自律神経失調症とのお付き合い(その8)~「冷房」編
●この国は冷房が効き過ぎだ。ドコ行っても寒すぎる。バスの中も病院の中もコンビニもレストランも、冷房効かせ過ぎだわ。コッチは病気で温度の感じ方がぶっ壊れているので、とにかく寒い。
●当然我が家の中は今年クーラー全面禁止(ドライすら禁止!)だし、扇風機もボクに風を当てないでもらっている。夏は暑いのが当たり前だ! 家中では、この前まではドテラを着て過ごしていたのだけど、ワイフが不気味がるので新方法を考案した。スウェットのトレーナーを、大昔のテレビプロデューサーみたいに肩に羽織って袖を前で結ぶのだ。寝るときもそのまま。コレ肩を冷やさずに済むいい方法だ。


●この「自律神経失調症とのお付合い」シリーズは下記の記事にまとめております。ご参考に。
 http://unimogroove.blog4.fc2.com/blog-entry-223.html


ヒヨコにDVD「マリー・アントワネット」を観せてみる。

DVD「マリー・アントワネット」

●午前中ヒヨコと2人でお留守番。なんかビデオが観たいというので「フランスの王女様のお話があるぞ。大人用のビデオだけどな」と提案してみた。
●集中力のないコだから絶対途中で飽きるだろうなあと思ってたが、意外な事に最後まで2時間観きったぞ。将来の進路希望は「ぷりんせす」というだけあって興味津々。オペラ観劇のシーンで王妃が観衆に拍手をあおるシーンには、ヒヨコも一緒になって拍手してた。「パパ、ひよこ”かめんぶとうかい”にいきたい!」あれは昔のお話でもう今はやってないよ。「じゃあおうちでひよこがやる!」ヒヨコのお姫様趣味は本物になりつつある。
●ちなみにヒヨコ、ずっと便秘でもう三日お通じありません。こんなトコでもすっかり女子であります。

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●DVD「RUDOLF NUREYEV'S THE SLEEPING BEAUTY」
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」である。ノマドヒヨコは近日バレエの発表会でこの演目を踊るのだ。優れた名演を観た事がなければ、ちゃんとした踊りも踊れまいと、ワイフが渋谷のバレエショップで買ってきた。ボク自身はこの手の分野はトンと知識がないが、実はウチのワイフ、バレエ観劇が趣味で結構詳しいのである。ヒヨコのお姫様趣味は実は遺伝なのだ。
●ワイフの解説なしではボクも全然内容がわからないが、よく話を聞くと明快なストーリーで難しくないし、「マリー・アントワネット」で近世ヨーロッパ装束に目が慣れたのか単純にキレイと思える。
●ノマドもヒヨコも、あらすじは既に練習で知ってるから「あ!ゆうきのようせいだ!」とか「まじょがでてきた!」とかちゃんと楽しんで反応できてる。オマエらスゴいね。パパ一人まるで追いつかねえわ。しかもノマド、とあるフレーズを聴いて「あ、これチェブラーシカのビデオでもこのおんがくかかってたよ!」確かに似たフレーズを使ってた(完全に一緒じゃないけど)。ボーイスカウトの少年たちが出てくるシーンだ。よく覚えてるなあ。

チェブラーシカ [DVD]DVD「チェブラーシカ」


天気がいいのでCDラジカセを庭に出して読書をして過ごす。
●今日はひたすらマンガ生活。

コミックヨシモト 2007年 8:7号 [雑誌]

「コミックヨシモト」(隔週火曜日発売)
●最近、この新しい雑誌を読んでいる。吉本興業はスゴいね、映画やらマンガやら色んな事やってしまうね。でもあんまオモシロい連載まだないけど。桂三枝原作の「桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い」(画:高井研一郎)とか、芸人苦労立身モノで地味ながらイイ話だなとか思ってます。「ハローバイバイ関暁夫の都市伝説」も調子に乗ってマンガ化されてます。倉科遼/ナカタニD.「んなアホな!!」は若手コンビの成り上がり物語だけど、森田まさのり「べしゃり暮らし」「ヤンジャン」連載)とどっちがオモシロいかはまだ分からない。板尾創路の1ページ写真コラム「板尾創路の粋」はイイ。「このページでは毎回、板尾創路の『粋』な姿をお届けして参ります。」場所は将棋道場。国籍不明アジア人と真剣将棋を指す板尾、自信に満ちた不敵な表情。粋だわ。

