むー。完全に風邪引いた。ゼンソク持ちなので、呼吸が苦しい。
●せっかくの連休だけど、昨日も明日も仕事。今日でなんとかこの風邪なおさないと。
●ということで、白湯にといた葛根湯を静かに飲んでおります。


facebookを眺めると、大勢の知人たちがアチコチにお出かけしててビックリ。「昨日仕事で一緒だったAさんが、瀬戸大橋にいるって書いてるよ。スゴいね」とワイフに行ったら「ワタシにしてみれば、出不精連休なんて当たり前のコトよ!アナタ連休にまともに休めたことなんてナイじゃない!」と切り返された。仕事のナイGW連休なんて確かにあまり記憶にないな…。


●あー。首筋にできてる帯状疱疹も、気になる。ときどき、ヒリ痛む。


●探してる本が、どこの本屋に行ってもナイので、結局アマゾン
●書店がアブナいと言われているから、出来ればリアル書店で買い物したいと思うのに、本当に一番のトコロへは手が届かない。残念。
下北沢レコファンも今年7月にクローズするそうだ。渋谷BEAMS店と合併だそうな。合併だからってナンだって感じ!ショックだよ!リアル店舗がなくなるのはやっぱよくないと思う。


ですので、今日は耳と心と、風邪によさそうなサーフミュージックを聴いてる。

JACK JOHNSON  FREINDS「BEST OF KOKUA FESTIVAL」
JACK JOHNSON & FREINDS「BEST OF KOKUA FESTIVAL」2012年
●これは、ハワイ在住のアーティスト、JACK JOHNSON が地元で仕掛けてきた KOKUA FESTIVAL というイベントの、2005年から2010年にかけての名演奏をまとめたライブ盤でございます。彼は、奥さんと共に「KOKUA HAWAII FOUNDATION」という基金を立ち上げて、地元ハワイの子どもたちの教育や環境に対して様々な活動をしてきたそうな。そんで毎年このようなフェスを開いて活動資金を集めていたという。ちなみに「KOKUA」ってのはハワイの言葉で「手助けする」という意味だそうな。地元に貢献するって、よいね。
●で、JACK JOHNSON 本人と豪華なフェス参加アーティストのコラボがいっぱい。そもそも彼がアーティストとしてデビューするキッカケとなった G.LOVE BEN HARPER など縁深い友人たちはもちろん、シアトルグランジの雄 PEARL JAM のボーカリスト EDDIE VEDDERZIGGY MARLEY DAMIAN "JUNIOR GONG" MARLEY といった BOB の息子たち(見事なレゲエを聴かせてくれます!)、さらには、JACKSON BROWNE、TAJ MAHAL(←現在ハワイ在住なんですって)、WILLIE NELSON、といった大ベテランまで参加してる。日本でもお馴染みのウクレレプレイヤー JAKE SHIMABUKURO をはじめ地元ハワイのミュージシャン、JACK 本人が主宰するレーベル BRUSHFIRE RECORDS のアーティストたち…手作り感満載です。
JACKSON BROWNE JACK JOHNSON が気持ちよく歌い上げる EAGLES のヒット曲「TAKE IT EASY」は爽やかでイイねえ〜。WILLIE NELSON はカントリー世界の大御所という認識であまり個人的には馴染みがないのですが、実は筋金入りのヒッピーで保守系のカントリー界では異端視されている存在らしい。バイオディーゼルの普及運動にも熱心で、これが JACK JOHNSON のエコ志向との接点になっている模様。ああ彼も今はハワイ暮らしなんだ。ボクも老後はハワイに移民しようかしら。

JACK JOHNSON「SLEEP THROUGH THE STATIC」

JACK JOHNSON「SLEEP THROUGH THE STATIC」2008年
●ハワイ生まれハワイ育ちのこの人はそもそも早熟なサーファーで、10代にして大きな大会に招かれる程の実力をもっていたそうな。お父さんも有名なプロサーファー。しかしそのサーフィンで大ケガを負ってプロ生活は引退。西海岸の大学へ進んで映像を学び、その延長で作ったサーフムービーに自分のギターでサントラを付けたのがキッカケになって、その音楽が注目されたという人。G.LOVE のアルバムに楽曲を提供し、BEN HARPER が関連するレーベルからアルバムを出すに至るのです。
●そもそも、なぜサーフィンと彼のようなアコギ一本でのフォークミュージックが結びついたのか?60年代の段階では、サーフロックって「デンデケデケデケ!」 THE VENTURES または映画「パルプフィクション」 DICK DALE「MISALOU」的な荒々しいアプローチだったですよね。サーフ&ホットロッドとかいって、当時の最先端ユースカルチャーとして、自動車爆走ヤロウとかとも結びつけられてたもんね。THE BEACH BOYS もモチロン有名だけど彼らはカリフォルニア育ちってだけでサーフィンしてたのはたった一人だけだったはず。その後の再評価の場面でも、ドチラかといえばパンクシーンとの結びつきが強い印象が。西海岸スケーターロックとかもバリバリのハードコア発だし、SUBLIME もレゲエとパンクの結合形態でしたよね。まさに JACK JOHNSON たちがその世界観を変えたのでしょう。
サーファーが元来持っていた「サーフィンへの愛」や「地元への愛」「同胞への愛」という部分がより際立って、特殊なスピリチュアリズムやエコ意識、ピース思想に到達している感じがします。JACK JOHNSON DONOVAN FRANKENREITER は自分自身にサーファーだった過去があり、その延長の中でこのシンプルでオーガニックな世界観が熟成されたのかも。サーフィンをしているその瞬間の興奮というよりも、サーフィンに寄添う生活全体、サーフィンを囲む環境、人間の暮らし振り…それらを全部飲み込んだ人生のサウンドトラックというべき境地。ボクのヨガの先生が、JACK JOHNSON の音楽にハマっているってのも、ナニかが繋がってる感じがする。オマケに、このアルバムは、ソーラー発電によって電力が賄われているスタジオへ、ハワイからロスまでワザワザ出向いて作ったらしい。
●シンプルがゆえに、この音楽はヘッドフォンで聴いた方が効く。その息づかいも実はキチンと封じ込まれてるから、ゆっくりゆっくり深呼吸するように、この音楽を耳イッパイに吸い込んだ方がイイ。

