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2008.02.29
リハビリ最初の一週間が平和に終了。
●自律神経失調症とのお付合い(その43)〜「先生が代わってしまうよ」編
●リハビリ出社が始まって、最初の一週間が終わった。平和だった。コンディションは良好。感情的な問題は何もない。不安も憂鬱も何もない。カラダの調子もいい。右肩の痛みも随分和らいだ。歩行距離が伸びた分、弱った足に負担がかかり少々辛い。でも電車で座る席を見つけられればダイジョウブ。
●久しぶりに会社の近くにある新橋のそば屋で昼飯を食った。ふきのとうと菜の花の天ぷらをのせたソバ。ふきのとうの春らしい香りが口の中に広がる。ああ繊細な味覚が帰ってきたぞ。一時は自分が空腹か満腹かも分からなかったし、味覚も嗅覚も失った。大分フツウの人間になってきた。うれしい。
●木曜日は会社のカウンセラーと面談。経過は良好と感じてくれたようだ。看護師Nさんも優しくしてくれる。このNさんは「のび太のママ」そっくりのルックスで、ボクが変なコトをするとスゴい勢いで説教される。そうなるとメガネのボクは、自分が「野比のび太」になったような気がする。しかし今の所バッチリ優等生として振る舞えてる。説教されてない。
●この辺の人々が、ボクが回復したと信じてくれない限り、職場への完全復帰はありえない。だから、とにかく自然体で、焦る事なく、静かに過ごし、周囲に「コイツもうダイジョウブだな」と思わせないといけない。
●来週は、徐々に会社滞在時間を伸ばす。1時間を2時間に、2時間を3時間に。ゆっくりゆっくり。退屈しのぎの方法を考えよう。楽しく読める本を持って行こうか? 新聞を買って読もうか? ボクんちはもう10年近く新聞をとってないからな。
●3月一杯を使って、10時〜18時の会社滞在まで持って行けると最高だ。とにかく午前中のシンドさは依然として大きいので、コレを克服するのが大きなハードルだ。
●看護師Nさんに言わせると「社食で昼飯を食う」ってのも重要ポイントらしい。会社の中、不特定多数の人間の中でフツウにメシを食う、これが結構な心理的プレッシャーになるらしい。「そのうち一緒にお昼食べに行きましょう。初めてコレやる人には汗ダクになってドキドキ状態になる人もいるのよ」へえ、そんなもんなのか。
●それではと思い、試しに社食フロアを歩いてみた。カフェテリアやコンビニがあるフロアも歩いてみた。残念ながら知ってる顔には会えなかった。が、そんなにビビるようなもんでもないなと思った。でもココロの奥底で不安がカチッと作動するかもしれない。会社の中は全部地雷原だ。一歩ずつ一歩ずつ慎重に歩いて、地雷がないコトを確かめよう。ぶっちゃけ、エラい人が大勢いる28階はまだ行きたくない(笑)。
●今日は心療内科の診察。主治医のセンセイが変わってしまう。
●多分ほぼ同世代の女医さんYセンセイ。既婚で女の子が1人。第二子出産のため、今日限りで病院を退職する。ボクとしては本当に残念。
●癒し系キャラのこのセンセイとは、かなりウマがあっていたと思う。心療内科/精神科の治療は医師と患者の信頼感が大切だ。患者は全員ココロが物凄くササクレ立ってる状態。コレでウマが合わなきゃ最悪。飲まされるクスリさえにも不信感が芽生え、飲むのを止めてしまう人も多い。ボクはこのセンセイに出会って、そうならずに済んだ。同世代感覚や子供がいる事が、共通項になってスゴく打ち解ける事が出来た。それとボクがどんなに変なコトをしても、ソレをすぐさま否定するようなコトはしないでいてくれた。
●ボクは極端にデティールにコダワるタイプで、診察開始当初センセイはボクがスゴく細かいコトをたくさんしゃべる事に少々ビックリしたらしい。でもナニも言わずトコトンそれに付き合ってくれた。ボクは診察開始2回目で、自分が病気に至るまでの過程と不安なポイントをワード文書A4版20頁に書き連ねて持って行った。ボク「こんなコトやるヤツはいませんか?」センセイ、一瞬だけギョッとした表情を見せたけど「いやいや、コレはうれしいですね、しっかり読ませてもらいます」と静かに受け止めてくれた。次回の診察ではその膨大な文章を全部読んでくれていた。「こんな生活をしてたんですか!壮絶ですね!」
●ボクのしでかす多少の奇行めいた極端な行動にも、笑って対応してくれた。突然サザンオールスターズのシングルを集めたくなって、テンパってしまった時(でも最終的にコンプリート)とか、地球儀にハマって切り取る角度を歪めたメルカトル図法世界地図をPCで作り出した時(結果これは挫折)とか、演劇にハマって精神安定剤を頬張りながら当日券の列に並びまくった時(今は週一で我慢)とか、地元シモキタザワの再開発問題にハマって市民ワークショップにまで参加してしまった時とか、最初はイイ顔で笑うんですよ(あきれ半分で)。そしてボクの細かくて長い話をよーく聞いたあとに「無茶はダメですよ」と言う。ボクもセンセイが笑うだろうな〜と思って変なコトをやってたのかもしれない。そして最終的には「そうですよね、やっぱダメですよね」と納得するのだ。
●今日のセンセイ「一週間、全部キチンと会社に行けたんですね!よかった。最後の最後でギリギリ会社に送り出せたということで、ワタシも安心しました。unimogroove さんの会社はしっかりしたサポート体制が整ってますからね、あとはお任せできると思います」いやいやホントお世話になりました。ボク「ホント、チョー手前味噌で申し訳ないんですけど、これお子さんにどうぞ!」ボクの部署でプロデュースしたキャラクターぬいぐるみを二匹プレゼントした。3歳の女の子と、お腹の中の赤ちゃんの分。
●センセイに提案された通りに、サラ洗いもフロ磨きもほぼ毎日続けています。家事育児は100%ワイフ、ボクは100%仕事だけ。それが当たり前だったボクの常識をコペルニクス的にひっくり返してくれました。ありがとうございます。来週初めて会う新しい主治医のセンセイもイイ人だといいな。
●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html
2008.02.27
有給休暇がなくなりまーす。そして下北沢お気に入りカフェ情報。
●リハビリ出社3日目。
●今日もまたたったの1時間を静かな事務室に過ごす。ヒマなので、ここ二年ほどの勤務データをプリントアウトする。やっぱアホだな。一ヶ月で380時間以上働いてるぞ。やっぱ病気だよな、こんな生活をフツウと思ってたのは。
●あと、わりとドキッとする事実。実はボクの休職、今まで有給休暇の消化で賄われてたんです。確かに社会人になって有給使った事がない。そんな有給が10年以上も貯まり続けたおかげで、ボクはこの8ヶ月ずーっと給料をもらって過ごしてきたのだ。スゴいでしょ。でもね、とうとう今月でその有給を使い果たす事が判明。今まで担当の看護師Nさんは「unimogrooveさん、有給の残り日数を知ったら、ソレにあわせて無理して復帰したがるだろうから教えない」と言われてたんだけど、自分でPCにアクセスして確認しちゃいました。
●でもさ、ソレ以前に、マジでどんだけ有給貯まってたんだっつーハナシだよね。100日以上あったみたいだよ。ホントにボクは恵まれてるよ。休職してる時は、いつ給料がなくなるか、振込がなくなるか、ドキドキしてたけど、毎月キチンとポコポコ入金されて来るからむしろ不気味になってたくらいだった。ま、給料なくなる覚悟と準備ははキチンとしてきたから、別に今さらビビリもしないけどね。
●で夕方は、ノマドのバレエ教室に付き合う。
●幼稚園クラスのヒヨコと離れて、小学生クラスに通うようになったノマドは、ヒヨコのクラスが終わるまで一時間ほど待ち時間がある。ワイフはその一時間をノマドと共にファミレスで過ごさないといけない。今週はその役目をボクが担当した。ワイフはスーパーへ買い物に行き、ボクはサイゼリアのドリンクバーでノマドにジュースをつぎながら、ヤツに学習マンガを読み聴かせてやる。

●「学研マンガ 人物日本史 織田信長」
●最近、戦国武将が気になるノマド。アナーキーなダーティヒーロー織田信長の人生を堪能中。ヤツは織田信長が幼い頃「うつけもの」と呼ばれてたエピソードがダイスキ。でも、ホントは「サル」A.K.A.豊臣秀吉の方が気になってるようだ。信長が秀吉と話すシーンは「サルだサルだ」と大喜び。秀吉が武功を挙げると「サルすごいね、ノマドにもサルがケライになってくれたらいいな」と感心する。信長読み終わったら、秀吉の本も買ってやろう。ちなみに家康のことは「タヌキ」と呼び習わしている。
●ノマドのクラスが始まったら、ボクはお気に入りのカフェに移動する。

