カイシャの同僚が、南アフリカのお土産でブブゼラをゲットしたという。
「今練習中です」あ、やっぱ鳴らすの難しいんだ。いいなあボクも欲しいなあ。「ネットで売ってますよ、1500円くらいで」そんなんで売ってるんだ。「でもメイド・イン・チャイナ」あらら。アフリカ民族楽器というご利益が薄れるね。「しかもペコペコ」安っぽいんだ。「現地じゃ50円くらいですって」ホントに安い。「でも売り切れで入手困難」ほー。「一方で南アのユニホームがタタキ売りだって」予選で負けちゃったもんね。でもどんな色のユニホームか思い出せないからイイや。

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今日は、とある女性誌編集の人たちと打合せをしてた。
●仕事トークが一区切りしたタイミングで話題が脱線、ウチの若手女子24歳がベースメイクの話を先方と始めた。「ワタシ乾燥肌なんです~」「下地には何を使ってるの?」「えーと、○○と◇◇です」「へーそれなら同じカイシャが別のラインで出してる△△も合うかも」「今度チェックしてみます~」おーコラコラコチラはコスメ専門のライターさんで博覧強記のプロなんだから、生半可な知識でアレコレ言うのは失礼だよ。「いえいえ、大丈夫ですよ気にしないでください」すいませんねー……そこからノンストップでボクには100%理解できない女子トークが炸裂だ。未知のブランド名や暗号のような商品名がポンポン飛び交って、なにやら若手女子とライターさん&エディターさんはガッチリ意気投合。ボクだけ仲間ハズレにされちゃった気分。
●スゴいねーオンナノコはみんなこんな知識をアタマに詰め込んでメイクしてるの?「unimogroove さん、彼女はホントにメイクに詳しいですよ。スゴい!」アレ?アナタそんなにスゴかったの?「ワタシ実は美容師免許を持ってるんです。専門学校ではメイクもネイルも一通り勉強したもんですから」フェイシャルエステの初歩も勉強したので、顔のむくみも自己管理でセーブしてるという。へーアナタめちゃハードワーカーなのに疲れた顔しないのは、それなりに美容の対策に意識を払ってるからだったのね。ソバにいたのに気づかなかったよ。

●ライターさん&エディターさん「でもそれだけのメイク知識はドコで知るの?」あ、編集チームさんたち、自分たちのマーケリサーチを始めたな。「知合いから奨められたり、お店の人に聞いたりしますけど、やっぱ雑誌ですね!ワタシ雑誌大好きなんです!」「どんな雑誌?名前教えて?」ここで若手女子、目一杯の雑誌を羅列する(スゴい量の雑誌を挙げたのに、ソコに先方の雑誌名が入ってない。ボクはヤキモキする「オマエソコは気を遣ってくれよ!」)。「うわーそんなに雑誌を買ったらお金なくなっちゃうでしょ」「毎日本屋さんで立ち読みです!でも出来るだけ買いますよ」「雑誌が好きって言ってくれるとウレシいわ!最近はふろくのオマケに雑誌がついてるみたいになっちゃってるから」
●ココで編集チームさんたち、雑誌の未来を憂う。「でも、アナタみたいに若い人は、iPad や IPhone で雑誌を読んじゃったりもするんでしょ?」「そんなコトないですよ、ワタシは紙が好きです」「でもかさばるでしょう?重いし。」「電子書籍なら動画もつけられるかもよ。モード誌お好きだってコトだけど、ランウェイの動画がついてたら見ちゃうでしょ」「あー見ちゃうかも」「お料理だって、動画がついてた方がイイって言われてるわ」「確かにそうかも」「でしょ。でもね~ワタシたちには動画のノウハウがないのよね」「そうそう、PDF貼付けておしまいになっちゃう」さすが出版の現場、電子書籍という黒船到来には並々ならぬ危機感がある事がわかった。なんか最後の方は自虐さえ混じってる感じ。

●プロモーションビデオの制作現場じゃ、キヤノンEOSシリーズの一眼レフデジカメで動画撮影が行われてるという。スチル撮影の武器だったカメラはそのまま動画撮影の武器になった。出版の現場と映像の現場が「電子書籍」というメディアで合体するのはもう目前なのかもしれない。


先週は、コミックという分野でコンテンツ配信をしようとしてる友達の話を聞いてた。
●今の電子書籍は、ページをめくるというアクションをわざわざ付けてるけど、コレは書籍という媒体が持つ習慣から脱皮できない古い人たちへの配慮にすぎない、ってオハナシを聞いた。「将来は、もっと自由なカタチで読むという行為がデザインされていいはず」その時は、ページをめくる方向が右なのか左なのか、目の動く方向がどっちなのか、全てがデザインされ直すという可能性がある…なるほどオモシロいなあ。


しかし、ボクが「紙」メディアから自由かというとそうでもない。
●ある日、仕事の資料がメールで送られてきた。「来週までに全部読んでおいてください」ふんふん…添付ファイルをチェック。ん?コレワード文書で80ページもあるぞ!文字ビッシリ!うぉーメンドクセ!
●さてココでボクは考えた。コレをプリントアウトするか?プリントせずにPCで読むか?80枚は紙資源がもったいないだろう…でもPCで読むのシンドイなあ…ボクはノートPCも iPad も持ってない。iPhone にメールして読むにも分量が多過ぎる。カイシャか家のPCで読むしかない。
●カイシャのPCの前に座ってる時間があれば、この文書読む前に別の仕事をしておきたい。家のPCはムリだ、ボクは家じゃ絶対仕事が出来ないし、ワイフが PTA の会報を作ってる。ソレに多分これ読むのは通勤電車の中か、カイシャ帰りの喫茶店だ。または風呂に浸かりながらという場合もありえる。ぬぬぬー。悩んだあげく結局ボクは紙にプリントアウトするコトを選んだ。A4版80ページの紙の束をクリップでぱちんと留めた。少々かさばってるが、ノートPCや iPad よりは軽いメディアになった。…むーメディアリテラシーが低いぞ。ある一定の分量を超えると、ボクは文書をPCで読めないらしい。

