●今日は、夕方の打ち合わせが恵比寿だった。わざわざカイシャ戻るのもオックウなもんだから、シモキタザワのマクドナルドまで撤収して、買ったばかりの iPad で仕事をこなす。いつの間にかに貯まったメール案件を片っ端から処理。はかどる!はかどる!うわー快適…。コーヒー飲んで、iPod で音楽聴いて、スパスパ要件をこなす。ソトで仕事ってなんか素晴らしい解放感!早くこの快楽を味わうべきだった。このまま「カイシャにいない人」になりたい!
●そんで、ゴキゲンで家に帰ったら、ワイフに「相変わらず単純ねえ」という顔をされた。


聴いてた音楽は、テイトウワ。

TOWA TEI「FLASH

TOWA TEI「FLASH」2005年
テイトウワさん、今週新譜が出てるはずなんだよねん。そっちもモチロン興味ありですが、ひとまず2005年のソロをチェックしております。この頃のテイトウワさんは、東京を離れて長野県の軽井沢に引っ越しちゃって、ソコでネットを駆使して音楽ツクリをしてたはずです…ボンヤリとした記憶だけなんだけど。今はドコを拠点にしてるんだろう?まだ長野?それとも東京?どっち?
●しかし、ネット環境がこんなにも成熟しているのだから別にドコにいてもカンケイないと、未練もなく東京を離れちゃったというニュースを聴いた時は「スゲエなあ」と素朴に思いました。ボクみたいな素人感覚だと、レコード屋さんでの買い物に不便するじゃないか?と思うのですが、テイさんほどの人となると、仲良しのレコ屋の店長さんが「テイさんの好きそうなヤツが入荷されたんで、アレコレまとめて送っておきました」みたいな付合いで、最新のおススメを郵送してくれる状況があったそうなんです。わお。勝手に送りつけられるレコード。勝手に引き落とされる支払い。でもセンスを共有できる仲間。そんで最新のダブステップとかをチェックしてたみたい。スゴ過ぎる。コレ当時なんかの雑誌で読んだ記憶。
●結果、出来上がってるこのアルバム、とってもポップ。様々なダンスミュージックのエッセンスをくるくる解き混ぜて、甘い甘いポップスにした感じ。KYLIE MINOGUE をボーカルに据えた「SOMETIMES SAMURAI」とかコケティッシュでイイワ。お、この段階でフランス KITSUNE マサヤが参加してる曲がある。ARTO LINDSEY 野宮真貴が、ニューウェーブ・ボサな曲で一緒にボーカル参加してる。ATOM HEART も参加してるぞ。最後は TYCOON TOSH BUFFALO DOUGHTER と共に「MY SHARONA」のガチカバーに挑んでる。

DEEE-LITE「SAMPLADELIC RELICS  DANCEFLOOR ODDITIES」

DEEE-LITE「SAMPLADELIC RELICS & DANCEFLOOR ODDITIES」1990~1996年
テイトウワさんが最初に世間に出たのは、ニューヨークで活躍したこのユニットのメンバーとしてでした。その名も JUNGLE DJ TOWA TOWA 。ヘンな名前。1990年のデビュー時、リアルタイムでもそう思ったなあ。男女三人組だったこのユニットは、そもそもがキッチュなサイケデリック60年代テイストを狙い過ぎてて悪趣味寸前のイロキチガイなアートワークを全面に押し出してました。でもどんなにアホなカッコをしてもテイさんはあくまで無表情で、そのマネキンみたいな鉄面皮イメージは今もなお健在なワケでございます。
●ただし見かけだけでは音楽は判断できません。ココにあるキャッチーでチャーミングな初期ハウス感覚は、その後カチカチに様式化するハウスというジャンルミュージックとは異質なフランクさがあって、奔放な女性ボーカルも時代にフィットしていた(ガラージ風って言えるのかな?)。ビートの微妙な軽さとソレと背反するようなベースの強さの絶妙な混在は、数年の時間をおいても劣化しない独自のスタイルになってて楽しい。「GROOVE IS IN THE HEART」が突然聴きたくなるー!なんて身悶える瞬間が今でもボクにはあるのです。
●このアルバムは、1996年にリリースされたリミックス盤。時代を反映して、ドラムンベースになってる曲もあります。うんうん、確かに96年はズバリドラムンベースの年だった。一方で、CARL CRAIG MASTERS AT WORK、IAN POOLEY のような、テクノ/ハウスの重鎮がビートをアシィィィッドにしてくれててソレも実に楽しい。ホントに優れたハウスって、つまりストロングなハウスって、なんか知らんが実にファンキーに聴こえるもんね。浅いハウスと全然違って聴こえる。

プロデュース:坂本龍一・矢野顕子「デモ・テープ1」
プロデュース:坂本龍一・矢野顕子「デモ・テープ1」1982~1985年
●このアルバムは、NHKFM坂本龍一がパーソナリティを務めてた「サウンドストリート」という番組で紹介された素人さんの宅録音源の中から特に優れた作品をまとめて1986年にレコード化したもの。CD化のタイミングに帯コメとして足された情報に注目して下さい。アマチュア時代のテイさんが本名・鄭東和としてデモを出品してて、2曲がココに収録されてるんです。作品「OLD GOOD DAY'S WORKERS」は、ユッタリとしたシンセ音像。その後のサンプル感覚を連想させるリズムコラージュに新味がある可憐な楽曲。もう一つの作品「CRY」はシンセのサンプル機能を使った一分強の小品。こんな縁があるから、テイさんは今でも坂本龍一高橋幸宏さんとコラボしたりしてるのかな?
ヘタウマ美学ロウファイという名前で完全正当化される90年代に思いっきり先行して、ペラペラのシンセ打ち込みや、大荒技なクソ録音で必死にオンガクしてる素人さんのアイディア一発勝負は、坂本教授の審美眼を通過してることもあってか、独特のウィットと知的ユーモアが上品に組み込まれててニンマリできちゃいます。「戦場のメリークリスマス」をバックに横井庄一さんの号泣インタビューを重ねたダケの作品「ああ最後の日本兵横井庄一さん」とかズルいけど確かにイケちゃってる。少年刑事ケンイチくんと青島博士とカクテル長官「福岡市ゴジラ」のアホアホリリックは、このCDをゲットしてから20年経ってるのに未だに耳にコビリツイて離れない。



●でもでも、結局一番好きなのは、SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE 名義の「FREE」かも。ご存知 DENIECE WILLIAMS 2ステップ/グライム風カバー。最高。ストレートヘアのキラキラ女子はなんと麻生久美子。カワイ過ぎる。




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