●「KATE COFFEE」
●場所:茶沢通り沿い、DISC UNION 向かい、外資生保アフラックの事務所の2階。ライブハウス SHELTER もご近所。世田谷区北沢2ー7ー11コージー下北沢2F。
●ノマドがバレエをしている間は、ヤツがクラスを終えお迎えしてやるまでお気に入りのカフェで1人の時間を楽しむ。ここはそんなに広くないお店だけど、大きな窓が明るく開放的な雰囲気を作ってる。あまりコーヒーが好きじゃないボクは、ここの薄口のマイルドブレンドが丁度良い。カレーもオイシそうな匂いをさせてる。一番スキなポイントは窓際に並んだ本棚の蔵書。気の利いたマンガやアート本がたくさんある。それを読むのがスキ。マンガ喫茶行くより楽しい。
●で、最近この店で読んだマンガ。
![]() | コーヒーもう一杯(1) (2005/05/25) 山川 直人 商品詳細を見る |
●山川直人「コーヒーもう一杯」1巻。
●まさしくカフェに一番ふさわしいマンガ。コーヒーにまつわるいいハナシを、一昔前の少年漫画のような温もりあるタッチで、ほのぼのと綴る。そのカッチリ記号化された画風は西岸良平「三丁目の夕日」(映画じゃないよ原作だよ)の現代版って感じかな。タイトルはボブ・ディランの曲名から拝借。じゃあBGMはボブ・ディランでいかないとダメだね。
![]() | 口笛小曲集 (2005/07/25) 山川 直人 商品詳細を見る |
●山川直人「口笛小曲集」
●この人が1990年〜2004年までに様々な場所で書いてきた短編をコンパイル。でもその画風は最初っから100%完成してて、ずーっとブレがない事が分かる。画がカワイいのに、お話はコーヒーのようにほろ苦く、まろやかで、奥深い。
![]() | 生きるススメ (2003/12) 戸田 誠二 商品詳細を見る |
●戸田誠二「生きるススメ」
●長くても8頁、短ければ1頁の短編をまとめた作品集。あとがきを読むと、ネットでひっそりと発表していたこれらの短編を、出版社の人が見つけてそのまま本に仕立てたらしい。へー、こういうケースもあるんだ。内容は、ほろ苦い人生に、ちょっぴりだけ差し込まれる少しイイ話を、簡潔に描き綴るモノ。地味だけど、暖かい。こういう人が評価されること自体がちょっとしたイイ話。
![]() | everybodyeverything (2005/02) ワチラポーン リムビプーワッド、木村 和博 他 商品詳細を見る |
●ウィスット・ポンニミット「エブリバディ・エブリシング」
●タイ・バンコクの若手マンガ家さん。ロウファイってくらいにあどけない、コドモの落書きのような素朴なタッチがカワイい。それでいて、東京の都市感覚と変わらない感性がそこにはあって、南国タイとトウキョウが同世代同時代として地続きに繋がっている事に感動。作者さんはバンドもやってるみたいなので、ぜひそっちも聴いてみたいな。
●今日の映画。マッドネス鈴木清順。
![]() | ピストルオペラ (2002/04/26) 江角マキコ、山口小夜子 他 商品詳細を見る |
●「ピストルオペラ」2001年
●出演:江角マキコ/山口小夜子(R.I.P)/永瀬正敏/韓英恵。タイトル明けの2カットで、清順監督の異次元に持ってかれる。ビビるわ。殺し屋同士の死闘を描くはずが、そんなことはどうでもよくって、江角マキコの切れの良さキップの良さ、山口小夜子の妖しさ、異世界から忍び込んで来たような韓英恵の浮遊感、そしてなによりも、清順監督のメリハリある色彩感覚と、ビックリするような美術のトリック、セオリーを逸脱する編集感覚で、フワフワに酔っぱらってしまう。江角マキコの黒い着流しと尖った革ブーツ、最高にサディスティックでイイね。
●このリハビリ生活。世間のスキマを漂流してる感じ、意外と心地いい。楽しいぞ。フフフ。
2008.02.26
やっぱヒップホップだね。それと市川崑。
●リハビリ出社、二日目。
●休職前の立て替え分領収書の精算作業をポチポチやった。それだけ。もうやることがない。明日から、会社行ってナニしよう?
●本人の自覚的には結構健康なんだけどなあ〜。周囲の関係者が納得するまでどんくらい時間かかるんだろうなあ? まあ、限界までボンヤリし続けよう。
●夕方には会社を出て、シモキタザワのカフェで読書して過ごす。
●すげえ昼行灯な暮らし。という状況が認識できるほど回復したってことかな。そんで読んでたのがこの本。
![]() | ディスク・ガイド・シリーズ ヒップホップ (ディスク・ガイド・シリーズ NO. 30) (ディスク・ガイド・シリーズ NO. 30) (2007/08/31) ダースレイダー 商品詳細を見る |
●「THE DIG PRESENTS DISC GUIDE SERIES - HIP HOP」
●とうとうこのシリーズで「ヒップホップ」が出てきた。2000年以前の20世紀ヒップホップを括るという大枠の中、500枚の音源をユニークな構成で紹介しててオモシロいです。ヒップホップって、時代とか東西南的エリアとかで括っちゃう傾向が強いけど、この本は「SMOKIN' BLUE」とか「FUTURE」といった質感の問題で盤を並べ直してるのが意欲的。監修者、ダースレイダーさんの意気込みが伝わります。
●ここで見つけた新しい言葉に感動。「微妙スクール」だって。
●70年代末〜80年代初頭をオールドスクール、80年代中盤をミドルスクール、80年代末〜90年代初頭をニュースクールと呼び習わすのはヒップホップの定番史観。ここにプラスして96年前後の時期を「微妙スクール」と名付けてみてる。PUFF DADDY のようにドデカいビジネスを打ち上げたメジャー路線のヒップホップと、そんなセルアウト志向を嫌ってアンダーグラウンドに潜航した人々とへ、分化した瞬間の時期。ヒップホップが微妙な時代。その後、ヒップホップは多極化細分化して現在の拡散状況へとつながって行く。
●振り返れば確かに微妙だった。96年に 2PAC が、97年に BIGGIE が撃ち殺され、その事件をネタにしてCDを売る連中がドンドンビッグになる。えーヒップホップってなんかヘンになってないか? ついて行けねえ〜的なモノを感じた。一方でスゴいコトやってる連中もいるんだけどさ。だから「微妙スクール」なんだな。
●そんで、ヒップホップが聴きたくなる。
![]() | Magnificent City (2006/02/07) Aceyalone 商品詳細を見る |
●ACEYALONE「MAGNIFICENT CITY」2006年。
●ごく最近の盤だけど、キャリアはニュースクール時代からのベテランMC。LAでフリースタイルの腕を競い合ってた4人MCユニット FREESTYLE FELLOWSHIP の中心人物。今回コイツとガブリ四つに組むのが白人トラックメイカー RJD2。DJ SHADOW 〜 CAMPANY FLOW 〜 PREFUSE 73 と続くアブストラクトな音像職人の系譜に繋がる重要人物。この2人の激突が興味深い。RJD2 のソロ音源に比べると難易度は低いが、ACEYALONE のどこかつかみ所のないフロウとの相性は抜群でスムースかつクリアに響く。コレ聴き飽きませんぜ、ダンナ。
●市川崑監督追悼その2。
![]() | 黒い十人の女 (2007/01/26) 船越英二、山本富士子 他 商品詳細を見る |
●「黒い十人の女」1961年。
●PIZZICATO FIVE 小西康陽さんの再評価でグッと注目を浴びた作品ですよね。白黒映画は久しぶりだ。照明のコンストラストをワザと強調して、左右に重心をふりながら画面を構成するテクニック。画面が黒い。スノッブでござんす。
●軽薄なテレビプロデューサーに、その愛人が9人。本妻も加わって10人の女がこのダメオトコの殺害を企む。飄々とした船越英二が色男すぎてビックリ。岸田今日子がクール、岸恵子もクール。そんで中村玉緒がチョッピリかわいい。玉緒のキャットファイトがカワイい。
2008.02.25
会社に行ってみた。特に何事もなく。
●自律神経失調症とのお付合い(その42)〜「リハビリ出社スタート」編
●7月に休職して、約8ヶ月。やーっと会社に出てきていいコトになった。でも、厳重な条件付き。以前の職場復帰はまだダメ。元の現場の人間と会っちゃダメ。デスクにもどってもダメ。診療所の裏の事務室デスクを借りて時間をつぶす。
●最初の打合せでは、3時間メドの滞在時間で始めるとのことだったが、もーっとユルいルールでリハビリを始める事にした。基本は午後1時30分でイイ。来ても来なくてもイイ。無理なら休んでイイ。来ても30分程度で帰ってイイ。ユルい。ユル過ぎる。
●つーことで、初日、ホントに30分で帰った。
●ま、鍼灸治療の予約があったんで。会社でやったコトと言えば、パソコンのパスワードを忘れてしまったので、そのパスワードの再発行。あとメールが溢れてメモリがパンクしてたので、800件ばかり削除。それだけ!
●なんか、なんの感動も感傷もないぞ。オモシロくとも何ともない。事務室の女性保健士さんとちょっとおハナシしただけだ。元のスタッフルームに戻ってこそ、本当の復帰だ。これからも長い長い道程が続く訳だ。淡々と通過点を通り過ぎるだけ。
●あ、あと、確定申告しないと!
●今年度の医療費ハンパじゃないッス。医療費控除還付金10万はイケる。ワイフがせっせと領収書マトメてくれてます。どっかで税務署行こう。
●膨大な領収書を見ていると、いかに病気が良くなったかがハッキリと分かる。休職初期は病院通うのにタクシー使ってた。タクシー代も医療費として計上できるから領収書もキープしてたのだ。7〜8月はホントに歩けなかった〜。そこから比べれば人間としての機能を立派に回復したもんだ。だって会社まで電車乗ってフツウに行けるんだぜ(でも電車ではなるたけ座りたい)。コレって当たり前のようで貴重な能力だったんだなー。
●以前の「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html
2008.02.24
マジで、社保庁ダメだわ。リアルに実感。
●ねんきん特別便が来た。