30歳代以上は、紙に甘え過ぎ。20歳代は比較的器用。
●コレも気になったケース。この時はボクがスタッフたちにファイルをメールしたのだった。コレは文書じゃなくて、エクセルのリスト。膨大な品番と情報が7000行にわたって記録されてる1MB のデカいファイル。ボクは各スタッフが仕事しやすくなるよう、並べ替えたり品番を検索したりできるように、わざわざメールで配ったのだ。若いスタッフはボクの意図を汲み、PCで自分の担当品番を選び出してサクサク作業を始めた。そしてLAN上に共有ファイルを作って、コピペでソレゾレのリストを合体しはじめた。イイねイイね。コレで作業の進行がみんなでチェックし合えるぞ。
●ところがだ、ボクの同世代や先輩たちは、プリントすれば200枚以上にもなるリストを躊躇なく印刷してしまう。「いやー膨大なリストだねー」イヤイヤそれは見た瞬間わかるでしょ!印刷しちゃ紙のムダ!「でも倉庫でリストと付合わせないといけないでしょ」イヤイヤこれは倉庫に無理矢理でもPC持っていって作業した方が早いよ!若手はみんなそうしてるし!在庫品番を200枚のリストからペラペラ探し出して、紙にメモして、それをまたエクセルに打ち直すの?明らかにムダでしょ?え、ソコできょとんとされても…!「それとワタシの担当品番が別の班に回っちゃってるらしいのに、全然連絡がないのよね」うそーソレも共有ファイルを見れば一目瞭然なのに。うわーキャリアの経験値ではマチガイナイはずの人たちが、効率化を全く意識できてない。「unimogroove、オマエから来たリスト、印刷したらプリンタが20分くらい他の作業出来なくなったぞ」あーアッチにもプリントしちゃった人がいる!ダメだよみんな紙に甘え過ぎてるよ!


しかし、全てがオンライン化されても困る事情がある。
●書籍にしろ、マンガにしろ、CDにしろ、非オンラインメディアであるコトの圧倒的有利が1つある。それは「中古市場」が形成されるコト。オンラインコンテンツに「中古」という概念は存在しないし、したがって「中古」によるディスカウントも生じない。リアルの中古市場は品質劣化を妥協すれば際限なく価格が下がる。ボクみたいに古本や中古CDを大量消費する人間には重要なコトだ。AMAZON で買物するときですら、ボクは中古のマーケットプレイスから買う。本体1円+送料みたいな買物をしてる。レンタル落ちだってケース割れだって躊躇しない。渋谷のHMVが閉店するというニュースを聞いても特に何も感じなかったが、この世から中古CD屋や古本屋がなくなったらと思うと戦慄するね。メディアへの愛着じゃない、流通価格という市場原理が重要なのです。


ニンテンドーDS三銃士。

ニンテンドーDS三銃士。
●我が子ノマド小学三年生と近所の元気な兄弟エイトとハヤト。通信プレイで共同作戦しています。エイトハヤトのDSはお気に入りのシールが目一杯貼付けられて、スポンサーロゴだらけのレーシングカーを連想させます。ノマドはそれをスゲエクールと思ってるのですが、あくまで我が家のDSはママのモノとされてるので、ヤツは愛機を自由にカスタムするコトが許されてないのです。


「ドラえもん」とノマド。
●今ノマドは「ドラえもん」に夢中です。なぜか自分の学習机の下に潜って黙々と読んでいるのです。机の下がヤツのマンガ基地なのです。ちなみにヤツの「ドラえもん」1~20巻は、約30年前のヴィンテージです。ボク自身が子供の頃読み耽った単行本なのです。もうボロボロで、それこそ落書きやシールでベタベタです。ボクの名前がひらがなで書き込まれてもいます。実家から発掘したものをノマドにそのまま与えました。親子二代で継承しています。
●しかし最近のノマドは、もはやこの「ドラえもん」がボクのものであったのかも忘れる程のめり込んでるようです。「パパ、この本スゲエオモシロいよ、パパも読んだ方がイイよ」読んだ方がイイよって…かつてボクが読みまくってたモンだって言ったじゃん…まあいいや。
●ノマドが一番好きなひみつ道具が出てくる話はなんなんだ?ノマド「オレが好きなのは、ひみつ道具がでてこないハナシ!」…ナニソレどんな話?うつつまくらというのがあって、ソレを使って寝るとユメでおこったコトが全部ホントになるの。のび太は夏休みのシュクダイ全然やってなくって、それでまくらで寝て、シュクダイぜんぶできたコトにするの。でもホントはそれがぜんぶのび太のユメで、目が覚めたらシュクダイ全然おわってないの。だからドラえもんにうつつまくら貸してっていうんだけど「そんなの持ってないよ」っていうの。うつつまくらものび太のユメだから。で、ホントのひみつ道具はイッコもでてこないの」
●なんかヒネクレタ話が好きなんだな。他には?「タイムマシンしか出てこないハナシ!」ナニソレ?「のび太はベンキョウができないから、未来の中学生ののび太にベンキョウを教えてもらおうとするの。そしたら中学生ののび太は、ベンキョウが出来ないのは小学生ののび太がナマケテタからって、怒ってスゴく厳しくするの。そしたら今度はタイムマシンで高校生ののび太がやってきて、中学生ののび太がナマケテルって怒って、ベンキョウさせるために連れていっちゃうの。だからのび太が三人もでてくるんだよ!」またまたヒネクレタ話だな。なんか理屈っぽいのが好きなんだな。


