昨日は松下奈緒さんのコンサート@昭和女子大人見記念講堂にいってました。
●可憐なピアノと落ち着いたMCが癒し系でした…。コンサートが早めスタートだと思ったら、終演の後に、松下さんご本人が出口ロビーで震災義援金の呼びかけをしてた。お客さんも帰らず大行列を組んで寄付。今回のツアー10か所は、辛くも予定通り行われたけど、全ての公演でこうした義援金呼びかけをしてたそうな。


空沼工房の名刺入れ

●新しい名刺入れをゲット。フタがふすまになってるのがカワイイでしょ。北海道の女性の職人さんが手作りしてます。実はコレが二回目の購入。先代は先日の大仕事でオシリのポッケに入れてたらバラバラに砕けてしまった。興味ある方は「空沼工房」http://www.soranuma.com/)を検索。他にもナイスなグッズを作ってるお店です~。
●気分一新したいから、古着屋でサマージャケットを二枚買った。あとはナイスなカバンがほしい。少々クタビレた中古品がいいな。コレにシャッキリした色のスニーカーに出会えたらもう言うことナシ。


●今日は、日本のポップソングをアレコレ聴いているのです。
テーマは、カバーソング。

CHAGE「MANY HAPPY RETURNS」

CHAGE「MANY HAPPY RETURNS」2009年
●あのミスタードーナツのCM気になりませんか?仲里依紗さんが、チャゲさん本人と「ふたりの愛ランド」の替えウタを歌ってるヤツ。「夏夏夏!ミスタードーナツ!まちゃまちゃ抹茶オレWITHゼリー!飲んで夏しました~♪」仲里依紗さんの芸の幅にまたもや感心しちゃいながら(コントから声優仕事まで広いレンジ)、ホンモノのチャゲさんを稼働させちゃうトコロもおもしろい!へーご本人も楽しんでるのかな?
「ふたりの愛ランド」「石川優子とチャゲ」名義でリリースされた1984年の曲。JAL のオキナワキャンペーンのCMに使われてた。懐かしい!そんでまたまた1枚のCDを引っ張り出しました。ソレがコレ。チャゲさんのソロアルバムで、パーカッションや弦楽器、ウクレレまでを駆使したオーガニックサウンドで数々の名曲を豪華ゲストとコラボするという企画。ここでチャゲさんが「ふたりの愛ランド」をセルフカバーしている。ゲストボーカルはやはり石川優子さん本人。1990年に引退して主婦業に専念していたトコロをなんとか口説いて参加させてます。もちろんアンプラグドサウンドの奥ゆかしいアレンジで。
●個人的には、「アイドルサイボーグ」とボクが勝手に呼び習わしていた松浦亜弥とのコラボ「飾りじゃないのよ涙は」1984年と、STARDUST REVUE の傑作「今夜だけきっと」1986年をバンドのボーカリスト根本要さんとコラボするトコロ。他にも、キマグレン、スガシカオ、夏川りみ、手嶌葵が登場してます。
チャゲアスが大好きと言ってた高校の同級生、タキイシと、ここ4~5年まったく連絡がとれなくなった…。毎年の同窓会はヤツが仕切ってくれてたから、ヤツが動かないと誰にも会わなくなっちゃう。どうしたんだろう?

