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オーバーフィフティの先輩Sさんが、ポケモンにハマりすぎてる。
●この前も駅前の食堂で昼飯食ってる間もポケモントークしまくって、会社への帰り道、ジムになってるマックの前でバトルしまくった。そこまではイイが…。
ポケモンGOの非公式支援アプリを推薦されて、その素晴らしい機能を自慢しまくる。ここにくるとサスガにボクもヒク…。なんの機能をしゃべってるのか完全に理解できない。
●会社帰りのSさん、自宅の駅前のベンチに座ってジムで2時間バトルしちゃうらしい。二時間戦うならもうマックに入ってハンバーガー食ってくださいよ!「だめだ!メシは食えない。メシ食ったらどこかで遊んでると思われる」ポケモンきっかけで不倫疑惑とかややこしすぎる。そんな奥さん「最近残業が多いのね」とコメント。家庭不和の寸前、もうヤバイですよ。
●とかいって、ボクもレベル21。今日はスマホを撫ですぎて、夜には指のハラがヒリヒリしてきた。アホか。



秋だねえ。ダブだねえ。

DENNIS 22BLACKBEARD22 BOVELL「I WAH DUB」

DENNIS "BLACKBEARD" BOVELL「I WAH DUB」1980年
DENNIS BOVELL といえば、レゲエバンド MATUMBI での活躍もさることながら、多くの80年代ニューウェーブバンドを手がけた名プロデューサーとして有名。JANET KAY をはじめとしたレゲエシンガーを手がけ、ラヴァーズロックというスタイルを作った張本人の一人でもある。本人はバルバドス出身で少年時代にイギリスに移民してからレゲエにハマったとな。"BLACKBEARD" つまり「黒ひげ」の異名を持つとは今回初めて知った。ジャケでも黒ひげ生やしてる。でも単純な黒ひげじゃなくて。 "BLACKBEARD" は大航海時代に活躍した実在の海賊エドワード・ティーチの異名。マンガ「ワンピース」もココからキャラを拝借してるよね。
凍てつく UK ダブのスタイルなんだけど、なぜか血が通ってふっくらしたグルーヴも感じられる一枚。無機的なグルーヴが黙々と演奏されているようで、ベースラインにどこかユーモラスな表情も垣間見れて。だから、涼しくなってきた秋の夜にはなんだかちょうどイイな。雨の湿気が残って少し蒸してる今夜には特にイイ。彼としてはキャリア初期の作品。ベースを中心にドラム、オルガン、ギター、パーカッションなどなどマルチに演奏。
●本作のリリースは LKJ RECORDS。ダブ詩人 LINTON KWESI JOHNSON の主宰するレーベルだ。LINTON KWESI JOHNSON の代表作品も BOVELL がプロデュースしてる。あー久しぶりに LINTON KWESI も聴きたくなってきたなあ!

LEE SCRATCH PERRY WITH MAD PROFESSOR「MYSTIC WARRIOR : DUB」

LEE SCRATCH PERRY WITH MAD PROFESSOR「MYSTIC WARRIOR / DUB」1989年
レゲエ界一の奇人/鬼神 LEE PERRY とUKダブの俊英 MAD PROFESSOR の共作、本命とダブ盤が2IN1と一枚になってるお得CD。LEE PERRY の膨大な仕事の中でこの作品がどんな位置にあるのか全然ワカランけど、味出まくりの湯気ホカホカな節回しはいつも通りに全開でして。同じダブの一言でも、イロイロなアプローチがあるねえ。ダブにおいてもその個性が残ってるからスゴイ。
LEE PERRY はジャマイカの自宅スタジオが火事になった1978年以降は、積極的に外国に出ていろいろなダブ達人たちとコラボしまくってたようだね。そんな80〜90年代の一枚なのかな。この盤もプロデュースとミックスは当然 PERRY と MAD教授 の二人で担当。レーベルは MAD教授 が主宰する ARIWAARIWA もダブ〜ラヴァーズロック界隈では鉄板の存在だね。

BLACK UHURU「BRUTAL DUB」

BLACK UHURU「BRUTAL DUB」1986年
BLACK UHURU は70〜80年代に活躍したルーツレゲエのボーカルグループ。だけど、これはダブアルバムなんで当然ボーカルはほとんどなくなっちゃってる。ここで聴きどころになってるのは、主役不在でも迫力みなぎるインストトラックのドラムとベース。誰が演奏してるかといえば鉄板のコンビ SLY DUMBER & ROBBIE SHAKESPEAR だ。「BRUTAL」のタイトル通りに、力強いビートが質実剛健で武者震いを感じるほどの圧力を感じる。いやーデカイ音で聴くと一層効くなあー。グイグイ攻め上げてくるベースと、全てをぶった切る勢いのドラム。シビレル。このコンビは1979〜1985年まで BLACK UHURU の正式メンバーだったんですね。
●それと、この時期の BLACK UHURU はリードボーカルが JUNIOR REID だったという!知らなかった… JUNIOR REID BLACK UHURU のメンバーだったなんて。この作品の本体「BRUTAL」と次のアルバムしか参加してないらしいけど。彼の出世作「ONE BLOOD」1989年直前の時期だね。このシングルはヒップホップ界に重宝されてて、未だに彼は敬意を集めてる。あと、BLACK UHURU は紅一点の女性メンバー SANDRA "PUMA" JONES がイイ存在感を出してるんだけど、彼女もこの時期を最後にグループを脱退。彼女の場合は健康を損なってしまって…1990年にガンで死去とな。でも今日はダブしか聴いてないんで彼らの声は堪能できない…ダブになる前の音源を今後聴いてみよう。
●ちなみに、このアルバムは SLY & ROBBIE TAXI ではなく、RAS RECORDS からのリリース。RAS のマークもレゲエ界隈じゃよく見る。100円で購入しましたよ、またしてもイイ買い物。うふふ。

JUNIOR REID「PROGRESS」

JUNIOR REID「PROGRESS」1990年
BLACK UHURU を脱退したあとの JUNIOR REID を追いかけてみました。1989年の「ONE BLOOD」は紛れもナイ名譜なのですが、コレは微妙…ていうかダメかも。なんとヒップホップレゲエなのですよ!しかもイギリス産ヒップホップ。パチモンくさい…。この90年代初頭特有の、流行に飛びついちゃったけどヤリ切れてない感がタップリな、スグに飽きられちゃう残念なスタイル。時流でいうとグラウンドビートの気分もあって…。メインのトラックメイカーは COLDCUT!確かに英国ヒップホップの先駆的存在なのだけどね…。スベッた気がする。JUNIOR REID のグッとくるボーカルは健在なのだけど、チャラチャラした装飾がジャマしてる。

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