「THIS WARM DECEMBER - A BRUSHFIRE HOLIDAY VOL.2」

VARIOUS ARTISTS「THIS WARM DECEMBER - A BRUSHFIRE HOLIDAY VOL.2」2011年
●さて、こちらは JACK JOHNSON が主宰するレーベルの BRUSHFIRE RECORDSクリスマスコンピレーション。なぜゴールデンウィークにクリスマスなの?とはツッコマナイで下さい。「KOKUA FESTIVAL」にも参加していたミュージシャンがこちらにもイッパイ。現在は G.LOVE 自身もこのレーベルに移籍、イイ感じのブルースを温もりタップリに紡いでいます。ROGUE WAVE という名前のバンドによる「JINGLE BELL ROCK」が陶酔感漂うエコー気分で最高。BEASTIE BOYS の日系キーボーディスト MONEY MARK もいつの間にかココにおりました。とってもピースでチャーミングな音楽!変わりドコロではUKのシューゲイザーバンド SLOWDIVE のオリジナルギタリスト NEIL HALSTEAD という人物がヒョッコリ在籍。ギターの一音一音の響きを大切にした優しい音楽を鳴らしている。JACK JOHNSON 自身も新曲を2曲投下。東日本大震災当日には公演のために大阪に滞在していた JACK。この年のクリスマスには思う事がいっぱいあったのかも。東北を含むツアーはキャンセルされたけど、スグに寄付を申し出たと言います。
●6枚目と鳴る新作アルバムはいつ?という質問に対し、JACK 本人は「現在予定なし」と答えてるらしい。「曲作りの時間と、ただ生きるだけの時間のバランスが難しい」とのこと。「ただ生きるだけの時間」って一体どんな時間の事だろう?ボクは仕事バカリしてて、実は「ただ生きる」なんて行為は全くしていないのかも知れない。



もうちょいサーフ系の音楽をいってみましょう。女性版 JACK JOHNSON。

TRISTAN PRETTYMAN「TWENTYTHREE」

TRISTAN PRETTYMAN「TWENTYTHREE」2005年
女性版 JACK JOHNSON という触れ込みで登場したアメリカ西海岸はサンディエゴ出身のシンガーソングライターさん。タイトル通り、彼女が23歳の時にリリースしたデビューアルバム。訥々とした彼女の声はやや色気不足な気もしますが、アフターサーフでレイドバックした気分は伝わるのです。当時のボーイフレンドだった JASON MRAZ も参加しております。

TRISTAN PRETTYMAN「HALLO...X」

TRISTAN PRETTYMAN「HALLO...X」2008年
●つつましやかながら、それなりにリッチなバンドサウンドが多くなって、より取っ付きやすくなったセカンドアルバム。WIKIPEDIA を読むと、サーフィンに夢中な彼女が音楽に興味を持ったのは、ANI DIFRANCO の存在を知ってからだそうだ。ここで NY のパンクフォーク女傑が登場するのはなんだが意外だけど、目の前の日常を心こめて歌うという意味では一緒なのかも。サンディエゴの日常を見つめると自然とこんな表現に着地するってコトか。ボクが20年近く前に訪れたサンディエゴの街はキレイな観光都市で(シーワールドとかでシャチのショーを見てしまったよ)、ロサンゼルスの殺伐とした気分からはもっとリラックスした様子だった。

ANI DIFRANCO「DILATE」

ANI DIFRANCO「DILATE」1996年
●せっかくだから、TRISTAN PRETTYMAN が刺激されたというシンガーソングライター ANI DIFRANCO まで行っちゃう。まー彼女にはサーフ感覚は無縁です。ニューヨークという激しい都会生活で、バリバリとトゲトゲしくなってしまったパンクな自意識が、フォークという実は DO IT YOURSELF 精神と実に相性のイイ様式を借りて、絶叫しています。とはいえ、そこは文字通りの絶叫はなく、実にウネリあるオーガニックなグルーヴが緊張感と張りつめた色気を漂わせて渦巻く感じ。時にスキンヘッド、時に長いドレッドでパリパリの気合いを周囲にまき散らす彼女の音楽は、だいぶアナドレナイです。彼女もまた自分のレーベルを持ち、そしてコンスタントにアルバムをリリースし続けている勤勉な活動家であります。




