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2008.03.29
中国ってスゲエなあ。あの国をヤバいと思う前に勉強をしよう。
●息子ノマドは豊臣秀吉に夢中だ。

●「学研まんが人物日本史 豊臣秀吉」
●この本を最近ノマドたちに読み聞かせてやってる。貧乏百姓のセガレから、知恵と機転とラッキーで、天下人に成り上がったサクセスストーリーは、ノマドには最高にエキサイティング。とくに秀吉のあだ名が「さる」ってトコロが最高にオモシロいらしい。ヒヨコは秀吉の旗印のヒョウタンマークが、カワイくてしょうがないらしい。
●そんなノマドが、ボクに聞く。「ムカシのサムライは『ヒデ』をつけるのがすきだったの?」ノマドに言わせれば、豊臣秀吉、息子の秀頼、明智光秀、織田信長の父・信秀、信長の幼年期を世話した平出秀次、徳川2代将軍秀忠…、みんな「ヒデ」がついている。オマエよくそんなコトに気付いたな。
●「いや、それはたまたまで、もっとイロんな名前の武将がいるんだよ…」と一瞬言いかけてボクはハッと思った。考えてみると、ノマドヒヨコの幼稚園のクラスメイトで「秀」の字を使った名前を持つ子は男女通して一人もいない。名前には流行り廃りがある。ボクの世代には「ダイスケ」という名前がクラスに3人ぐらい必ずいたもんだ。ノマドヒヨコたち21世紀生まれの日本人から見ると「秀」の字を使う名前は、超古風な数百年前の流行と感じるのだね。新世紀のニュータイプめ、お前らの目には、日本史はボクと違う見え方をするのだろう。
●一方で、オトナのボクは中国史の勉強をしている。
●中国の歴史が気になる。つーか、中国が気になる。中国という文明が気になる。
●今や地球人の4〜5分の1が中国人。公称13億人とか言ってるけど、きっともっと多い。最近の日経の記事では、世界全体の輸入額の9%を中国が占める。アメリカを中心に不安定化する世界経済の影響が、急成長しつつも未成熟な中国の資本主義を揺るがせば全世界は大混乱に陥る。毒ギョーザ事件、チベット動乱、温室効果ガス排出量規制問題などなど、とにかくこの国の出方が今後の世界の命運を握るのは間違いない。北京オリンピックも環境行政も金融政策も人権問題も、全部ひっくるめてこの国が無難に発展してくれないと、地球は滅びる。
●そのわりに、この国のコトをボクは知らない。
●トナリの国なのに。中国人はいつもボクらのソバにいた。ラーメン屋やコンビニやファミレスのバイトさん。大学の留学生。今では銀座のバスツアーで団体さん達がチカラの限りお買い物してる。海外旅行に行ってもチャイニーズのお店はドコにでもあって、そこで安心してゴハンを食ってた。でも、あの人達の暮らしをボクはどれだけ知ってるだろうか? 何も知らん。
●メソポタミア文明やローマ帝国がこの世に生き残ってるようなモン。
●高校の授業では、四大文明といって、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明の四つが人類史の一番最初だと教えられた。冷静に考えると、あの黄河文明の時代から、一貫連続した文化的アイデンティティを6000年抱きしめて彼の国は成立している。面積にすれば、紀元後1〜2世紀頃のローマ帝国の最大版図と変らない。ソレをやはり2000年単位でキープし続けている。中国はスゴい。重ねて言うが、あの国は、メソポタミア文明やローマ帝国がこの世に生き残ってるようなモンなのだ。
●「図説中国文明史1〜先史・文明への胎動」
●このシリーズ本は19世紀の清の時代までを全十巻で網羅する図説本だが、興味を持ったのは、著者は中国の学者さんたちでそれを日本語に訳出したものだというコトだ。日本人ではなく、中国人が自分たちの言葉で自国の歴史を語る。日本人なら看過するであろうデティールにコダワったり、言葉の行間に自国への強い誇りを感じさせたりする。ダイレクトに中国人のアイデンティティに触れてる感じがするのだ。
