ヒヨコ(4歳)に文字を教えるのが大変!
●とうとうスタートした公文式の宿題だが、ヒヨコには大苦戦だ。文字に興味ないし、集中力もない。
●プリントの短い文章を音読する宿題。2文節の簡単な文章だ。「みどりのきゅうり」と書いてある。ヒヨコ「えーと、『グリーンのきゅうり』!」おいおい、グリーンなんてどこに書いてある?ヒントのイラスト見て適当に答えてるだろ。
「しんぶん」が読めない。ヒヨコ「しくぷく!」惜しい!「ぶ」「ぷ」になっちゃうの惜しいな、もう一歩手前でいいんだわ。「く」はしょうがない…。
「でんしゃ」が読めない。一文字目から読めない。ボク「ヒヨコ、テンテンなしだったらなんだ?」ヒヨコ「んー、ち!」惜しい!た行まではあってる。「ヒヨコ、コレは「て」。…しょうがない、パパがこれから「て」という字の大事な秘密を教えてやろう。」「ヒヨコ、自分の右手を見てみな。その手のひらの真ん中に、「て」の字が書いてある(←頭脳線と生命線ってヤツ?)。」ヒヨコ「ほんとだ!『て』だ!」くーこりゃホントに大変だ。ノマドの時は全然苦労しなかったのにな。お風呂での「あいうえおパズル」でウチの奥さん、のぼせそうになってたし。
●その日の夕食の時、ノマドに聞いてみた。「ノマド、ノマドはどうやって字を覚えたの?」ノマド「うーんとね、しぜんに!」お前、今まで気付かなかったけど、スゲエよ!


●今日はDVDいっぱい。

プラダを着た悪魔 (特別編) プラダを着た悪魔 (特別編)
メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ 他 (2007/04/18)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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「ブラダを着た悪魔」2006年
●主演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ。舞台はN.Y.、ジャーナリスト志望のアンドレア(ハサウェイ)がやっとの思いで職を得たのは、ファッション誌「RUNWAY」編集部。全世界の注目を浴びるセレブでありながら、超有能だけど超冷酷かつ超理不尽の辣腕編集長ミランダ(ストリープ)のアシスタントになる。ブランドなんぞまるで興味がない野暮な女の子が、突然踏み込んでしまった最高水準のハイファッション世界。最高水準の華麗さと最高水準の過酷な仕事で、翻弄される悪夢の毎日。激しい残業とプライベートお構いなしの携帯連絡。徐々に彼氏との関係も…。
●またまた「仕事と生活」という永遠のテーマに足を突っ込んでしまった。今のボクにゃ毒だわ。 使命感や達成感の間でやりがいとかプライドとかが胸の中を通り過ぎるが、それは日常生活の含有量でいうと1%だけのことで、残りの99%はただひたすら続く過酷な無限仕事地獄。ボクの場合「それでいいのか?」「それでいいのか?」「それでいいのか?」×100回ぐらい呪文のように自問したら、なんかがマヒして「それでいいです。」と自動決済されてしまった。映画の主人公の最後の判断は、ボクとは別のやり方で実に賢明だと思う。
●でも、今こうして病気になって仕事を離れるハメになったが、実はこれまでのことに後悔はない。アレはアレでアレだけ仕事する必然があったし、結果もついてきたし。コレからどうするかは、病気が治ってから考える。

ジダン 神が愛した男 ジダン 神が愛した男
ジネディーヌ・ジダン、デビッド・ベッカム 他 (2006/11/24)
アミューズソフトエンタテインメント

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「ジダン 神が愛した男」2006年。
●あのフランス代表のジダンである。そのジダンの一挙一投足を16台の高性能カメラがじっと記録する。彼の表情、動き、汗、声、息づかい。ただそれだけをジックリ押さえていく。その映像にそっと寄り添うサウンドトラックを担うのはスロウコアの権化 MOGWAI
●しかし、サッカーにはとんと無知なボクなので、全然ゲームの内容がわからない。カメラはひたすらジダンだけを押さえてるので、試合展開どころかボールの行方すら映さない。ジダンは取り留めなくウロウロ歩き、時々走り、時たまボールに触る。華々しく活躍もしない。ただそんだけ。ひたすらそんだけ。ナレーションもほとんどない。ボクにはホント知識がないので、彼が何のチームとして、誰と戦っているかもワカラン。後半、ベッカムらしき人が画面のスミにちらっと登場したので、ああこれがレアルマドリードってヤツか、と納得。相手は結局今だ不明。
●汗だくのジダンと90分ばかりのにらめっこ。この映画はサッカーを描くつもりもないし彼の技術も描かない。ひたすらジダンそのものだけを切り取り見せる。……そうすると不思議な事に、ジダンが古代の地中海世界を駆け回ったローマ帝国の将軍に見えてきた……。そういうビデオです。