岩崎宏美「DEAR FRIENDS V」

岩崎宏美「DEAR FRIENDS V」2010年
●ということで、今日はカバーソング主体のCDを紹介しちゃいましょう。岩崎宏美さんって実はボク的には「聖母たちのララバイ」くらいしかイメージがわかない。でもね、会社のセンパイが最近ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきて「いやー岩崎宏美さんはやっぱスゴいね!ありゃアイドルとしての全盛期よりも、実力的には上回るテンションになってる!」へー何気に岩崎さん既に50歳オーバーですけど、今なお進化しているのね。
●ということで、すでにカバーアルバムシリーズとして5枚目になってるこの物件を聴いてみる。アレンジはソレこそピアノ伴奏のみで、ジャズバー的なリラックス感覚とはウラハラな、完全ボーカル一本勝負というコンセプトが歌手魂を感じさせます。パワーボーカルで押し通すだけじゃなく、オトナとしてのクールな抑制力が効いてます。
ドリカム「LOVE LOVE LOVE」から始まって小坂明子「あなた」、姉妹デュエットで岩崎良美とコラボしたザ・ピーナッツ「恋のフーガ」1967年、透明感あふれるアプローチの美空ひばり「愛燦燦」1986年…。名曲いっぱい。
●その中にも一番気になったのは、松原みき1979年のヒット曲「真夜中のドア」カバー。軽快なシティポップでスゲエ気になってる。この原曲と同時期の松原さんの音源を探してるんだけど、安価な値段じゃ見つからない。松原さんご本人は、若くして子宮頸がんに倒れ既に故人。その悲劇的なエピソードも含めて気になる楽曲なんです。コレを岩崎さんは八神純子さんと、松千のシンガー花田千草(←コレも渋い人選!)を召喚、原曲の洗練されたフュージョンテイストに近いアプローチで敬意を込めてカバーしているのです。松原さんとほぼ同世代の岩崎さんには思うことがあるのでしょう。

稲垣潤一「男と女 - TWO HEARTS TWO VOICES - 」

稲垣潤一「男と女 - TWO HEARTS TWO VOICES - 」2008年
稲垣潤一さんもカバーアルバムをたくさん作ってますねえ。「REVIVAL」シリーズで、はっぴいえんどのギタリスト鈴木茂さんの名曲「微熱少年」をカバーしたセンスがボクの中では最高のツボでして、そこからこの人のセンスには信頼をおいております。
●今回は女性ボーカリストとのコラボというコンセプトで、ベテランから実力派までがラインナップされてます。アルバム冒頭から、ユーミン「HELLO, MY FRIENDS」1994年を「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子が歌っててイキナリツボです。松田聖子「あなたに逢いたくて」1996年をまたしてもアイドルサイボーグ・松浦亜弥が登場&カバー。中森明菜「セカンド・ラブ」1982年を TRF YU-KI がカバーというのもある意味で新味。辛島美登里「サイレント・イブ」1990年を浮遊感溢れるボーカルで描く大貫妙子さんも素晴らしい。「木綿のハンカチーフ」1975年は太田裕美さんのトビキリチャーミングなセルフカバーでした。

中川翔子「SHINY GATE」

中川翔子「SHINY GATE」2008年
●このシングルのカップリングに注目してます。山下久美子「赤道小町ドキッ」1982年をコッソリカバーしているんですよね。しょこたんのこういうセンスは大好き!80年代ポップスのピコピコ感覚を盛り込んだポップソング!カバーを通じて80年代の勉強できるってウレシいね。

中川翔子「しょこたん★かばー ~アニソンに恋をして。~」

中川翔子「しょこたん★かばー ~アニソンに恋をして。~」2007年
しょこたんといえば、アニソンでしょ。この前もテレビでiPodに12000曲くらいアニソン入れてるって言ってたような気がする。そんで、彼女は、オリジナル楽曲「空色デイズ」でブレイクするまえに、アニメカバーミニアルバム2枚もリリースしてるのです。結構レアアイテムで探すのに手こずりました…。ちなみにジャケは近年の再評価著しい「魔法少女クリィミーマミ」のコスプレ。
●これが、マジストレートなカバーで、原曲に忠実というか、モノマネ寸前というか、完璧コピーなアプローチ。ここに彼女のオリジナルに対する敬意があると思うのです。しかも選曲も渋い。「ドラゴンボール」のED曲「ロマンティックあげるよ」1986年(彼女当時1歳、リアルタイムじゃないじゃん?)、「美少女戦士セーラームーンR」のED曲「乙女のポリシー」、そしてエヴァ主題歌「残酷な天使のテーゼ」、通称「残テ」!もカバー。「タッチ」のED曲、岩崎良美「青春」も懐かしいなあ。