川上未映子さんの本を読む。

川上未映子「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」

川上未映子「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」
●芥川賞作家となる川上未映子さんが、その受賞以前からブログに綴っていた文章をまとめたエッセイ集。気取らない大阪弁で語られるその文章に独特のグルーヴがあって、内容に関係なくその文章グルーヴにグルグル巻き取られてしまうような感触。これほどの体験はないってホドの中毒性グルーヴに、こりゃ楽しい!とクスクス笑いながら読んでしまうのです。こんな文章を書けるようになれたらな…なんて一瞬だけウットリと考えました。
●あ、芥川賞作品「乳と卵」も読みました。おもしろかった…。グルーヴィにという性が語られています。
●音楽アーティストとしての、未映子さんの作品はまだ触れた事がない。いつか聴いてみたい。

山崎ナオコーラ「指先からソーダ」

山崎ナオコーラ「指先からソーダ」
●やはり女性作家のエッセイ集。川上未映子さんのような不定形グルーヴというよりは、硬質で透明度の高い文章が印象的。美しい言葉の力を信用している感じが伝わってくる。文章家としての潔さというか。なんだかマンガ家・今日マチ子さんと印象がかぶるのはマチ子さんの作品「炭酸水の底」とタイトルの印象がカブルからかな?


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●この前、表参道駅のホームで、ピーター・バラカンさんを見た。フツウに歩いてたな…。


●さすがに最近は調子が悪い。クスリ増え気味。体重も増え気味。


娘ヒヨコ9歳と散歩すると驚く。
ヒヨコは、家の近所にある木や花を、シッカリ過ぎるほど把握してる。道を二人で歩くと、目につく草木をあれこれ解説してくれる。「アレはあじさいだよ!」花が咲いてないあじさいなんて気に留めたコトがない。「これはサルスベリ。お花が咲くとキレイ」「コレはドングリの木」ヒヨコなんでそんなコト知ってるの?誰かが教えてくれるの?「毎年イッパイドングリの実が落ちてるモン!」なぜそんな当然すぎることを聞くの?という顔をされてしまった。
「でもこの前、植木屋さんにハダカンボにされちゃったから、アソコにいたスズメはみんな向こうのサクラの木に引っ越したよ」スズメの動きまで見てるのか?!「あのコブシの木にはオナガが飛んでくるよ。ハトさんが好きなのはあっちの木。そういえばこの前学校にヒヨドリが来てた」いつのまにかトリに詳しくなってる。最近図書室からトリの図鑑を借りて眺めてるのはその辺の意味があったのか。
●ヒヨコ、トリとか木の話は、トモダチの間で流行ってるのか?「うーん知らない!」もしかしてヒヨコ一人でそんなコト考えてるの?「誰にもオハナシしたことない」これ標準的な子どもの観点じゃなさそうだな。この子たった一人でボンヤリそんなこと考えてるのか…。「あ、このおウチはクロネコちゃんがいるの」ヒヨコは近所のペット事情にも異常に詳しい。放っておくと勝手に犬に話しかけたりしちゃうし。
●ヒヨコ、学校の授業中も、ずっと窓から木やトリを見たりしてるのか?「ウン!」その時は先生の話聞いてないってコトか?「ウン!聞いてない!」…そこ全然悪びれないトコロもちょっと驚きなんですけど。

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●先日、日本舞踊の発表会がありました。バレエとか日舞とか、そんなのばっかりが好き。今度は合唱教室に行きたいと言い出した。でも学校の勉強は100%興味がない。一体どうしよう?

●ヒヨコは大河ドラマ「平清盛」が大好き。彼女が学校で暗唱している百人一首の関係者が登場するからだ。待賢門院堀川とか、崇徳院とか、西行法師(a.k.a.佐藤義清)とか。ヒヨコは堀川を、壇れいさんが演じてる待賢門院璋子さまと混同してるが、実はキツい顔したりょうさんが演じる女性が正解だ。

「長からむ心もしらず黒髪のみだれてけさは物をこそ思へ」 by 待賢門院堀川

●そんなヒヨコがあまりにせがむので、駅前の焼肉屋さんに行った。お肉を目の前にして「あげぽよ〜」だって。ちなみに「てへぺろ〜」もよく使う。「いみふ〜」もよく使う。もちろん「意味不明」の意。古文に興味を持っていても、現代文はストリート感覚になっててちょっと微妙。



