2007.03.18 2007/03/18(SUN)

今日は、家族四人で六本木ヒルズへ映画に。

「ドラえもん 新・のび太の魔界大冒険 7人の魔法使い」。元ネタの84年公開「のび太の魔界大冒険」はボク自身も子供の頃にリアルタイムで観た。大筋はあんまり変わってません。娘ヒヨコは「スパイダーマン3」の予告編がコワくて顔を手で覆ってたのだが、息子ノマドが顔を手で覆ってたのは、しずかちゃんのパンチラシーン。ちょっと恥ずかしかったらしい。

●その後、銀座に移動。松屋銀座の催事場で行われている展覧会「リサとガスパール&ペネロペ展」に行く。フランスで活動する絵本作家ゲオルグ・ハレンスレーベン&アン・グッドマンによる、子供向けの絵本シリーズ「リサとガスパール」。99年から描かれているというから比較的最近のキャラなのだが、素朴な油絵タッチとほのぼのして子供らしい物語がボク的に注目なのだ。もちろんワイフもヒヨコも興味津々である。

リサとガスパールのであい リサとガスパールのであい
アン グットマン、ゲオルグ ハレンスレーベン 他 (2002/05)
ブロンズ新社

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●と思って行った展覧会だが、予想を上回る混雑ぶりにビックリ。絵の前に行列が出来てるじゃないか。行列を成して鑑賞したのなんて猛烈に久しぶりだ。グッズショップも大繁盛。そういえばボクの行きつけの呼吸器科の女医先生も、ノマドの幼稚園の担任のタジマ先生も「リサとガスパール」のファンだと公言してはばからない。このキャラはブレイクポイントを迎えつつあるのかも。
●新事実も多々見つかった。ワイフとの間で「リサとガスパールはウサギなのか、イヌなのか」論争が先日起こったのだか、この展覧会で「イヌでもウサギでもない不思議でキュートな二人」だということが判明した。
●しかも、小学校に通う彼らのクラスメートは全員普通の人間。イヌウサギなルックスしてるのは二人だけ。それなのに「兄妹みたいにそっくりだね」と言われて立腹、二人は初対面で取っ組み合いのケンカを始めるのだ。
リサとガスパールは旅行好きでNYやベニスなどへ時々旅に出るのだが、なんと来日経験もある。その際は日本の便座のテクノっぷりに衝撃をうけ、ウォシュレットの噴水を浴びてしまったという。
●あと、リサの自宅はなんとパリ現代美術の中心、ポンピドゥーセンター。ハイブロウなトコに住んでます。
●もう一つの絵本シリーズ「ペネロペ」は、まだ3歳のコアラの女の子が主人公。カラダは水色だけどオナカに白いポッケがついてます(有袋類だし)。アタマはまだまだ赤ちゃん。一人でお着替えできるかな? とかいうお話がメインです。

ペネロペようちえんへいく ペネロペしかけえほん ペネロペようちえんへいく ペネロペしかけえほん
アン・グットマン、ゲオルグ・ハレンスレーベン 他 (2004/08)
岩崎書店

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
田中裕子、大泉洋 他 (2007/04/20)
アミューズソフトエンタテインメント

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●今週は、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」も観る。原作/リリー・フランキー、脚本/松尾スズキ、主演/オダギリジョーもこみち君のドラマは一度も観てないが、原作小説ではマンマと号泣してしまった。愛しい人を看取るということ。平凡だけど、誰もがいずれ経験する物語。その時自分ならどうふるまうだろうか、深く考えさせられた。オカン役・樹木希林さんはいつも通り素晴らしいが、実娘・内田也哉子さんがグッと落ち着いてて素敵でした。

