●なんだか随分くたびれているので、家に閉じこもって70年代のフォークロック/カントリーロックを聴いているのです。フォークロック/カントリーロックと言えど、アメリカ西海岸/ロサンゼルスの音楽はやっぱり洗練されてて、優雅なグルーヴが実に甘美なのであります。

LOGGINS  MESSINA「THE BEST OF FRIENDS」

LOGGINS & MESSINA「THE BEST OF FRIENDS」1972~1976年
●さてこれは、JIM MESSINA KENNY LOGGINS というオニイさん2人によるユニットです。JIM MESSINA は60年代末のフォークロックバンド BUFFALO SPRINGFIELD のメンバーだった男。このバンドもフォークというイメージを裏切るグルーヴが実に優雅でよいバンドでした。そこから独立してフリーのプロデューサーになろうとしてたトコロに、出くわしたのが無名のシンガーソングライター KENNY LOGGINS 。異常に声が気持ちよく通るヒゲメンです。
フォーク/カントリーというルーツミュージックの表現に安住することなく、華麗なコーラスワークやゴージャスなアレンジで、二人は前へ開かれた音楽を鳴らす。「BE FREE」「VAHEVALA」といった複雑な構成を持つ楽曲はサイケカルチャーの残り香すら感じます。「HOUSE AT POOH CORNER(邦題:プー横丁の家)みたいな甘美なユーモアも実に興味深い。
●そんな彼らの姿勢は、70年代前半にかけて成熟していく西海岸カウンターカルチャーの動きとリンクしてるように思えます。目の前の秩序を転覆させようとしたヒッピーカルチャーは、その後自分たちの土地に深く根付く文化と結びついて、ある意味で洗練され、ある意味でポップになっていったのです。それが70年代前半という時期。このころのロスには EAGLES がいます。LOGGINS & MESSINAEAGLES はある意味で同じポジションにいたロックバンドでした。

●1976年でこのデュオは解散します。続く80年代はこれまた異質な時代なのでありまして、KENNY LOGGINS はバリバリのポップロッカーとして大活躍。映画「フットルース」の主題歌「FOOTLOOSE」、映画「トップガン」のサントラ一曲目「DANGER ZONE」などをヒットさせます。SONG FOR AFRICA「WE ARE THE WORLD」にも参加します。

●あ、LOGGINS & MESSINA のポップソング「YOUR MAMA DON'T DANCE」はその後、POISON というメタルバンドにカバーされてリバイバルヒットしました。コレが1988年のコト。この時期、ロサンゼルスは POISON をはじめ、MOTLEY CLUE、GUNS 'N' ROSES を輩出。LA メタルというシーンを作り出す。ロサンゼルスは時代によってクルクルと表情を変えていきます。


「龍馬伝」終わっちゃった。次作は上野樹里ちゃんか…。息子ノマドにとっては、信長秀吉家康が登場する時代の方が、トッツキやすいらしい。「ツギのも見るよね?見るよね?」ノマドが楽しむならパパは付き合うよ。でもその前に「坂の上の雲」だな。

羽海野チカ「3月のライオン」5巻。コレも泣けたわ。疲れてるのかな~ボクは。

羽海野チカ「3月のライオン」5巻


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1000-a0cbdfa3