さて、今週もムダに音楽を聴いている。しかも、ハードコアパンク。

SNUFF「FLIBBIDDYDIBBIDDYDOB」

SNUFF「FLIBBIDDYDIBBIDDYDOB」1990年
●このバンドに興味を持ったのは、先日の記事で書いたたむらぱんと、彼女のアルバムでコラボしていたからだ。イギリスのハードコアパンクバンドが、なぜ登場するんだろう?どんなバンドなんだろう?
●んで、WIKI で検索したら、日本のポップソングを面白がってカバーしてるバンドであった。ドリカムからゴダイゴ、中島みゆき岡本真夜、美空ひばりまで!それとアニソンや童謡までやってるぞ?「アンパンマンのマーチ」「にんげんっていいな」「およげ!たいやきくん」「だんご3兄弟」「おさかな天国」「めだかの学校」…ワザとアホな選曲してるでしょ。
●とはいいながら、そんなジェイポップや童謡のカバーを聴いてもなあ〜、多分ヴィレッジヴァンガードでBGMとして鳴ってたのかも知れないしな〜と思い、選んでみたのがこのアルバム。彼らが初期キャリアの中でリリースしたカバー集。モータウンの名曲 THE FOUR TOPS「REACH OUT」、THE WHO の代表曲「CAN'T EXPLAIN」、そんで SIMON & GARFUNKEL「HAZY SHADE OF WINTER」などなどを荒々しいハードコアパンクに仕上げております。ハードコアだけに加速度も高く、全11曲(日本盤ボートラ入り)収録なのに18分程度で終わっちゃいます。短い曲は50秒で終わっちゃうし…あ、これCMのジングル曲なんだ!。まー価格も450円でしたから全然満足ですけどね。

SNUFF「SNUFF SAID...」

SNUFF「SNUFF SAID...」1989年
●さてさて、彼らのオリジナルもキチンと聴きたくなったので、500円でこのデビューアルバムを買ってきました。イギリスのハードコアってなんだか政治的過ぎたり、ストイックすぎたりしてるイメージがあったんですけど、この連中に関しては完全にリラックスして聴けるおバカパンクとして楽しんでよいみたい。もちろんそのパワフルな疾走力とかドライブするギター、ヤスリでゴリゴリするようなワイルドなサウンドはマジマジに手加減ナシで、実に本格派です。
●それでもカバー曲は入ってますよ。JIMI HENDLIX「PURPLE HAZE」の大幅なヤケクソ解釈、そして1987年のポップヒット、TIFFANY「I THINK WE'RE ALONE NOW」の非常に軽薄な解釈が収録されてます。ヤバいねこのアホカバー聴いてたら TIFFANY のバージョンが聴きたくなっちゃった。100円くらいで買えないかな。



パンクのカバー企画って、他にもイッパイある。

A NEW FOUND GLORY「FROM THE SCREEN TO YOUR STEREO」

A NEW FOUND GLORY「FROM THE SCREEN TO YOUR STEREO」2000年
●コチラはアメリカはフロリダ出身の5人組。ワリとよく聞く名前だと思ってたけど、このヒット映画の主題歌/挿入歌をカバーした企画盤で、初めて彼らは世間の注目を集めるコトができたらしい。アメリカらしいタフなパンクサウンドと、ちょっと甘口なボーカルがポップで聴きやすい。ましてや誰もが聴いた事あるカバーだしトッツキやすいです。
●映画「ネバーエンディングストーリー」のテーマ(LIMAHL)とか「アルマゲドン」「I DON'T WANT TO MISS A THING」AEROSMITH)とか「グーニーズ」「THE GOONIES "R" GOOD ENOUGH」CYNDI LAUPER)とか、もう仕上がりがテッパンです。「ベストキッド2」の主題歌 PETER CETERA「THE GLORY OF LOVE」とか「タイタニック」 CELINE DION「MY HEART WILL GO ON」とかは少々無理があって楽しいです。
●彼らが所属するのは DRIVE-THRU RECORDS。1996年設立、カリフォルニアを拠点にしたエモ〜ポップパンク系のレーベル。ジェイポップの完璧な日本語曲カバーで一躍ブレイクした ALLISTER もこのレーベルにおりました。

A NEW FOUND GLORY「FROM THE SCREEN TO YOUR STEREO PART II」

A NEW FOUND GLORY「FROM THE SCREEN TO YOUR STEREO PART II」2007年
●さて、しばらく時間が空きまして、この企画盤の第二弾が出ました。第一弾の時は、まさかこの仕事が一気にバンドの株をいきなり持ち上げるほどのデカイ反響があるなんて思ってないので、ぶっちゃけラフな仕上がりでした。しかし今回はそれなりに気合いを入れて、ゲストアーティストもタップリ招いて、しっかり作ってます。アレンジも凝ってるしね。だけど、あくまでアメリカのヒット映画からカバーを選んでるので、日本ではピンと来ない作品も多い…渋過ぎる元ネタは本当に聴いたコトないし。WHEN IN ROME「THE PROMISE」は楽曲もアーティストも知らなかったね…80年代のエレポップらしい…意外な程エモな聴こえ方もして面白いんですが。
●他にカバーされてたのは SIXPENCE NONE THE RICHER「KISS ME」、THE CARDIGANS「LOVEFOOL」、LISA LOEB「STAY (I MISSED YOU)」…この曲が使われた映画「リアリティバイツ」は好きだった!ウィノナ・ライダーベン・スティラーが初々しくて!MADONNA「CRAZY FOR YOU」もよかったよ。他にもイロイロ。ちなみに、この辺もブックオフで500円以下で入手しました。