●なんとなくヤバいと思ってたが、ホントに年金記録間違ってんだけど。ニュースでどんなに見聞きしてても、リアルに自分の年金記録が間違ってるなるとムカツキ度が全然変わって来るね。社保庁マジおかしい。こりゃワイフの保険もヤバいな。
●会社員になって厚生年金に入ってからは、バッチリ記録されてる。でも、20歳から就職前の学生時代に払っていた国民年金は、バッチリ忘れられてる。すげーよ。「学生+社会人」という実にシンプルな構成なのに、この程度で記録ミスがあるようじゃ、転職重ねてる人とか絶対ボロボロになってるに違いない。
●なんとも絶妙なタイミングだが、ちょうど今週、十数年前の国民年金領収書がポロポロ発掘された。学生時代のタイムカプセル段ボール箱を整理してたら、たくさん出てきたのだ。さすがに全部は揃ってないんだけど。しかしラッキーだ。絶対完全になくしたと思ってたからね。手ぶらで行ったら簡単にハジキ返されたかも知れないが、これがありゃ平気だろう。週明け、速攻で電話しよう。「ねんきん特別便専用ダイヤル」とやらに。
![]() | 誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日 (2007/12) 辛坊 治郎 商品詳細を見る |
●辛坊治郎「誰も書けなかった年金の真実」
●年金制度改革問題では、世代間でメリット/デメリットがハッキリしている。1965年生まれ以前と以後で、得をする人/損をする人が分かれてるという。高齢化社会の中、投票にマジメに行くのは年齢層高めの人、若者に不利な年金制度は改革しないとヤバいのは明白なのに、選挙を考えるとそんな主張を打てば負ける。誰も本腰入れたりしない訳だ。
●そんで、今の若年層フリーターやワーキングプアが社会の中心になり、少子化傾向が改善されないままでいけば、一気に年金財政は破綻し、今の若者はよっぽどの勝ち組に行けなければ老後全員生活保護水準まで追いつめられる。年金マジメに払っても、生活保護以下の金しか返ってこないんだもん。ま、それでヤケクソになってホントに年金払わないと100%生活保護行きらしいけど。
●ボクら団塊ジュニア世代は、トコトンヒドい目に遭い通しだなあ。最後の偏差値偏重学歴社会で競争させられ、社会に出ようとすればバブル崩壊で就職氷河期に突入。勝手に90年代の「ロストジェネレーション」と呼ばれ、年金までもがオヤジ世代にオイシい所を全部持ってかれるっつーのかよ!
●結婚しない、子供を生まないとか言うヤツがいるが、結婚したり子供を生めば生活水準が絶対下がるような社会の仕組みになってる。知ってるか?これだけ商店街が賑わってる下北沢の街で赤ん坊のオムツを売ってるドラッグストアは一軒しかないんだぞ。若い世代に冷たすぎるんだよ。なんかすごくアッタマ来たぞ!ムカつく!
●ま、アタマに血が上ると病気に障るので、マンガでも読む。
![]() | 海獣の子供 1 (1) (IKKI COMICS) (2007/07/30) 五十嵐 大介 商品詳細を見る |
●五十嵐大介「海獣の子供」1・2巻
●もう時代は、五十嵐大介です。「00年代には五十嵐がいた」と振り返る時が絶対クる。そんくらい圧倒的です。大自然や生命体が持つ不気味さ不可思議さに最大級の敬意を払って丁寧に描かれる彼のマンガ世界に向き合うと、人類に都合の良くない自然の厳しい掟に畏怖する感覚に襲われる。ジュゴンに育てられた少年を巡って、海の知られざる神秘へ主人公の少女・琉花はダイヴする!ムチャを承知で映像化を希望!沖縄美ら海水族館の大水槽でロケ!
![]() | そらトびタマシイ (アフタヌーンKCデラックス) (2002/08/23) 五十嵐 大介 商品詳細を見る |
●五十嵐大介「そらトびタマシイ」
●1998年〜2002年に描かれた6篇の短編を集めた作品集。彼のストーリーテリングはスゴくユニークなんだけど、でもそれは彼の才能の半分で、彼の並々ならぬ画力が伴ってのハナシだと思う。特に彼の描く魅力的な主人公は、みな強い眼差しを持っている。意思の強さを瞳に漲らせている。この瞳に魔力が宿る。この魔性のチカラが地面に亀裂を作り、読む者を非現実な異次元に突き落とす。リアルに描き込まれる動物たちは、魔物の狂気をはらんでいて、猛獣のようにコチラの喉笛をかっ捌こうと狙っている。
![]() | WORST 19 (19) (少年チャンピオン・コミックス) (2008/01/08) 高橋 ヒロシ 商品詳細を見る |
●高橋ヒロシ「WORST」19巻
●「クローズ ZERO」がいつのまにか映画になっちゃって、小栗旬がブレイクしてますが、そんなコトと関係なくココの最低なガキどもはケンカに明け暮れています。最近チンタラしてた感があったこのシリーズ、久々の全面戦争突入&圧倒的な戦闘力で押しまくる鈴蘭軍団が痛快で楽しくなりました。毎度思うんだけど、たびたび登場人物の衣装の雰囲気が突然ガラリと変わったりして「コイツ誰だっけ」って毎回悩むんだよな〜。「クローズ」の時だって、ゼットンの登場した時のヘタレ具合と、卒業する時の番格漂う貫禄は完全別人だったよ。
![]() | ぼくらの 8 (8) (IKKI COMICS) (2008/01/30) 鬼頭 莫宏 商品詳細を見る |
●鬼頭莫宏「ぼくらの」8巻
●別の並立世界から襲来する巨大戦闘メカと、知略を尽くして戦う少年少女。我らが巨大ロボ、ジアースのパイロットは勝っても負けても死ぬ。一人一人が見事な死に様を見せてきて、8巻終了時に残った子供たちはあと3人。でも誰かがジアースと契約をしていない。この戦いの結末はドコに行くのか?
![]() | Tokyo Graffiti 2 (2) (ヤングジャンプコミックス) (2007/12) 井上 三太 商品詳細を見る |
●井上三太「TOKYO GRAFFITI」2巻
●名作「TOKYO TRIBE」「TOKYO TRIBE 2」の外伝的存在だった本作に2巻が登場。ヒップホップをこよなく愛す著者が、グラフィティアートの世界をこのトウキョウにボムする。井上三太さんの作品は細かいデティール設定が特徴的で、今回も舞台設定のリアルな描き込みが相変わらず細かい。あココ吉祥寺駅前のアソコの場所だとか、このグラフィティは代々木上原のガード下にボムしてるんだ、とかがキチンと伝わる。今回は女子のライターとの出会いでちょっと胸キュン。
![]() | うさぎドロップ 3 (3) (Feelコミックス) (Feelコミックス) (2007/10/06) 宇仁田 ゆみ 商品詳細を見る |
●宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」3巻
●この作家さん、実は単行本全部持ってる。密かにズーッと評価してて個人的にひっそり応援してきたつもりでした。でもとうとう今作品で「このマンガがすごい!第5位」「ダ・ヴィンチ読者が選ぶプラチナ本OF THE YEAR 第4位」とブレイクしてしまった。ああ、複雑な気分。みんなに知られてメジャーになるのはファンにとっては微妙な気持ち。ああボクだけの作家さんであって欲しかった(←アホ)。
●第一印象でこの人の事をスキになったのは、この人の描く女の子がチャーミングだったからだ。でもこの作品では、いつになくタフな問題を描いてる。身寄りのない6歳の少女と30独身男の奇妙な共同生活。育児と仕事と家族と将来と…そしてなんでこの娘がこんな境遇になってしまったのかという問題。でもあくまで目線はフラットで自然体。主人公の30オトコ、ダイキチは少々ガサツで、でも実はいいヤツ。宇仁田さんのオトコの趣味ってこんなヤツなのかな。残念ながらボクみたいなメガネで貧弱なオトコは宇仁田作品には出てこないのだ。ちょっとハートブレイク。
2008.02.23
DVDをコドモと観る日々。
●ノマドヒヨコの週末お子様映画劇場。
●最近の週末金曜日は、翌日幼稚園もお休みなので、ノマドヒヨコはちょっと夜更かししてレンタルビデオを観る。ボクがヤツらの興味にあいそうなヤツを借りてきて皆で観るのだ。病気で休職する前と言えば、週末は必ず飲み会で朝帰りばかり。これも会社を休んでからの新しい習慣だ。ノマドヒヨコのリアクションを見てるのは実にオモシロい。
![]() | 西遊記 59,000枚限定版(2枚組) (2008/01/01) 香取慎吾、内村光良 他 商品詳細を見る |
●「西遊記」2006年
●出演:香取慎吾/深津絵里/内村光良/伊藤淳史。あのフジテレビドラマの映画版ですわ。まー豪華キャストで豪華ロケだけど、お話自体は東映アクションヒーローものとそんなに変わらん。しかしノマドヒヨコ、激ハマリで2回観た。サルブタカッパの3人組がドタバタ戦うのが痛快でたまんないみたい。悪者・金閣銀閣はメイクがコッテリ立派すぎて、鹿賀丈史&岸谷五朗だってことにエンドロールで気付いた。
●観終わった後、高校時代の世界史資料集を引っ張り出して、ノマドと一緒に玄奘(リアルの三蔵法師)のホンモノの冒険ルートを調べてみた。そしたらスゲエ。長安の都からシルクロードをへてタクラマカン砂漠の北を迂回。アラル海に続く流域地帯まで行って、アフガン/パキスタンからインド入り。そのままほぼグルリとインドを南の先っぽまで一周して行くんだよね。7世紀の唐王朝時代、コレはマジで妖怪3匹くらいのお供がいなきゃ無理だよってくらいの大冒険だわ。ノマドと一緒にスゲエスゲエと感心しまくった。
![]() | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(1枚組) (2007/11/21) ダニエル・ラドクリフ 商品詳細を見る |
●「ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団」2007年
●分厚い上下巻の原作をよくぞ一本の映画に押し込んだなあーってほどの圧縮率で、原作を読んだモノとしてはチトせわしなかった。不死鳥の騎士団は、サミュエル・L・ジャクソン風のジェダイ騎士団くらいの存在感をイメージしてたのに、あっさり脇役扱いでガッカリ。ロンの双子のアニキが学校をドロップアウトするシーンも、もっと深堀して欲しかったな〜。
●でもノマドは、敵の魔法使いたちとの戦闘シーンで完全にフリーズ状態。なぜかフラフープを握りしめ、最後はなぜか口にくわえてマバタキもせずに画面に釘付けにされてた。ノマドは、オデコにスッこけて作った4針の切り傷があり、なにげにハリーと同じだと誇らしげに思ってるようだ。
![]() | パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション (2007/12/05) ジョニー・デップ.オーランド・ブルーム.キーラ・ナイトレイ.ステラン・スカルスゲールド.ビル・ナイ 商品詳細を見る |
●「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」2007年
●三部作の完結編。ジョニー・デップの狂いっぷりはいつも通りで最高だが、チョウ・ユンファがあんまし活躍しなかったので残念。デップがジャック・スパロウの役作り/メイクスタイルで参考にしたという、ストーンズのキース・リチャーズがチョイ役で登場するのがイカす。
●ヒヨコは、船上白兵戦の最中に、キーラ・ナイトレイとオーランド・ブルームが戦いながら手を固く結び、結婚の誓いを立てるシーンがとてもスキみたい。「おテテつないでフタリでたたかったんだよね!」近日、ノマドヒヨコは東京ディズニーランドで「カリブの海賊」に挑戦する予定。
●大人もそれなりにDVDを観る。
![]() | 犬神家の一族 通常版 (2007/07/06) 石坂浩二、松嶋菜々子 他 商品詳細を見る |
●「犬神家の一族」2006年
●市川崑監督追悼。松嶋菜々子のリメイク版。30年前の作品を30年前と同じ俳優(石坂浩二)で再演するっつーのは、ある意味巨匠だけが出来る老人力ってヤツかも。前作観てるはずだけど、完全にストーリー忘れてるから、素朴にハラハラしちゃった。ワイフ「なんだ、全然覚えてないの?」ボク「先にネタばらしたら殺すからね!」
●カマトトお嬢様、松嶋菜々子はさておいて、遺産を巡って対立する異母3姉妹、富司純子、松坂慶子、萬田久子のオーラのぶつけ合いは凄まじい。ある意味ケンシロウとラオウが闘気をぶつけ合うかのような女の格闘。見応えありました。そんで、犬神家の顧問弁護士を飄々と演じた中村敦夫がイイ、チカラの抜き具合が絶妙っす。
![]() | しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) (2007/11/09) 国分太一.香里奈.森永悠希.松重豊.八千草薫.伊東四朗 商品詳細を見る |
●「しゃべれどもしゃべれども」2007年
●出演:国分太一/香里奈/松重豊など。無愛想で男運のナイ女子、いじめられッコの小学生、口べたの野球解説者。若手落語家の周りに集まった不器用な人々が語教室を通じてココロ通わせる物語。東京下町の瑞々しい風景が爽やかで、国分太一の落語が立派。現代日本映画の名脇役となった松重豊が、ここでもイイ味だしてる。「血と骨」あたりからこの人が気になってしょうがない。
●主題歌ゆずの「明日天気になあれ」CDシングルには、特典として本編で重要な役割を果たす「火炎太鼓」という落語がプロの噺家さんによって全編演じられている。映画では断片的にしか出てこないからね。そんで早速聴いてみた。……うーん、あんまオモシロくなかった。やっぱ音だけじゃダメか。寄席で観なくちゃ雰囲気伝わらないね。
![]() | 神童 (2007/11/21) 成海璃子.松山ケンイチ 商品詳細を見る |
●「神童」2007年
●出演:松山ケンイチ/成海璃子。さそうあきらの原作マンガは大傑作。マンガ読んで生まれて初めて泣いた。ソレを映画にするってのは大変だろう。ことテーマは音楽。音大受験を目指すヘタレ松山ケンイチと、生意気なピアノの天才少女成海璃子は、ピアノの音を通して、不思議な感情を交感する。映像化は難易度高いです。
●しかし、松山ケンイチ/成海璃子は今の日本映画を背負う若き才能。そんな彼らに期待して観てみた。あれーこういうハナシだったっけ?という印象に終始してしまったが、2人のフレッシュさはキチンと伝わる仕上がり。そしてピアノの音がイイ。かなりのコダワリを込めて制作されてる。クラシック素人にも伝わる、感情のコモったピアノ。ダメなピアノ、素晴らしいピアノ、逞しいピアノ、優雅なピアノ。キチンと録り分けてる。立派です。
![]() | ジョゼと虎と魚たち(通常版) (2004/08/06) 妻夫木聡、池脇千鶴 他 商品詳細を見る |
●「ジョゼと虎と魚たち」2003年
●監督:犬童一心。出演:妻夫木聡/池脇千鶴/上野樹里。平凡な大学生・妻夫木聡は雀荘のバイト上がりで、足の不自由な少女に出会う。ジョゼと名乗るその娘は、障害を恥と感じる祖母によって世間から隔絶されて育ってきた。貧しい長屋暮らしのジョゼ、何弁というのだろう、池脇千鶴はキッツイ特別な関西弁で気性が荒い。孤独な世界を1人生きてきた彼女のケモノのような逞しさに、妻夫木はココロ魅かれて行く。
●観た動機は、話題になった池脇千鶴のベッドシーンと、彼女のつつましやかなオッパイです。確かにそのシーンも素晴らしかった。けど、ジョゼとの恋は決して甘くならず、乾かない生傷のようにジグジグ痛む。幸せになれない恋愛が尊く映る。妻夫木はイイヤツだ。上野樹里もフレッシュな演技でよかった。
2008.02.21
ノマド小学校入学への準備。ヒヨコの活躍。
●ヒヨコがくれたプレゼント。

