●やべえ、「HUNTER×HUNTER」にハマって、読みまくってたら。
●そのまま「僕のヒーローアカデミア」にもハマってしまいそうだ。
レンタルDVDもレンタルCDも無縁になってきたのに、このタイミングでレンタルマンガを求めてビデオ屋さんに行ってしまうなんて。まんまとやられてる。
●マジですごい量のマンガ読んでるんですよ今。どうしよう。



カッコイイから、このCD、好きです、がなかなか言えません。

MOS DEF「THE NEW DANGER」

MOS DEF「THE NEW DANGER」2004年
●いつもブログにダラダラ音楽の話を書いてるくせして、実は、ホントにカッコイイと思ってる音源については、スゲー構えてしまって、なかなか指が動かない。その音源のカッコイイ魅力を言語化できないからだ。だから、これぞカッコイイと思ってる音源には全く触れられない。そんなジレンマを抱えてます、コレ本音。
●昨日の夜更け、このCDを枕元のラジカセで聴きながら、ワイフにこんな話をボヤいたら。

●そしたらワイフ「カッコイイと思ってるなら、カッコイイから好き、ってだけ書けばいいじゃん」
●あ、そうなのか。それでいいのか。

カッコイイから、このCD、好きです。以上。

●やっぱ!意味わかんないな。そこでもう少し言葉を足します。
MOS DEF はヒップホップMCという立場にいるのに、ラップだけに執着せず、歌ったり叫んだり呻いたりと実に自由で、その脂っこい佇まいも相まって、なんだかファンキーなブルースマンみたいな気配が漂ってる。ラップしててもトーキングブルースみたいだ。ことこのアルバムには、ヒップホップを通り越して、完全なブラックロックに突入したりもしてる。もうホントの生バンドを従えて突然ハードなロックをブチ鳴らしたり、ブルースを爪弾いたりする。MARVIN GAYE の名曲のメロディを拝借したりして、ブラックミュージック全般の伝統を全部飲み込んだ音楽を目指してる。R&Bもファンクもジャズも全部ごった混ぜだ。それはイマドキのヒップホップの洗練とは遠く離れた、泥臭く生々しいテイスト。そんな彼自身はこのアルバムで「THE BOOGIE MAN」って言葉を何回も使う。そうか、彼はラッパーでもブルースマンでもなく、「ブギーマン」なのか!

ウンチク並べるコトは、音楽そのもののカッコイイ魅力を語ってるコトにはならない。
●でもやっぱ気になるから付け足しするね。ハードなブラックロックが突如炸裂するのは、元祖的存在のハードコアパンクバンド BAD BRAINS(パンクなのに黒人さんバンドってのも稀有)のギタリスト DR. KNOW がバックバンドに参加しちゃってるから。レジェンド大ベテランがなぜ後輩ラッパーの仕事に突然降臨してるんだ?ビックリ。ブルースギターのゲストに SHUGGIE OTIS がゲスト出演。トラックメイカーには KANYE WEST RAPHAEL SAADIQ の名前も見える。
●もっとミクロなトコロに行くと、MINNESOTA というプロデューサーが作った「GHETTO ROCK」という曲のトラックがスゲエ好き。基本はメッチャシンプルなビートを執拗に繰り返すだけなのに、選りすぐりの個性的なサンプルを調合した小節アタマのスネア音が実にファンキーで、その一打だけでゴハン三杯食えるほど。しかも二小節または四小節ごとにこの頭のスネアのタイミングを微妙に溜めてズラしてるという細かい操作があって、これが死ぬほど痺れる。シンプルなビートだからこそ、そんな工夫がそのまま最高のファンクネスを演出する。だからヒップホップはヤメラレナイよ。

REFLECTION ETERNAL

TALIB KWELI & DJ HI-TEK「REFLECTION ETERNAL / TRAIN OF THOUGHT」2000年
MOS DEF はキャリア初期にラッパー TALIB KWELI と二人でデュオ BLACK STAR を結成して世に出る。デビューアルバム「MOS DEF & TALIB KWELI ARE BLACK STAR」1998年とか、アナログLPをリアタイで買っちゃったよ。確か新宿アルタにあったシスコで購入。そんな相棒の音楽もカッコイイので触れるね。
BLACK STAR とほぼ並行して、相方 TALIB KWELI はトラックメイカー DJ HI-TEK とコンビを組んで REFLECTION ETERNAL というユニットを組んで活動するのです。ジャケの雰囲気だとアルバムタイトルのように見えるけど、英語WIKIによるとこれがユニット名で、左下隅っこに書いてあるのがアルバム名なのね。もはや AMAZON ですら間違って売ってるので、ドッチでもいいわ。

これも言っときます。カッコイイから、このCD、好きです。

●やっぱり意味わかんない。あんま長くならないように、言葉をちょっと足します。
●相棒 MOS DEF の多芸な自由奔放さと比較すると、TALIB KWELI の芸風は正反対ストレートでストリクトリーなヒップホップMCですわ。高めの声で速射砲のように言葉を羅列していく生粋のラッパー。圧倒的な早業軽業を披露していくテクニックがスゴイ。そこにオーソドックスでスクエアな四つ打ちアクセントを強調する DJ HI-TEK のトラックが交わると、カンフーの使い手が静かな道場で一人キレキレの演舞を繰り広げているような気分になってきます
●さて、TALIB KWELI のような高機能なラッパーさんにアリガチな傾向なんだけど、ラップがあまりに達者で、言葉の密度が濃くて、高度に韻も踏んでるし、もういうコトなしと思いきや、丁寧に聴くと、ビートのどの部分に乗っかってラップしてるかワカンナくなってる場面がある。ラップを始める場所やリリックの切れ目やブレスのタイミングがビートや小節の切れ目にシンクロしてなくて、実はビートに関係なくただ早口言葉披露してるだけじゃないか?と思うほど。それはボクみたいなリズム感のないヤツがダメなだけで、ボクに察知できない領域で、絶妙なシンコペーションなどなどの秩序がラッパーの中で成立してるのかもしれない。むしろボケーと聴いてる方が、そんな違和感と無縁に速射砲ラップの技術に惚れ惚れできるよ。

MOS DEF TALIB KWELI もニューヨーク出身で、ニューヨークでシーンを作った RAWKUS RECORDS からキャリアを起こした。この二枚のアルバムも RAWKUS からのリリースだ。このレーベル、注目すべし。
RAWKUS の設立は1995年。ヒップホップの商業化・オーバーグラウンド化・セレブ化が高度に進んでいく時期で PUFF DADDY みたいなレーベル社長がスター気取りで活躍した時代だ。その一方で、逆を向いてニューヨークのアングラシーンにこだわり、1990年代初頭〜前半の古典的アプローチにこだわったのが RAWKUS だった。有名コンピシリーズ「LYRICIST LOUNGE」には、80年代からシーンの良心として活躍した DE LA SOUL A TRIBE CALLED QUEST、GANGSTARR のメンバーたち、COMMON PHAROAH MONCH などの新興勢力が参加。そして新しい逸材を発掘していった。派手さはないけど、いかにも東海岸的なシリアスなスタンスが玄人受けしてたね。COMPANY FLOW みたいな完全な新種もココから出現したんだもんな。もっと注目しないとな。


●結局、短く書いても、長く書いても、何も伝わらないじゃん。ダメだコリャ。







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