MXPX「ON THE COVER」

MXPX「ON THE COVER」1995年
●コチラはシアトルの近所から出てきたパンクトリオ。この辺も380円だね…。北欧から来た一発屋 A-HA「TAKE ON ME」カバーは痛快だし、BRYAN ADAMS「SUMMER OF '69」あたりまでは理解できる。でも実は原曲が分からない曲が多くて、カバーとしての楽しみが薄い。この人たちはハッキリとクリスチャンの立場を表明していて、カバーネタも、クリスチャンロックコンテンポラリークリスチャンミュージックと呼ばれる分野から拾ったりしてるのだ。それはサスガに分からないよ!
●この人たちも、A NEW FOUND GLORY と同じで、この企画盤の第二弾を仕掛けてる。2009年。スゴく時間が開いてるね。そちらでは THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」を日本語でカバーしてるらしいが、しかし未聴なのです。

MXPX「BEFORE EVERYTHING  AFTER」

MXPX「BEFORE EVERYTHING & AFTER」2003年
●二十歳前にインディからリリースした前述の企画盤に対して、メジャー移籍して繰り出したコチラのフルアルバムは実に真っ当な作りになってまして、実際彼らの中での最高の商業的成功となったといいます。まーちゃんとしたポップパンクであります。つまりは非常にフツウであります。それにしても、クリスチャンロックとかクリスチャンパンクって一体どんなコトになってるんだろう?


先日、たむらぱんのライブを見ました。

たむらぱんのライブ

たむらぱん「mitaina TOUR」@渋谷 O-EAST 3月21日
●あ、わりと時間経ってた。早くブログに報告しなきゃと思ってたのに。

たむらぱん「mitaina」

たむらぱん「mitaina」2012年
●このアルバム、一時期めっちゃ愛聴していたのです。たむらぱんと言えば、ロッテのガム「フィッツ」CMソングで「噛むんとふにゃんにゃんにゃにゃにゃんにゃにゃん」と楽しいボーカルを披露しているシンガーソングライター。とはいえあの曲はあくまでオールドスクールアニメ「狼少年ケン」の替えウタであって彼女のオリジナルではありません。そこで彼女の本質がナニかと考えて聴いてみたこのCDがとてもステキだった。楽曲の1つ1つが実にチャーミングでポップ、でもよく聴くと一曲の中で実に様々な展開を盛り込んでてその贅沢ぶりがもうプログレッシブなほど。そこでさらにもう1つこんな展開に行くんだ!?というオドロキがある。楽しい。
「ファイト」という曲が、ボクの中では完全にプログレッシブ。オモチャのようなイントロダクションから大きなオーケストレーションに急展開するスケールが好き。それでいて平易な言葉で聴く者の背中を押すメッセージがある。新プロジェクト立ち上げの長いトンネルの中で、この曲に励まされたことは何回もある。ルールなき世界に立ち向かう勇気がわくのです。のちのちの良い事を待つつもりで。

 「楽しくなるさ だからあきらめないで 楽しくなるさ のちのち良いことあるよ
  振り回される事も仕方ない 人は皆それぞれ自我があって 
  だからこそここは面白いんだ 運命無き世界」
      FROM 「ファイト」
  
●一方で、敢えてハードコアパンクなアプローチもあって。UKハードコアバンド SNUFF とコラボした曲「フォーカス」オイパンク寸前までイッてて笑っちゃう。気負いのない軽い言葉で実は地球規模のエコを歌う「イェイ」もステキだね。
●マイペースな人柄がフワワンと伝わってくるライブはホントにピースフル。6人バンドを背負ったリッチなサウンドも、たむらぱん本人のヘンテコなサルエルパンツも、楽しかったです。



●最近気になる、女子の音楽。
チャットモンチー「テルマエ・ロマン」
チャットモンチー「テルマエ・ロマン」2012年
●ドラマー脱退を経て二人体制になったチャットモンチーの再始動シングル第二弾。深夜アニメ「テルマエ・ロマエ」の超脱力演出や、入浴というテーマにアリガチなノホホンな癒し感を、大きく裏切るソリッドなガレージロックで実は何度もリピートしてしまった中毒性の強い曲。あくまで「おフロ」ネタで歌詞を構成してるんだけど、全部が疲れた女子の孤独なブルースとマイナーコードに着地してる。さすが!

 「ここは一日の最後の場所 湿度の神がつかさどる
  びしょ濡れの心をさらして 乾くまで見守ってもらおうじゃないか
  裸の付き合いは うん 嫌いじゃないよ
  隠しても無駄なものが この世には多すぎる」
  

●二人体制シングル第一弾「満月に吠えろ」は、実はピンとこなかった…んだけど、実はホントに2人という単位にこだわって制作されてるコトに気付いて驚いた。ホントにドラムとギター1本だけで構成されてるんだもん。
ねごと「ex Negoto」
ねごと「ex Negoto」2011年
●まだ20歳を過ぎたばかりの女子4ピースバンドのデビューアルバム。今どきのロックバンドに共通してる瑞々しい感覚が、疾走するビートと淡く滲むギターとピアノの旋律にのってフワリと浮かぶのが好き。線が細いボーカルがバンドサウンドの中で精一杯に振る舞おうとしているバランスが愛おしい。

