今日も雨の中、昔の仲間がボクの所を訪ねてきてくれた。ボクの動ける昼間の時間を選んで。新しい環境にも馴染んでイキイキしてるように見えた。本人はそうは言わないけど。カオがヨクなってたのは色々ウマく行ってる証拠でしょ。


ガンダム少年ノマド。

機動戦士ガンダム ZZ 12機動戦士ガンダム ZZ 12
(2002/05/25)
矢尾一樹岡本麻弥

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●DVDでコツコツ観てきた「機動戦士ガンダムZZ」が全部終了して、我が家ではひとまずハマーン・カーンのネオジオン戦争は終わったのでありました。ハマーン・カーングレミー・トトネオジオン内部分裂でアクシズ&コア3(サイド3の拠点コロニー)が衝突するメチャクチャな事態に至って、ブライトさんすら置いてきちゃったガキ共だけのネェルアーガマは、少年らしいシンプルでノビノビとした戦術と徹底的なニュータイプセンスで、片っ端から敵をやっつけ実に爽快な終わり方をするのでありました。
●最後の決戦の後、ノコノコ遅れて現れた連邦軍艦隊にジュドーはキレる。「大勢の人が死んだんだぞ!」ソレを受け止めてブライトさん「気が済むのなら、オレの顔を殴れ!」思いっきりブン殴られる。「ガンダム」という物語は、ファーストから「Z」「ZZ」「逆シャア」へと一貫して出演するブライトさんの大人への成熟のドラマにもとれる。一介の堅物青年将校だった彼が一年戦争の英雄となり、そして連邦政府への腐敗に憤り行動を起こす。ニュータイプの少年達の逞しさを目の前にし、彼らに恥じぬよう汚れた現実との摩擦に立ち向かう。ボク自身の年齢がブライトさんに近づいたからそう感じるのかな。
キャラ・スーンゲーマルクとか、プルツークインマンサとか、強化されすぎたマシュマー・セロザクIII改とか、それを倒した量産型キュベレイとか、立派なポテンシャルを持ったモビルスーツの名機が活躍し切らずママに終わっちまうのが実に惜しい気もするのは、きっと大人になれないダメ30代のボヤキです。ホントにチラっとしか出てこなかった…。


機動戦士ガンダム 1機動戦士ガンダム 1
(2007/06/22)
古谷 徹.鈴置洋孝.井上 瑤.池田秀一

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そんで今日からは、一番最初の「機動戦士ガンダム」、いわゆるファーストガンダムを観始めました。
●ノマド、正座で画面に食い入ってます。さすが「ファーストガンダム」、お子様向けの「ZZ」とはリアリティの重みが違う。人が怯え叫びそして理不尽に死ぬ。第一話だけでもう口あんぐり。マニュアル一冊の知識で連邦軍の最高機密モビルスーツに乗り込むアムロ。そしてそのガンダムの驚異的なバワー。ザクマシンガンをモノともしない重装甲と、素手でザクの顔面をむしり取る強力。ノマド一言「すごすぎます!」←なぜ敬語?)コレは今後一話一話ノマドに観せるのが楽しみだ。ヤツの反応がオモシロ過ぎるから。明日観る第二話は早速、通常のザクの3倍のスピードで飛来する、あの「赤い彗星」ガンダムに襲いかかる。「次週!ガンダム破壊命令!キミは生きのびる事ができるか…」
●ちなみにヒヨコ、フラウ・ボウの家族が連邦軍の誤爆で全員死んだ瞬間、もう涙ぐんでました。「フラウ!キミは強い娘だ、港まで上がるんだ。ボクも後からすぐ行く。……そうだ、走るんだ、フラウ(涙)」




今日は、日本語のヒップホップ。最近聴いたヤツ。

アメリカのシーンと日本のシーンが直結してビリビリと振幅した瞬間が、少し昔にありました。

Buhloone MindstateBuhloone Mindstate
(2000/08/23)
デ・ラ・ソウル

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DE LA SOUL の3枚目「BUHLOONE MINDSTATE」1993年。NATIVE TONGUE 旋風最高の瞬間を掬いとったこのアルバムで、高木完スチャダラパーがフィーチャーされた。しかもそのまんま日本語のラップで。その瞬間「ああ、日本のシーンとアメリカがダイレクトに動いている」と感動したものだ。
で、00年代の今。TERIYAKI BOYS がいる。


ZOCK ON! feat.Pharrell and Busta RhymesZOCK ON! feat.Pharrell and Busta Rhymes
(2008/03/19)
TERIYAKI BOYZPharrell