ノマドがタイムパラドックスに興味をもったようなので、コレを見せました。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作
●タイムパラドックスが巻き起こすトラブルで、マイケル・J・フォックスクリストファー・ロイドが始終大騒ぎです。この映画でいう現代は1985年なんだよね。「2」で登場する未来社会は2015年でもう目の前。しかし21世紀少年であるノマド、大過去であるはずの1985年を、爆笑しながら楽しんでました。そして3部作を観終わった後の結論。「オレがもしタイムマシンの原理を発見しても、タイムトラベルはしないね!ヤバいから!」なんかスゴく前向きな勢いだけど、内容は実に後ろ向きな発言してるような気がする。それでイイのか?
●ノマドとヒヨコにいい映画を観せてやろうと考えると、自然と80年代モノになってしまう。「スタンド・バイ・ミー」、「グーニーズ」、「E.T.」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」…。きっと自分たちが子どもだった頃の映画ってのが刷り込まれてるんだなあ。90年代にも名画はあったはずだろうけど、もうボチボチ大人だったから、子どもには観せにくい物件しか観てなかったのだろう…タランティーノとかは小学生には早いよね。


●今日のBGMは、アメリカンロック80年代。
HUEY LEWIS  THE NEWS「SPORTS」

HUEY LEWIS & THE NEWS「SPORTS」1983年
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌が、彼らのシングル「THE POWER OF LOVE」なんですよ。実に有名な曲。でもどうやらこの曲はオリジナルアルバム未収録らしい。代わりに聴いてるのが、このシングルの前にリリースされた彼らの特大ヒットアルバムのコレ。
●カラリと乾いた大味ロックは、サンフランシスコ生まれの80年代ロックそのものって感じ。ただし80年代モデルに変換されてはいるが、骨の部分で通ってるのは50年代の音楽だ。それがハッキリわかる。「R&B」「ドゥーワップ」そして「ロック」以前の「ロックンロール」。1985年から1955年にワープするこの映画の設定にピッタリ。
HUEY LEWIS の太く塩辛い声とブルースハープはソウルフルだし、ハーモニーワークは実にポップ。どこか垢抜け切らない少々野暮な風情のバンドサウンドは、当世風のハードロックにもエレポップにもなりきれてない。親戚カンケイをムリヤリ探すとすれば、LAスワンプロックかイギリス産パブロックかって感じかも。TOWER OF POWER みたいなベイエリアファンクも近いかな。ロックの持つヒネクレ文化系気分を、シンプルなアルバムタイトル1つで直球体育会系にすり替えたトコロもワザアリ。

金曜日の夜は、恵比寿でロックなメシを食ってたのでした。
●なんか成り行きで集まったメンツだったんだけど、結果的にはメチャ熱いロックトークをしてしまった。レコード会社に務めるトモダチのオンナノコが自分の会社の上司さんを連れて来てくれたのですが、ボクと上司さんは予想外なテンションで意気投合してしまい、オンナノコドン引きにも関わらず、カウンターでひたすらロックを語りあったのでありました。ボクより少々年上の上司さんは、レコード&CD保有枚数3000枚の完全な玄人さんでありまして、気になるツアーがあればポンポン海外に出てスタジアムやアリーナのドでかいライブを見てくる人。既に媒体幹部の接待を一件こなしてからボクらに合流してる上司さんは、しこたま飲まされたアルコールの勢いもあってか、身振り手振りエアギターを加えて様々な大物アーティストのコンサートの様子を語ってくれるのでした。
GUNS N' ROSES''USE YOUR ILLUSION TOUR'' はスタートが一時間40分押しでして…散々焦らされたアトでスッと客電落ちたら、イキナリ「NIGHT TRAIN」のイントロが!あのフォッフォーっていう汽車の音がね、フォッフォーってのがね、フォッフォーって鳴って、そしてカッカッカッってドラムが入って、たりらーたりらーってギターが入って、もうその時点でアタマ真っ白なんですわ!」エアドラムとエアギター@恵比寿の居酒屋!まだボーカル入ってないのにココまで熱く語っちゃうチャーミングなオニイさん。
●1990年の初来日ストーンズ@東京ドーム、2003年「40 LICKS」ツアー日本武道館でのキースリチャーズのカッコよさ、2006年さいたまスーパーアリーナ U2 の勇姿などなど、思い入れタップリに語った上司さん。1998年第一回「嵐の」フジロックにボクが行ってたと知ると「あのフジロックに行ってた人に悪い人はいないデスよ!」と叫んで、どの時間にドコのステージで何を見たかお互いに確認するのでした。もちろんこの人、翌年の「豊洲」フジロック、第一回「苗場」フジロック、第一回サマソニにも全部、そして全日程行ってるんだよね。スゴいなあ。仕事上スケジュールが読めないボクはライブにあまり行かない。でも行く人はナニがナンでも行くと決意して仕事を逆算して組むんだね。
●あのー素朴なギモンなんですけど、同じツアーで三日間全部の公演見ちゃうってのは、そんなに一日一日で内容変わるからなんですか?「もちろん変わりますよ!三曲くらいね!」…あ、でも三曲くらいなんだ…それでも見るんだ…。「最近のストーンズはね、アリーナとスタジアムとライブハウスと3つのセットを使い分けるようになっててね…(以下略、チャーリーワッツのドラムのマネはオモシロかった)
●最近の豊作ライブは、ZEPP TOKYO で行われた BOB DYLAN だそうな。確かに評判でしたねボクの会社の先輩も観に行ってました。ボブディラン、全部ピアノですからね、ギター弾きませんからね」それじゃムカシの名曲とかアレンジ違い過ぎて分かんないんじゃないですか?「確かにわかんなかった…。でもねギターがやたら動くヤツだと思ったら…unimogroove さんも世代近いからわかると思うんだけど…なんとソイツ、CHARLIE SEXTON だったんですよ!」80年代後期に活躍してた美形ギタリストさん。「しかもね、変わってナイの!美形なんだわービックリした!」