MASS OF THE FERMENTING DREGS「MASS OF THE FERMENTING DREGS」

MASS OF THE FERMENTING DREGS「MASS OF THE FERMENTING DREGS」2008年
●この神戸出身のガールズトリオの音楽は実にクールだね。今は亡き ITUNE MUSIC STORE のオススメフリーダウンロードでこのアルバムの収録曲「IF A SURFER」をタダ聴きした瞬間からガッチリハメられたです。ギター&ベース&ドラムの3ピースが、シューゲイザー/ノイズ系オルタナ的な爆音グルーヴを展開します。意味蒸発気味のボーカル&リリックが凶暴なロック推進力の中で甘いアメの棒のように美しく溶け伸びて行く様子は実に甘美で、BLONDE REDHEAD、ASOBI SEKSU、はたまた YO LA TENGO といった海外バンドの音楽を連想します(←比喩が意味不明?)。いやベースが力強く弾む疾走スピードは今挙げたどのバンドよりも高性能で分かりやすいよ。まさに痛快。重力を無視して浮遊する女子ジャケの気分も音楽にスゴくマッチング。音楽の中で女子はいつも自由だよ。

MASS OF THE FERMENTING DREGS「ゼロコンマ、色とりどりの世界」

MASS OF THE FERMENTING DREGS「ゼロコンマ、色とりどりの世界」2010年
●メンバーチェンジを経てドラマーが男子になり、そんでメジャーからリリースとなったこのアルバム。リリック&ボーカルの意味合いがやや膨らんだ印象がメジャー仕様。ゼロコンマの刹那に宿る爆音カロリーがマグネシウムのように激しく燃焼して極彩色の虹を描くよう。渦巻くロックグルーヴにサイケ混じりのエコーが滲みます。もちろん従来通り、意味蒸発グルーヴでバキバキに疾走するところも目一杯です。あれ?幾何学的ギターリフがちょっとマスロック入ってます?
●このアルバムの発表後メンバーが徐々に抜けていって、現在は、ほぼ全ての作詞を担当するベーシスト/ボーカルの宮本菜津子だけのソロユニットになってしまっている模様。

GO!GO!7188「アンテナ」

GO!GO!7188「アンテナ」2009年
●このガールズバンド(ドラムは男性)は、先日<解散してしまいました。タフなガレージ風パンクロックと奇妙に和風なメロディの節回しが個性的な音楽で、ホンノリと椎名林檎を連想させるスタイルが面白かったのですが。最近はバンドが生き残るのに厳しい世の中なのかも知れません。


●ちょいと視点を海外アーティストにも移して。

TAM「TAM」

TAM「TAM」2006年
●これは例によってレコ屋の激安ワゴンから、何の正体も分からないまま買った物件。たしか100円。手に取った理由は、レーベルが ECSTATIC PEACE だったから。このレーベルは SONIC YOUTH のフロントマン/ギタリスト THURSTON MOORE が主宰しているトコロだ。ドレもコレも難解な SONIC YOUTH メンバーのサイド仕事、このレーベルの作品もかなりビターな内容ばかりです。それでもボクはソコに吸い寄せられちゃうんだよね。
●で、聴いてみたら、TAM ISABEL PARDO という女性シンガーソングライターのソロユニットでありました。これまた激しくロウファイ。90年代のニオイがぷんぷん。恐ろしく粗末な録音、無惨なテコテコリズムにすっとんきょうなギター&ボーカルが鳴っております。愛嬌があるんだかないんだかよく分からない地点で騒音だけがガリガリ響いてます。

SLEATER-KINNEY「DIG ME OUT」

SLEATER-KINNEY「DIG ME OUT」1997年
●これも380円程度で買った物件。そしてロウファイ。ホンモノの90年代。グランジの震源地となったシアトルの隣町ワシントン州オリンピアで活躍したガールズトリオ。当時はライオットガールと呼ばれるシーンがございました(「ライオットガール」の関連記事はコチラ http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-757.html)。その一翼を担ったバンドが彼女たちです。あ、レーベルは彼の地の名門 KILL ROCK STARS です。
●他のゴツいバンドやイカレた女子と違って、不思議な育ちの良さを醸すのが彼女たちの魅力。とはいえパリパリ弾き出すツインギターの圧力は十分にスリリングでカッコイイ。90年代ってこんな音がイッパイあったはずなんです。今の若い子が聴いたらどんな反応するんだろう。どうせ激安ですから、見つけたら是非聴いて下さい!



●関連動画



●MASS OF THE FERMENTING DREGS「ひきずるビート」〜「ゼロコンマ、色とりどりの世界」



●ねごと「カロン」〜「ループ」



●チャットモンチー「テルマエ・ロマン」〜「満月に吠えろ」


●今日、目を覚ましたら、コドモたちが全員いなかった。
本日土曜日に、学校があるのだ。
●つまりね、週休2日制になって消えた「半ドン」土曜日が復活したのだ。
「ゆとり教育」が終わります。「半ドン」登校は一ヶ月に一回だけだけど。
●コドモ当事者は、フツウに受け止めてます。別にネガもなく。当然のように。
●実は、連中にとっては、土曜も日曜も、習い事や塾のクラスがあったりして既にタダの休みじゃないんだよね。