フーリガン フーリガン
イライジャ・ウッド、チャーリー・ハナム 他 (2006/12/08)
メディアファクトリー

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「フーリガン」2006年
●主演:イライジャ・ウッド。悪名高きイギリスのフーリガンの生態を描いた映画。サッカーわかんないくせしてまたサッカー映画かよ、とお思いでしょうが、これもサッカー関係なし。フーリガンは、サッカー大好きだが、サッカーなんてお構いなしに暴れる。スタジアムだろうが路上だろうが見境なしに、敵グループと激しく激突し乱闘する。イイ年ブッコいた大人がマジでムキになって殴り合う。それがフーリガンなのだ。主人公はアメリカからイギリスに嫁いだ姉を訪ねてくる青年。ここで彼はそんなフーリガンチームにのめり込んでいくのだ。
●激しい暴力と抗争。それが故に固く結びつく仲間の友情と一体感。サッカーはただのキッカケ。押さえられない激情と衝動。これが彼らの青春の放電の仕方。音楽と一緒だ。ロックの刺激とケンカの躍動。それはベクトルこそ違えどエネルギーは同じところからわき上がって来る。しかし暴力は暴力。憎しみが憎しみの連鎖を生み、悲惨なクライマックスへ向かっていく。壮絶な青春。
●主人公のフーリガンチームで、一人猜疑心が強く、新参の主人公を認めない男がいる。この男が非常にいいアジを出している。俳優の名前はレオ・グレコリー。シワっぽい顔が荒んだ性格を表し、どこか狂気をはらんだ目が怪しく光っている。

ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 通常盤 ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 通常盤
レオ・グレコリー、パディ・コンシダイン 他 (2007/02/28)
エイベックス・トラックス

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「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」2005年
●そのとても気になった俳優、レオ・グレコリーはすぐに別のトコロで見つかった。この映画で主人公ブライアン・ジョーンズその人を演じている!彼の怪しく危険な雰囲気は確かに、ブライアンを演じるにふさわしいだろう。
●1969年、ブライアン・ジョーンズはドラッグ問題などからストーンズから解雇され、その年、自宅のプールで溺死体として発見される。当時の調査では事故死とされているが、この映画では他殺説を主張。ブライアンがいかに殺されるに至るかまでを描く。彼は希代のヒップスターだったが、混乱した人間だった。あの時代自体が混乱してたのかな。
ブライアン・ジョーンズ他殺説を裏付ける証言はいくつかあるようだ。犯人自身は既に故人だが死の直前に殺害を認めたといわれていたり、最後のガールフレンドがそれを裏付ける書籍を書いていたり。99年に英BBCが、そういう主旨のドキュメンタリーを制作しているみたい。

オールド・ボーイ プレミアム・エディション オールド・ボーイ プレミアム・エディション
チェ・ミンシク、ユ・ジテ 他 (2005/04/02)
ショウゲート

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「オールド・ボーイ」2003年
●日本のマンガを原作にした韓国映画だ。カンヌではパルムドールまではいかなかったがグランプリを受賞。主演は「シュリ」で冷酷非常な北朝鮮テロリストを演じて主役を喰ったチェ・ミンシク。ヒロインには、ボクの大好きなカン・へジョンちゃん。「トンマッコルへようこそ」で無垢な少女を好演。ここではちょっと濡れ場もあってドキッ!ボクの中でアジア系では今最高にカワイい女優です。
●主人公は、15年も長きにわたって監禁生活を強いられてきた男。理由も分からず、そしてキッカケも分からないままに解放された…。自分を閉じ込めたのは誰なのか?何のためなのか?それを突き止める冒険が始まる。
●これまたやり過ぎなほどの徹底した暴力表現で、見事日本ではR-15印がつきましたが、タランティーノが絶賛。好きそう!