●「パパ、ヤキトリあげる!」冬の公園にて制作とのこと。枯れ枝にたくさんの枯れ葉を突き刺してあります。
●ヒヨコの名言。
●ヒヨコ名言その1。
●ヒヨコ、ママにお弁当のデザートに1つ注文。「ママ、リンゴをウサギさんのカタチにきらないで。かわいそうでたべられない!」
●ヒヨコ名言その2。
●コドモ部屋に出来たノマドヒヨコの二段ベッド。ノマドは1人で寝てるのに、ヒヨコはママのベッドでしか眠れない。最初は二段ベッドに寝ても夜のうちにママの隣に移動して来る。でも今朝はママの隣に来なかった。そして朝の目覚めの一言。「パパ、きょうはね、サイゴまでクリアしたよ!」それ、クリアってハナシなのか?!
●ヒヨコ名言その3。
●ノマドの友達ユリエ<ちゃんの家にオヨバレしたコドモたち。ノマドがユリエちゃんを今度ウチに招こうと言い出したら、ヒヨコはすぐさまピシャリ。「ママ、ユリエちゃんよぶトキは、おウチをキレイにしてね!」これにノマドも追撃。「そうだよ、ユリエちゃんチ、センメンジョなんにもなかった。ウチはイロんなモノでイッパイだよ!」
●ヒヨコ名言その4。
●最近我が家はことわざブーム。コドモたちにことわざを教えている。今日は「馬子にも衣装」ということわざを教えた。でヒヨコ覚えたてのことわざをメモに書き留める。しかしそのメモよーく見てみたら…「まごにもどれす」。気持ちは伝わるけどね…。
●ヒヨコ、最近いいキャラたっぷり出し始めてオモシロい。
●幼稚園にカバン忘れて手ブラで平然と帰って来る。ボクが昼寝から目を覚ますといきなりビキニ水着を着てて「エビちゃんみたいでしょ」と自慢する。アホか。
●さて本日、ノマドが4月に入学する小学校で「新一年生を迎える会」が行われた。
●ノマドは今日は幼稚園を早退して、この小学校に一緒に進学するトモダチたちとこの催しにやってきた。メンツは、親友ユウタくんと、同じクラスの女子2人、ユリエちゃんとアスミちゃんだ。ノマドのヤツ、ユリエちゃんとアスミちゃんの二人に両方から手をつないでもらって小学校にやってきた。両手に花じゃねえか。うらやましいぞ。
●ユリエちゃんもアスミちゃんも、クラスで一番二番を争う利発な女の子で、スポーツも勉強もご立派、声も大きくてとても元気なコだ。二人ともお兄ちゃんがいて同じ小学校の先輩。そんな彼女たちがノマドのクラスメートになってくれることは、とても頼もしい。そして二人とも美少女系なのだ。ノマド、重ねて言うが、うらやましいぞ。
●「新一年生を迎える会」。
●一年生の皆さん(つまり4月以降の2年生)がお出迎え。歌と宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の群読。その後は、6ブース設けられた手作りゲーム(ペットボトル・ボウリングとか、磁石のサカナ釣りなど)でみんなで遊ぶ。
●ユリエちゃん&アスミちゃんに手を引かれて手作りゲームに向かったノマド。「ノマドはホントにヘタレでビビリだからな。ああ2人に導かれて、こうやって小学校をウマく馴染んでくれるとイイな…」…と思った矢先、ノマド戦線離脱!手作りゲームに殺到する子供たちに気圧されて、どこのゲームにも参加できない。体育館の隅っこの跳び箱を1人でイジくってる。ああ、やっぱヘタレだ。ビビリだ。ボクに似過ぎてしまった…。
●なんとか促して、ペットボトル・ボウリングの列に並ばせた。順番が回って来る間、ノマドと手をつないでた。世話が焼けるなあ、ホントに。
●ビビリのノマドに、小学校へのモチベーションを前向きにしていくため、細かい演出をしている。
●小学校そのものを意識させず、小学校にまつわるデティールに触れさせることで、ジワジワイメージを育てていく。ノマドは、ボクと同じで細部にコダワるオトコだから、全体的なイメージよりも、細かいイメージの集積で物事を見るクセがある。
●まずはランドセル。
●ランドセルをノマド自身とよーく打合せをして選んだ。女子=赤、男子=黒の時代に生きたオールドタイプのボク&ワイフにとって、素晴らしく豊富な色のバリエーションがある現代社会はビビりまくった。ピンクは定番、女子に人気は水色、ママ受けがイイのがベージュ、男はブラックに紺の2色使いを好むらしい。

●しかし、ノマドはオーソドクッスな黒を選んだ。ヤツがコダワッたのは「PUMA」だってコト。文房具一式も「PUMA」染め。スニーカーもカサも「PUMA」にしてくれだと。ある日、動物図鑑を二人で読んでた時、ピューマというアメリカに住むネコ科の猛獣のハナシをした。ボク「ノマド、このピューマのマークが付いているスニーカーがあるんだよ。そん時はプーマって呼ぶんだけどな」そっから、ヤツは「PUMA」 にハマった。ボクはこの十年以上スニーカーは全部 ADIDAS だ。でノマドは「PUMA」。ハマったら全部イク。親子はこんなトコまで似るのか、と思い知った。バカ親子だ。

(文房具も全部プーマ。)
●コンビニにお遣い。
●ワイフの提案で、小学校の近くのコンビニにお遣いに行かせた。ヒヨコと二人で。このルートは小学校の通学路と完全にカブる。これを2回ほどやったら、ヤツは小学校までの地理感覚を身につけ、移動にも自信がついたようだ。
●公文式教室も順調にステップアップ。
●突然の勉強にビビらないように、公文式に通わせて、ひらがなカタカナの読み書き、簡単な足し算までは出来るようになった。バレエ教室も妹ヒヨコと一緒だったベビークラスから進級して小学生クラスに入った。小学校中学年/高学年の娘とも一緒だ。一番チビでオトコ一匹。周囲全員女子の社会でかわいがってもらってるみたいだし、愛しのマリちゃんも一緒だから、コッチもステージアップ完了だ。
●とにかく「もうすぐ小学生だね」というキーワードだけを避けまくる。
●イメージできないものにビビるのがノマドだ。自分の待ち受ける運命が見えないと不安に陥る。ボクもそう言うタイプだから、よーくわかる。ヤツは言わなくてもわかってるんだから「小学生になるんだから、しっかりしろよ」だけは絶対言わない事にしてる。自然と普通にすーっと入っていけばイイ。ヘンな気負いは不要。親友ユウタくんもいるし、お母さん同士の連携もキチンととれてる。周りはもう固めてある。
●新しい状況と格闘するのは、ノマド自身だ。後はオマエの勝負。アドバイスはしてやってもイイが、まずはモマれてみなさい。絶対ヘコむコトもあるけれど、少しでもワクワクを見つけて挑戦を楽しんで欲しい。
●ちなみにヒヨコは強い。「ヒヨコもショウガッコウにはやくいきたいなー」ヒヨコの幼稚園友達で同じ小学校に進学するのは1人しかいない。ちょっと寂しいねー。「へいきだよー。だってノマドがいるもん!」ヒヨコの向こう見ずなデタラメパワーは、ビビリタイプのボク&ワイフの性質とは明らかに異質だ。オマエの超楽天志向はドっからきたんだ?

●「パパ、ヤキトリあげる!」冬の公園にて制作とのこと。枯れ枝にたくさんの枯れ葉を突き刺してあります。
●ヒヨコの名言。
●ヒヨコ名言その1。
●ヒヨコ、ママにお弁当のデザートに1つ注文。「ママ、リンゴをウサギさんのカタチにきらないで。かわいそうでたべられない!」
●ヒヨコ名言その2。
●コドモ部屋に出来たノマドヒヨコの二段ベッド。ノマドは1人で寝てるのに、ヒヨコはママのベッドでしか眠れない。最初は二段ベッドに寝ても夜のうちにママの隣に移動して来る。でも今朝はママの隣に来なかった。そして朝の目覚めの一言。「パパ、きょうはね、サイゴまでクリアしたよ!」それ、クリアってハナシなのか?!
●ヒヨコ名言その3。
●ノマドの友達ユリエ<ちゃんの家にオヨバレしたコドモたち。ノマドがユリエちゃんを今度ウチに招こうと言い出したら、ヒヨコはすぐさまピシャリ。「ママ、ユリエちゃんよぶトキは、おウチをキレイにしてね!」これにノマドも追撃。「そうだよ、ユリエちゃんチ、センメンジョなんにもなかった。ウチはイロんなモノでイッパイだよ!」
●ヒヨコ名言その4。
●最近我が家はことわざブーム。コドモたちにことわざを教えている。今日は「馬子にも衣装」ということわざを教えた。でヒヨコ覚えたてのことわざをメモに書き留める。しかしそのメモよーく見てみたら…「まごにもどれす」。気持ちは伝わるけどね…。
●ヒヨコ、最近いいキャラたっぷり出し始めてオモシロい。
●幼稚園にカバン忘れて手ブラで平然と帰って来る。ボクが昼寝から目を覚ますといきなりビキニ水着を着てて「エビちゃんみたいでしょ」と自慢する。アホか。
●さて本日、ノマドが4月に入学する小学校で「新一年生を迎える会」が行われた。
●ノマドは今日は幼稚園を早退して、この小学校に一緒に進学するトモダチたちとこの催しにやってきた。メンツは、親友ユウタくんと、同じクラスの女子2人、ユリエちゃんとアスミちゃんだ。ノマドのヤツ、ユリエちゃんとアスミちゃんの二人に両方から手をつないでもらって小学校にやってきた。両手に花じゃねえか。うらやましいぞ。
●ユリエちゃんもアスミちゃんも、クラスで一番二番を争う利発な女の子で、スポーツも勉強もご立派、声も大きくてとても元気なコだ。二人ともお兄ちゃんがいて同じ小学校の先輩。そんな彼女たちがノマドのクラスメートになってくれることは、とても頼もしい。そして二人とも美少女系なのだ。ノマド、重ねて言うが、うらやましいぞ。
●「新一年生を迎える会」。
●一年生の皆さん(つまり4月以降の2年生)がお出迎え。歌と宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の群読。その後は、6ブース設けられた手作りゲーム(ペットボトル・ボウリングとか、磁石のサカナ釣りなど)でみんなで遊ぶ。
●ユリエちゃん&アスミちゃんに手を引かれて手作りゲームに向かったノマド。「ノマドはホントにヘタレでビビリだからな。ああ2人に導かれて、こうやって小学校をウマく馴染んでくれるとイイな…」…と思った矢先、ノマド戦線離脱!手作りゲームに殺到する子供たちに気圧されて、どこのゲームにも参加できない。体育館の隅っこの跳び箱を1人でイジくってる。ああ、やっぱヘタレだ。ビビリだ。ボクに似過ぎてしまった…。
●なんとか促して、ペットボトル・ボウリングの列に並ばせた。順番が回って来る間、ノマドと手をつないでた。世話が焼けるなあ、ホントに。
●ビビリのノマドに、小学校へのモチベーションを前向きにしていくため、細かい演出をしている。
●小学校そのものを意識させず、小学校にまつわるデティールに触れさせることで、ジワジワイメージを育てていく。ノマドは、ボクと同じで細部にコダワるオトコだから、全体的なイメージよりも、細かいイメージの集積で物事を見るクセがある。
●まずはランドセル。
●ランドセルをノマド自身とよーく打合せをして選んだ。女子=赤、男子=黒の時代に生きたオールドタイプのボク&ワイフにとって、素晴らしく豊富な色のバリエーションがある現代社会はビビりまくった。ピンクは定番、女子に人気は水色、ママ受けがイイのがベージュ、男はブラックに紺の2色使いを好むらしい。

●しかし、ノマドはオーソドクッスな黒を選んだ。ヤツがコダワッたのは「PUMA」だってコト。文房具一式も「PUMA」染め。スニーカーもカサも「PUMA」にしてくれだと。ある日、動物図鑑を二人で読んでた時、ピューマというアメリカに住むネコ科の猛獣のハナシをした。ボク「ノマド、このピューマのマークが付いているスニーカーがあるんだよ。そん時はプーマって呼ぶんだけどな」そっから、ヤツは「PUMA」 にハマった。ボクはこの十年以上スニーカーは全部 ADIDAS だ。でノマドは「PUMA」。ハマったら全部イク。親子はこんなトコまで似るのか、と思い知った。バカ親子だ。