一方のボクは。最近は食事のお付合いが増えて。
●昨日は表参道交差点を見下ろすバーで酔っぱらってました。ボクお酒全く飲めないんですよ基本は。それでもバーテンダーさんが、名前のないカクテルをその場でオリジナルに考えてくれて「これならアルコールも薄めですし楽しんでもらえるのでは」とどんどん提案してくれる。紅茶のリキュールにウーロン茶、そこにアプリコットや杏のリキュールを加えて…とかとか。既存のドリンクメニューから逸脱する前提で、バーテンダーさんとボクが意見交換してその状況にピッタリな美味しさを探ってくれるってとてもステキです。下戸のボクでもお酒を楽しめる可能性を生まれて初めて感じる事が出来ました。
●今週はさらに、芝大門の立派なトンカツ屋さんで食事会を。美味しい!コレがブタ?というほどのオドロキ体験。「牛肉と違って、よい豚肉は翌日胃モタレしませんから!」という言葉通り、消化器系はスッキリ!でもコチラで飲んだワインはボクにはヘビーで、アタマがグッタリでありました。
●先週は、新橋の十割そばのお店で同期入社仲間二人のサシ飲み。別にグルメでもないのでキタナいお店でも十分に楽しめちゃいます。冷たいとろろそばをツルツル!幸せであります。
タップリ残業して、ゴハンを食べて、夜遅く帰って、そんでまた働く。モリモリ頑張ってます。ヤリ過ぎるとまたカラダ壊しちゃうからヤバいけど。でもまだ残業は週20時間程度だし、休日出勤も月イチ程度だし。かつては一日20時間労働してたから失敗したのであって、そんなムチャはしませんです。まー楽しく暮らせている気がします。こんな気持ちになれてるのは、4月開始のプロジェクトが軌道に乗りつつあるからかな?


星野源さんの芝居を見たのです。

texas.jpeg

舞台「テキサス」@渋谷・パルコ劇場
●作:長塚圭史、演出:河原雅彦、出演:星野源、木南晴夏、野波麻帆、岡田義徳、高橋和也(ex.男闘呼組!)、松澤一之ほか。
阿佐ヶ谷スパイダーズ長塚圭史が11年前に書いたホンを、元ハイレグジーザス河原雅彦の演出で再演。SAKEROCK などミュージシャンとしての活動が個人的に気になってた、星野源のフワフワ加減な存在感が、なんだかタフなストーリーの中でどう動くのか?そこがボクにとっての見どころでした。実際とってもトンチキな状況に落し込まれる主人公として泣いたりわめいたり困惑したりするのに、いつのまにかそのトンチキぶりに順応してしまうフワフワしたキャラクターが、彼のクニャクニャした自然体オーラと実にマッチングして、ボクは終始ニヤニヤしておりました。あと、ワリとしっかり晒される彼の上半身のハダカが柔らかそうで、なにげに草食チックなヘルシーセクシーを放っておりました。
木南晴夏。映画「20世紀少年」でオマヌケ女子高生小泉響子を原作クリソツで演じた若手女優さん。きゃりーぱみゅぱみゅ風の全頭金髪のこれまた順応性の高いギャルを軽ーく演じて好感。彼女、筒井康隆原作/堤幸彦演出の深夜ドラマ「家族八景」の主演でもメチャ気になってました。最近は深夜トーク番組「先輩ROCKYOU」のレギュラーにも入ってる。
岡田義徳さんは、こういう舞台だとホントノビノビしてて楽しそうだなー。イケメンポジションでドラマ出てるより、コミカルな変人へ振り切ってる岡田さんが大好き。元男闘呼組高橋和也さんが登場したのも興味深かった。一体男闘呼組がナニをするのか?と思ったらこれまた振り切った変人ぶりを突き詰めてて最高。そして女優・野波麻帆さん。初めて知った人だけど、勢いとパンチのある演技ップリにホレマシタ。

パルコ劇場は、その華やかな気分が好き。お客さんの中に芸能人が混じってたりするから。今回は、長澤まさみちゃんがいた。うわ「モテキ」と同じ髪型してるよー!彼女が主演を務めたパルコプロデュース/演出:本谷有希子「クレイジーハニー」は結局見逃してしまってとても悔しかった…。それと栗山千明ちゃんもいたらしいよ。

長澤まさみ ブルータス

長澤まさみが表紙で「天下一品」を食う雑誌「ブルータス」のラーメン特集(今年の2/1号)。この特集のせいで、ボクはラーメンそばうどん熱が急上昇し、真夜中にコッテリラーメンをたびたび貪るようになってしまった。結果として、現在人生最大体重の記録更新中。


星野源の音楽を聞く。

星野源「ばかのうた」

星野源「ばかのうた」2010年
●このアルバムに収録されている「兄妹」という曲が好きで。「洗濯をして 食器洗って 近所を駆ける 誇り高き兄妹 俗世の垢は するりと落ちる 早く逢いたい 夢をみせて兄妹」…無垢で自由なこの子どもの様子を描くこの詞が好きで。アルバムタイトルとも相まって、安達哲のマンガ「バカ姉妹」をどうしても連想してしまう。実は生まれてくる事が出来なかった子どものウタ。星野源のリリックとボーカルは、押し付けがましさ圧力があまりに足りないので、どうしても心地よく意味が霧散してしまうんだけど、実は独特の儚さや悲しさがしっかり潜んでいて、ソコに足を取られるともうハマって戻って来れないコトになる。