●そんで、昨日今日、具合を悪くした。
●ビョウキになる前は、このテのお付き合いはよくやってたんだけど、カラダを壊してからは全くやってなかった…医者に禁止されてたからね。「お酒の席がイチバン怖い」お医者さんはみんなそういってたな。実際ボクは翌日キチンと調子を崩した。ボク自身が一滴も酒を飲まなくとも、周りのノリに合わせてテンションを上げてるだけで、アトで疲労がドッとノシかかってくる。翌日は泥人形になったかのように手足が重い。背中や肩が痛む。頭痛がする。居酒屋で大声を出したからか、声まで枯れてる。うーんボクには社交はまだ早いのか。しょぼ~ん。


で、今日聴いているのは、BOB DYLAN のムスコ。

THE WALLFLOWERS「BRINGING DOWN THE HORSE」

THE WALLFLOWERS「BRINGING DOWN THE HORSE」1996年
BOB DYLAN には4人のコドモがいるそうで、このバンドを仕切ってる JACOB DYLAN BOB の末っ子なのだ。つーかこのバンドはその JACOB のオレバンド。コレは出世作になるセカンドアルバムなのだけど、メジャーデビュー盤からメンバーが JACOB 以外一人しかカブッテナイ。
●1996年という時代を反映してか、盛りを過ぎたオルタナ風味が円熟してカントリー/フォークのまろみが漂う気分。少々大味なのもアメリカンロックとして頼もしく響く。親父 BOB ほど極端じゃないが、少々ツッカかるようなヒシャゲたボーカルが塩辛い。オルガンが人肌の温もりを感じさせてくれる。上司さんに言わせれば「いいバンドだったねー!あの辺は SOUL ASYLUM とかと一緒に聴いてたねー。ゴジラの曲もやってたよねー」

「GODZILLA  THE ALBUM」

「GODZILLA : THE ALBUM」1998年
●上司さんが言う「ゴジラ」ってのは1998年公開のハリウッド版「GODZILLA」のコト。このサントラで THE WALLFLOWERS DAVID BOWIE「HEROES」をカバーしてる。コッチも聴いてみた…このサントラは PUFF DADDY JIMMY PAGE と組んで ZEPPELIN の名曲「KASHMIR」を大ネタ使いしたコトで注目してた物件で、THE WALLFLOWERS なんて全く眼中になかった。まーこの曲は原曲がカッコよすぎるから誰がやったってテッパンだけどね。
●……アレ、今気づいたけど、最近この曲を別のバショで聴いたぞ?……あ、あの試写会だ…話題のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」のエンディングテーマだ。アレは THE WALLFLOWERS が演ってるバージョンだったんだ!
●試写で聴いた瞬間、なんか DAVID BOWIE の声じゃないみたいって感じたんだよな。ソレと歌い出しのフレーズが「I WISH YOU COULD SWIM LIKE THE DOLPHINS」になってたのも不思議だった。あれ~この曲ってこんなにドンピシャでイルカにちなんだ歌詞だったっけな?今まで気づかなかった…。確かに「LIKE THE DOLPHINS」のフレーズは原曲に含まれてるんだけど、歌い出しに持って来ているのは THE WALLFLOWERS が施したアレンジだったのだ。ソコに注目して「ザ・コーヴ」のスタッフがテーマに使ったんだろう。なるほどー。
●和歌山県太地町で行われるイルカ漁とソレに反対するアメリカの活動家を描いた映画「ザ・コーヴ」。コレは実に微妙な映画だった…ナイーヴすぎるから今はナニも言いませんけど。


THE WALLFLOWERS のその後のアルバムも聴いてみた…んだけど、なんかすっごくフツウのロックになってた。「RED LETTER DAYS」2002年と「REBEL, SWEETHEART」2005年。まだ入手できてない「(BREACH)」2000年に期待しよう。

先日、ボクのマイミクさんから結婚のお知らせが届きました。
●保育士さんとして働く、若くて実直で芯のしっかりした女性。久しぶりにイイ話を聞いた気分です。おめでとうございます。…そんなんで、最近のボクは木村カエラちゃんの「BUTTERFLY」をヘビロテしてるのです。ベタと言えばベタですが、カエラちゃん自身も妊娠&結婚ですからね。いやいや実におめでたい。石田純一&東尾理子カップルのようなイマイチノレない話と違って、カエラちゃん&暎太くんはスゴく爽やかに見えました。きっとマイミクさんも爽やかなカップルになるでしょう。結婚や出産ってのが、贅沢な消耗品みたいになったり、焦りと諦めと打算と妥協のパズルみたいになってる昨今、世間に対してちょっとでも明るい夢を見せてもらいたいと思いました。

ボクは、木村カエラちゃんのファンでございます。彼女の音楽が好きなのです。
●実は彼女のアルバムは全部持ってるんですね~。今週はソレを全部引っ張りだして聴いてました。彼女のディスコグラフィー、チェックしてみましょう。