ナチョ・リブレ 覆面の神様 スペシャル・コレクターズ・エディション ナチョ・リブレ 覆面の神様 スペシャル・コレクターズ・エディション
ジャック・ブラック、アナ・デ・ラ・レゲラ 他 (2007/03/23)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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「ナチョ・リブレ 覆面の神様」2006年
「スクール・オブ・ロック」第二弾なのか? 主演:ジャック・ブラック演じるダメ男が、メキシコ少年の憧れ「ルチャドール」になるべく努力するコメディ。
●舞台はメキシコの片田舎。孤児院を兼ねた修道院で暮らす主人公・ナチョは、何をするにも半人前のダメ人間。でもひそかに覆面プロレスラー「ルチャドール」に憧れている。そこに清らかな美人シスターが修道院に登場。貧乏修道院の孤児にイイ食事を食べさせるため、そして意中のシスターに思いを伝えるため、ナチョはマスクをかぶる事を決意する!
●でも「スクール・オブ・ロック」がオモシロすぎたので、ちょっと物足りなかったかな。でもデブ男がみっともなく戦う姿は楽しくもあり勇気づけられもする。楽に見られる映画だ。


●今日のBGM。

Eye to the Telescope Eye to the Telescope
KT Tunstall (2006/02/07)
Virgin/Relentless/EMI

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KT TUNSTALL「EYE TO THE TELESCOPE」2006年
●イギリスで話題の女性ロックシンガーだという。またロック気取りのお嬢ちゃんアイドルかよ、と思った。AVRIL LAVIGNE 以降そんなのばっかだよ。HILARY DUFF、LINDSAY LOHAN、KRYSTAL MEYERS……。しかし、アイドルというにはトウが立った30歳という年齢、ボチボチ長い下積みなどなど、そういうカテゴリーの娘じゃないとすぐ判明。ブルースめいた声は SHERYL CROW が登場した瞬間の感じ? DVD特典映像では、ペダル操作でギターを叩く音をループさせ、パーカッションとアコギだけでガナる彼女が見られる。パーカッションの腕前も披露。まだちょっと甘いんだけど今後を期待します。本物の骨っぽさを今後もっと感じさせてくれ。

ストレンジフォーク ストレンジフォーク
クーラ・シェイカー (2007/06/27)
ソニーミュージックエンタテインメント

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KULA SHAKER「STRANGE FOLK」2007年
KULA SHAKER 8年ぶりのフルアルバム完成。ブリットポップ旋風の吹き荒れる96年にデビュー、その微妙なインド趣味とダイナミックなロックで結構評価されてました。ぼくも1ST好きだったし、DEEP PURPLE「HUSH」をカバーしてたのもかっこ良かった!でもその後なんか尻すぼみで中途半端に解散し、リーダーの CHRISPIAN MILLSTHE JEEVAS とかいうバンドを作るに至る(←興味なしにつき未聴)。そしたらこの再結成だよ。どうなってるの?
●でも出来上がりは、結構ダイナミックでキライじゃないぞ。インド趣味は後退してても微妙なサイケ風味は消えてないし、それがロックのダイナミズムとキチンと同居できている。サイケフォーク風の曲があったり BOB DYLAN を連想させるハナに引っ掛けた唄い方も披露。芸風も広がってイイんじゃん? ただし内ジャケに見るリーダー CHRISPIAN の王子様趣味だけはチトついていけない。母親は女優、父親は映画監督、俳優でもある祖父は SIR の称号まで持ってる。サラブレットのナルシズム。

Version Version
Mark Ronson (2007/05/08)
Sony / Bmg Import

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MARK RONSON「VERSION」2007年
●これはオモシロいコンセプトアルバムだよ。DJ/プロデューサーとして知られる彼が、UKロックなど昨今のヒット曲を、70年代のモータウン/スタックスサウンド、往年のソウルミュージックに再構築するというプロジェクトだ。
●さあこの職人のまな板に乗ったのは誰の曲かというと、COLDPLAY、KAISER CHIEFS、MAXIMO PARK、KASABIAN、ZUTONS などなど。まさに旬のUKバンドばかりだ。これが立派なソウルミュージックになる!
●ボクが注目したのは、THE CHARLATANS U.K. の初期代表曲「THE ONLY MONE I KNOW」!この曲は90年発表でボクにはリアルタイムだからね。そして THE SMITHS「STOP ME」 THE SUPREMES「YOU KEEP ME HANGING ON」と合体マッシュアップ。古い曲に落ち着き感じる所がオッサンだな。意外なトコでは BRITNEY SPEARS「TOXIC」。ぐっとテンポダウンして渋く決まってる。そして故 OL' DIRTY BASTARD のラップをフィーチャーしている。



