな。別のアルバムでもミニマル過ぎる構成に吐き気すら感じたことがある。

●HU VIBRATIONAL「UNIVERSAL MOTHER」2006年
●こちらはテクノのアプローチで、アフリカ/アジアを連想させるトライバルビートを展開させてる。高速で疾走するパーカッションが多重に織りなすポリリズム音楽。ああとっても癒される。タイトルは「ユニバーサル・マザー」…。さっき読んだノマドの図鑑には、人類の始祖はアフリカに生まれたと書いてあったな。

●REKID「MADE IN MENORCA」2006年
●きらびやかな極彩色テクノ世界ですな。きらめくような音響のタペストリーがまぶしいッス。そこに圧倒的な秩序をもたらしているのが2拍目と4泊目の強烈なキック。そこにボクはファンクを嗅ぎ取るのです。変名ユニット RADIO SLAVE の方が今は有名なのかな?
![]() | The Kings of Techno Laurent Garnier、Carl Craig 他 (2006/10/31) Rapster この商品の詳細を見る |
●CARL CRAIG + LAURENT GARNIER「THE KING OF TECHNO」2006年
●UKの個性的なレーベル BBE のコンピ「THE KING OF…」シリーズで一番感動した作品。デトロイトテクノの重鎮 CARL CRAIG と、パリのベテランDJ LAURENT GARNIER が、敢えてお互い相手の音楽的ルーツを探るようなコンパイルで選曲を競い合うコンセプト。
●LAURENT GARNIER が編んだデトロイト選曲は、JEFF MILLS などデトロイトテクノの代表選手から、やはりデトロイトが生んだ P-FUNK 軍団、そしてデトロイト出身のパンクス THE STOOGES までを網羅。CARL CRAIG が編んだヨーロッパ選曲には、80年代のニューウェーヴが満載。イギリスの THE ART OF NOISE、ドイツの NITZER EBB や YELLO、フランスの LIAISONS DANGEREUSES、そして日本の Y.M.O. まで。テクノのルーツを巡る2つの時間旅行をゆっくり堪能。
![]() | To All New Arrivals Faithless (2006/12/12) Sony/Columbia この商品の詳細を見る |
●FAITHLESS「TO ALL NEW ARRIVALS」2006年
●日本じゃちとマイナーな印象だけど、今イギリスで最高セールスを上げるダンスアクトだといいます。すでに10年のキャリア。どこか陰鬱で幻想的なサウンドだけど、ポエトリーリーディングのように響いてくるリリックの内容は、実は政治的に辛辣で聴く者にヒリリとした緊張を強いる。
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●THE PRODIGY「ALWAYS OUTNUMBERED, NEVER OUTGUNNED」2004年
●キャリアならコッチも長いぞ、91年デビューですから。ビッグビートで一時代を席巻してしまって、盛りを過ぎた感もあるプロディジーの今ん所最後のアルバム。相変わらずロッキンしてます。でもさすがに大ヒット作「THE FAT OF THE LAND」は越せないなあ。
![]() | True Stepping True Steppers (2000/11/27) Nulife この商品の詳細を見る |
●TRUE STEPPERS「TRUE STEPPING」2000年
●これは先日義弟の KEN5 くんからもらったCDだ。基本は2ステップで、軽快なブレイクビーツが痛快。これに SO SOLID CREW の白人ラッパー NEUTRINO の高速ラップがからんだりしてよりカッコいい!00年の作品だけど、現行の "GRIME" シーンの萌芽がすでにはっきり見えています。掘出し物!
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