(文房具も全部プーマ。)
●コンビニにお遣い。
●ワイフの提案で、小学校の近くのコンビニにお遣いに行かせた。ヒヨコと二人で。このルートは小学校の通学路と完全にカブる。これを2回ほどやったら、ヤツは小学校までの地理感覚を身につけ、移動にも自信がついたようだ。
●公文式教室も順調にステップアップ。
●突然の勉強にビビらないように、公文式に通わせて、ひらがなカタカナの読み書き、簡単な足し算までは出来るようになった。バレエ教室も妹ヒヨコと一緒だったベビークラスから進級して小学生クラスに入った。小学校中学年/高学年の娘とも一緒だ。一番チビでオトコ一匹。周囲全員女子の社会でかわいがってもらってるみたいだし、愛しのマリちゃんも一緒だから、コッチもステージアップ完了だ。
●とにかく「もうすぐ小学生だね」というキーワードだけを避けまくる。
●イメージできないものにビビるのがノマドだ。自分の待ち受ける運命が見えないと不安に陥る。ボクもそう言うタイプだから、よーくわかる。ヤツは言わなくてもわかってるんだから「小学生になるんだから、しっかりしろよ」だけは絶対言わない事にしてる。自然と普通にすーっと入っていけばイイ。ヘンな気負いは不要。親友ユウタくんもいるし、お母さん同士の連携もキチンととれてる。周りはもう固めてある。
●新しい状況と格闘するのは、ノマド自身だ。後はオマエの勝負。アドバイスはしてやってもイイが、まずはモマれてみなさい。絶対ヘコむコトもあるけれど、少しでもワクワクを見つけて挑戦を楽しんで欲しい。
●ちなみにヒヨコは強い。「ヒヨコもショウガッコウにはやくいきたいなー」ヒヨコの幼稚園友達で同じ小学校に進学するのは1人しかいない。ちょっと寂しいねー。「へいきだよー。だってノマドがいるもん!」ヒヨコの向こう見ずなデタラメパワーは、ビビリタイプのボク&ワイフの性質とは明らかに異質だ。オマエの超楽天志向はドっからきたんだ?
2008.02.19
下北沢の再開発ってどーなってるの?問題に迫る。その2。
●下北沢再開発計画で、道路にされちゃう場所を検証。
●さて、先日「下北沢の再開発ってどーなってるの?」と銘打ち、素朴に個人的関心からちょっとしたリサーチを、北沢タウンホール「街づくり課」を訪ねて色々お話を聞いたと言う報告をしました。
●今日から、実際に今回の再開発計画でこの下北沢の街のどの部分が道路にされてしまうのか、街を歩きイメージしていくという作業をしていこうと思います。
●最初にお断りをしますが、この問題には様々な意見や立場がありますので、ココで紹介する場所/施設/お店が、そのままスグに閉業/撤退/取壊しになってしまう訳ではありません。世田谷区は実際の買収活動に着手している段階でもありませんし、地主さん/テナントさんも立場を確定してるわけでもないでしょう。よしんば交渉が進んでいたとしても、それを知る由はボクにはありません。ボク個人には、撤退せずに根性で計画に反対してもらいたい気持ちでイッパイでありますけど。
●一義的にボクの最大の狙いは、一般の皆さん、下北沢の街を愛する人々(近隣住民/外から遊びに来る人問わず)に、この再開発計画の具体的なイメージをつかんでもらうことです。様々な再開発反対運動が展開されながら、そのイメージはボクも今回勉強を始めなければ全く理解してませんでした。これは一般の皆さんにも言える事だと思ってます。まずは「知る事」。そこから始めましょう。
●再開発計画の攻撃対象。東側エリア。
●正直、イッペンにはドコの場所がどうなってくのか、紹介するのは大変なので、ひとまず再開発エリアの東側部分だけを今日は説明します。まずは地図でおさらいです。

●「補助54号線・世区街10号線ニュース NO.5」(BY 世田谷区 道路整備部 交通広場整備担当課 発行:平成19年1月25日)に掲載されている地図です。今日は青丸でマークした小田急線線路東側エリアがどんな場所なのか、写真で紹介していきます。
●写真1。補助54号線の東側入り口。

●下北沢地区で一番の広い幅を持つ茶沢通り。この道から枝分かれして補助54号線は商店街エリアに潜り込んでいきます。写真は、茶沢通り沿いからスズナリを背中にして撮影しました。
●写真右奥、自動車3台に遮られていますが、茶沢通りと小田急線線路が交差する踏切が奥にあります。ま、コイツはワリと開かずの踏切なんで、これが地下化する事自体は歓迎です。交通がスムーズになる事でしょう。
●写真左側は、駐輪所です。ここが補助54号線の東側入口になります。前回の記事で触れた北沢タウンホールの付属施設的な位置づけだと思います。つまりは区の所有でその用途はどうとでもなるのでしょう。分かり易いやり方ですね。駐輪所の左隣は福原医院というシモキタ界隈じゃ一番デカイ病院です。ココにはダメージは与えず、北沢タウンホール本体も温存するカッコになってます。ただし駐輪所の右隣にある小さな建物はその半分がエグラれる図面となってます。
●写真2。下北沢東会商店街の中。

●茶沢通り&小田急線線路の踏切から西側に向けて下北沢東会という商店街が長く続いています。この商店街は、茶沢通りと小田急線線路&下北沢南口商店街の間を抜けるようなカタチで連なっており、個性的な中華料理、ラーメン屋、本多劇場を始めとするいくつかの劇場、ライブハウス屋根裏、井の頭線をくぐり抜けて、中古CD/古本店 DORAMA の複数の店舗、レコード屋 FLASH DISC RANCH、気持ちのいいカフェ、などなどが面しています。イイ感じのエリアです。この北端が再開発の攻撃対象になってます。
●駐輪所エリアを潰してそのまま東会商店街に出るためには、いくつかの飲食店が邪魔になります。写真は図面上道路になってるポイントに立つお店たちです。ギョーザ屋さん、ラーメン屋さん、中華料理店、その上には焼き肉屋さんもあります。特に真ん中のラーメン屋さん「江戸っ子ラーメン 珉亭」はなにげに有名店で、ボクもよく食べてます。昔ながらの古典的ラーメンで奇をてらった所は何もない王道の味です。お店のキャッチフレーズは「世界で3番目にうまい」。お店の外にこんな気の利いた看板が小さくかかってます。カワイいお店です。

●もちろん、この写真の対面側のお店も立ち退きを強いられるのでしょう。美容院、そして3階建てのテナントビル(弁護士事務所とかが入ってるみたい)が射程距離に入ってます。
●写真3。小田急線線路南側に接するエリア。

●小田急線線路の北側、ローソン。たこ焼き屋さんのある踏切から南側を撮影しました。下北沢を舞台にした映画「男はソレを我慢できない」の冒頭シーンで、この踏切を渡って主人公の竹中直人は登場します。映画制作サイドは、この風景が実に下北沢を象徴した風景だと意図して選んだんだと思います。
●実に古びた建物ですが、ここは下北沢の文化を支えてきた場所です。二階は貸しスタジオ「本多スタジオ」。下北沢の演劇文化を支えてきた歴史あるスタジオです。現在も立派に稼働中で、下北沢で活動する演劇人に愛されています。一階部分は小さなバーがひしめき合ってます。酒を飲まないボクには無縁の場所ですが、軒先を少し観察するだけで「SINCE 197X」といった文字を見つける事ができます。味わい深い場所です。このたたずまいは、新しい下北沢にはそんなに邪魔な存在なのでしょうか。
●この「本多スタジオ」の右奥には広い有料駐車場があります。図面はこの駐車場を半分くらいえぐるツモリでいます。駐輪所から駐車場へ。えぐり易い場所を選んでその間にある店をどかすという意図が感じられます。
●補助54号線は、茶沢通りからこうして小田急線線路跡地まで到達すると、二股に分かれて駅前ロータリーとなる「世田谷区街路第10号線」という道と、西方向へ進む補助54号線の続きへとつながります。次回は、「世田谷区街路第10号線」が形成する駅前ロータリーと、そのために失われるお店たちを紹介しようと思います。
●「東北沢駅周辺を考える会」。
●今回の小田急線地下化工事は、下北沢駅だけではなく、その両隣、東北沢駅と新代田駅も地下化します。当然、新しい街づくりは、それぞれの駅、地域で検討されているのです。工事はドンドン進み、東北沢駅の景色はドンドン変貌しています。これも気になってしまいます。

●ボクは下北沢駅と東北沢駅の中間に住んでいますので、東北沢駅前再開発も他人事ではありません。先日北沢タウンホールで聞いた説明で「東北沢駅周辺を考える会」という市民ワークショップが動いているというハナシを知りました。誰でも気軽に参加自由。ということで、突然このワークショップの会議にカオを出してみてしまいました。
●駅から一番近所にある北沢小学校の一室を借りて、会議は行われていました。7〜8回の会議を重ねたワークショップは、地元に長く住む方や商店街/町内会の幹部の方など、しっかり街に根を下ろした人々。しかも年齢層も50代以上の立派な大人で、意見1つ1つも地元振興であったり建設事情であったり専門的な知識を活かした発言で、ほーっとひたすら感心するばかりでした。
●そんな中、新参者のボクは年齢に於いても超最若年、地元に対する知識も、住んでる年数も浅く、「いやー、こりゃまたハイパー場違いなトコロに来ちゃったよ」とビクビクし通し。でも生意気にもちょっぴり発言させてもらったりして、なんかとても楽しかったのでした。街づくりってホント大変だし、お金も時間もかかるけど、それをプロデュースするってスゴくエキサイティングじゃないか!そう感じ入るのでした。
●東北沢では、下北沢のようなゴチャゴチャした反対運動のような気配は感じません。むしろ気になるのは住民の無関心。住民メンバーは20人強で、ボク的にはもっと多くてもイイんじゃないかと思います。コドモたちが安心して暮らせる街をプロデュースする責任。最高にクールじゃないですか。
●小田急電鉄のフシギ。
●北沢タウンホール街づくり課の担当者と話した時や、ワークショップで話し合った時に強く感じたのは、東京都も世田谷区も、小田急電鉄が線路跡地をどのように利用するつもりなのかほとんど把握できてないという点です。
●「一体、線路跡地は何になるんですか?」と聞くと、街づくり課ではこの様に説明されました。「具体的にまだ決まってないとのことなんです。そもそもは小田急電鉄の土地なので、区や都で借り上げて公園かするとなると莫大なお金がかかります。だから今は小田急さんの考え方を待ってる状況なのです」……。そんなモンなのか? だいたいこの工事、今話題の道路特定財源からお金出してる事業でしょ。税金使ってるんだから、小田急は自治体にもっと情報を公開すべきだし、都も区ももっとプレッシャーかけていいんじゃないですか?
●ワークショップでもこの点が話題になりました。最終的な工事完了は平成25年ですが、平成22年つまり再来年には一旦地下化は完了、ここで地上の線路は必要なくなるのです。再来年の話でコレだけの大規模工事、常識的に言ってプランがナニもナイ訳ないじゃん!しかも、駅舎の考え方や、関連設備の配置もほぼノーインフォメーション。トンネルはガンガン掘り始めてるのに、上モノ考えてない訳ないでしょ。なんじゃそら。
●ワークショップでは、駅前広場のグランドデザインを考えるのがお題なのですが「言いたい事を言うのはタダ」という発想で、駅周辺の設備や跡地利用にも積極的に発言していく様子です。
●心療内科の診察で、センセイあきれる。
●…ということで、ワークショップに参加してきました、と診察で報告する。センセイ「……はああ。何時までやってたんですか?」終わって家着いたら夜9時だったスカね。「9時!」え、アウトですか?「…アウトです」
●センセイ「そもそも、元からそういう事に興味があったんですか?」ぜーんぜん。仕事してた時は、家にいる時間なんてホンの数時間でしたから。地域の活動なんて眼中になかったです。休職してからですよ、住んでる街の事が気になったなんて。センセイ「はああ」あきれてる。病人のやるコトじゃないよってカオしてる。ボク「あー、ウチの奥さんは、中途半端に元気になったらまたバカなことをおっぱじめた、って言ってました」センセイ「unimogrooveさんは、ホントスゴいですね。ホントにボンヤリ過ごしてられないんですね」いやー、そんな特別な事とは思ってないんですけど…。普通じゃないですかね?
●つーか、そもそもいわゆる普通の生活って何なんでしょ? ボクはそれも分からなくって。学生時代もメチャメチャデタラメな生活してましたし、就職したらそっからずーっと一日16時間労働。それを十数年続けてきた。ボクはそれしか知らないんですよね…。他のやり方を知らないっつーか。
●センセイ「でも休職して、お子さんと触れ合って、良かったと思ってるんですよね?」そりゃそうです。ワイフのお手伝いで食器洗いもフロ磨きも三日坊主にならずちゃんとやってますし。コドモの将来を考えるって発想から、今回のワークショップ参加も動機付けされてますから。仕事一辺倒だったボクとしては、人生の価値観を多元的に出来たと思ってるんですけど…。
●センセイ「でも、あくまで無理なさらずに。生活ペースもお子さんと揃えて下さい。お子さんと一緒にゴハンを食べて、一緒に寝る。それが大事です」はい。わかりました。ほどほどの塩梅。これが一番難しい。
●さて、先日「下北沢の再開発ってどーなってるの?」と銘打ち、素朴に個人的関心からちょっとしたリサーチを、北沢タウンホール「街づくり課」を訪ねて色々お話を聞いたと言う報告をしました。
●今日から、実際に今回の再開発計画でこの下北沢の街のどの部分が道路にされてしまうのか、街を歩きイメージしていくという作業をしていこうと思います。
●最初にお断りをしますが、この問題には様々な意見や立場がありますので、ココで紹介する場所/施設/お店が、そのままスグに閉業/撤退/取壊しになってしまう訳ではありません。世田谷区は実際の買収活動に着手している段階でもありませんし、地主さん/テナントさんも立場を確定してるわけでもないでしょう。よしんば交渉が進んでいたとしても、それを知る由はボクにはありません。ボク個人には、撤退せずに根性で計画に反対してもらいたい気持ちでイッパイでありますけど。
●一義的にボクの最大の狙いは、一般の皆さん、下北沢の街を愛する人々(近隣住民/外から遊びに来る人問わず)に、この再開発計画の具体的なイメージをつかんでもらうことです。様々な再開発反対運動が展開されながら、そのイメージはボクも今回勉強を始めなければ全く理解してませんでした。これは一般の皆さんにも言える事だと思ってます。まずは「知る事」。そこから始めましょう。
●再開発計画の攻撃対象。東側エリア。
●正直、イッペンにはドコの場所がどうなってくのか、紹介するのは大変なので、ひとまず再開発エリアの東側部分だけを今日は説明します。まずは地図でおさらいです。