●そうやって中国を知ろうと考えるのは結構なコトだが、800万年前、北京原人よりもさらに大昔の時代まで遡るっつーのは、いくら何でも遠回り過ぎだろ!とツッコミを自分に入れつつも、そんなバカげたムダを厭わない自分がスキ。
●一番最初の人類の祖先がアフリカに発生したコトは、世界的に自明の見解かとボクは思ってたが、この本では、広大な国土から近年発掘された化石を例に引き出して、人類発祥の地はアジア地域だという可能性があるとしっかり主張してる。ああ中国ってスゲエな、中国の大地こそ人類のゆりかごだと思いたいんだ。
●確かに中国の考古学は、日本史でいう縄文時代みたいな文化が、何種類も多極的同時並行的に進化進歩しているコトを突き止めており、スケールの大きさの違いを思い知らされる。例えば、チベット自治区の手前青海省で約4000年前のラーメンの化石?が発掘されたというエピソード。「中国4000年の味」ってコピーが昔あったよな…。この発見で、中国こそ世界の麺文化発祥の地というコトが分かり、中国の研究者は大喜び、イタリアの研究家はスパゲティの敗北を大変悔しがったという話を聞いたことがある。ちなみに神秘的存在「龍(ドラゴン)」というイメージは遅くとも6500年前には既に成立してたとの事。
●中国最古の王朝「夏」は、日本の教科書では伝説上の存在となっているが、中国では当然のように実在した国家と考えられている。確かに場所は厳密に特定されてないが、ソレをいうなら邪馬台国の場所だってわかってない。例え「夏」王朝が存在しなくても、同程度の水準を持つ都市国家はたくさん存在していたのは遺跡発掘でハッキリしている。これが紀元前2000年頃のハナシ。中国、フトコロがデカい。
●「図説中国文明史2〜殷周・文明の原点」
●紀元前1600年頃から紀元前770年のオハナシ。インドにお釈迦様も生まれてないし、ギリシャにソクラテスも生まれてない大昔。キリストなんて超若造だね。
●遺跡として特定されてる最古の王朝「殷」は、神権政治で国家を統治しており、そのド派手な生け贄の捧げっぷりは迫力満点。王様一人が死ねば、妃から家来まで200人単位で一緒に生き埋めにするダイナミックさが大味でイイ。
●神の名を借りた民衆支配は超サディスティックで、逃亡奴隷に対するキョーレツな刑罰が甲骨文字で記録されてるという。鼻を削ぎ落とす、首を切り落とすは序の口、青銅のノコギリで足首を切り落とすのも流行ってたらしい。足なし死体がたくさんお墓に埋まってるってさ。「殷」代最後の暴君は、炭で熱した銅柱の上を焼け死ぬまで這い回らせたという素晴らしいセンスの持ち主。イカすね。そんなハナシに何頁も割くこの本のセンスもイカすね。
●「殷」に取って代わった「周」王朝は、サドセンスに長け過ぎた先代に叛旗を翻して討伐。封建制度の主従関係と通商交流の発達で、中華アイデンティティを広げる。黄河流域から、長江流域や北京周辺の異民族を同化。
●青銅器文化も最高潮で、これでもかという勢いで名品を立派な図説で解説するこの本。とにかくね、漢字が難しいのよ。食器や礼器、武器では、生まれてこの方見た事のナイ、ハイパーゴテゴテしい漢字が一杯出て来る。多分著者が日本人なら、こんな細かいデティールに絶対踏み込まないだろう、バカバカしいほどの細かさが、中国人の感性なんだなと感じ入る。難し過ぎてPCで変換できなくてお見せできないのが悔しい。

●「図説中国文明史3〜春秋戦国・争覇する文明」