木村カエラ「KAELA」

木村カエラ「KAELA」2004年
テレビ神奈川の朝番組「SAKUSAKU」にスゲエオンナノコがいると聞いたのはいつだったか?当時新人だった後輩男子が「SAKUSAKUがヤバいんですよ!あの娘スゴいっすよ!」と教えてくれたんだよなあ。この後輩は茅ヶ崎在住、地元大好きヤロウで、サザンを神のように崇めてる一方、テレビ神奈川FMヨコハマなど地元メディアを偏愛するヤツだったのです。じゃなきゃテレビ神奈川で起きてるコトなんて察知できなかったな。
●さて、この朝番組「SAKUSAKU」におきまして、ブサイクな人形と共に情報性の1ミリもないスットンキョウなトークを繰り広げていたオンナノコの名前は、木村カエラちゃんと言いました。確かにカワイい。ルックスとかじゃなくて、天然な空気が。…そしたら、その娘がシンガーとしてデビューするというではないですか!コレは聴かなきゃなるまい!とチェックしたのがファーストアルバム「KAELA」でした。
●彼女の元気キャラが全面に出た前向きロック「HAPPINESS!!!」がボクの中で大ブレイク。最初から全部のリリックやアートディレクションを自分で担うのも立派だと思った。タダのモデルさん上がりじゃないねー的な印象。オルタナ風ギターロックテイストは、どこか PUFFY の気分も感じさせてて(実は PUFFY もボクの大好物なのです)、コレはかなりの太いタマとうならされたのでした。
●そして PUFFY がそうであったように、サウンド面が立派な大人によって完璧にコントロールされてるトコロがさらに好感が持てた。彼女のフワフワした天然力をうまく泳がせながら、ガシッとタイトなロックにまとめ上げてる。EL-MALO のギタリスト・アイゴンこと會田茂一他優秀なロック職人たちが、USオルタナの風通しの良さを絶妙な塩梅で調合。元気イッパイにハジケル曲もあれば、軽く固く冷え乾いた曲も配置してる。今聴けば後半の少し寂しい感じが好きかも。

木村カエラ「CIRCLE」

木村カエラ「CIRCLE」2006年
●ジャケの気分が、イギリスのポップアートユニット、ギルバート&ジョージみたいになりました。世間的には「リルラリルハ」のヒットで認知されてる時期の作品ですが、ボク的には奥田民生プロデュースの「BEAT」が収録されてるコトが最重要です。奥田民生の後見でキャリアを起こした PUFFY と、我らがカエラちゃんが相似を成す瞬間でしたから。……しかし結果としてボクはこの「BEAT」をそんなに気に入ることができませんでした…もっと激しいケミカルが起こると思ってたんだけどワリとフツウの仕上がりだった…タミオが絡むとボクの中で一気にハードルが上がってしまう。
●アルバム全体の仕上がりも、ファーストよりもゴリッとギターがタフになって、重オルタナ仕様になっております。前作や次作と比べてもゴリゴリ過ぎるほどです。そしてメロディの起伏を抑制してローキーで押し通す戦法。それがチョイと頑なに響いてて多彩なポップ感が薄れ過ぎた。だから実はこのアルバムはそんなに好きじゃないんです。
●それでも注目曲はありますよ。クラムボンのベーシスト・ミトが楽曲提供した「CIRCLE」は、打ち込みビートと深いエコーがキラキラと駆動する中、カエラちゃんの英詞ボーカルが浮遊していく佳曲。非オルタナ楽曲として存在感を放ってる。

木村カエラ「SCRATCH」

「SCRATCH」2007年
●一曲目「L. DRUNK」のギターが軽く速く鋭く響く。前作の90年代風重オルタナ仕様が00年代風ガレージギターにアップデートされた印象。このギターサウンドにマリンバがカワイく並走しててチャーミング。ジャケもメルヘンだが、ポップ具合も格段に向上して、楽曲も幅が広いバラエティ感/カラフル感を持つに至りました。
●楽曲ごとに様々な表情を見せるのは、様々なプロデューサー陣が関わってるからか。ガレージ野郎のお面バンド BEAT CRUSADERS は普段の芸風を裏切り、絶妙なメランコリーポップスを鳴らしてる。00年代型パワーポップバンド NIRGILIS はちょっとセンチで愛おしい楽曲を提供。御大亀田誠治はドラマチックで切ない感情が突き上げるギターロックを仕掛ける。和製ポストロックバンド TOE は半インスト楽曲で緊張感ある演奏を披露。ミトの楽曲はシューゲイザーにも聴こえるぞ。

木村カエラ「+1」

「+1」2008年
●実はこのアルバムが一番好き。当時のダンスロック旋風、ニューレイヴのスタイルに直接影響を受けたような楽曲が目立つからだ。とくに電気グルーヴ石野卓球プロデュースのシングル曲「JASPER」の痛快なエレクトロポップ感はタマラナイ。アルバム一曲目のミト提供楽曲「NO IMAGE」も折り目正しくダンスロックだね。性急で起伏あるメロディがヒリ付いててスリル。
●それと、カエラちゃんのリリック能力がココにきてド派手に炸裂してるような気がする。ぶっちゃけイキオイ先行意味不明のシュール気分なんだけど、カラフルなコトバ選びがビートとメロディにうまく絡まって無邪気なアラレちゃんのように疾駆してます、キーーン!「ペンダントジュエリー ハートのシャンデリア 夢はベッドのシャングリラ?」「星の数くらいの夢に アポロ アポロ フー」「大LUCKY 人一倍に 大LUCKY そんな君に会えて 大LUCKY 輪になって騒ぐぞ」「1,2,SUNDAY 1,2,SUNDAY ファミレド」全然意味分かんないけど、コレはコレで正しい。マチガイなく正しい。だってヒヨコが楽しんでるから。
●それでいてナカナカにこなれた押韻感覚は実にキャッチー。キレのイイビートとギター/派手に展開するメロディと合体して、理屈ヌキで耳に突き刺さる。「とけてしまえよ 名誉 身を滅ぼせばいいよ 強くないのよ 燃え上がれよ 目よ 見よ 高鳴る胸を 笑えないのよ」楽しい!

