●今日の我がコドモたちは「名犬ラッシー」鑑賞。ラッシーってメスなのね!最後に子供産んでたぞ。


●運動会のヒヨコ、ダンスの出し物で LADY GAGA「POKER FACE」を踊るというコトが判明。うきうき。これに直接の関係があるのかワカラナイが、ヒヨコは GAGA を常に「ガガさま」と呼ぶ。ケモノが強いモノを自然と見分ける嗅覚かな。
●ボクは「BORN THIS WAY」に続いて新曲「JUDAS」もダウンロードしちゃった。


●昨日のヨガ教室じゃカラダが比較的スムーズに動いたと思ってたんだけど、今日になったら背中がイタい。雨のセイかな?シップ貼って、カフェ読書。マンガをしこたま読みまくる。

マンデルブロ・エンジン/赤崎睦美「フラクタル」1

マンデルブロ・エンジン/赤崎睦美「フラクタル」1巻
●前のクールのフジ深夜アニメ・ノイタミナでやってた「フラクタル」のコミカライズ版。東浩紀がアニメ原作に参加するってのが話題でチェックしてたけど録画失敗で中途半端になっちゃって。だから紙メディアでチェックします。無線ネットワーク環境が究極的に普及した未来社会の皮肉を描くに至るはずだけど、ココではまだ序盤のボーイミーツガールだけ。アニメの方が女の子の描写はステキだった。

幸村誠「ヴィンランドサガ」10

幸村誠「ヴィンランドサガ」9~10巻
●戦場のただ中に育ち、殺戮だけを繰り返してきた主人公トルフィンが、フヌケのように農村の奴隷生活に甘んじてるこのテンションをどう打開するんだろ?と思ってた。この10巻で、彼は、ただ殺し奪うだけの暮らしから脱却し、育て働く暮らしの真価に目覚める。「オレはもう二度と人を傷つけない。もう今日で暴力と決別するんだ」やろうと思えば100人を相手に戦える少年が、立派に大地と立ち向かう青年農夫になりました。「フラクタル」のような未来世紀の自由から、10世紀ヨーロッパ農村の不自由まで往復できるのが、マンガって世界なのよね。

岩岡ヒサエ「土星マンション」6

岩岡ヒサエ「土星マンション」6巻
●この物語、地味だけど人々の善意がジワジワ効くイイ話だったけど、とうとう6巻にして、理不尽な階級格差がキバをムキ始めた。「土星マンション」の社会は上層&中層&下層のカースト制度。そのカベに真っ暗なルサンチマンを抱える憎悪の人物が現れた。無垢な主人公の周りで、ダメな社会の腐臭が人々の心を蝕んでいく。

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」3

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」1~3巻
「古代ローマ、しかも風呂限定」という激しいニッチ戦略が爆笑のマンガ。とうとう3巻までリリースされました。息子ノマドが第三巻を見ながら「サスガにフロだけで3巻ってキツくね?」とか言ってます。しかししかし!なんとこの珍作が映画化決定!ローマ人浴場技師ルシウスに阿部寛!爆笑!しかもなぜか上戸彩まで登場。原作に女子キャラなんていないのに?何すんだろ?
塩野七生「ローマ人の物語」のファンであるボクとにとっては、帝国全盛期ハドリアヌス帝時代のノンキなローマライフ(風呂限定)はますます愉快になってきてます。そしてヨーロッパ~アメリカ在住の作者がいかに日本の風呂を恋しがってるかがヒシヒシと伝わってきます。

槇村さとる「リアルクローズ」11

槇村さとる「リアルクローズ」11巻
●百貨店バイヤーの世界を描くこのマンガももう11巻。女性のビジネスマンガはボクの職業意識を激しく揺さぶって精神安定剤を増やしてしまうので、気をつけないとイケナイ。なんでこんなに仕事してるの?恋愛はどうしちゃってるの?…恋愛はカンケイないとして、なんでこんなに仕事してるのか意味がワカラナイのはボクも同じです。その自問ヤメて、直接ボクに逆流するから!
●今回はシゴトの鬼/主人公のボス・田淵が過労で入院しちゃう。仕事し過ぎてビョウキでドロップアウトするあの転落感覚は、もう痛いほどボクは思い知ってしまってるので、彼のようなモーレツ人間がメッコリ虚脱する様子が生々しくて(アタマボサボサ&無精ヒゲ)、今回はタマランでした。しかし復帰後の彼はよりパワフルに動いてカイシャのテッペンを狙う。ウザイ新人も現れて結局ただ忙殺されるだけの日々。誰も立ち止まれない。