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TERIYAKI BOYZ「ZOCK ON !」2008年
m-flo VERBAL、RIP SLYME RYO-Z & ILMARI、そして WISE。この4MCに BATHING APE NIGO が加わったスーパーグループ。で、NIGO のセレブコネフル稼働で、今回は表題曲の制作が THE NEPTUNES、FEAT.に PHARRELL & BUSTA RHYMES。完全にアメリカの最先端シーンとリンクしまくってる。ご存知の通り PHARRELL のソロアルバムのジャケは NIGO だし、ここら辺のマブダチぶりはホンモノ。異常にカッチカチな硬質パーカッションとブヨブヨシンセベースに、BUSTA と日本を代表する4本マイクがスパスパ最高の切れ味でリレーする。カップリングも KANYE WEST のリミックス。シビレマした。


FUNFAIRFUNFAIR
(2007/11/28)
RIP SLYMEMONGOL800

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RIP SLYME「FUNFAIR」2007年
RYO-Z & ILMARI のホームベースである RIP SLYME の去年のアルバムゲットしました。600円まで値下がるの待ってた。いや評価は低く見積もってないよ。日本のヒップホップでまさしく最高のフェイバリットだもん。ケツメイシなら380円くらいじゃないと買わないよ。
●今回はイツモはワリと脇役の低音部門 SU さんのラップが目立つんだけど、ボクが大好きなのはとにかくトリッキーなフロウをヤンチャ声でわめく PES くんのラップとトラックメイキング。マジ PES くんのソロ希望!それにしても今回は時流を汲んでかエレクトロなアプローチが強いなあ。マクドナルドのタイアップソング「SPEED KING」もCMで使われてる所の前まではノレる。つーか、CMの15秒分ソックリ編集でオトした方がカッコいい。MONGOL800 とのコラボは悪くはないが普通だった。RIP らしさ100%はその次の曲「熱帯夜」だったな。フロアキラー「StroboX」、ラストを飾る「流れの中で」の爽やかなマッタリ感に、「ああ RIP やっぱ好き」と納得。


ワルダクミワルダクミ
(2004/12/08)
マボロシKOHEI JAPAN マボロシ featuring Full Of Harmony

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マボロシ「ワルダクミ」2004年
PES くんはギター主体でトラック作りのキッカケを見つけるっぽいけど、このマボロシってユニットはユニークで、1MC & 1ギタリストって編成なんだよ。RHYMESTER のMCの MUMMY-D(ココでは本名・坂間大介名義でやってる)と、イカしたファンクバンド SUPER BUTTER DOGハナレグミ/永積タカシが所属)のギタリスト竹内朋康の2人組。ヘヴィロックアプローチになりがちなギターのフィーチャーが、ファンクかつソウルフルにまとまってて王道のヒップホップになってるバランス感覚がたまんない。
KREVA の高速チューン「ファンキーグラマラス」の続編「PART 2」をやってたのが興味のキッカケ。KREVA ってラップはスゴいんだけど、トラックが薄くてあんま好きじゃない、でもこの曲は DR.K の異名に違わぬスキルフルなラップをカマしてて大好きだった。まー聴いてみれば印象は大分違ったけど、MUMMY-D のラップは味があってイイね。RHYMESTER も活動休止だし、SUPER BUTTER DOG も解散しちゃうそうだから、ちとソッチが残念。


RHYMESCIENTIST.jpg

RHYMESCIENTIST「ESSENTIALLY」2002年
●この大阪のユニットは完全バンド仕様のヒップホップユニット。大阪でヒップホップバンドといえば、韻シストって連中がいるけど、その近辺人脈みたい(韻シストのメンバーが数名参加してるし)。生ギターでファンクロック駆動するのがマボロシだったけど、コイツらはどっちかってとジャズファンク駆動で回転するヒップホップ。ユサユサ横方向に揺さぶる。


blooming soundblooming sound
(2005/04/08)
2BACKKATSUYOSHI

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2BACKKA「BLOOMING SOUND」2005年
大阪系バンドの次は、名古屋系の2MC+1DJ。名古屋の塾長 SEAMO の出るイベントとかで2回くらいパフォーマンス観た。もはや日本のメジャーヒップホップのメインストリームとも言える勢力になってる名古屋系。SEAMO、HOME MADE 家族、nobodyknows+、コレに続く二軍部隊が彼らかな。今はメジャー契約を持ってるってハナシだけど、これはまだインディ時代の盤。でもヒップホップの不良性とかワルフザケ体質が薄めな、どこか気真面目な感覚が今の名古屋の感覚を連想させる。「春よ」ではヒリヒリくるようなシリアスなリリックと朗々と歌い上げるフックのコーラス、ピアノ主体のキレイなトラック。これがメジャー感?それともセルアウトととる?