木村カエラ「HOCUS POCUS」

木村カエラ「HOCUS POCUS」2009年
●結婚式ソング「BUTTERFLY」を搭載した、バラエティに富んだ曲調のアルバム。ポップでチャーミングな楽曲もいいんだけど、やっぱしボクが好んで聴くのはギターロックなカエラちゃん。一曲目、アイリッシュトラッド気分からそのまま疾走する高速ガレージ「DEAR JAZZMASTER '84」と、ラフでタフなギターリフとサビへの転調がチカラ強い「マスタッシュ」、シュールなリリックが、渦巻くダンスパンクに乗って爆走する「BANZAI」が白眉。イロイロな事が出来るカエラちゃんよりも、タフな猛獣ロックと無邪気にたわむれるカエラちゃんが好きなんだよ。

木村カエラ「5years」

木村カエラ「5YEARS」2005~2010年
カエラちゃん5年のキャリアをまとめたベスト盤。モチ二枚組で入手したね。ジャケのチビカエラちゃんカワイイ。ウチのヒヨコもこういうおカオに育ったらいいな…ムリか。
●オリジナルアルバム未収録だった「MEMORIES」、コレは嬉しいな。「告白」が現在大ヒット中の中島哲也監督のイッコ前の作品「パコと魔法の絵本」挿入歌だからね。なぜか全身包帯に巻かれたカエラちゃん&バンドが劇中のアチラコチラで登場しこのウタを歌うのだ。絵本から飛び出して来たようなカラフルさが楽しいです。ヒヨコまでが覚えてた曲だった。
●さて問題はディスク2だ。カエラちゃんがヨソ様とコラボしたりカバーした曲がテンコモリだ。ROY ORBISON「OH PRETTY WOMAN」のバリバリパンクカバーは、精一杯のロックビッチ気取りボーカルでクールに決めるカエラちゃんがおります。奥田民生「マシマロ」カバーでもドスの利いたリフロックのど真ん中で絶叫。凶暴なロックに放り込まれても汚されない強靭なイノセンスがカエラちゃんの武器なのでしょう。だから周囲は遠慮なく彼女をエレキギターで陵辱しますが、平然と彼女はハジキ返す。JUDY AND MARY カバー「HAPPY ?」はメリハリ展開がガチッと決まっててクールです。くるり「言葉はさんかく こころは四角」カバーはピコピコエレポップ風メランコリー。ちびまる子「おどるポンポコリン」のトラックは、実は石野卓球アレンジのアシッドエレクトロ。


そんでヒヨコは、ここ最近「RING A DING DONG」を一人で歌ってる。
「リがディンドン!リがディンディンドン!」。あのドコモのCMはカワイいね。たくさんのカエラちゃんがおどる夏の新作ケイタイのCMをヒヨコは目ざとくチェックしてて、お気に入りデザインを発見したらしい。「あのカエラちゃんのCM、スミッコにマリメッコの模様のコがいるの」YOU TUBE で確認して初めてボクも認知した。3秒弱しか映ってナイじゃん、よく見てるなあ。




●うつ気分も、カエラちゃんパワーで少しゴマカセタかなと思ったんだけど、まだ本調子じゃない…。むむむ。

●すごいなーワールドカップ。ホントに「ぶーーーーーーっつ!」って鳴りっ放しなんだな。あの「ブブゼラ」って楽器はすごいなー。あのラッパ、一本欲しいなあ。あの楽器を、南アフリカの人は普段どんな時に使ってるんだろう?音はイッコしか出ないみたいだしな。不思議だな。

ブブゼラ

「三菱商事」は来年度の新卒採用から「一般職」を復活させたという。
●今週は、マーケ分析のために女子大生へのデプスインタビューをしてた。シュウカツしてる子もイッパイいたので、こんなハナシを聞いたのだ。「一般職」復活は17年ぶりのコトらしい。1995年に「総合職」「一般職」を統合して、そして今また2つの二重制度を作る…なんの意図があるんだろう?人件費の圧縮が出来るのかな?今さらお茶汲みしてくれって言うのかな?総合職女子と一般職女子の格差とかが職場カルチャー荒らすんじゃなかろうか?…そもそもナニが「総合」でナニが「一般」なんだろう?このコトバの意味も分からない。…ちなみに三菱の人事面接では、岩崎弥太郎のハナシなんて出せる雰囲気はなかったそうだ。


ギャルと非ギャル。
●サンプルに偏りがあったのかなあ?ギャルっぽい娘も混じると思ってたのに、全員が赤文字雑誌系コンサバファッションだった。全員キャンキャン読者だった。ホントに普段の私服がそんな感じなの?ジーパンとか穿かないの?「白で無地のワンピースが好きなんです」…ロールモデルは小林真央ちゃんかい?もしかして4大生って段階でギャルはいないのか?ギャルは非4大女子のカルチャーなのか?学歴格差がライフスタイル格差になってるのか?
●そんな感じじゃ渋谷109とかはキミら興味ないんじゃない?「いえいえちゃんとチェックしますよ。イロイロなスタイルがあるからチョコチョコと買物します」さて、ココから注目発言。「ただ…ギャルっぽい娘は、好きなブランドが決まったらそのお店のモノばかり買っちゃうんです」へーそうなの!例えば若槻千夏「w♥c」とかを集中的に買っちゃうの?「そうです。w♥cとか安くないのにね…」そして非ギャルであるキミは、同じ予算でも比較吟味して買物するバショを分散してる。なるほどね、ギャルがスタイルとして目立つのは、ブランド依存度が高い女の子が全身を同一ブランドに塗り固めるからなんだ…。
●森ガールは?「あーアレは無理です!」どういう意味?「スゴくカワイいと思うけど、ワタシにはとても着こなせない!」キミ普通の水準から見ると大分カワイいよ。「だって森に住んでるんですよ」実際に住んでるわけじゃないでしょ…でもキミら全員カカトの高いテカテカのパンプスだね。ペッタンコ靴一人もいないじゃん。その意味では純粋に都会生活者だね、非森だね。
●コンサバ傾向は趣味にも出てるかも。習い事は茶道、華道。スポーツはゴルフ。バレエ経験者多し。あと楽器。ユーフォニウムなんて娘もいた。なぜ生まれて初めてしっかり練習する楽器がユーフォニウムなのよ?「父がトランペットを吹くので」なーんかセレブすぎるんだよな?ボクの感覚がおかしいのか?……ただ言えることは、彼女たちは四年制大学まで進学し、茶道やバレエのようなコストの高い習い事を経験して来た…つまり彼女たちの親の教育投資意欲はハンパなモノではないという事実…。彼女たちは紛れもなく「ゆとり教育」世代だが、ホントに「ゆとり教育」しか受けなかった同世代とは雲泥の差で高い水準の教育を受けている。だとするならば、「ゆとり教育」は親の年収格差を直接反映するような学歴格差を、より強化したかも知れないんだなー、とボクは考えるのだった。加えて言えば、彼女たちの親は80年代のバブル景気を謳歌した世代だ。