森薫「乙嫁語り」1

森薫「乙嫁語り」1~2巻
●メイドマンガ「エマ」ビクトリア朝時代を描いた作者が次に手がけたのが、なんと19世紀の中央アジア~シルクロード地域。メイドはちょっと狙い過ぎの感があって避けてしまいましたが、中央アジアの遊牧民という激ニッチ戦略には感服、思わず手にとってしまった始末。12歳の少年と、彼に嫁いだ20歳の女の子の新婚生活が、これまた初々しくて。そんで姉さん女房のくせして主人公アミルちゃんが実にシッカリ天然で。カワいい顔して弓矢でサッとケモノを仕留めて来ます。地名の言及がないので場所が何処だか分からないんですけど、カスピ海周辺地域?アゼルバイジャン?アルメニア?遠くからロシア帝国の侵入がホンノリ仄めかされて、2巻が終わります。彼らの伝統的で平和な暮らしに帝国主義が忍び寄る?

宇仁田ゆみ「ノミノ」

宇仁田ゆみ「ノミノ」
●ヒロインのメガネ美少女がこれまた非現実的なほど天然なので、熱心な宇仁田ファンであるボクですら少々心配になる。でも、ウチのヒヨコが、こんなシュッとした女の子になってくれればソレはソレで御の字。ちょっとカマトト過ぎても地方の高校生のデートって、結局こんな感じなのかも。初々しいなあ。

中村光「荒川 アンダー ザ ブリッジ」

中村光「荒川 アンダー ザ ブリッジ」1~2巻
●ボクの中では「アンダー ザ ブリッジ」といえば RED HOT CHILL PEPPERS だ。名曲だ。ロサンゼルスの中で孤独を叫ぶ歌だ。そんでこっちは荒川河川敷。そしてホームレスライフ。社会からこぼれ落ちた変人集団のギャグ。しかしその姿はイビツでも、人と人の繋がりを必死に模索する姿勢はリアルかも。ヒロインのニノさんは天然通り越して電波系で「金星人」を名乗ってるけど「異星間交流も、異性間交流も、平仮名で書けば変わらない」。主人公とニノさんが荒川河口まで不思議なデートをするエピソードが好き。



あ、荒川河口で思い出した。サカナクション。

サカナクション「NIGHT FISHING」

サカナクション「NIGHT FISHING」2008年
●釣りを趣味にしてる友達キムから聞いたハナシ。彼や彼の釣り仲間は海釣りを葛西エリア荒川/旧江戸川河口で楽しんでいる。そんで遠浅の海岸を腰まで水に浸かって釣りをするのだ。潮の満ち引きもチェックして昼夜の境なく釣りに出ていく。仕事終わりの夜中や出勤前の超早朝、全くの暗闇の中で釣りをするという。まさしく「ナイトフィッシング」。時にはディズニーランドの花火だって見える。葛西臨海公園の観覧車も見えるだろう。なんて幻想的な景色。その話を聞いた時、サカナクションのこのアルバムジャケットをすぐ連想したね。アレはリアルな風景かもしれない。このアルバムの収録曲「ナイトフィッシングイズグッド」は鬱屈としたテンションからジックリと終盤の解放感まで弾けるまでの展開に、釣り人ならではの忍耐深いタメの感覚が関与してるみたいだ。「いつかさよなら 僕は夜に帰るわ 何もかも忘れてしまう前に ビルの灯りがまるで ディレイのように流れていく いつまでも」

サカナクション「GO TO THE FUTURE」

サカナクション「GO TO THE FUTURE」2007年
●この勢いで今日はサカナクションをまとめて聴いてみよう!コレは彼らのメジャーデビューアルバム。このバンドの醍醐味って、クールな諦観を抱きしめながらもダンスの高揚感をキラキラさせながら駆け上る可憐なテンションだと思うのですが、このデビューアルバムにはソコまで突き詰めたダンスロックのアプローチはない…文学青年の趣が濃いボーカル山口一郎の独白めいたリリック世界をじっくり泳ぐべし。

サカナクション「シンシロ」

サカナクション「シンシロ」2009年
●シンセのキラメキと四ツ打ちのダンスロックアプローチがスゴく洗練&成熟してきて、実にキャッチー。元来持ち合わせるリリックの独特の湿り気を、このグルーヴがより際立たせてる。イギリスのニューレイヴやニューヨークのディスコパンクと共振する感覚もあるだろうが、なぜかダンスの享楽がストイックな純粋さを損なわない奇妙なバランスが成立してて、その佇まいがとても美しいのです。冒頭「Ame(B)」から前半全部を突っ走るエレクトロビートの疾走感、そして「ライトダンス」~「セントレイ」~「ネイティブダンサー」の高揚感が最高。アルバムとしての統一感は一番好きかも!「今煙の中を歩き続けて 淋しくなる夜を抜けて 千の最後まで 手で数えたら 見えてきたんだ 繋がる世界」