●ノマド&ヒヨコに突如「ゲゲゲの鬼太郎」ブーム。

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●とにかく「ゲゲゲ〜」というフレーズが鮮烈らしくて、「ゲゲゲが見たい」ばっかりだ。せがまれてビデオ屋に行く。テレビ版がたくさんあるのでどれがいい?と聞くと「コワくないヤツがイイ」。おいおい「鬼太郎」でお化けでてこないヤツなんぞないぞ!
●そんで一応先輩として、細かい設定を教えてあげる。「鬼太郎はね、目が片っぽないの。いつも髪の毛で隠れてるけどね」「で、その片目が、目玉のオヤジ。アレは鬼太郎のお父さんだ」へえーと感心しまくるコドモ2匹。しばらくビデオ鑑賞した後、ぽつりとヒヨコ「鬼太郎のお父さん、お洋服着ないのね。」あー確かに裸だ。そしたらノマド「お父さんなのに、チンチンついてないね。」ああー確かにそうだ。チンチンないわ。初めて気付いた。
●もう一個気付いた事が。今回レンタルしたのは、4回目(1996〜98年)のアニメシリーズだが、例の主題歌を憂歌団が担当してる。へえ。
●ボクがリアルタイムで見てたのは3回目のシリーズ(1985〜88年)だったらしい。で今現在第5シリーズが放送中とのこと。(←それ知ってたらビデオ借りんで済ましたわ!)今シリーズでは「ねこ娘」がスゴく可愛くなってるらしく、人間社会でアルバイトとかしてるらしい!

「ゲゲゲの鬼太郎」最新シリーズ: http://www.toei-anim.co.jp/tv/kitaro/

●そんなノマド&ヒヨコ、公文式教室に正式デビュー。
●この8月から、ノマドヒヨコに算数&国語を公文で習わせることに。いわゆる「読み書きソロバン」だ。週二回教室に通って、簡単なドリルをこなす。時間も測る。スピードが大事。そして宿題プリントをもらい、これも毎日やる。まずココから、このタイミングで始める。

公文式ホームページ: http://www.kumon.ne.jp/index.html

●ノマドは知的好奇心を刺激されてやる気マンマン、初日に3日分の宿題を終わらせてしまった。ノマドは幼稚園の年長さん。来年4月から小学校だ。この時期に教室に行かせる理由は、ヤツにとって「遊び」/「勉強」が分化する前に、「勉強」「遊び」と同じ世界にあるもんだという事を理解させたかったからだ。
●小学校に入学すれば、否応なく「勉強」/「遊び」の時間がカリキュラムによって整理切断される。子供によっては、二つは反発する対立要素になってしまうが、ノマドにはそう考えてほしくない。遊ぶように勉強し、勉強するように遊んでほしい。今のノマドは「遊び」/「勉強」が渾然一体。ヤツが読書するのは勉強のつもりじゃないし、最近は字を書いてメモを作るのが楽しいらしい。そのままがいい。勉強は楽しいものだし、遊びも真剣にやれと言いたい。だから今から、遊びの延長として教室に通わせる。
●それでいて完全な我流で覚えた字を、無意識のうちに矯正する。ヤツはサウスポーだし、キレイな字を書くのには難儀するだろう。でも他人の字をよく見て、よりステップアップするはずだ。

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●一方ヒヨコは公文オリジナルバッグがもらえた事が一番嬉しくて、内容には全く興味がない。困ったなあ。
●不安がいっぱいだが、一流の社交家ではあるヒヨコなので(バレエ教室でも、阿波踊り練習でも、幼稚園でも、マンションでも、ヒヨコはすぐ人気者になる。むしろ面倒見てあげたくなるオーラが出てるというか…)、公文式教室という社会に放り込めば上手くサヴァイブするだろうという当てずっぽうな期待がある。
●とにかく、文字&数字に対する接触機会を増やす。細かい作戦はこれから考える。


●そんな父親だが、こちらもコドモに対して道徳を示してやるだけの理論武装をしなければいけない。善悪の基準とか、守るべき礼節だとか、そういうヤツ。ハッキリ言って自分でも自信がない。まるで「ドロナワ」って事だが、こんな本を読んだ。