星野源「エピソード」

星野源「エピソード」2011年
●そしてセカンドアルバム。ファーストアルバムに劣らずオーガニックなバンドサウンドが圧倒的で、一回聴くだけでは何も心に残らないほど洗練されまくっている。湯気のように消えてなくなる美しさ。そしてそっけなさ過ぎる曲タイトル。「布団」「バイト」「営業」「喧嘩」「日常」。そっけない…。しかしフツウ過ぎて通過してしまう言葉に、誰もが味わう苦い悲哀がしっかり忍び込んでいて、そのセツナさに身悶えしてしまう。とくに「くだらないの中に」はイイネ。でもぶっちゃけ、星野源の音楽の真価に到達するには大分時間がかかりました。スゲエ何回も聴いてやっと輪郭を掴めたという感じ。色が淡いな。
星野源「フィルム」
星野源「フィルム」2012年
●そんで最新シングル。まだ聴き込んでないのでシックリしてないんだけど。ただうっすらと、細野晴臣さんとはっぴいえんどの影が見えた。
SAKEROCK「ホニャララ」
●SAKEROCK「ホニャララ」2008年
星野源さんの武名は、やっぱりこのバンドの存在からボクは察知したのであります。インストバンドだからより正体がボヤケておりまして、ボクの中では本当に取り扱いに困る音楽。脱力しきってると見せかけて、ワリとしっかりファンキーだし、ラウンジーと見せかけて、確実に非オシャレであろうとしてるし。それを気分で示せばホニャララなのかスーダラなのかノホホンなのかクニャクニャなのか、そんな擬態語しか思いつかんのです。あ、今、ピラニアンズを思い出した。あれはピアニカ、こっちはマリンバとトロンボーン。坂本龍一カバー「千のナイフと妖怪道中記」がイイネ。
●もちろん、トロンボーン担当浜野謙太(A.K.A.ハマケン)のバンド、在日ファンクもめっちゃ気になるのですが、それはまた別の機会に。



星野源の立場って、すごく「今」っぽい気がする…。積極的な意味で。そして親近感を感じる。まだ正体がつかめないけど。



SONIC YOUTH はボクにとって世界一カッコいいロックバンドだ。

SONIC YOUTH「THE ETERNAL」

SONIC YOUTH「THE ETERNAL」2009年
自分にとって、一番居心地のイイ音楽はなにか?…ボクはあまりにも広範囲なジャンルに手を広げてて、自分が好きじゃない音楽も真剣に聴いてしまってたりするので、フツウのヒトなら迷う事なく答えられるこの問いに即答できません。でも今日、行きつけのカフェで読書しながらこのアルバムを聴いてたら、ああココがボクの一番居心地のイイど真ん中の場所なんだ…とカラダの隅々で感じることができた。ちょっと感動した。自分の居場所がハッキリしているコトは、本当に素晴らしいコトだ。

もう一度言います。SONIC YOUTH はボクにとって世界一カッコいいロックバンドだ。
●特殊なチューニングで掻きむしられるノイズギターは、ハリネズミのようにササクレだって、ツカミドコロのナイ不安定さで聴く人を突き放すかのような印象さえ感じる。でも初めてこのバンドの音楽を聴いてからもう20年以上も経過した今、もはやこの音像のイビツさはボクにとって愛おしい存在になっている。時にフリーキーで、でも実はとても繊細な、一つ一つ丁寧に弾き出されている細かい音の粒が、愛おしい。
●結果として、このロックバンドの音楽は、ボクにとっては甘美な優しさとして響いてる。ツカミドコロの見つからない、形がやや崩れてしまった音のイビツさは、とりもなおさずもはやどうにもならないボク個人の弱点を、ある意味で象徴してしまっていて。でもソレを強い個性として、丁寧に繊細に、そして雄々しく力強く、決して枯れる事のないイマジネーションとモチベーションで更新していく。その重厚さ…熱量…速度…興奮…不定形の新しさ…ロックのスリルをきちんと追求していく。そのバンドの姿勢が、ボクに勇気をくれる。

●2000年代前半に加入していた JIM O'ROURKE はこの時には既に脱退して東京へ移住。その代わり PAVEMENT のベーシストだった MARK IBOLD が正式参加。彼は KIM GORDON のサイドプロジェクト FREE KITTEN にも参加してた。PAVEMENT もボクにとっては大事なロックバンドだな。
●それと、今 WIKI を見て知ったんだけど。去年、THURSTON MOOREKIM GORDON27年間の夫婦生活に終止符を打って離婚したという。あら。おしどり夫婦と思ってたのに。娘の COCO ちゃんは、勝手に赤ん坊のママのイメージだったけど、生年月日を見るとすでに17歳になってるな。まーボクの子供がもう10歳だからしょうがないか。

Coco Hayley Gordon Moore

THURSTON KIM の愛娘 COCO HAYLEY GORDON MOORE ちゃんって、ボクの中ではこんなイメージ。