サカナクション「kikUUiki」

サカナクション「kikUUiki」2010年
●ココに収録されたシングル曲「アルクアラウンド」のミュージックビデオがマジでスゴいっす。初めてコレ見たのは去年の春だったかな?去年のプロモで一番ビビった演出だったと思う。実際、第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞をゲット。ワンカメラノーカットの緊張感とハッとする形で文字を見せる人力演出力。サカナクションのことがあまりよくわからなかった頃だったけど、しかしこの一撃でメロメロになりました。「嘆いて嘆いて 僕らは今うねりの中を歩き回る 疲れを忘れて この地でこの地で 終わらせる意味を探し求め また歩き始める」






昨日の「近未来」の続きをちょっぴり。「懐かしい未来」って曲もあった。

alan「VOICE OF EARTH」

alan「VOICE OF EARTH」2009年
中国「美人谷」からやってきた歌姫、という触れ込みで登場した彼女の3枚目のシングルが、坂本龍一プロデュース、大貫妙子リリックの「懐かしい未来 ~LONGING FUTURE~」2008年という曲でした。「愛しい気持ちを抱きしめよう 旅立つ未来 懐かしい時へ 勇気を希望をありがとう 美しい星の上で」。アルバムがリリースされた2009年は地球温暖化とCO2排出量削減、エコポイント制度が実施された年でもある。このウタも自然を美しく讃え、遠回しに「文明規模を緩やかに収縮する」メッセージがこもってたような気がします。このデビューアルバムを今聴き直すと(そんでDVDのプロモを見直すと)気負い過ぎてるくらいに2009年式エコのメッセージが乗っかった作品になってます。そんでね、3.11以降の2011年式原発事故状況下のエコ感覚とは、微妙なようで決定的にズレちゃってるのがわかっちゃうんです。

●…たった二年で変わったな。あの時のエコはある意味「他人事」だったわ。エコポイント商品を買えばオトクだし、削減目標は大企業と民主党政権でテキトーにやってくれるはず。南の島が沈むのも氷河が溶けるのも外国のお話だった。今はチガウ。全部「ジブン事」。節電で日常の風景が変わった。毎日の食べ物飲み物を真剣に選ばないといけない。住み慣れた土地を追われるのは我々日本人で、政府や大企業への不信感はネットを中心にグラグラ煮えたぎっている。なにしろCO2削減の決定打が原子力発電だったのに、ソレがもう絶対ダメになっちゃって、ホントどーすんのよってボクだって不安になる。代替エネルギーに向かって孫正義さんが爆走中。ホント期待します。

●来日間もない日本語カタコトの彼女が当時の日式エコ感覚に習熟してるはずはないので、レーベル(エイベックス)のプランに乗っけられてるのは明白。2008年北京オリンピックの余韻も冷めない時期、エキゾチックな中国秘境の美少女、おまけに中国最高水準の教育を受けた民族音楽のエリート、というのだから、レーベル当事者としてはテンションあがるよね。夢中になって、環境保護とかのタフなメッセージを付加してた気持ちはよく分かる。デビュー曲「明日への讃歌」2007年は野島伸司がリリック提供。三国志映画「RED CLIFF」主題歌タイアップも獲って来ました。鼻息荒いなあ。
●ただ、ボク的には、彼女の民族音楽的土壌をもっと活かしてほしかったです。いくつかの楽曲で色添え程度に採用されてる民謡風のハイトーンコーラス、コブシが回ってるようにも聴こえる独特のキンキン声は、チベット方面の民族音楽で聴いたコトのあるスタイルだ。alan ちゃん自身がチベット系だしね(四川省のチベット民族自治州に「美人谷」はあるらしい)。アレはアレで野趣溢れ過ぎててジェイポップにならないかも知れないけど、もっとココを広げて欲しかった。
alan「JAPAN PREMIUM BEST  MORE」
alan「JAPAN PREMIUM BEST & MORE」2008-2011年
●震災直前、今年3月にリリースされたベストを聴くと、ここ最近の曲がどんどんフツウのエイベックス歌謡に接近してる気がして心配。雑誌モデルとかのシゴトも始めて、どんどんフツウの美人さんになってしまう。新録楽曲「ECHOES」はアレンジが屋敷豪太で、コレだけは彼女のエキゾチシズムをうまく採用してる。

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