高校生が感動した「論語」 (祥伝社新書) 高校生が感動した「論語」 (祥伝社新書)
佐久 協 (2006/06)
祥伝社

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佐久協「高校生が感動した『論語』」
●えっ!今このタイミングで孔子かよ!と思うでしょ。やー、一応儒教的価値観のルーツ勉強しといた方がいいかなと思って。この本は慶応高校で人気だった漢文の先生による、思いっきり噛み砕いた現代口語訳「論語」。じゃなきゃさすがに読めないよ。
●でも「論語」は理論書じゃないし、孔子のバラバラな発言集だから、その思想体系とかはさっぱり分からなかった。でも1つ分かった事がある。孔子は、同じ内容を何回も質問されてるが、毎回違う事を言っている。時には矛盾寸前みたいな場合も。これは相手を選んで答え方をそのつど変えているのだ。現代風で言えばコーチングである。その対象に即して的確なタイミングとアドバイスが重要だ。彼は名コーチなんだ。

●今のノマドヒヨコに「礼節」をそのまま説いても意味がない。より具体的なルールを確認するのがイイ。ノマドへは「ママに意地悪しない。ノマドはママが嫌いか?好きなら優しくしろ。困らせるようなことは止めろ」。ヒヨコへは「ゴハンの時、お手伝いの時、お片づけの時、必ず両手を使いなさい。片手ではちゃんとした事はできないし失敗もする。おフザケして遊んでいるように見える」
●これを静かな声でゆっくり言い含める。できれば、必ず肩を抱いたり、両手を握って話す。ギュッと強い大人のチカラを、こうしたスキンシップで示す事で、デカイ声を出さずに大人の権威を理解させる。

●もう1つ中国ネタを。これ全然違う文脈だけど。

墨攻 墨攻
アンディ・ラウ、アン・ソンギ 他 (2007/07/27)
アミューズソフトエンタテインメント

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●DVD「墨攻」2006年
●日本の同名マンガを原作に中国映画が作られたケースだ。主演はアンディ・ラウ。もちろん森秀樹の原作マンガも大好き。本来は酒見賢一さんという人の歴史小説らしい(←コッチは未読)。やっとレンタルが出た!
●舞台は1600年以上前、春秋戦国時代の中国。孔子のような思想家が数々活躍した「百家争鳴」の時代に、「墨家」という思想集団があった。彼らの信条は「兼愛」「非攻」。平和を重んじ全ての侵略行為を否定する。
●大国・趙の10万の軍勢にまさに侵略されんとしていた小国・梁は、この「墨家」に救援を要請する。派遣されてきたのはたった一人の男・革離「非攻」の思想に基づく鉄壁の防御術と知略の限りをつくして、この天才戦術家が10万の敵と戦う。
●様々な戦術/戦略で知能戦が繰り広げられた原作マンガと違い、映画では、その天才を巡って嫉妬や裏切りが巻き起こる人間社会の愚かさが描かれている。崇高な思想も圧倒的な技術も結局そんなモノの前になし崩しになる。人間でダメだね。歴史上の「墨家」も、一時は孔子の「儒家」と伍する勢いを持ちながらも早々に没落してしまう。

墨攻 (1) (小学館文庫) 墨攻 (1) (小学館文庫)
酒見 賢一、久保田 千太郎 他 (1999/05)
小学館

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●なんか中国の古代史にも興味が出てきちゃった。今後本を買って勉強してみよう。

●今日のBGM。

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ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕」1995年
サザンのシングル探しでふと見つけた52円の8cmシングル。でもボクの思い出の大事な曲だ。あの阪神大震災の惨状と復興への切ない希望から、ソウルフラワー中川敬ヒートウェーブ山口洋の二人が共作した名曲だ。多くの人にカバーされているが、ボク個人は ガガガSP のバージョンで馴染んでた。
●あの地震では、学生だったボクもボランティアとして震災発生一週間目の神戸に入って様々な活動をした。物資を詰め込んだライトバンを運転したが、360度瓦礫の山で地図が全く役に立たない。コッチは塞がってる、目印がなくなってる、通行止めになってる。被災者の人達と会えば「ここでは7人死んだ」「あそこで8人死んだ」そんな話が普通の事のように出てくる。関西弁にはどんな悲惨事をも笑い飛ばし弾き飛ばす強さがある。1月の寒い夜、たき火を囲んで被災者の人やボランティアの仲間と色々な話をした。「どんなにヒドい破局に見舞われても人間は生きていく。」そんな「逞しさ」を教えてもらった。たった2週間弱の活動だったが、重要な経験だった。
●震災一年後、神戸市長田区・長田神社でフリーコンサート「つづら折りの宴」が行われた。出演は、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、どんと(ex. ボ・ガンボス)、石田長生などなど。12000人を動員したもはや伝説のライブだ。ボクも神戸まで足を運んだ。そこでこの唄を初めて聴いた。「解き放て 生命で笑え 満月の夕」逞しい唄だと思った。