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」2

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」第2巻
●独身30歳彼女ナシのサラリーマン大吉と、生立ちも母親も謎のままの6歳少女りんの、奇妙な疑似親子生活。小学校の入学準備なんぞに四苦八苦しながらも、とうとうりんの母親の存在を突き止める。しかしコレがヘンテコな人なんだ……コドモ生むってどういう事なのか? コドモを生んだからといってオートマチックに人は「親」になるわけじゃない。

宇仁田ゆみ「よにんぐらし」第3巻

宇仁田ゆみ「よにんぐらし」第3巻
●コチラは夫婦&ゆりちゃん4歳+コタロー2歳の一家四人暮らし。実に平和な家族の風景。家族構成我が家に似てるから「あるある!」的な目線で読める。作者宇仁田さんは最初チャーミングな恋愛モノが中心の作家だったのに、共著で描いた「祝!できちゃった結婚」からヤングファミリーに完全移行しちゃったね。ご本人も人生のそういう段階にヴァージョンアップしているのだろうか?多分完全同世代だし。でもこの人の描く女性は、等身大の飾らなさが気取ってなくて、みんな気持ちがイイ性格でとても好きだ。

武富健治「鈴木先生」第3巻

武富健治「鈴木先生」第3巻
●最近夢中なのが、各所で話題の「鈴木先生」だ。中学生なんぞ中途半端に小賢しいがサルも同然だ。その感情の無責任な揺れ動きを、感度敏感に察知しその対処に思い悩む生マジメ鈴木先生は、絶対そのうち病気になるぜ。3巻では鈴木先生の密かなマドンナ小川さん(←生徒ですよ)を中心に、学年中が恋愛スキャンダルで揺さぶられる。公私混同ひっくるめて超テンぱる鈴木先生、アブラ汗かき過ぎ!

武富健治「掃除当番 - 武富健治作品集」

武富健治「掃除当番 - 武富健治作品集」
「鈴木先生」以前の初期作品集。絵のタッチがよりリアルで劇画調ですらあるけど、青少年のミクロな心情の動きを、繊細に物語として縒り上げる技術と根性は「鈴木先生」と同じ。あとがきの文章も、作者の超生真面目な人柄を表してる。この作風を周囲に認められるまで随分苦労なさったようで。ブレイクおめでとうございます。

槇村さとる「REAL CLOTHES」第1_

槇村さとる「REAL CLOTHES」第1~2巻
●物語の舞台はデパートの婦人服売り場。店舗売上げの50%を叩き出す激戦場。高級ブランドとエリート意識とキャリアウーマンとしてのプライドが激しく火花を散らすバトルフィールド。そこにおフトン売り場から突然転属してきた主人公・絹恵27歳。洋服のことなんててんで分からない。ただひたすら翻弄される日々。しかしそこで出会うプロの誇りと仕事の充実感。このマンガ、どっかのテレビ局がドラマ化するんじゃないかな~。そんな予感。

いくえみ綾「カズン」第3巻

いくえみ綾「カズン」第3巻
●ファッション誌「ZIPPER」の連載マンガ完結。小太り体型のフリーター女子、あだ名は「ぼん」。そんな彼女が恋愛に目覚めダイエットに成功。それが二巻までのお話。しかし失恋や自信喪失で見事リバウンド。自分そのものがなんだか分からなくなっていく。負のスパイラルに落ち込むこの瞬間、今のボクにはリアルにわかります。でも最後には手を差し伸べてくれる誰かがやって来る。しかもすぐソバから。

二ノ宮知子「のだめカンタービレ」第18巻

二ノ宮知子「のだめカンタービレ」第18巻
●千秋とのだめは微妙にすれ違いっぱなし気味。この巻では、のだめの同級生、中国人女性ピアニスト 孫RUI のバックグラウンドがフィーチャーされてる。早熟の天才ピアニストはプロ活動させられていた少女時代から脱却するためにステージママの元を離れ、パリ留学を選んできたのだった。それぞれのキャリアを模索しながらパリを彷徨う青春の群像。

ハロルド作石「BECK」第30巻

ハロルド作石「BECK」第30巻
●イギリス最大のロックフェス(グラストンベリーのつもり?)で無謀な挑戦を強いられる BECK の面々。無名の彼らが会期最大動員を果たせるのか? あまりに都合のいい展開でコユキが現場に追いつくのはご愛嬌。さあギグが始まる。ロックの奇跡が始まる。

松本大洋「竹光侍」2

松本大洋/永福一成「竹光侍」第2巻
●主人公・宗一郎、辻斬りの嫌疑をかけられる。それにしても謎の多いこの人物。並みならぬ剣術の使い手でありながらそれを敢えて封印。一体ドコから来てナニをしようとしているのか。松本大洋作品に底通する、常識を超越した孤高の人がココにもいる。飄々たる風体の下にはどんな秘密を隠しているのか?