自虐の詩 (上) 自虐の詩 (上)
業田 良家 (1996/06)
竹書房

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●マンガ生活。業田良家「自虐の詩」。これも主演/中谷美紀&阿部寛で映画化されるらしい。無職ですぐキレるDV系の夫に甲斐甲斐しく尽くす薄幸の女性・幸江さんの毎日。どんなにちゃぶ台をひっくり返されても絶対に別れようとは思わない。4コママンガの細切れエピソードで執拗に繰り返される理不尽な出来事は、ギャグのつもりといわれても笑えない…。こりゃ読み通せないなと思いつつ頑張ってページを進めると、下巻中盤からジワジワと沁みてくるんです。極貧の少女時代、暗い学生時代、その中でのホントにささやかな幸福、生きるための逞しさ。そして最後には不覚にもジワリと涙腺が熱くなる。

アンジェラ・アキ MY KEYS 2006 in 武道館 アンジェラ・アキ MY KEYS 2006 in 武道館
アンジェラ・アキ (2007/03/21)
エピックレコードジャパン

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●DVD生活。アンジェラ・アキ「ANGELA AKI MY KEYS 2006 IN 武道館」。去年音楽界のブライテストホープ、パッと見ツンデレ風のメガネ女子、実は激情のシンガーソングライター、アンジェラ・アキが、たった一人ピアノ弾き語りで立ち向かった初武道館公演をDVD化。デビュー1年余で駆け上った武道館。瞬く間のように見えて、その道のりは平坦じゃなかった。そんな思い入れが痛いほど伝わる彼女の真剣さ。新曲「サクラ色」の背景にある思いを訥々と語るMCから、花吹雪の中で歌われるその歌の流れが美しい。泣けるっす。

SOUL JAZZ RECORDS のレゲエコンピ2枚。

Studio One Scorcher, Vol. 2 Studio One Scorcher, Vol. 2
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「STUDIO ONE SCORCHER VOL.2」。あー久しぶりにやっちゃった、既に持ってるのにもう一枚買っちゃった。あー「VOL.2」ってのが紛らわしいんだよなー。名門スタジオワンのハウスバンド THE SKATALITES のメンバーを中心としたインスト曲をコンパイル。男臭いホーン、小細工ゼロの力強さ。腰の強さもたまりません。「SCORCHER」とは辞書で引くと「焦がす人」という意味。熱いっす。

Soul Jazz Records Presents Studio One Rub-A-Dub Soul Jazz Records Presents Studio One Rub-A-Dub
Various Artists (2007/02/05)
Soul Jazz

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「STUDIO ONE RUB-A-DUB」RUB-A-DUB(ラバダブ)とは、インストトラック(ヴァージョン)に即興でDJ/シンガーが歌をのせていくというレゲエの一形態。70年代に発生したこのスタイルが後のダンスホールレゲエを準備した。そんな理屈は抜きにしても、ここに記録された歌唱はどれも熱く黒くギラついている。

●今日のソウルミュージック。DONNY HATHAWAY を三枚。

Everything Is Everything Everything Is Everything
Donny Hathaway (1995/12/12)
Warner Bros

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Live Live
Donny Hathaway (1998/12/15)
Wea International

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愛と自由を求めて 愛と自由を求めて
ダニー・ハサウェイ (1997/11/25)
イーストウエスト・ジャパン

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「EVERYTHING IS EVERYTHING」1970年。
「LIVE」1971年。
「EXTENSION OF A MAN」1973年。
●79年に33歳の若さで自ら自分の命を絶った彼の、1枚目/3枚目/4枚目のアルバム。この前書いた ROBERTA FLACK も 今回の DONNY HATHAWAY も、8年も前に聴いてたのに全然その価値が分からずに放っといてたCDでした。やっと今この音楽が楽しめるようになってきた。昔のボクは単純に分かりやすいファンクを探すつもりで彼らの音楽を聴いてたけど、それは彼らの本質ではないんだな。70年代には、自分の内面に糸を垂らしてその心情を自分で歌う、シンガーソングライターが沢山登場した。それは白人ロックの中で注目された動きだったけど、黒人のR&Bでも同じことが起きてた。ただ馬鹿騒ぎするだけの音楽からの脱皮、より人間らしい表現への深化。それがニューソウル運動だったし、ダニーの音楽だった。彼は結局自殺するのだが、それはディスコ/ダンス音楽の側面でしか彼を評価しない世間の無理解が、彼を追いつめたのかもしれない。

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