クワタを聴け! クワタを聴け!
中山 康樹 (2007/02)
集英社

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●先日も報告した、「サザンオールスターズ再聴キャンペーン」をすすめるにあたって、とある大問題に気付いた。
●このサザンというバンドは、オリジナルアルバムに入ってないシングルだけ曲が異常にいっぱいあるのだ。あの「みんなのうた」とか「TSUNAMI」「HOTEL PACIFIC」「マンピーのG★スポット」など、誰でも知ってる曲が、アルバム単位では扱いが宙ぶらりんなのだ。
●今まで聴いてきた1978年〜1985年までだけで、すでに20曲ぐらい取りこぼされてる。「YA YA(あの時代<とき>を忘れない)」も入ってない。これだって超有名曲じゃん!ああなんかB面曲まで気になって来たぞ!
●じゃあベスト盤を…と思ったらコレまたハードル高し! この辺を完璧網羅しているのは4枚組CD「すいか」と3枚組CD「HAPPY!」というヤツだけ。でも限定発売&既に廃盤で、「すいか」なぞ渋谷レコファンで49800円もするプレミアアイテムになっていた。マジかよ…。

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●ということで、サザンの過去のシングル探しをコツコツ始めました。再発を定価(800〜1280円)で買ってたらさすがに財政がピンチになるので、それはダメ。100円コーナーからセッセと発掘。
●まずは昨日、下北沢界隈の中古CD屋さんで探索、50円から180円の間の価格で11枚発掘。さすがに8cmシングルコーナー(懐かしい縦長ジャケ!)までチェックしたのは久しぶりで目が疲れた。中途半端なベスト盤(「バラッド」シリーズなど)はシングルだけのB面曲なんてちょっぴりしか収録してないのでレンタルですます。
●今日も心療内科への行き帰りで、三軒茶屋〜渋谷のレンタル店&中古CD屋をチェック。8cmシングルと7インチEPを10枚。50円から415円の価格で発掘。これとレンタルで済ました分を合わせれば、70曲中44曲をゲット、一曲単価82.6円。うむ、コストパフォーマンスも言う事なし。

●……こんなことにムキになる凝り性だから、ボクは病気になっちゃうんだよなあ。バカだなあ。

●今日のBGM。

Life in Cartoon Motion Life in Cartoon Motion
Mika (2007/03/27)
Universal

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MIKA「LIFE IN CARTOON MOTION」2007年
●UK 気鋭のシンガーソングライター。ソコヌケに明るいキラキラポップメロディと裏声アリの伸びのイイ高い声。ああ明るい気分にさせてくれる! 今日も朝からイイ音楽聴いたー! 英メディアでは、FREDDIE MERCURY ELTON JOHN、GEORGE MICHAEL と並び称される絶賛ぶり。ん?このラインナップでなんとなく気付きました? そう、この人ゲイだそうで。ゲイの人って、楽しいコト/気持ちいいコトに正直で臆面ない。そしてキラキラしてて強い。ボクが仕事で知り合った人達はみんなそうだった。このアルバムもそう。「LOVE TODAY」「RELAX (TAKE IT EASY)」曲タイトルからだけでも元気を貰った感じだ。

Goodbye Yellow Brick Road Goodbye Yellow Brick Road
Elton John (1990/10/25)
Polygram Records

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ELTON JOHN「GOODBYE YELLOW BRICK ROAD」1973年
●で、本家本元のゲイの真打ち登場。ダイアナ妃追悼歌として捧げられた「CANDLE IN THE WIND」を収録した彼の代表作。でもダイアナ追悼のイメージでしっとりアルバムと思ったら大間違い。当時の彼は華美なファッションとパフォーマンスで知られたグラムスターだ。カミングアウトはまだしてなかったが、極彩色の衣装にどでかいサングラスは、ロックスターの中性美の先駆を成してた。そんなエネルギーがモロぶつかってくるパワーが満載。