●「周」王朝が衰退、形骸化し、封建諸候の台頭を制御できなくなって生まれたのが、春秋戦国時代と呼ばれる群雄割拠の内戦状態だ。年にして紀元前770年〜221年、それぞれの有力諸候が独立国家を立ち上げ、覇を競い合う時代。中華アイデンティティを基盤にしながらも、中国の各地域はローカルカルチャーを伸び伸びと発達させ、その風土にふさわしい多様な文化/イデオロギーを生み出す。その多様性たるやホントにバラエティに富んでおり、ボクは妙な納得をしてしまった。「そうか、中国は、世界中から孤立してしまっても、この国だけで十分自活して暮らしていけるだけの、バラエティあふれる多様性を内側に持ってるんだ。しかもE.U.諸国と同じくらいの面積の中で」
●黄河流域から長江流域にかけてのコアエリアは、各諸候の富国強兵政策で、産業の生産性向上、軍事力の増強や戦闘技術の開発、新進思想の奨励、芸術表現の深化などなどが急速に進む。アンディ・ラウ主演映画「墨攻」でポピュラーな墨子、「THE ART OF WAR」と英語訳されてヒップホップ関係者にも読者の多い(みんな監獄で読むっぽい)戦術研究家・孫子、そして儒教の開祖・孔子が登場して、活躍しまくる。
●この本は、剣、矛、戈(か)、戟(げき)とコト細かく当時の武器の形状や造形をダラダラと解説してくれる。馬に引かせる戦車の車軸の先ッポのに取り付ける轡(くつわ)は、ドリルのように尖って近づく敵兵の足をえぐる。古典アニメ「マッハ・ゴーゴーゴー」にこのテのアイディアがあったね。ライバルの車に横当てしてマシンを破壊するドリル。
●このコアエリアの内戦状態は、周辺民族をさらに刺激して中華文化圏を拡大する。政治的統一性とは関係なく、文明としての親和性が、東西南北に拡大していく。コレが中華アイデンティティの逞しいトコロだ。そんでこの後、初めての中華統一中央集権国家が成立する。それは第四巻のお楽しみ。
●コレを機に、中国の省の名前と場所を覚える事にした。
●地図帳の中国のページを開き、暗記してみる。半分くらい覚えたが、半分はまだアタマに入ってない。内陸に奥まったエリアが微妙だな。日々コレ修行。

●「学研まんが人物日本史 豊臣秀吉」
●この本を最近ノマドたちに読み聞かせてやってる。貧乏百姓のセガレから、知恵と機転とラッキーで、天下人に成り上がったサクセスストーリーは、ノマドには最高にエキサイティング。とくに秀吉のあだ名が「さる」ってトコロが最高にオモシロいらしい。ヒヨコは秀吉の旗印のヒョウタンマークが、カワイくてしょうがないらしい。
●そんなノマドが、ボクに聞く。「ムカシのサムライは『ヒデ』をつけるのがすきだったの?」ノマドに言わせれば、豊臣秀吉、息子の秀頼、明智光秀、織田信長の父・信秀、信長の幼年期を世話した平出秀次、徳川2代将軍秀忠…、みんな「ヒデ」がついている。オマエよくそんなコトに気付いたな。
●「いや、それはたまたまで、もっとイロんな名前の武将がいるんだよ…」と一瞬言いかけてボクはハッと思った。考えてみると、ノマドヒヨコの幼稚園のクラスメイトで「秀」の字を使った名前を持つ子は男女通して一人もいない。名前には流行り廃りがある。ボクの世代には「ダイスケ」という名前がクラスに3人ぐらい必ずいたもんだ。ノマドヒヨコたち21世紀生まれの日本人から見ると「秀」の字を使う名前は、超古風な数百年前の流行と感じるのだね。新世紀のニュータイプめ、お前らの目には、日本史はボクと違う見え方をするのだろう。
●一方で、オトナのボクは中国史の勉強をしている。
●中国の歴史が気になる。つーか、中国が気になる。中国という文明が気になる。
●今や地球人の4〜5分の1が中国人。公称13億人とか言ってるけど、きっともっと多い。最近の日経の記事では、世界全体の輸入額の9%を中国が占める。アメリカを中心に不安定化する世界経済の影響が、急成長しつつも未成熟な中国の資本主義を揺るがせば全世界は大混乱に陥る。毒ギョーザ事件、チベット動乱、温室効果ガス排出量規制問題などなど、とにかくこの国の出方が今後の世界の命運を握るのは間違いない。北京オリンピックも環境行政も金融政策も人権問題も、全部ひっくるめてこの国が無難に発展してくれないと、地球は滅びる。