SynchronicitySynchronicity
(2004/11/04)
BENNIE Kシーモネーター

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BENNIE K「SYNCHRONICITY」2004年
●なんで中途半端に古い BENNIE K なの?って感じだけど、いや、ただ、100円だったから…。BENNIE K SEAMO がまだシーモネーターと名乗ってた超下品MCだった頃からコラボしてて、このアルバム収録の「天狗 VS. 弁慶」ってのが最高のコラボなんですよ。弁慶ってのは BENNIE K の名の由来でしょ(ベンケー→ベニーケー)。天狗ってのは、この頃のシーモネーターは股間に天狗のお面をつけて、後は全裸ってカッコでパフォーマンスしてたから。今の SEAMO からは想像つかんね。スケベ親父としてセクハラ丸出しで言い寄るシーモをウマくかわす BENNIE K の二人のヤリトリがラップとして最高。何年か前に観た BENNIE K の渋谷のライブでもシーモがゲストに出てくれてこの曲やってくれた。
●前も書いたけど、BENNIE K のMC CICOちゃんのハスッパな声のラップはボク的には完全な萌え対象で、ちょっとキツメだけど突っ込むとトロッと来そうな、ヒップホップ版ツンデレを妄想するのね。だから、ここでも希望しときます、CICOちゃんソロを。ヒットシングル「オアシス」は今聴いても気持ちいいな。


LALALA feat.若旦那(湘南乃風)/FUTURECHECKA feat.SIMON,COMA-CHI&TARO SOULLALALA feat.若旦那(湘南乃風)/FUTURECHECKA feat.SIMON,COMA-CHI&TARO SOUL
(2007/10/17)
加藤ミリヤ若旦那

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加藤ミリヤ「LALALA / FUTURECHECKA」2007年
●無数といるR&B女子の中でもなかなかイイ位置に居座ったミリヤちゃん。まだ若いのに(デビュー時は女子高生だよ)華奢なカラダで目一杯に気を張ってキャリアを突き詰めていく感じが、実は痛々しくも見えてて、その意味で彼女の歌はリアルに響くんだよな。
●今回わざわざピックしたのは(50円だったってのはおいといて)制作陣に若旦那(湘南乃風)&MINMI 夫妻(赤ちゃん出産おめでとう!)が入っているから。サビはグッとクルし、若旦那のラップも直球の青臭さ満点ながら、結果としてはよくあるミッドバラード。でも男女3MCを招いたカップリングが密度の濃いファンクだったのでヨシ!ここで活躍してる COMA-CHI って女性MCは、DJ MITSU THE BEATSJAZZY SPORT関係者で、RIP のアルバムにも客演してた。気になる。


Elec-TrickElec-Trick
(2005/12/07)
YA-KYIM

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YA-KYIM「ELEC*TRICK」2005年
●個人的に今クール最注目だったテレ朝深夜ドラマ「キミ犯人じゃないよね」(主演:貫地谷しほり/要潤)の主題歌を担当してたのがこの3人組の女の子。実際の主題歌は「SUPER☆LOOPER」という曲なんだけど、これは古くて彼女たちの3枚目のシングル。偶然180円で見つけた。彼女達の音楽は厳密なヒップホップじゃなくて、遺伝子の半分くらいがダンスホールレゲエで出来てるスタイル。ラップもするが3人でハモるコーラスにも躊躇しないし、トラックの重心も四ツ打ちに固執しない。あとよく踊る。「SUPER☆LOOPER」も早く180円で出てこないかな〜。