中川翔子「しょこたん★かばー×2アニソンに愛を込めて!!~」

中川翔子「しょこたん★かばー×2アニソンに愛を込めて!!~」2007年
●やや80年代アニメにかたよるオールドスクールな選曲だった第一弾に対して、第二弾は90年代中心、彼女自身のリアルタイムに偏った選曲なのかな。「るろうに剣心」「少女革命ウテナ」「カードキャプチャーさくら」などなど。元祖バラドル森口博子の代表曲「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」は劇場版アニメ「機動戦士ガンダムF91」の主題歌。渋い!ボクは原曲を7インチアナログで探しました。森口博子「機動戦士Zガンダム」でも主題歌を担当してるもんね。ワイフは「エスパー魔美」のカバーに反応しまくってました。「なんか趣味が一緒ね、同い年くらい?」一回り違います。
「るろうに剣心」の主題歌、川本真琴「1/2」1997年はアニソンという位置づけと関係なく名曲と思ってました。しょこたんも原曲のハジケるポップ感を丁寧にカバーしてます!

ORQUESTA DE LA LUZ「サルサ食堂 ~日本ラテン化計画!~」

ORQUESTA DE LA LUZ「サルサ食堂 ~日本ラテン化計画!~」2009年
●サルサ界では国際的評価を誇るこのバンドの結成25周年企画として作られた、ジェイポップカバーアルバム。元からラテンテイストの強い楽曲を選んでるから、違和感ナイです。キマグレン「LIFE」とか THE BOOM「風になりたい」はある意味マンマです。「晴男」ではバンドはレゲエ/ロックステディに挑戦。PUFFY「アジアの純真」はエキゾ風味増加のブラスロック風。bird「SOULS」は名曲だった…大沢伸一プロデュースの傑作。原曲のクールさが削がれて陽気すぎる気配がありますけど。

ORQUESTA DE LA LUZ「RON VIEJO」

ORQUESTA DE LA LUZ「RON VIEJO」2009年
●オルケスタデラルス結成25周年の本命オリジナルアルバムがこちら。一曲目の「25 ANOS」は「25年」という意味。サルサやラテンのスタンダードみたいな曲もいっぱいやってる。
●それと並列して、やっぱりユニークなカバーが登場してる。一番スゴいのは、「スーパーマリオブラザースのテーマ」だね!娘ヒヨコはスグに反応したね。「パパ、これマリオの音楽でしょ!」って。サスガにキワモノだけど、見事にサルサになってます。竹内まりや「駅」までサルサにしてますが、する必然性があるかどうかは微妙。日本のニューミュージックの湿り気とサルサのエモーションは、融合するとバタ臭さが強くなりすぎる。
DIANA ROSS「UP SIDE DOWN」 CHIC NILE ROGERS & BERNARD EDWARDS が作詞作曲。原曲の持つ80年代ファンクスタイルがサルサと相性がイイのは、ボクにとって発見。「CEREZO ROSA」なんてマンボの古典楽曲なのにスムースなラテンファンクになりかけててクールです。
●大学の第二外国語はスペイン語だったのをチラッと思い出しました。追試ばっかで死にそうだったけど。