●「補助54号線・世区街10号線ニュース NO.5」(BY 世田谷区 道路整備部 交通広場整備担当課 発行:平成19年1月25日)に掲載されている地図です。今日は青丸でマークした小田急線線路東側エリアがどんな場所なのか、写真で紹介していきます。
●写真1。補助54号線の東側入り口。

●下北沢地区で一番の広い幅を持つ茶沢通り。この道から枝分かれして補助54号線は商店街エリアに潜り込んでいきます。写真は、茶沢通り沿いからスズナリを背中にして撮影しました。
●写真右奥、自動車3台に遮られていますが、茶沢通りと小田急線線路が交差する踏切が奥にあります。ま、コイツはワリと開かずの踏切なんで、これが地下化する事自体は歓迎です。交通がスムーズになる事でしょう。
●写真左側は、駐輪所です。ここが補助54号線の東側入口になります。前回の記事で触れた北沢タウンホールの付属施設的な位置づけだと思います。つまりは区の所有でその用途はどうとでもなるのでしょう。分かり易いやり方ですね。駐輪所の左隣は福原医院というシモキタ界隈じゃ一番デカイ病院です。ココにはダメージは与えず、北沢タウンホール本体も温存するカッコになってます。ただし駐輪所の右隣にある小さな建物はその半分がエグラれる図面となってます。
●写真2。下北沢東会商店街の中。

●茶沢通り&小田急線線路の踏切から西側に向けて下北沢東会という商店街が長く続いています。この商店街は、茶沢通りと小田急線線路&下北沢南口商店街の間を抜けるようなカタチで連なっており、個性的な中華料理、ラーメン屋、本多劇場を始めとするいくつかの劇場、ライブハウス屋根裏、井の頭線をくぐり抜けて、中古CD/古本店 DORAMA の複数の店舗、レコード屋 FLASH DISC RANCH、気持ちのいいカフェ、などなどが面しています。イイ感じのエリアです。この北端が再開発の攻撃対象になってます。
●駐輪所エリアを潰してそのまま東会商店街に出るためには、いくつかの飲食店が邪魔になります。写真は図面上道路になってるポイントに立つお店たちです。ギョーザ屋さん、ラーメン屋さん、中華料理店、その上には焼き肉屋さんもあります。特に真ん中のラーメン屋さん「江戸っ子ラーメン 珉亭」はなにげに有名店で、ボクもよく食べてます。昔ながらの古典的ラーメンで奇をてらった所は何もない王道の味です。お店のキャッチフレーズは「世界で3番目にうまい」。お店の外にこんな気の利いた看板が小さくかかってます。カワイいお店です。

●もちろん、この写真の対面側のお店も立ち退きを強いられるのでしょう。美容院、そして3階建てのテナントビル(弁護士事務所とかが入ってるみたい)が射程距離に入ってます。
●写真3。小田急線線路南側に接するエリア。

●小田急線線路の北側、ローソン。たこ焼き屋さんのある踏切から南側を撮影しました。下北沢を舞台にした映画「男はソレを我慢できない」の冒頭シーンで、この踏切を渡って主人公の竹中直人は登場します。映画制作サイドは、この風景が実に下北沢を象徴した風景だと意図して選んだんだと思います。
●実に古びた建物ですが、ここは下北沢の文化を支えてきた場所です。二階は貸しスタジオ「本多スタジオ」。下北沢の演劇文化を支えてきた歴史あるスタジオです。現在も立派に稼働中で、下北沢で活動する演劇人に愛されています。一階部分は小さなバーがひしめき合ってます。酒を飲まないボクには無縁の場所ですが、軒先を少し観察するだけで「SINCE 197X」といった文字を見つける事ができます。味わい深い場所です。このたたずまいは、新しい下北沢にはそんなに邪魔な存在なのでしょうか。
●この「本多スタジオ」の右奥には広い有料駐車場があります。図面はこの駐車場を半分くらいえぐるツモリでいます。駐輪所から駐車場へ。えぐり易い場所を選んでその間にある店をどかすという意図が感じられます。
●補助54号線は、茶沢通りからこうして小田急線線路跡地まで到達すると、二股に分かれて駅前ロータリーとなる「世田谷区街路第10号線」という道と、西方向へ進む補助54号線の続きへとつながります。次回は、「世田谷区街路第10号線」が形成する駅前ロータリーと、そのために失われるお店たちを紹介しようと思います。
●「東北沢駅周辺を考える会」。
●今回の小田急線地下化工事は、下北沢駅だけではなく、その両隣、東北沢駅と新代田駅も地下化します。当然、新しい街づくりは、それぞれの駅、地域で検討されているのです。工事はドンドン進み、東北沢駅の景色はドンドン変貌しています。これも気になってしまいます。

●ボクは下北沢駅と東北沢駅の中間に住んでいますので、東北沢駅前再開発も他人事ではありません。先日北沢タウンホールで聞いた説明で「東北沢駅周辺を考える会」という市民ワークショップが動いているというハナシを知りました。誰でも気軽に参加自由。ということで、突然このワークショップの会議にカオを出してみてしまいました。
●駅から一番近所にある北沢小学校の一室を借りて、会議は行われていました。7〜8回の会議を重ねたワークショップは、地元に長く住む方や商店街/町内会の幹部の方など、しっかり街に根を下ろした人々。しかも年齢層も50代以上の立派な大人で、意見1つ1つも地元振興であったり建設事情であったり専門的な知識を活かした発言で、ほーっとひたすら感心するばかりでした。
●そんな中、新参者のボクは年齢に於いても超最若年、地元に対する知識も、住んでる年数も浅く、「いやー、こりゃまたハイパー場違いなトコロに来ちゃったよ」とビクビクし通し。でも生意気にもちょっぴり発言させてもらったりして、なんかとても楽しかったのでした。街づくりってホント大変だし、お金も時間もかかるけど、それをプロデュースするってスゴくエキサイティングじゃないか!そう感じ入るのでした。
●東北沢では、下北沢のようなゴチャゴチャした反対運動のような気配は感じません。むしろ気になるのは住民の無関心。住民メンバーは20人強で、ボク的にはもっと多くてもイイんじゃないかと思います。コドモたちが安心して暮らせる街をプロデュースする責任。最高にクールじゃないですか。
●小田急電鉄のフシギ。
●北沢タウンホール街づくり課の担当者と話した時や、ワークショップで話し合った時に強く感じたのは、東京都も世田谷区も、小田急電鉄が線路跡地をどのように利用するつもりなのかほとんど把握できてないという点です。
●「一体、線路跡地は何になるんですか?」と聞くと、街づくり課ではこの様に説明されました。「具体的にまだ決まってないとのことなんです。そもそもは小田急電鉄の土地なので、区や都で借り上げて公園かするとなると莫大なお金がかかります。だから今は小田急さんの考え方を待ってる状況なのです」……。そんなモンなのか? だいたいこの工事、今話題の道路特定財源からお金出してる事業でしょ。税金使ってるんだから、小田急は自治体にもっと情報を公開すべきだし、都も区ももっとプレッシャーかけていいんじゃないですか?
●ワークショップでもこの点が話題になりました。最終的な工事完了は平成25年ですが、平成22年つまり再来年には一旦地下化は完了、ここで地上の線路は必要なくなるのです。再来年の話でコレだけの大規模工事、常識的に言ってプランがナニもナイ訳ないじゃん!しかも、駅舎の考え方や、関連設備の配置もほぼノーインフォメーション。トンネルはガンガン掘り始めてるのに、上モノ考えてない訳ないでしょ。なんじゃそら。
●ワークショップでは、駅前広場のグランドデザインを考えるのがお題なのですが「言いたい事を言うのはタダ」という発想で、駅周辺の設備や跡地利用にも積極的に発言していく様子です。
●心療内科の診察で、センセイあきれる。
●…ということで、ワークショップに参加してきました、と診察で報告する。センセイ「……はああ。何時までやってたんですか?」終わって家着いたら夜9時だったスカね。「9時!」え、アウトですか?「…アウトです」
●センセイ「そもそも、元からそういう事に興味があったんですか?」ぜーんぜん。仕事してた時は、家にいる時間なんてホンの数時間でしたから。地域の活動なんて眼中になかったです。休職してからですよ、住んでる街の事が気になったなんて。センセイ「はああ」あきれてる。病人のやるコトじゃないよってカオしてる。ボク「あー、ウチの奥さんは、中途半端に元気になったらまたバカなことをおっぱじめた、って言ってました」センセイ「unimogrooveさんは、ホントスゴいですね。ホントにボンヤリ過ごしてられないんですね」いやー、そんな特別な事とは思ってないんですけど…。普通じゃないですかね?
●つーか、そもそもいわゆる普通の生活って何なんでしょ? ボクはそれも分からなくって。学生時代もメチャメチャデタラメな生活してましたし、就職したらそっからずーっと一日16時間労働。それを十数年続けてきた。ボクはそれしか知らないんですよね…。他のやり方を知らないっつーか。
●センセイ「でも休職して、お子さんと触れ合って、良かったと思ってるんですよね?」そりゃそうです。ワイフのお手伝いで食器洗いもフロ磨きも三日坊主にならずちゃんとやってますし。コドモの将来を考えるって発想から、今回のワークショップ参加も動機付けされてますから。仕事一辺倒だったボクとしては、人生の価値観を多元的に出来たと思ってるんですけど…。
●センセイ「でも、あくまで無理なさらずに。生活ペースもお子さんと揃えて下さい。お子さんと一緒にゴハンを食べて、一緒に寝る。それが大事です」はい。わかりました。ほどほどの塩梅。これが一番難しい。
2008.02.17
下北沢演劇祭その2。そして我が家の演劇祭。
●下北沢演劇祭開催中。
●ヒマ人であるボクは、自宅からテクテク下北沢駅前まで歩いては、劇場の前にチョビッと並び、キャンセル待ちのチケットを狙って芝居を見てます。先週今週も面白い舞台に出会ってウレシかった!基本的にボクは演劇素人、予備情報ゼロの体当たりで挑んでますが、全然ハズレがありません。これが下北沢の演劇文化の水準の高さってヤツ?