自宅系と一人暮らし系。
●やっぱサンプル抽出に失敗したのか、今の女子大生の趨勢なのか、地方出身者が1人しかいなかった。アトは全員自宅暮らし。久里浜から3時間かけて通学してる娘もいたけどね。「未婚女性の7割が親と同居」ってデータもあるらしいから、女子大生はホントに自宅系がマジョリティなのかも知れない。
●しかしコレで可処分所得が圧倒的に変わる。自宅系の中には、この夏ワンシーズンのファッション出費が最高15万という猛者がいた。この娘は加えてコスメで5万使ってる…ウチのヒヨコはリーズナブルな女の子になって欲しいと深刻に考えたね…。しかし一人暮らし系はホットペッパーでセッセとクーポン集めて節約。自宅インフラに依存できるかどうかで大きな経済格差が生じてる。自宅インフラが整い過ぎることが晩婚化/非婚化の原因だと思うね。両親レベルの住環境から同世代の伴侶と作る住環境へ移行するのが結婚生活とするなら、確実に生活水準の大幅下落が発生するからね。
●でも飲み会は全員が一回に3000円程度と答えた。安心価格かな。オールはしないの?「あんましないです」それは大人向けの良い子ちゃん回答か?「オールするなら、誰かトモダチのウチでお泊まり会にします」なるほどね。堅実だ。
●コスメ系に月一万出費ってのは女子として妥当な価格なのか?でもなんとなく納得できるハナシも。「朝の身支度は一時間半かけてます」一時間半ナニしてるの?「ジブンの部屋でメイクです…あと髪の毛も」一時間半もかけるの!そんなにガンバルなら金もかけたくなるわ!でもさキミ19でしょ、36のボク視点で言えばお肌チカラ人生でマックスの時期よ、全然素でイケるって!サスガにマーケ会社の女性までがカットイン「そんな余裕は学生の時だけ!働くオンナは起きてから出勤まで20分でフルセットアップよ!」



●仕事ちっくな話だけです。すいません。



授業参観に行ったワイフが、廊下に貼ってあったヒヨコの絵を写メしてくれた。

ヒヨコ「音がくのせかい」

「音がくのせかい」
サメさんもヒヨコさんもネズミさんもカメさんもゾウさんもクラゲさんもみんなエンドレスでうたをうたいつづけます。実際、ヒヨコ自身が常にハナウタフンフンしてるタイプなんだよなあ。家の中がシーンと静まると「しずかなのはイヤなんですー!」って叫ぶモンね。ヒヨコらしい絵に、パパちょっと癒されたよ。



蓮舫さんとヒヨコ。
●ヒヨコがニュースを見ながら言った。「この人はおしゃべりだねー」この人とは蓮舫議員のコト。そうだねー事業仕分けとかイロイロなトコロででいつもしゃべってるねー。
●そんで蓮舫さんは大臣になった。組閣のお披露目で、菅首相のすぐ後ろに立ってた。ヒヨコ「あ、おしゃべりさんがいる」ヒヨコ小学二年生の中で、蓮舫さんはおしゃべりさんになってしまってた。おしゃべりであるコトをヒヨコがネガ/ポジどちらで捉えてるかはわからない、ヒヨコは皮肉を言うほどアタマがまわらないからな、でも人の悪口をいうのもキライなんだな。

蓮舫議員が台湾系であることは、彼女がタレントさんだった時から知ってた。でもイッコ勘違いしてた。ボクは「蓮」が苗字で「舫」が名前だと思ってた。「そんなわけないでしょ!」とワイフに突っ込まれた。調べたら彼女の本名は「村田蓮舫」っていうんですって。…てかフツウじゃん!そしたら村田議員でイイじゃん!

●ノマド小学三年生は、菅直人「かんちょくじん」と読んでた。…なるほど気持ちは分かるぞノマド。微妙に苗字と名前の切れ目がわかりづらいかもな。



●茶の湯の境地。

「ペンブックス 茶の湯デザイン」

「ペンブックス 茶の湯デザイン」
●自分でもよく分からないが、ナゼか茶道のホンを読んでる。カバンの中からこのホンを発見したワイフはヒトコト「アナタ大分痛んでるわねー」。やっぱ痛んでるかなー?でもねーなんか異常にお茶飲みたいのよ。なんかねーあのーそのー、パリッと背筋伸ばしたいのよ意味分かんないけどさ。いつの間にか茶道教室の一日体験申し込んでたらゴメンね。