AI「WATCH OUT ! feat AFRA + TUCKER」

AI「WATCH OUT ! feat. AFRA + TUCKER」2004年
●日本最強のヒップホップウーマン AI が繰り出した最高のファンクシングル。実は既に持ってるんだけど、これまた50円でDVD付きヴァージョンのシングルを見つけた。即買い。ご存知世界に誇る日本のヒューマンビートボクサーAFRA とマッドなエレクトーンプレイヤー TUCKER の3人だけで、実にファットなファンクを鳴らす。ホントいつ聴いてもカッコいい。
●そんでDVD。この「WATCH OUT !」のプロモが収録されてる。ディスコ風ネオンをバックに AI、AFRA、TUCKER の三人が奇抜な衣装で大げさにヒョコヒョコ踊って歌って跳ね回ってるんだけど、そこに突如 K DUB SHINE のアニキが踏み込んできて、撮影を無理矢理ストップさせる。「ちっとコレおかしいだろう。こんなモンやり過ぎだろ〜」TUCKER のアフロをデコパチで弾いて、AI のモータウン風ウィッグをムシリ取る。K DUB の暴挙にドン引きの現場。K DUB「リアルにやんなくちゃだめでしょ」
●パッと場面は変わって、だだっ広いスタジオに、無造作に散らばった機材群とジュラケース。TUCKER の使い込んだエレクトーンとサンプラーがガッシリとセットアップされてて、ライブレコーディングのスタンバイは完全オッケー。もう小細工なし、ガチンコのスタジオライブがスタート!エレクトーンを囲む3つのファンク魂が一気に炎上する。一発撮りのスリルと興奮が絶頂に達したエンディングに TUCKER は自分の楽器にのしかかって倒す寸前。慌てて押さえる三人はエレクトーンにしがみ付きながら爆笑。AIちゃん「マジヤバ過ぎる(笑)」K DUBの兄貴も満足げ。コレ必ず観て。YOU TUBE 上がってるかな?


正真正銘          (CCCD)正真正銘 (CCCD)
(2004/04/28)
K DUB SHINE

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K DUB SHINE「正真正銘」2004年
AIちゃんのPV撮影に乱入ダメ出ししたのは、東京のアンダーグラウンドを長きにわたって支配し続けるボス、K DUB SHINE。ZEEBRA、DJ OASIS と組んでたキングギドラは、1995年日本のシーンがハード&ドープに折り返す分岐点に活躍した。主義思想が違えばディスもビーフも躊躇しない武闘派で、後述の BUDDHA BRAND のリーダー DEV LARGE(日本人なら日本語でラップしろ!的批判。K DUB はラップにほとんどエイゴを使わないが。実は8年留学経験のあるペラペラさん)とビーフ合戦を繰り広げたり、KICK THE CAN CREW RIP SLYME をセルアウトと見なして口撃したりしてた。DRAGON ASH降谷建志はコレでノイローゼ&再起不能寸前までいったとか。2002年に再結成した時も内容が過激過ぎるとシングル回収騒ぎを起こし周辺は常に穏やかじゃない…。現在では ZEEBRA とも結局価値観において決裂してるみたい。……ZEEBRAZEEBRA で目下 YOU TUBE で騒ぎを起こしたりと実に賑やかですが。
●そんな彼が自分のルーツであるアメリカのヒップホップの憧れを直球でラップしたのがこの曲。80年代から90年代までのヒップホップ偉人の名(RUN DMC、WHODINI、UTFO、PE、BDP、BEASTIES、RAKIM……、たくさんたくさん。ココに出てくる固有名詞を全部理解したらヒップホップ史100点トれる。)を列挙し、自分がいかにこの文化に魅せられたかを、そんで日本で自分がいかにシーンに貢献したかを語ってる。ソロではシリアスな社会問題や国歌観にズバズバ言及する社会派の側面も。映画「狂気の桜」では音楽監督を担い、主演・窪塚洋介とはマブダチに。後輩筋となった窪塚はニュース見て「先輩コレってオカしいじゃないですか!」って直電かけてくる関係、と昔テレビのインタビューで言ってた。「彼ね、スゲエマジメ。すぐ電話かかってくるもん」


ブッダの休日ブッダの休日
(1997/04/23)
BUDDHA BRAND

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BUDDHA BRAND「ブッダの休日」1997年
●今日唯一の90年代クラシック。1996年にデビュー、ハードでドープなN.Y.直輸入のヒップホップを日本に導入した彼ら。ソレまで日本のシーンを包んでいたスチャダラパー中心のピースフルな「おもろラップ」の雰囲気を、キングギドラなどと共に吹き飛ばした強面の4人組。そのハードなオーラを身にまとい業界を転覆させたクセして、3枚目のこのシングルはストイックなループモノでありながら激メロウなグルーヴ。しかもT-1からインストで入るというこの革新的戦術。90年代のこの段階でメロウグルーヴいきなりインストってヒップホップ偏差値高過ぎでしょ!ナニからナニまで時代の先端を進んでいたこのスーパーグループ、あまりに先鋭的だったがために、ユニット自体が短命に終わったのが残念。実質1996〜2000年しかグループとして機能してなかった。でも今じゃやっぱ50円。