●毛皮族「遺骨のトットさん、ドブに落ちる」
●もうコレは最高に笑いました!「毛皮族の社会派ピンキーバイオレンス」と副題が付いているんですけど、ドコが社会派か1ミリも分かりませんでした。しかし!ピンキーでバイオレンスである事は、上演後たった10分で骨の髄まで思い知らされました!慌ただしく働く殺気だったOLの集団が、ナニを思ったか突然オフィスを破壊し始め、そしてギラギラのゲイディスコでガンガンダンスし、あげく突然全員服を脱いじまうんですもん!スポーンと制服を脱ぎ捨て10人のOLさんがトップレスダーンス!微妙なトコロにはおホシ様シール!マジビビりました、あれーそういう劇団なの!そしてヘリコプターの激突テロでオフィスは崩壊し、そこから物語は始まるのです。
●総務部OLの主人公トットさん(当然タマネギ頭)と経理部部長の不倫カンケイが発覚、それをキッカケに総務部&経理部OLの派閥抗争が激化し武力闘争に発展。社内に弾けるマシンガン!一方、主婦ふれあいの会では、会長選挙を巡って醜い陰謀戦が進行中。10億円の現ナマを巡って詐欺師まで乱入!スキあらばオッパイが出てきて、下ネタが弾丸のように飛び交う。
●基本的に作・演出・出演陣は基本的にみんな女性。劇団主宰で演出/女優を兼ねる江本純子さんの、パワフルで下世話で下ネタも辞さないストーリーテリングは、本来はお目にかかれない女子の醜悪さスケベさ卑猥さ凶暴さを武器のように振り回して、観るものをビビらせる。いやそれはボクが男子であるからで、劇場の半分以上を占める女子観衆には勇気を与えてるのかも? 最後には宝塚男役のトップのようなオーラすら感じました。この人オモシロい! 芝居に出て来るイカレタ女子群は全くありえなそうでいながら、でも一皮剥けば女のアタマん中なんてこんなモンだ、カマトトぶってんじゃねえ!と江本さんが暴露してるって構図なのかな。最後はあの狭い駅前劇場で、どしゃ降りの雨までふらせてビックリ。いや痛快ですわ。
●江本純子さん自身がバリバリのオーラを放つ女優さん(レズビアンでいうと完全にタチ)なんですが、他もクセのある人ばっか。トットさんを演じた羽鳥名美子さん。広島ヤクザ風OL高野ゆらこさん。対する関西ヤクザ(宮家出身)風OLは、超大天然的フシギ女優武田裕子さん、この人のマッドぶりは度肝抜かれました。他の若い女優さんたちもフツウにカワイいのに、あっけらかんとトップレス。スゴかったわ。毛皮族、今後注目します。

●パパ・タマフマラ「新パパ・タマフマラのシンデレラ」
●フライヤーに書いてあった文章「海外からは数多くの上演依頼が舞い込んで来る。海外、国内の比率は100:1。」というポイントが気になった。何で海外?どんな芝居してるの?そしてフライヤー裏面の写真。摩訶不思議。この奇妙さに魅かれてスズナリに足を運んだ。

●スズナリは仕事で2回ほど来ただけで、休職で沸き起こった演劇マイブームの中では初挑戦のハコ。席についてみたら、舞台が異常に広かった。あれこんなに広かったっけ?美術も最低限、限界まで空間を広く設定した演出。始まってみて息をのんだ。確かに海外で評価される訳だ。
●物語の骨子は「シンデレラ」。ストーリーはウチのコドモだって知ってる。それを前提にして、セリフは極小、あとは全部俳優の舞踏に語らせる。ギリギリまで広く確保した空間に、大勢の役者が縦横無尽に舞い踊る。バレエのようでもあり、パントマイムのようでもあり、動物の形態模写のようであり、カンフーアクションのようでもある。ありとあらゆる身体文法を取り込んで、躍動する舞台。確かに言語を超越してます。ちなみに演出家さんの名は、小池博史さんという人。
●でもただの「シンデレラ」にはならない。「新しいシンデレラを作ろう!」とスローガンのように叫んだ後に、白い布にくるまれ担がれてきた少女。最高に勿体ぶったシンデレラの登場。パッと布を取り払いそこに現れたのは、なーんとも微妙にカワイくないチンクシャの女の子。うわ感情移入しづれえ!脱臼! そこかしこに意地悪なイタヅラを仕掛けて観客をグラグラ揺さぶって来る。
●なにがなんだか分からないうちに、ガラスの靴は継母&意地悪姉さん全員の足にフィットし、でもなぜかシンデレラはサイボーグのようにマッチョに進化しちゃって、オノレのチカラで王子をつかみ取る。既存「シンデレラ」からの逸脱がド派手なのに言語で説明されないから、コッチは困惑しまくる。でも役者全員は終始ノンストップでガンガンに踊りまくってる。頭が混乱して来る。もう満腹。だからスゴく疲れた。
●そんで今日は、幼稚園のコドモ発表会。
●ノマドヒヨコ兄妹は、それぞれのクラス/学年で、お芝居と合奏/合唱を披露した。ヒヨコはイッチョマエに緊張しているのか「オナカがイタイの」とか言ってた。単純に前日の夜、肉食い過ぎたのではないか?ノマドも明らかに情緒不安定で最近ワイフにすぐキレる。口答えする。両者、結構テンパってます。
●ヒヨコの演目は「かみなりパン」。
●カミナリ様が、カミナリで作るおいしいパンを誤って地上に落としてしまった。それを森の動物たちが美味しく頂き、それぞれお礼を持って来る。パンと動物たちのお礼を手にしたカミナリ様も上機嫌、という話。ポピュラーな紙芝居らしい。

●ヒヨコは念願のモルモットちゃん役をジャンケン勝負で見事勝ち取ったらしく、非常にエキサイトしているのであった。写真右。チビ身長とか丸顔のイメージとしてもモルモットはナイスキャスティングだろう。でもセリフは一個。巨大な「かみなりパン」を発見し、「あっ!パンだ!」というだけ。でもモルモットちゃんは元気よく飛び跳ね、クルクル回って歌に合わせてダンスを踊るのであった。
●ノマドの演目は「ききみみずきん」。
●それをかぶれば動物の言葉を理解する事が出来る「ききみみずきん」を手に入れた兄妹が、様々な動物と触れ合って人助けをする話。ノマドは、主人公の兄妹にずきんを授けるキツネさんの役。芝居の冒頭、キツネさんは人間の仕掛けた罠にハマってる。そこを救われてお礼にずきんを渡す。ノマドの演技のポイントは、本人曰く罠にハマって悶絶するサマだったようだ。

●コレが悶絶中のノマド。一番左奥。彼なりのリアリズム。
●これでノマドは幼稚園での主だった行事を全て終了。後は卒園式のみ。好きな女の子もできたし、ケンカしあえるトモダチも出来た。楽しい幼稚園生活だったな。
●今日は仲良しタッちゃんにオデコパンチを食らわした。先生にジックリお話しされた。タッちゃんは発表会の後オバアちゃんとドコかにお出かけする予定だったらしいのだが、ノマドが「ドコ行くの?」と質問しても答えなかったと言う。タッちゃんはマジでドコに行くのか知らなかっただけなのだが、自分の質問をシカトされたと勘違いしたノマドは、ムカッときてそのまま頭突きを食らわした。バカ。そんでタッちゃんがケロッと回復してニコニコしてるというのに、いつまでも引きずってメソメソ泣いてるノマド。どっちがヤラレタのか逆に見えるくらいだ。ま、「ゴメンナサイ」も言えた事だし、ケンカするほど仲がいい、つーことでパパは細かい事は何も言わんよ。
●ヒマ人であるボクは、自宅からテクテク下北沢駅前まで歩いては、劇場の前にチョビッと並び、キャンセル待ちのチケットを狙って芝居を見てます。先週今週も面白い舞台に出会ってウレシかった!基本的にボクは演劇素人、予備情報ゼロの体当たりで挑んでますが、全然ハズレがありません。これが下北沢の演劇文化の水準の高さってヤツ?

●毛皮族「遺骨のトットさん、ドブに落ちる」
●もうコレは最高に笑いました!「毛皮族の社会派ピンキーバイオレンス」と副題が付いているんですけど、ドコが社会派か1ミリも分かりませんでした。しかし!ピンキーでバイオレンスである事は、上演後たった10分で骨の髄まで思い知らされました!慌ただしく働く殺気だったOLの集団が、ナニを思ったか突然オフィスを破壊し始め、そしてギラギラのゲイディスコでガンガンダンスし、あげく突然全員服を脱いじまうんですもん!スポーンと制服を脱ぎ捨て10人のOLさんがトップレスダーンス!微妙なトコロにはおホシ様シール!マジビビりました、あれーそういう劇団なの!そしてヘリコプターの激突テロでオフィスは崩壊し、そこから物語は始まるのです。
●総務部OLの主人公トットさん(当然タマネギ頭)と経理部部長の不倫カンケイが発覚、それをキッカケに総務部&経理部OLの派閥抗争が激化し武力闘争に発展。社内に弾けるマシンガン!一方、主婦ふれあいの会では、会長選挙を巡って醜い陰謀戦が進行中。10億円の現ナマを巡って詐欺師まで乱入!スキあらばオッパイが出てきて、下ネタが弾丸のように飛び交う。
●基本的に作・演出・出演陣は基本的にみんな女性。劇団主宰で演出/女優を兼ねる江本純子さんの、パワフルで下世話で下ネタも辞さないストーリーテリングは、本来はお目にかかれない女子の醜悪さスケベさ卑猥さ凶暴さを武器のように振り回して、観るものをビビらせる。いやそれはボクが男子であるからで、劇場の半分以上を占める女子観衆には勇気を与えてるのかも? 最後には宝塚男役のトップのようなオーラすら感じました。この人オモシロい! 芝居に出て来るイカレタ女子群は全くありえなそうでいながら、でも一皮剥けば女のアタマん中なんてこんなモンだ、カマトトぶってんじゃねえ!と江本さんが暴露してるって構図なのかな。最後はあの狭い駅前劇場で、どしゃ降りの雨までふらせてビックリ。いや痛快ですわ。
●江本純子さん自身がバリバリのオーラを放つ女優さん(レズビアンでいうと完全にタチ)なんですが、他もクセのある人ばっか。トットさんを演じた羽鳥名美子さん。広島ヤクザ風OL高野ゆらこさん。対する関西ヤクザ(宮家出身)風OLは、超大天然的フシギ女優武田裕子さん、この人のマッドぶりは度肝抜かれました。他の若い女優さんたちもフツウにカワイいのに、あっけらかんとトップレス。スゴかったわ。毛皮族、今後注目します。

●パパ・タマフマラ「新パパ・タマフマラのシンデレラ」
●フライヤーに書いてあった文章「海外からは数多くの上演依頼が舞い込んで来る。海外、国内の比率は100:1。」というポイントが気になった。何で海外?どんな芝居してるの?そしてフライヤー裏面の写真。摩訶不思議。この奇妙さに魅かれてスズナリに足を運んだ。

●スズナリは仕事で2回ほど来ただけで、休職で沸き起こった演劇マイブームの中では初挑戦のハコ。席についてみたら、舞台が異常に広かった。あれこんなに広かったっけ?美術も最低限、限界まで空間を広く設定した演出。始まってみて息をのんだ。確かに海外で評価される訳だ。
●物語の骨子は「シンデレラ」。ストーリーはウチのコドモだって知ってる。それを前提にして、セリフは極小、あとは全部俳優の舞踏に語らせる。ギリギリまで広く確保した空間に、大勢の役者が縦横無尽に舞い踊る。バレエのようでもあり、パントマイムのようでもあり、動物の形態模写のようであり、カンフーアクションのようでもある。ありとあらゆる身体文法を取り込んで、躍動する舞台。確かに言語を超越してます。ちなみに演出家さんの名は、小池博史さんという人。
●でもただの「シンデレラ」にはならない。「新しいシンデレラを作ろう!」とスローガンのように叫んだ後に、白い布にくるまれ担がれてきた少女。最高に勿体ぶったシンデレラの登場。パッと布を取り払いそこに現れたのは、なーんとも微妙にカワイくないチンクシャの女の子。うわ感情移入しづれえ!脱臼! そこかしこに意地悪なイタヅラを仕掛けて観客をグラグラ揺さぶって来る。
●なにがなんだか分からないうちに、ガラスの靴は継母&意地悪姉さん全員の足にフィットし、でもなぜかシンデレラはサイボーグのようにマッチョに進化しちゃって、オノレのチカラで王子をつかみ取る。既存「シンデレラ」からの逸脱がド派手なのに言語で説明されないから、コッチは困惑しまくる。でも役者全員は終始ノンストップでガンガンに踊りまくってる。頭が混乱して来る。もう満腹。だからスゴく疲れた。
●そんで今日は、幼稚園のコドモ発表会。
●ノマドヒヨコ兄妹は、それぞれのクラス/学年で、お芝居と合奏/合唱を披露した。ヒヨコはイッチョマエに緊張しているのか「オナカがイタイの」とか言ってた。単純に前日の夜、肉食い過ぎたのではないか?ノマドも明らかに情緒不安定で最近ワイフにすぐキレる。口答えする。両者、結構テンパってます。
●ヒヨコの演目は「かみなりパン」。
●カミナリ様が、カミナリで作るおいしいパンを誤って地上に落としてしまった。それを森の動物たちが美味しく頂き、それぞれお礼を持って来る。パンと動物たちのお礼を手にしたカミナリ様も上機嫌、という話。ポピュラーな紙芝居らしい。