PUFFY「THE HIT PARADE」

PUFFY「THE HIT PARADE」2002年
●ダルでユルいキャラ設定のまま15年のキャリアを重ねたロック女子デュオ。オルケスタデラルスのカバーの対象にもなってるほどですけど、彼らもカバーアルバムを発表してます。アルバム単位ではダルでユルいプロダクトというワケじゃないはずだけど、この1枚はなぜか勢い任せのワキの甘いプロダクションで、ややプッキラボウな作りがやる気レスな本人たちの姿勢を増幅してしまってます。選曲も勢い先行のビートロックか、ダルなグルーヴでグズグズを楽しめというスタンス。BOOWY「IMAGE DOWN」、THE BLUE HEARTS「人にやさしく」、近藤真彦「ハイティーン・ブギ」はザクザクのブギーロックでズカズカの一本調子。スピッツ「チェリー」 WINK「愛が止まらない」、田原俊彦「哀愁でいと」のルーズさ加減は、ズブズブ過ぎて一周グルリと回ってヨシと言える出来。まーコレが PUFFY(とその師匠・奥田民生)の本質なのかも。
●1曲、意外な選曲が。ビートたけしさんの「嘲笑」という楽曲。1993年、玉置浩二作曲/北野武作詞。このアコギ主体のフォークソングだけが唯一シリアスなアプローチ。原曲はまだ聴いたことがない。

SCANDAL「R-GIRLSS ROCK!」

SCANDAL「R-GIRLS'S ROCK!」2010年
●4ピース女子ロックバンド SCANDAL がカバーミニアルバムをリリースしてます。制服でロックされるとオジさんはヤラレちゃうんです。アンルイス「六本木心中」で思い切り背伸びしたロックをブチカマすけど、ユーミン「恋人はサンタクロース」はポップにカワイく決めます。山口百恵「ロックンロール・ウィドウ」がハードロックで見事です。カバのイラストジャケ、カワイイね!

JUJU「REQUEST」

JUJU「REQUEST」2010年
●ニューヨーク仕込みのR&Bシンガー、JUJU による、90~00年代ジェイポップのカバーアルバム。一番古い曲で1994年、最近の曲で2004年。ボクにとっては、その辺の時代、ジェイポップという言葉が生まれた時期が、今のリスナーにとってすでに古典の時代に見えてるコトが少しオドロキだった。MY LITTLE LOVER「HELLO, AGAIN ~ムカシからある場所~」1995年。EVERY LITTLE THING「TIME GOES BY」1998年。椎名林檎「ギプス」2000年、THE BRILLIANT GREEN「THERE WILL BE LOVE THERE ~愛のある場所~」1998年。安室奈美恵「DON'T WANNA CRY」1996年。DEAMS COME TRUE「すき」1994年。宇多田ヒカル「FIRST LOVE」1999年などなど……。確かに誰もが知ってる曲だけど、古典として振返るには早いかな~と思ってたです。しかし JUJU にオーセンティックなバラードとして歌い上げられちゃうと、まるで博物館においてある美術品のように、時間の流れの止まった存在感が醸し出されてくる。
●アンダーグラウンドのヒップホップシーンから徐々にドメジャーなジェイポップにせり上がった彼女自身にとっても、ドマンナカのジェイポップを直球で取り上げることは、ある意味で象徴的な仕事だったのかも知れません。この人、そもそもは K-DUB SHINE と一緒に映画「狂気の桜」のサントラとかに関わってた人だからねえ。プロデュース/アレンジ陣には、そのジェイポップの歴史を支えた職人たち、亀田誠治さん、松浦晃久さん、CHOKKAKUさんなどが関わってます。

AIRA MITSUKI「???(スリークエスチョンズ)SINGLE EDITION NONSTOP DJ MIX」

AIRA MITSUKI「???(スリークエスチョンズ)SINGLE EDITION NONSTOP DJ MIX」2010年
●ココで登場するカバーは、小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」。つまり渋谷系カバー!もうこの時代へのリスペクトって死に絶えたと思ってましたけど、ポスト・パフュームのエレクトロ女子が見事なピコピコトラックとオートチューンなボーカルで10年代のこの世に蘇らせてくれました。ウレシいね。





●いつもいつも、几帳面に必ず拍手ボタンをつけてくれる人がお一人いらっしゃいます。ありがとうございます。どなたか存じ上げませんが、実はとっても励みになってます。これからもよろしくお願いします。

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