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あ!くそ!「スペック」やり逃げしやがった!
●今期イチバンハマったドラマだったのに、そんで今日の最終回もスゴく意気込んで見たのに、このエンディングはズルいんじゃないでしょうか?!ワイフと一緒に戸惑ってしまいました。このままさらに物語は続くの?と思わせておいて、その直後に「ぜってー映画化とかしねえから」と悪態をつかれる始末。……んー落ち着いて考えると、これだけインパクトのある切断面を晒したままザックリ終わった方がオモシロいというコトなのか。アトは皆さんで考えてください演出側としてはココまででオシマイですので、という意図。それならそれでそのままこの放置プレイを楽しみます。

そもそもがツッコミドコロ満載のドラマでしたから。
●画面上に無数の小ボケが仕込まれてた。ホワイトボードのカレンダーには小さな字で「ツチノコ調査」って書かれてたし、大きな地デジテレビには「平成23年7月24日まで使用禁止」って張り紙してあるし、警視庁の廊下には重々しい部署のプレートに混じって「熱海出張中」との文字が混じってるし。登場人物全員に奇癖があって、それがことごとくストーリー本線に関係がない。笑って欲しいのかもよく分からない投げっ放しのボケだけで押し切る豪腕ぶり。そこにメチャ引っかかりました。
●そもそもが、ロジカルな推理ゲームが展開すると見せかけて、そのトリックの中心に陳腐な「超能力」があるって段階で、フツウの大人は呆れてついて来れない。犯人はアナタだ!ブレーキバーを念力でねじ切ったのだ!…って真顔で言われたらヒクでしょフツウ。もうこの世界観自体がツッコミ待ちのボケだよね。オイオイソレでいいの?…イイんです。イイって言えた人だけで楽しめればイイんです。
●ソレでいて、硬派でミステリアスなトーンはピンと張りつめたように維持できているのだからスゴいなあ、と思うのです。トコトンおフザケしながら、クソマジメであり続ける。絶妙なバランス感覚。ナンセンスな設定とナンセンスなギャグを通り抜けて響く「正義感と連帯のチカラ」という太いメッセージ。これこそ演出の技術。堤幸彦カントクありがとうございました。脚本家・西荻弓絵さんという名前も今回ガッチリとアタマに焼き付けました。
戸田恵梨香ちゃんは実にナイスファイトでした。変顔炸裂のムカムカする汚らしい女刑事を見事にこなし切りました。加瀬亮さんもここまでマチズモな役を演ってるのは初めて見ました。楽しかったです。


THE RICECOOKERS「NAMINOYUKUSAKI」

●主題歌は THE RICECOOKERS「NAMINOYUKUSAKI」
●CD流通が待てなくて、久しぶりに iTMS でダウンロードしちゃったよ。で最近ヘビロテ。「あかし」という楽曲が iTMS の「今週のシングル」無料ダウンロードになってたので、「スペック」以前はその曲だけ知ってるという程度のバンドでした。ボストンのバークリー音楽大学で結成した日本人4人組のロックバンド。ミクスチャーテイストながら、タイトでジャストなグルーヴにインテリ気分を感じます。歌詞の諦観気分がペシミスティックで、仕事の理不尽に疲れた時にこそココロに響きました。

「まぶしく映るおもかげさえも 波に揺られてカタチ変えてく
 色を失くした思いとともに 流されてゆけ 波のゆくさきへ
 
 ひかりのしぶきをあげるあの夜空も その瞳にはもう映らない
 意味を失くした願いとともに 流されてゆけ 波のゆくさきへ
 
 ああ 新しい朝日が包み込んでゆく また始まる日々の中 動き出して
 全てを飲み込んで ただ流されてゆけ 誰も知らない 波のゆくさきへ」

●マジで、ドコかに流されていきたいんです。今、ボクは。



●あ、先週最終回だった「Q10」もよかった。息子ノマド小学三年生が、大粒の涙を流して感動してた。オマエこういう世界にフルフルできる感性備えてるんだ?よかった多分気が合うよボクとオマエは。






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