●ヒヨコは念願のモルモットちゃん役をジャンケン勝負で見事勝ち取ったらしく、非常にエキサイトしているのであった。写真右。チビ身長とか丸顔のイメージとしてもモルモットはナイスキャスティングだろう。でもセリフは一個。巨大な「かみなりパン」を発見し、「あっ!パンだ!」というだけ。でもモルモットちゃんは元気よく飛び跳ね、クルクル回って歌に合わせてダンスを踊るのであった。
●ノマドの演目は「ききみみずきん」。
●それをかぶれば動物の言葉を理解する事が出来る「ききみみずきん」を手に入れた兄妹が、様々な動物と触れ合って人助けをする話。ノマドは、主人公の兄妹にずきんを授けるキツネさんの役。芝居の冒頭、キツネさんは人間の仕掛けた罠にハマってる。そこを救われてお礼にずきんを渡す。ノマドの演技のポイントは、本人曰く罠にハマって悶絶するサマだったようだ。

●コレが悶絶中のノマド。一番左奥。彼なりのリアリズム。
●これでノマドは幼稚園での主だった行事を全て終了。後は卒園式のみ。好きな女の子もできたし、ケンカしあえるトモダチも出来た。楽しい幼稚園生活だったな。
●今日は仲良しタッちゃんにオデコパンチを食らわした。先生にジックリお話しされた。タッちゃんは発表会の後オバアちゃんとドコかにお出かけする予定だったらしいのだが、ノマドが「ドコ行くの?」と質問しても答えなかったと言う。タッちゃんはマジでドコに行くのか知らなかっただけなのだが、自分の質問をシカトされたと勘違いしたノマドは、ムカッときてそのまま頭突きを食らわした。バカ。そんでタッちゃんがケロッと回復してニコニコしてるというのに、いつまでも引きずってメソメソ泣いてるノマド。どっちがヤラレタのか逆に見えるくらいだ。ま、「ゴメンナサイ」も言えた事だし、ケンカするほど仲がいい、つーことでパパは細かい事は何も言わんよ。
2008.02.14
ヒヨコチョコ。
●今日はバレンタインデー。

●娘のヒヨコが、ボクにヒヨコ型チョコをプレゼントしてくれました。うれしい。
●息子ノマドは、5個チョコをゲットしたとな!ママと妹のヒヨコ、親友ユウタくんのママ、そしてヒヨコの友達ミユちゃん。でノマド大本命のマリちゃんからもゲット!ノマド感激!でもマリちゃん、クラス全員に配ってるみたいでした。ちゃんちゃん。
●芸能人目撃情報。
●今日は用事で品川駅まで行ってたんだけど、駅のエスカレーターで片桐はいりさんとスレ違っちゃった。やっぱあのおカオは生で観るとインパクトありますね。あと、身長も結構あるんですね。ま、そんだけだけど。
2008.02.13
下北沢の再開発ってどーなってるの?問題に迫る。
●洗い物が楽しいッス。
●心療内科で提案された通りに、食器洗いをやってます。3回全部とは行かないけど、最低1回、出来る日は2回やってます。最初はカッタルイと思ってたんだけど、ワイフの一言で発奮しました。「食洗機を使うメリットは、節水なのよ。だから機械に入れる前の手洗いをサラリと済ますのがポイントなの。チャッチャとね」
●そうか!この食器洗いという作業は、水資源の効率化を通じてエコ/地球環境保護へのフロントラインに直結しているのか!シャキーン!いきなりやる気湧いてきた!……しかし、こういう超遠回りな動機付けがなければ、食器洗いもできないのか…自分でもアホかと思う。
●でも皿洗いはココロも洗う。食器がキレイになるのは気持ちイイ。今日は失敗して、菜箸折っちゃったけど。

●唐突ですが、北沢タウンホール。
●下北沢の南口、茶沢通り沿いに立つ世田谷区役所の出張所。三軒茶屋方面へ向かうバス停の始発駅があり、ハローワークや芝居が打てるホールも備えてる。一階ロビーにはイスとテーブルがあって、お年寄りが自販機で買ったお茶を飲んで過ごしてる。そんな場所。
●ボクは先日、戸籍関係届出がらみでココに出向いた。届出自体はスムーズに済んで、さて帰ろうと思ったその時、フロアガイドからふと目に入ったモノが気になった。「区民相談室」。
●仕事のない超ヒマ人であるボクは、常々の疑問をここに相談してみようと思いついた。「シモキタザワの再開発ってどーなってるの?」今、下北沢から隣の東北沢駅では小田急線の地下化工事がスゴく活発化してきて日々ドンドン風景が変わってるからね、不安になりますよ。
●「区民相談室」は人気のない部屋で薄暗ーい感じ。すいませーん。するとボクの背後からヌッとオバさんが出てきてボクをビックリさせた。あの、再開発計画について…、「あ、それならね、1つ下の階。街づくり課で聞いてみて下さい」ふーん。街づくり課ね…。
●で、街づくり課。「あの、下北沢再開発の事で聞きたい事が…」「あ。それはね、本庁で聞いて」は?「それはね、本庁で聞いて」若めの男性職員はつっけんどんに言い放つ。ココじゃダメなんですか。「そう、本庁で聞いて」……。ボク「あの、あの再開発プランだと、ボクんちのソバに道路が通るはずなんです。ボクの家が道路にならない事は分かってますが、どんくらい近くに道が通るか細かく知りたいんです」すると男性職員は、そこで初めてボクの顔をじぃーっと見て、フロアの奥にいる担当者に声をかけた。ふう、やっとマトモにハナシが出来る。
●代わって出てきた女性担当者は、色々な地図や資料を出してきて、結構細かくコトの進み具合を教えてくれた。以前このブログでも引用した地図よりもずっと細かい地図も入手できた。中にはそのままじゃ渡せない地図もあるとのことで、貸出請求書なるものに名前連絡先を記入して、コンビニでカラーコピーしたヤツもある。ふーん。なるほどね。
●今日はココで知った下北沢再開発計画の事実を綴ってみます。
●まずは前回のおさらい。「小田急電鉄小田急線(代々木上原駅〜梅が丘駅間)連続立体交差事業および複々線化事業の概要」から部分引用した下北沢再開発計画の大まかなプランだ。赤線が、現在地下化工事が進んでいる小田急線の線路。黄色線が、それにリンクするカタチで進められている新設道路のプランだ。青字は当然ながらボクの落書きだ。

●とにかく問題は、新設道路である黄色線が既存の下北沢の素晴らしい商店街をモノの見事に踏みつぶそうとしている事。明らかにヤバいでしょ!ね!
●次、新しい地図。もっとデカい地図です。「世田谷区主要な生活道路網図」(部分)。この地図を使って、街づくり課の女性は下北沢のど真ん中を打ち抜く補助54号線という道路の考え方を説明した。「これは、渋谷区から調布市までを東西に貫く道路計画なのです」
●細かい地図で恐縮です。東西に伸びる道路をタテヨコに切り取ってみました。上下が東/西、左右が北/南です。黄色ラインが、問題の補助54号線を目立たすために描いたマーカーです。関連する主要道路もボクのキタナい字で書き込んでみました。下北沢駅、茶沢通り、などなど。

●この補助54号線というのは、世田谷区の東隣にある渋谷区/目黒区から西隣の調布市まで東西にビンと貫く道路として位置づけられてる。山手通り東大島交差点から東京大学駒場キャンパスの前を通る道から、新しい道を枝分かれさせて東北沢地域を貫き、下北沢へ到達。その後、井の頭線新代田駅付近で環状7号線に交差。まだまだ進んで環八まで行って、そして調布市・京王線仙川駅の近くまで道は続く。上の地図では環八あたりで切っちゃってますが、もうちょっと続いてます。スキャナーがちっこいから取り込めなかっただけです。
●地図をよーく見ると、その補助54号線は、赤くなったり青くなったり白くなったりしてますね。青が既存の道路、赤は工事中(事業中)、白は計画中(存在してません)。つーことは、この道路、仰々しい計画だけど、4分の1も出来ちゃいない全然中途半端な状況にあるワケです。
●では、この地図を拡大して、下北沢エリアをじっくり見てみましょう。

●補助54号線、下北沢駅前が真っ赤です。そしてその左右はアミカケ白線。これ、どういう意味でしょうか。
●街づくり課の女性担当者「赤はすでに事業中の地域です」えっ?もう赤いエリアは土地買収が始まってるんですか?「いや、まだ測量段階じゃないでしょうかね。正確な測量が終わってから地主さんとの交渉が始まります」はー、リアルに進行してるんだ…。
●白いアミカケ部分は?「16年度から事業化計画として認可をとる予定ですが、まだそこまでは行ってない所です」あの、今おっしゃってる16年ってのは、西暦ですか?平成ですか?「平成です」……平成16年ってもう過去じゃん。なんで予定なんて言い方なんだ? とにかく要は、駅前部分とその両サイドは計画の進行具合が全然違う、左右部分はまだ全然手が付いてないっつーコトですね?「そうですね」
●ちなみに茶沢通りにも色が付いてますが?「コッチは既にキチンと通ってる道ですから、長い目で見て拡幅を検討して行くという考え方です」なるほど。都市計画は、結構バラバラに進行してて一斉に事が進む訳ではないらしい。
●さらに別の地図で、下北沢駅前周辺、目下一番の危機にさらされてる場所を確認してみた。「補助54号線・世区街10号線ニュース NO.5」という書類で、平成19年1月25日の発行、編集は「世田谷区 道路整備部 交通広場整備担当課」と書いてある。

●現在の駅舎と線路を軸に駅前広場を作り、バス&タクシーが出入りできるロータリーを作りたいようだ。小田急線のなくなった跡でやってくれるのなら、そりゃ結構だ。でもそのドサクサで、長さ265メートル、幅22〜25メートルの道路(歩道含む)が商店街の中心部を蹂躙する。ええーっ。街並の風景を根本から変貌させる工事になるぞ。ゾッとする。初めて怖いと感じた。戦慄。この街に降り掛かろうとしている事実をハッキリと認識した。
●ボクは既にこの地図を片手に街を歩き、どのエリアが、どのお店が攻撃対象にされているのか少しずつ確かめている。今日はいったん筆を置きますが、近いウチに、破壊されるであろう街の風景を写真に撮り、この地図と照らし合わせて、ココにナニがある、ナニが潰されるのか、紹介していこうと思います。
●ボクはこの問題に取り組み始めたばかりの初心者。しかし、自分の住む街に何が起こるのか正確に知る権利と、それに対してどんなポジションに立つべきか、態度をキチンと整理する責任がある。ボクはこの街に憧れて移り住んできたのだし、この街で今後コドモ二人を育てていくのだ。我々の生活の場所、人生の場所に、何が行われるのか見定めなくてはならない。
●自律神経失調症を患い長期休職する前は、会社で18時間以上仕事しまくってて、家は寝る場所だけだった。長い休職生活で、自分が暮らしているこの街の良さ、素晴らしさを初めてキッチリ感じる事が出来た。昔の自分にはあり得ない価値観だ。病気を抱えての新しい人生観ってこういう所から気付いていくのかなあ、と感じたりしてる。

























