●今日は六本木で打ち合わせ。会議の最中、みんなで吉野家のうな丼を食ってました。
うなぎを見ると、インテルのCMを思い出す。「ヘ~ビはだめー、ウナギもだめー!」ウナギもだめなんだ…。あの歌の続きが聴きたいなあ。


「借り暮らしのアリエッティのDVDを買いました。
●クラフトマンシップってこういうことだなと、今一度かみしめるのでした。

スタジオジブリ


さて、節電の夏。
エアコンが効いてません。オフィスが暑いです。ガラス張りのエレベータなど、外からの日光で大分温められて温室のようです。マシンルームのような場所でもなければ、確かに今年は本格的にオフィスの設定温度が高めになってます。
●でもでも。自律神経失調症の影響で温度感覚が少々オカしいボクにとっては、とても心地よいです。ビョウキになってからエアコンがスゴく苦手になり、ストールを首肩にかけたりして防寒しなくては、悪寒や頭痛、肩コリに襲われてしまう訳です。ボチボチ暑くなってきた今年ですが、ボクはまだ一度も半袖で外出ができてません。節電気温がちょうどイイ。この程度でイイなら節電大歓迎であります。

それでも、東京電力管区の電力使用率が90%超えたりしてます。
●まだ6月なのに。7月8月はダイジョウブかな?心配になります。ウチはテレビも冷蔵庫もごく最近買い換えたばかりだから、比較的エコに優しい技術搭載型になってる。窓/ベランダまわりは最初からツル草で覆われてる。まだエアコンは使ってない。むーん。すると照明だな。LEDだな。差し当たり、ボクの部屋をいじるか。

LED電球は気持ちのレベルで。
●で、電気屋に行きました。そんで戸惑いました。ルーメンという言葉がでてきたのです。新しい単位の登場。店員さんによると明るさの度合いを示す単位。例えば、480ルーメンとか825ルーメンとか。すいません、サンプルがぴかーっと光ってますけど、ボクには全部同じ明るさに見えるんですけど。3.11以降は新しい単位に度々出会ってきたなあ。マイクロシーベルトとかベクレルとか。そんで今度はルーメン。節電するにも単位の勉強が必要。大変。
●そんで、結果どれくらいエコなんですか?店員さん「コチラの消費電力というトコロを見て下さい。9.2ワットと書いてあります」あーそもそもボクの部屋の今の電球がどのくらいの消費電力なのか知らないぞ。「お客さまの電球はこのあたりですか?」パルックボール…ああそんなヤツだったと思う…え、消費電力12ワット?あれ?コレってもしかして、蛍光灯タイプもLEDもあんま変わんないってヤツですか?「えー、とっても長持ちしますし、家全体で考えるとチリツモでおトクかと…」いやいやちょっとチリツモすぎるような…2ワット程度の節電じゃマジ気持ちとか気分のレベルじゃないですか?それでお値段は?「3840円です」高っ!ボクの部屋コレを3コ使うんですよ…。ヤバい、既存の蛍光灯が既に素晴らしくエコみたい。単価は半額だし。なるほどこれじゃLED普及しねえなあ。
●でも、コレは確かに覚悟の問題であり、気持ちのレベルの問題なのであります。ボク自身が「今年から節電するぞ!」と決意する行為としてLED電球を買うパフォーマンスが大事なのだと思うのです。一消費者としてLED電球購入して、節電産業へオカネを流すコトが日本経済への一押しになる!と思ってやるのです。実はなんか自分でも途中からよくワカンナくなってましたけど。まーいいや、とにかくコレ3つ下さい!
「お客さまスイマセン、今在庫を見ましたらコチラ品切れでして…」ズルッ!おすすめの820ルーメンはない!「そうですね…600ルーメンのタイプはございます」これってみんな明るいヤツから買ってるってことなんですか?ここでボクはまた1人思案する……日本人はLEDでもみな明るい電球を選ぶらしい…しかしこの節電モードで街の明かりもグッと減った結果、少々暗くても不便はないぞ、というコトもわかった…コレはムキになって明るいタイプにこだわる必要はないかも。つーか、あえて暗いのを選んだ方がイイかも!ソレだと消費電力がよりエコだというコトなんですよね?「はい、7.8ワットです!」うわーそれでも微々たるエコだな…。でもイイや!あーもうソレください!(ちょっとヤケクソ気味)お値段は安くなって2150円×3コでした。
●ちなみに、リビング用の照明に使う輪っかのカタチの蛍光灯とかはないんですか?「そういうのはないんです。今ですとコチラの据え付け型になりますね」値段が5~6万!むー!わかりました…サスガにこれはチト高い…まずは電球からコツコツ始めます。
●家に帰って電球をつけてみました。600ルーメン、十分すぎる明るさ。もうちょっと暗くても全然イケル。それと既存蛍光灯とくらべて紫色がよく映える。ナニコレ?よくわかんない。