日本の政情を憂うノマド小学三年生。
●息子ノマドが民主党の代表選のニュースを見てた。ノマド「なんかさー、コレもう最初っから一回選挙やり直した方がよくね?」選挙権ゲットするのが12年後だってのにナマイキなコト言うねノマド…でもそーだよなー筋でいえば解散総選挙だよな。しかし国会は多数決だから、一番仲間が多いグループの民主党だけで総理大臣が決められるのさ。
●ノマド「なんでグループがイッパイ分かれてるの?みんなで一緒に協力してカワリバンコに総理大臣をやればいいじゃないか?」考え方が似てる人と違う人がソレソレでグループを作るのはそんなにワルいことじゃないよ。それでも民主党国民新党社民党とで仲間になってたぞ。「立ちあがれ日本は?」渋いトコロきたねそれは民主党とは仲間じゃなさそうだよ。こんなコドモに認知されるネーミング、石原慎太郎のコピーライティングはあながち間違ってないようだ。
●つーかさ、ノマドが総理大臣に立候補するってのはどうなの?「えーっオレ?オレはダメだよ…リーダーシップがないもん」実はノマド、体育の時間でやるバスケットボールのチームリーダーに選ばれてしまって困ってたのだ。「オレ全然手上げてないのに、ソラくんがイキナリ言い出してリーダーにされちまったんだよ」オマエバスケのバの字も経験ないもんなー絶対向いてないよなー。でもどうでもイイ役職になんとなく担がれるってキャラがいるんだよねこの世には。多分オマエはそういうタイプなんだよ。
●ノマド「それとさ、フク総理ってのはさ「オニはー外、フクはー内」のフクなのにさ、なんでタダの総理大臣よりも下なの?」…よく見てみろよ「福」「副」は違う漢字だよ…でも「福総理大臣」はめでたい感じがしていいな。タダの総理大臣よりエラいかは微妙だけどな。



…実はここ2日ほど、体調を壊してます…。うまく気分転換もできない。
●最近は比較的落ち着いてたんだけどなあ。突然ガクッと来るんだよなあ。うまいことイカナイものだ。ヨガのセンセイにも言われちゃった「大分調子が悪いようですね…」。うむむむ。カラダを動かして少しマシになったが、それでもダメだ。寝ててもツライし立ってても座っててもツライ。カラダ中の筋が軋んでる。本もマンガも全然アタマに入ってこない。テレビなんてウルサ過ぎる。音楽ですら、丁寧に選ばなければ、ヒドい雑音になってしまう。眠ってみればもれなく悪夢。人殺しの夢をみる。ボクが殺されるか、ボクが殺す夢。


●結果として、ピアノを聴いている。

GLENN GOULD「BEETHOVEN PIANO SONATAS 30-32」

GLENN GOULD「BEETHOVEN: PIANO SONATAS 30-32」1956年
●クラシックを聴かないボクにとっては珍しい買物です。実はほとんどジャケ買い。このモダンジャズのレコードみたいな、躍動感あるジャケットにココロ奪われました。「GLENN GOULD」という言葉を10回も繰り返したレイアウト、そしてその GLENN 本人が至福の表情を浮かべてピアノに向かう写真、コレが一際ステキに見えました。タワーレコードで790円だったってのも良かった。

GLENN GOULD は以前から気になる演奏家でした。行きつけのカフェに彼の写真集があって、それがとても印象的で。クラシックの演奏家の端正なイメージを裏切る不遜なポーズに惚れた。彼はてっとり早く言えば姿勢が悪い。背中を丸めて鍵盤に顔を突っ込むように演奏するポーズ、イスを傾けながら足を組んでるポートレイト。そんな身のこなし佇まいがいちいち洒落ててクラシックの堅苦しさを感じさせないのです。

●しかし演奏を聴くのはこのCDが初めて。ああ退屈だったらどうしよう。ガッカリしたら残念だな。しかしそんな心配は再生ボタンを押した瞬間に吹き飛びました。繊細だけど扇情的、音の粒立ちが可憐で(50年前の録音とは思えない)、でも華奢な印象はなく、むしろ生命力にあふれてる。
●うつの深い池の底にべったりと横になっているボク。周りは仄暗く水面は遥か遠く高い。その遠い水面を10本の指が細かく叩く、正確に繊細に。そして波紋が幾何学模様を描いて、ソレが美しい抽象絵画になる。ボクはサンショウウオになったような気分なのだが、一瞬その自分の醜さを忘れられる、そんな気分。


「エクスペクト・パトローナム!」って叫んでるノマドヒヨコ。
●我が家のコドモたちは、なんか知らんが「ハリー・ポッター」のDVDを今更のように楽しんで見てる。第一弾から第三弾まで立て続けに観て、「アズカバン」に登場した魔法の呪文を叫んでるのである。「エクスペクト・パトローナム!」おいおいどうしたんだよ諸君。「エクスペクト・パトローナム!」

●自分の守護霊を呼び出して敵を駆逐するこの魔法は、超強力だが当時に難易度も超高い。「この呪文を使うときは、生まれてから今までで一番うれしかったコトを思い浮かべないといけないんだよね」ノマドしたり顔で解説をする。ふーん。じゃあノマドヒヨコの今までで一番嬉しかったことってナンだよ?ノマド「うーんとね…バトスピカードでエックスレアをいっぺんに二枚ゲットしたときだね!天帝ホウオウガと聖皇ジークフリーデンがいっぺんにキタ!」あーあったねそういえば。オマエ一時期アホみたいにたくさんカード買ってたからな。

●ヒヨコは?「ヒヨコはね~、うまれてはじめてプリンたべたとき!ママといっしょにね、バレエ見にいって、そのかえりにプリンたべたの!」プリンねえ…。ノマドにタマゴアレルギーがあったのため、我が家は長らく洋菓子を封印してた時期があって、モノゴコロついてもヒヨコはプリンを食べさせてもらえなかったのだ。「プリン、ちょーおいしかったの!一番ウエがチョッピリこげててね、そこがおいしいの!プリン!プリン!」コイツ勝手に記憶を反芻してそんで勝手にテンションが高くなってるぞ。未知のプリンとの遭遇、その劇的な瞬間を脳みその中で目一杯リプレイしてる。「そんでね、ミントっていうちっちゃいハッパがのっかっててね、ヒヨコそれもナメちゃったんだけど、そしたらクリヤクリーンの味がしたの!」いやいやクリアクリーンがそのハッパの味をマネしてるんだわ…まあいいワ。多分ヒヨコの「エクスペクト・パトローナム!」は大分強力な魔法になりそうだな。ソレだけはわかった。