夏至 by Takashi Murakami, 2011

グーグルのロゴが、村上隆になってた今日は、夏至でした。

太陽が高いのは、ウレシい。
●地下鉄通勤のボクがリアルに日光を浴びる時間は実はホンのわずか。あとは陰気に地下街を歩き、節電オフィスでPC仕事。だから出勤時はちゃんと意識する。マンションの玄関で思い切り空を見上げて、目玉に日光をツーンと注ぎ込む。ビーンという刺激が目玉を通じて脳ミソまで届く。気持ちイイ。

6月アタマのプロジェクト決着を受けて、先週は打ち上げ的な食事会が連発。
ビョウキの影響で社交に疲れやすいボクが、3日間連続でお付き合いの食事会に参加できたのは、実はスゴい回復の証明なんです。最近はクスリの量も減らしてます。つーか、量を多めにすると眠気がヒドくて不自由。この状態をボクの造語で「ネム苦しい」と呼んでます。安定剤飲んで眠い、というのは健康な証拠ではないか?カラダがクスリを必要としなくなる段階を迎えつつあるのかも?
●さりとて、飲み会3連投というのは体力的精神的に決して楽ではないので、今週はもうグダグダであります。極力仕事したくない。もうゴロゴロしてたい。そんな気分。だから今日は会社休みました。カフェでマンガ読んでました。たまった代休消化しろとの指令もありましたもので。

●あー、先週はもうひとつ疲れる理由があった。避難訓練がヤバかった。
●ボスから「ちょっとウチの部署を代表して会社の避難訓練でてくれない?」と頼まれたもんですから「ヒマですから出まーす」なんて安請け合いしてしまいました。で、訓練のお知らせメールをみたら「避難は非常階段で。エレベータは使用しないで下さい」とのお断りが。ガーン!29階から1階まで階段降りるの?震災当日にウンザリした記憶が蘇る。総務の先輩と一緒に階段をセッセと降りたのですが、その総務的ウンチクによると「ウチのビル、一見すると32階建てだけど、フツウのビルと比べたら43階建てくらいはあるんだよね」うわソレ聴きたくなかったです。もう足の筋が各所おかしくなりました。
●あげく、消化器の使い方講習では、たまたま立ち位置が悪かったのか、実習をトップバッターでやらされるハメに。警備のオニイさん「消化器を噴射する前にヒトコト、大きな声で「火事だー」と叫んで下さい」え、叫ぶの?えーとえーと、火事だー。ぷしゅー。警備のオニイさん「はいありがとうございました。最初にやるのはナカナカ恥ずかしいもの、皆さん拍手をしてください」パチパチ。うわーもっと恥ずかしいです。
●カラダ中が飲み会と避難訓練でバキバキになってしまったので、今週は鍼灸治療までうけてしまいました。「あいかわらずボロボロねえ。あれ?足ツったでしょコレ」と先生。触診で分かっちゃいます?ツってないですけど寸前までは行きました。会社のビルがあと2階分高かったら階段で転倒事故起こしてました。「こんなにヒドくなる前に来てね」

●さらにカラダにムチ打って、ミュージカルの観劇までしました。

劇団四季「CATS」

劇団四季「CATS」
●横浜みなとみらい21には、キヤノンキャッツシアターという専門劇場があるんですね。ここであの「キャッツ」を観るという家族イベントでございます。ワイフと娘ヒヨコがDVD「マンマミーア」「オペラ座の怪人」でミュージカルに盛り上がり、高額チケットにも関わらず席を予約してしまいました。オマケにボクの両親までついてくるとな。息子ノマドは「興味なし」と公言して離脱しましたが、ボク不在で勝手に盛り上がられるのも悔しいので敢えて参戦したのです。これがこの前の日曜日。
●まーかなり疲労困憊のボクでしたので、ハッキリ言って3分の1は爆睡してしまいました。予備知識を入れていけば良かった…。「CATS」には取り立てて明白なストーリーはないのですわ。24匹のネコがタダひたすら歌い踊るだけなのです。その曲1つ1つがそれぞれのネコの個性を描いているのです。いやーいつまで経ってもお話の本筋が始まらないなあと思ってるうちに爆睡しました。…バレエのような舞台演劇が好きなワイフや、ストーリー度外視で目の前の現象の楽しさをすくいとるヒヨコ3年生のような感性だと十分楽しめたようです。実際、ヒヨコは翌日から一回観たきりの楽曲をなぜかソラで歌ってみせたりして(ヒヨコの耳の良さは時々ボクらをビックリさせます)、見事なキャッツファンになりました。
●しかし、音楽ファンのボクとしては、舞台の見事なネコメイクがどうしてもグラムロックを連想させるワケです。実際、シッポをマイク代わりに絶叫するロックスターみたいなネコもいるのです。そんで結局、このバンドの音楽が聴きたくなってしまったのです。

KISS「DESTROYER」

KISS「DESTROYER」1976年
●いやー、もう雰囲気ソックリでしょう。実際、ドラムの PETER CRISS のメイクは「THE CATMAN」というネコ怪人という設定なんですから。よく見るとネコというよりパンダっぽいんですけどね。「CATS」観てる途中の段階から KISS が気になり始めてしまった程です。
●でも、正直このバンドをマジメに聴いたことは今までなかった。ハードロック自体が実は苦手分野なので。知識もないので、差し当たり代表作「DETROIT ROCK CITY」を収録したこのアルバムがいいかなーと思って手に取った次第です。ところが、この物件、ハードロックというより、非常に整理されたポップロックではありませんですか!このルックスだからもっとゴリゴリでドロドロの音楽が鳴ってると思ったのに。見頃なオーケストレーションアレンジがシャキッと決まってたり、爽やかなロックバラード「BETH」が収録されてたりと、実にバランスのとれたスタイルでビックリ。珍妙なメイクを含めて、イギリス・グラムロックのバブルガムな仕上がり(T.REX とか)をもっと突き詰めた感じ、または同時期のイギリスでアイドル的人気を集めてた BAY CITY ROLLERS を連想してしまいました。さらにこの後のこのバンドは「I WAS MADE FOR LOVIN' YOU」でディスコ路線にまで踏み込むんですから。ステージで火を吹くけど、お茶の間との距離感は絶妙なトコロで、というポップ感覚は、ソレはソレで良いのかも。
「DETROIT ROCK CITY」という楽曲があるから、デトロイト出身つながりで MC5 THE STOOGES と同じパンクでデストロイな空気感があるのかなと思いきや、メンバーたちは実はニューヨーク出身。ブレイクの兆しを作ってくれたのがデトロイトのファンなんですって。なんかアレコレ意外な発見が多かった。

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