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2008.02.27
有給休暇がなくなりまーす。そして下北沢お気に入りカフェ情報。
●リハビリ出社3日目。
●今日もまたたったの1時間を静かな事務室に過ごす。ヒマなので、ここ二年ほどの勤務データをプリントアウトする。やっぱアホだな。一ヶ月で380時間以上働いてるぞ。やっぱ病気だよな、こんな生活をフツウと思ってたのは。
●あと、わりとドキッとする事実。実はボクの休職、今まで有給休暇の消化で賄われてたんです。確かに社会人になって有給使った事がない。そんな有給が10年以上も貯まり続けたおかげで、ボクはこの8ヶ月ずーっと給料をもらって過ごしてきたのだ。スゴいでしょ。でもね、とうとう今月でその有給を使い果たす事が判明。今まで担当の看護師Nさんは「unimogrooveさん、有給の残り日数を知ったら、ソレにあわせて無理して復帰したがるだろうから教えない」と言われてたんだけど、自分でPCにアクセスして確認しちゃいました。
●でもさ、ソレ以前に、マジでどんだけ有給貯まってたんだっつーハナシだよね。100日以上あったみたいだよ。ホントにボクは恵まれてるよ。休職してる時は、いつ給料がなくなるか、振込がなくなるか、ドキドキしてたけど、毎月キチンとポコポコ入金されて来るからむしろ不気味になってたくらいだった。ま、給料なくなる覚悟と準備ははキチンとしてきたから、別に今さらビビリもしないけどね。
●で夕方は、ノマドのバレエ教室に付き合う。
●幼稚園クラスのヒヨコと離れて、小学生クラスに通うようになったノマドは、ヒヨコのクラスが終わるまで一時間ほど待ち時間がある。ワイフはその一時間をノマドと共にファミレスで過ごさないといけない。今週はその役目をボクが担当した。ワイフはスーパーへ買い物に行き、ボクはサイゼリアのドリンクバーでノマドにジュースをつぎながら、ヤツに学習マンガを読み聴かせてやる。

●「学研マンガ 人物日本史 織田信長」
●最近、戦国武将が気になるノマド。アナーキーなダーティヒーロー織田信長の人生を堪能中。ヤツは織田信長が幼い頃「うつけもの」と呼ばれてたエピソードがダイスキ。でも、ホントは「サル」A.K.A.豊臣秀吉の方が気になってるようだ。信長が秀吉と話すシーンは「サルだサルだ」と大喜び。秀吉が武功を挙げると「サルすごいね、ノマドにもサルがケライになってくれたらいいな」と感心する。信長読み終わったら、秀吉の本も買ってやろう。ちなみに家康のことは「タヌキ」と呼び習わしている。
●ノマドのクラスが始まったら、ボクはお気に入りのカフェに移動する。

●「KATE COFFEE」
●場所:茶沢通り沿い、DISC UNION 向かい、外資生保アフラックの事務所の2階。ライブハウス SHELTER もご近所。世田谷区北沢2ー7ー11コージー下北沢2F。
●ノマドがバレエをしている間は、ヤツがクラスを終えお迎えしてやるまでお気に入りのカフェで1人の時間を楽しむ。ここはそんなに広くないお店だけど、大きな窓が明るく開放的な雰囲気を作ってる。あまりコーヒーが好きじゃないボクは、ここの薄口のマイルドブレンドが丁度良い。カレーもオイシそうな匂いをさせてる。一番スキなポイントは窓際に並んだ本棚の蔵書。気の利いたマンガやアート本がたくさんある。それを読むのがスキ。マンガ喫茶行くより楽しい。
●で、最近この店で読んだマンガ。
![]() | コーヒーもう一杯(1) (2005/05/25) 山川 直人 商品詳細を見る |
●山川直人「コーヒーもう一杯」1巻。
●まさしくカフェに一番ふさわしいマンガ。コーヒーにまつわるいいハナシを、一昔前の少年漫画のような温もりあるタッチで、ほのぼのと綴る。そのカッチリ記号化された画風は西岸良平「三丁目の夕日」(映画じゃないよ原作だよ)の現代版って感じかな。タイトルはボブ・ディランの曲名から拝借。じゃあBGMはボブ・ディランでいかないとダメだね。
![]() | 口笛小曲集 (2005/07/25) 山川 直人 商品詳細を見る |
●山川直人「口笛小曲集」
●この人が1990年〜2004年までに様々な場所で書いてきた短編をコンパイル。でもその画風は最初っから100%完成してて、ずーっとブレがない事が分かる。画がカワイいのに、お話はコーヒーのようにほろ苦く、まろやかで、奥深い。
![]() | 生きるススメ (2003/12) 戸田 誠二 商品詳細を見る |
●戸田誠二「生きるススメ」
●長くても8頁、短ければ1頁の短編をまとめた作品集。あとがきを読むと、ネットでひっそりと発表していたこれらの短編を、出版社の人が見つけてそのまま本に仕立てたらしい。へー、こういうケースもあるんだ。内容は、ほろ苦い人生に、ちょっぴりだけ差し込まれる少しイイ話を、簡潔に描き綴るモノ。地味だけど、暖かい。こういう人が評価されること自体がちょっとしたイイ話。
![]() | everybodyeverything (2005/02) ワチラポーン リムビプーワッド、木村 和博 他 商品詳細を見る |
●ウィスット・ポンニミット「エブリバディ・エブリシング」
●タイ・バンコクの若手マンガ家さん。ロウファイってくらいにあどけない、コドモの落書きのような素朴なタッチがカワイい。それでいて、東京の都市感覚と変わらない感性がそこにはあって、南国タイとトウキョウが同世代同時代として地続きに繋がっている事に感動。作者さんはバンドもやってるみたいなので、ぜひそっちも聴いてみたいな。
●今日の映画。マッドネス鈴木清順。
![]() | ピストルオペラ (2002/04/26) 江角マキコ、山口小夜子 他 商品詳細を見る |
●「ピストルオペラ」2001年
●出演:江角マキコ/山口小夜子(R.I.P)/永瀬正敏/韓英恵。タイトル明けの2カットで、清順監督の異次元に持ってかれる。ビビるわ。殺し屋同士の死闘を描くはずが、そんなことはどうでもよくって、江角マキコの切れの良さキップの良さ、山口小夜子の妖しさ、異世界から忍び込んで来たような韓英恵の浮遊感、そしてなによりも、清順監督のメリハリある色彩感覚と、ビックリするような美術のトリック、セオリーを逸脱する編集感覚で、フワフワに酔っぱらってしまう。江角マキコの黒い着流しと尖った革ブーツ、最高にサディスティックでイイね。
●このリハビリ生活。世間のスキマを漂流してる感じ、意外と心地いい。楽しいぞ。フフフ。
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