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」第3巻

柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」第3巻
●掛け将棋・真剣師の世界にダイブした主人公「ハチワンダイバー」。デリバリーメイドでありながら最強の女性真剣師にいざなわれて、珍妙かつ強力な将棋指しの元へ引き回されていく。ハイボルテージの勝負は第3巻にして早速長期戦で、単行本一冊で1.5勝負しかやってない。さっそく福本伸行「カイジ」級の展開の遅さを見せてます。

柴田ヨクサル「谷仮面]

柴田ヨクサル「谷仮面・完全版」第1~6巻
●前述柴田氏の出世作となった作品。これは職場のOちゃん(29歳女子)から勧められて読んだもの。「unimoさんコレ絶対面白いです、ワタシちょっと胸キュンしちゃいましたもん」主人公は表情の全くない鉄仮面をなぜか常にかぶっている高校生・谷。でもその鉄仮面に誰もツッコまない。シュール。その谷仮面が学校で珍騒動を起こすギャグマンガ。「コレのどこに、胸キュンしようがあるんじゃい!?」
●しかしこの谷仮面の異常な怪力にヤンキー軍団が目をつけて、いつしか物語は格闘アクションマンガへ。そして谷が思いを寄せる美少女・島さんとの関係も徐々にヒートアップ。結局最後はボクも胸キュンしました。壮絶な格闘シーンのアイディアは、後の怪作「エアマスター」に濃厚に引き継がれていきます。

石川雅之「もやしもん」第5巻jpg

石川雅之「もやしもん」第4~5巻
●細菌が肉眼で見えてしまう特殊能力を持つ少年と、そんな彼のヘンテコな先輩(男女ともに)が織りなす農大キャンパスライフ。理屈っぽい細菌ウンチクがイイのか、オタクっぽい女子キャラがカワイいのか(みんなツンデレ系です)、なんと無謀にもアニメ化決定。ボキャブラリーが微妙に理系っぽいのが鼻につく、とかいいながら全部買ってるボク。あと、このマンガの単行本、本を閉じて下から見てみてください。カワイいイタズラが仕掛けてあります。本屋さんでもチェックできるからお試しあれ。

地下沢中也「預言者ピッピ」第1巻

地下沢中也「預言者ピッピ」第1巻
●このマンガは、遅筆脱稿連載中断お構いなしで有名な掟破りのマンガ家・江口寿史がなんと編集長を担った伝説の雑誌「COMIC CUE」に連載されてた「知られざる大作」である。なにしろ編集長が江口さんだから、雑誌の刊行ペースがメチャクチャで、確か未完のまま休刊になっちゃったはず…? でも中断が残念でずっと気になってたので単行本化は大歓迎!
●地震予知のために開発された人工知能ロボット「ピッピ」は様々なデータを取り込んで天災を未然に計算予測する。しかし友達のように付き合ってきた少年タミオの事故死で彼に異変が。ピッピは自らの電脳世界にタミオをヴァーチャルに復活させ、ありとあらゆる情報を集積し人類文明の未来を予言しうるチカラを持ち始めた。それは人間にとって希望なのか絶望なのか?…うう続きが気になる!
「COMIC CUE」はスゴい雑誌でしたよ。奇稿作家は、望月峯太郎、和田ラジヲ、魚南キリコ、田中圭一、松本大洋、南Q太、やまだないと、よしもとよしとも、寺田克也、黒田硫黄、古屋兎丸、おおひなたごう、水野純子、小田扉、西島大介、井上三太、横山裕一……。枚挙に暇がないっすよ。初刊が10年以上前だから、今でこそ最前線を担うビッグネームでも、当時は無名の人も多かったはずなのに。江口寿史の人脈&発掘力はスゴい。
地下沢中也「パパと踊ろう」みたいなギャグマンガしか描かない人だった。そこを江口はシリアス長編に初めて挑戦させたのだからスゴいなと思うのです。

森下裕美「大阪ハムレット」第2巻

森下裕美「大阪ハムレット」第2巻
●この作家も「少年アシベ」『ゴマちゃん』でアザラシの赤ちゃんの可愛さを日本全土に普及させたマンガ)みたいなカワイいギャグマンガ描いてた人だが、ここでは少しホロリとさせる人情物語を描いてる。大阪弁で描かれるちょっとした悲哀とちょっとした逞しさ。人間生きてりゃ2、3のワケアリは上等で、そのワケアリが人の心を強くするんだろう。

               
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