照明のコトを考えながら「THE DOWNTOWN LIGHTS」という曲を聴く。

THE BLUE NILE「HATS」

THE BLUE NILE「HATS」1989年
●このアルバムに「THE DOWNTOWN LIGHTS」という曲が収録されてます。80年代から活動しているこのバンドはスコットランド・グラスゴー出身。この歌で描かれてる風景は、きっと北国の寂寞とした街灯りなのかも知れません。でもこの曲がボクはなんとなく好き。誰もいない街、誰もいない夜、ダウンタウン・ライツ。そう歌われていても、ボクにとって薄闇の街灯り、特にマンションに規則正しく灯る電気などは、郷愁を誘う心地よい風景。団地育ちの人間にとって、帰るべき場所をイメージさせるのです。
●種類といえば、このバンドはシンセポップというポジション。しかしそんな解釈は評価としては浅過ぎる。80年代のシンセ機材を駆使したクールな楽曲は、ヒンヤリとした質感を持ちながら、一方で独特のエコーが濃い瑞々しさを放っている。そこにボーカル PAUL BUCHANAN のソウルフルで奥ゆかしい歌唱が乗ると、見事なシズル感がでる。結果実にクールなブルーアイドソウルになり、AORになる。スローでジワジワなスタイルがごくごく地味なんだけど、個人的にはメチャメチャ回数聴いている音源。正直、その魅力を言語化することが出来ず、ブログの記事に仕上げられずに何度も挫折したほどのシロモノ。うーん、地味なんだけどスゴくイイってどうやったら伝わるだろう?

THE BLUE NILE「A WALK ACROSS THE ROOFTOPS」

THE BLUE NILE「A WALK ACROSS THE ROOFTOPS」1983年
●でもでも、実は、コチラのファーストアルバムの方がもっと好き。これこそ何回聴いたかワカランほど。特に一曲目のアルバム表題曲にメチャメチャショックを受けたのです。アレ?プレイボタン押したのにな?ってほどイントロのスタートが遅い。そんでグルーヴを抹殺したようなマヌケなタイム感でトントントントンとドラムが入る。80年代ニューウェーブのイビツな脱臼感覚が、ストリングスアレンジや不思議なベースプレイとともに奇妙な緊張を孕むアンバランスさを醸し出してて、でもココにブルージーでソウルフルなボーカルがシックリハマると実に味わい深い楽曲になる。この奇跡の均衡感覚が衝撃だった。地味と言えば最高に地味。でも名曲とボクは思ってるのですわ。クールなんですわ。
●シンセの可能性を、ことさらひけらかすでもなく、実に有機的に取り込んで、でも独特のクールさと湿り気、シズル感をまとわせる技が華麗。同時代のAORやジャズフュージョンよりもずっとモダンで洗練されてると思います。まーあくまで今の視点から見ると「フツウじゃん」に聴こえてしまうかも?なんだけど、今の耳に応える普遍性は全然劣化することがありません。いやいやホントにイイと思ってるんだけどな…でもコレ伝わんないなあ。

THE BLUE MILE「PEACE AT LAST」

THE BLUE MILE「PEACE AT LAST」1996年
●シンセポップから出発しつつも、この段階においてバンドはもっと生々しい音楽に接近しようとしたのか、ギターやピアノなどの生楽器の比率がグッと増した作品。ゴスペルコーラスのモチーフや、ライトなファンクグルーヴが密かに仕込まれてて、ソウルミュージックへの憧憬がジワジワと滲む。それでも基調としてのクールさと奥ゆかしさは全然ブレていない。

THE BLUE NILE「HIGH」

THE BLUE NILE「HIGH」2004年
●コレ含めてアルバムはたったの4枚。寡作寡作と言われて作品リリースの間隔がどんどん広くなるのがこのバンドですが、それでも地道に活動は途切れてないのがエライ。00年代に入ってポコリと登場したこのアルバムには、アレレ!まだ活動してたんだ!とビックリしたくらいです。しかもしかも、作風が全然変わらない。80年代の音楽と比べても全然区別がつかない。時代の流れに全然影響されない。シンセも生もソウルフルも全部完璧なカタチで結晶化してます。…あ、ジャケがダウンタウン・ライツだ。

THE BLUE NILE の良さを伝え切れたか全然自信がありませんが、このCD、ヒンヤリした質感が体感温度下げてくれますよ。エアコン使わず、冷える音楽を聴く。コレも節電かも。



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