●そのわりに、この国のコトをボクは知らない。
●トナリの国なのに。中国人はいつもボクらのソバにいた。ラーメン屋やコンビニやファミレスのバイトさん。大学の留学生。今では銀座のバスツアーで団体さん達がチカラの限りお買い物してる。海外旅行に行ってもチャイニーズのお店はドコにでもあって、そこで安心してゴハンを食ってた。でも、あの人達の暮らしをボクはどれだけ知ってるだろうか? 何も知らん。
●メソポタミア文明やローマ帝国がこの世に生き残ってるようなモン。
●高校の授業では、四大文明といって、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明の四つが人類史の一番最初だと教えられた。冷静に考えると、あの黄河文明の時代から、一貫連続した文化的アイデンティティを6000年抱きしめて彼の国は成立している。面積にすれば、紀元後1〜2世紀頃のローマ帝国の最大版図と変らない。ソレをやはり2000年単位でキープし続けている。中国はスゴい。重ねて言うが、あの国は、メソポタミア文明やローマ帝国がこの世に生き残ってるようなモンなのだ。
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●「図説中国文明史1〜先史・文明への胎動」
●このシリーズ本は19世紀の清の時代までを全十巻で網羅する図説本だが、興味を持ったのは、著者は中国の学者さんたちでそれを日本語に訳出したものだというコトだ。日本人ではなく、中国人が自分たちの言葉で自国の歴史を語る。日本人なら看過するであろうデティールにコダワったり、言葉の行間に自国への強い誇りを感じさせたりする。ダイレクトに中国人のアイデンティティに触れてる感じがするのだ。
●そうやって中国を知ろうと考えるのは結構なコトだが、800万年前、北京原人よりもさらに大昔の時代まで遡るっつーのは、いくら何でも遠回り過ぎだろ!とツッコミを自分に入れつつも、そんなバカげたムダを厭わない自分がスキ。
●一番最初の人類の祖先がアフリカに発生したコトは、世界的に自明の見解かとボクは思ってたが、この本では、広大な国土から近年発掘された化石を例に引き出して、人類発祥の地はアジア地域だという可能性があるとしっかり主張してる。ああ中国ってスゲエな、中国の大地こそ人類のゆりかごだと思いたいんだ。
●確かに中国の考古学は、日本史でいう縄文時代みたいな文化が、何種類も多極的同時並行的に進化進歩しているコトを突き止めており、スケールの大きさの違いを思い知らされる。例えば、チベット自治区の手前青海省で約4000年前のラーメンの化石?が発掘されたというエピソード。「中国4000年の味」ってコピーが昔あったよな…。この発見で、中国こそ世界の麺文化発祥の地というコトが分かり、中国の研究者は大喜び、イタリアの研究家はスパゲティの敗北を大変悔しがったという話を聞いたことがある。ちなみに神秘的存在「龍(ドラゴン)」というイメージは遅くとも6500年前には既に成立してたとの事。
●中国最古の王朝「夏」は、日本の教科書では伝説上の存在となっているが、中国では当然のように実在した国家と考えられている。確かに場所は厳密に特定されてないが、ソレをいうなら邪馬台国の場所だってわかってない。例え「夏」王朝が存在しなくても、同程度の水準を持つ都市国家はたくさん存在していたのは遺跡発掘でハッキリしている。これが紀元前2000年頃のハナシ。中国、フトコロがデカい。
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●「図説中国文明史2〜殷周・文明の原点」
●紀元前1600年頃から紀元前770年のオハナシ。インドにお釈迦様も生まれてないし、ギリシャにソクラテスも生まれてない大昔。キリストなんて超若造だね。
●遺跡として特定されてる最古の王朝「殷」は、神権政治で国家を統治しており、そのド派手な生け贄の捧げっぷりは迫力満点。王様一人が死ねば、妃から家来まで200人単位で一緒に生き埋めにするダイナミックさが大味でイイ。
●神の名を借りた民衆支配は超サディスティックで、逃亡奴隷に対するキョーレツな刑罰が甲骨文字で記録されてるという。鼻を削ぎ落とす、首を切り落とすは序の口、青銅のノコギリで足首を切り落とすのも流行ってたらしい。足なし死体がたくさんお墓に埋まってるってさ。「殷」代最後の暴君は、炭で熱した銅柱の上を焼け死ぬまで這い回らせたという素晴らしいセンスの持ち主。イカすね。そんなハナシに何頁も割くこの本のセンスもイカすね。
●「殷」に取って代わった「周」王朝は、サドセンスに長け過ぎた先代に叛旗を翻して討伐。封建制度の主従関係と通商交流の発達で、中華アイデンティティを広げる。黄河流域から、長江流域や北京周辺の異民族を同化。
●青銅器文化も最高潮で、これでもかという勢いで名品を立派な図説で解説するこの本。とにかくね、漢字が難しいのよ。食器や礼器、武器では、生まれてこの方見た事のナイ、ハイパーゴテゴテしい漢字が一杯出て来る。多分著者が日本人なら、こんな細かいデティールに絶対踏み込まないだろう、バカバカしいほどの細かさが、中国人の感性なんだなと感じ入る。難し過ぎてPCで変換できなくてお見せできないのが悔しい。

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●「図説中国文明史3〜春秋戦国・争覇する文明」
●「周」王朝が衰退、形骸化し、封建諸候の台頭を制御できなくなって生まれたのが、春秋戦国時代と呼ばれる群雄割拠の内戦状態だ。年にして紀元前770年〜221年、それぞれの有力諸候が独立国家を立ち上げ、覇を競い合う時代。中華アイデンティティを基盤にしながらも、中国の各地域はローカルカルチャーを伸び伸びと発達させ、その風土にふさわしい多様な文化/イデオロギーを生み出す。その多様性たるやホントにバラエティに富んでおり、ボクは妙な納得をしてしまった。「そうか、中国は、世界中から孤立してしまっても、この国だけで十分自活して暮らしていけるだけの、バラエティあふれる多様性を内側に持ってるんだ。しかもE.U.諸国と同じくらいの面積の中で」
●黄河流域から長江流域にかけてのコアエリアは、各諸候の富国強兵政策で、産業の生産性向上、軍事力の増強や戦闘技術の開発、新進思想の奨励、芸術表現の深化などなどが急速に進む。アンディ・ラウ主演映画「墨攻」でポピュラーな墨子、「THE ART OF WAR」と英語訳されてヒップホップ関係者にも読者の多い(みんな監獄で読むっぽい)戦術研究家・孫子、そして儒教の開祖・孔子が登場して、活躍しまくる。
●この本は、剣、矛、戈(か)、戟(げき)とコト細かく当時の武器の形状や造形をダラダラと解説してくれる。馬に引かせる戦車の車軸の先ッポのに取り付ける轡(くつわ)は、ドリルのように尖って近づく敵兵の足をえぐる。古典アニメ「マッハ・ゴーゴーゴー」にこのテのアイディアがあったね。ライバルの車に横当てしてマシンを破壊するドリル。
●このコアエリアの内戦状態は、周辺民族をさらに刺激して中華文化圏を拡大する。政治的統一性とは関係なく、文明としての親和性が、東西南北に拡大していく。コレが中華アイデンティティの逞しいトコロだ。そんでこの後、初めての中華統一中央集権国家が成立する。それは第四巻のお楽しみ。
●コレを機に、中国の省の名前と場所を覚える事にした。
●地図帳の中国のページを開き、暗記してみる。半分くらい覚えたが、半分はまだアタマに入ってない。内陸に奥まったエリアが微妙だな。日々コレ修行。
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