●そうそう、twitter のアカウントとブログをヒモづけてみました。
●でも、ボクの twitter の内容は、このブログにシンクロさせません。クダらな過ぎるから。…まーこのブログ自体もクダらないですけど。


●業務的興味も含めて、昨日今日はちょいちょいフジテレビの「27時間テレビ」を見てるのですが……なんかシンドイです。岡村さんをイジメナイで下さい。しかもボクの twitter の TL では誰も見ている人が全くいない…。

●むしろ NHK スペシャルの福島県飯舘村ドキュメントへのコメントが多くて。当然ボクもコレは見逃せなくて、録画で見てました…。原発30km圏内の外でありながら、高濃度の放射能汚染に見舞われた村。
●美しい自然ときれいな清流を売り物にした、低農薬野菜のビジネスは完全崩壊した…放射能は地域の誇りを根こそぎ奪う。25年もの時間をかけて品種改良した自慢のブランド牛を、全て売却して酪農を廃業する男性が泣きむせぶ。昨今のセシウム牛肉騒動においては、これらの牛を買い取った業者さんだって大変なはず…「オレも宮城で被災してんだ…」って語ってた、彼も大丈夫だろうか。二十代の農家男性は本来の稼業に未練を残しながらも、すでに避難させた妻子を養うために、単身いわきへ移り住んで東電の火力発電所で働くことにした。「電気に人生をここまで振り回されるなんて思っても見なかった」と苦笑。東電の下請けで働いていることは故郷の人々には言いづらいとつぶやく。実は内部被爆していることがわかっているが、数値だけが告げられて誰もその影響については説明をしてくれない。村内でも一番のホットスポットの地区長さんに、原子力委員会から派遣された官僚が事務的に説明する、「汚染物をコンクリートで保管する施設を村内に作らなければ、村には帰れない」、なんてデリカシーのない説明だろう。地区長さん「理屈ではわかっても、体がそれを許さない」…全ての地区住民の避難を見届けて、彼も土地を離れる。祖先の位牌を丁寧に梱包して仏壇をキレイに磨いて。
●今月末に飯館村は全村避難が完了する見込み。番組の冒頭では、地域の人々が集まって神社で祈祷が行われていた。あのような行事は、もう二度と行われないかもしれない。同じ場所で暮らした人々は、もう二度と集まることがない。コミュニティが壊される。先祖が切り拓いた土地と文化、人間関係を全部捨てる。


ノマド4年生、塾の宿題で、日本列島の白地図にナニカをセッセと描き込み。
●課題は、何でもイイから「1つのテーマをもって自分なりの地図を作ってみること」。地域の特産品一覧でもいい、有名河川を描き込むでもいい、全国の新幹線の路線図を描いてもいい。何でもイイのです。さてノマドはどんなテーマで地図を書くのか。

ノマドの原発地図

●ノマド「ねえねえ、キヘンに白いと書いてなんて読むの?」「柏」かな?「じゃあコレはカシワザワってコト?」あーん?ちょっと地図帳見せて。それは柏崎だよ…んん?オマエナニ調べてんの?「日本の原子力発電所がどこにあるのか全部書き出すの!」おおおっ!そう来たか…わざわざ宿題にそんなテーマを選んだか…。原子力発電所はね、みんな海沿いにあるから調べるのが簡単なんだよ!なんてコメントしてます。「つーか、日本、原発イッパイありずぎじゃね?」
●そんで翌日。ワイフに手伝ってもらいながら、日本全国の原発の稼働率をネットで調べておりました。ソコで分かったのは、定期点検などなどで、現在動いてる原子炉はそんなに多くないってコト。ノマド神妙にそれらの資料をプリントアウトし、真剣に眺める。……でぽつりとつぶやいた。「コレしか動いてないのに平気ってコトはさ、ナニゲに原発ナシでもイケルんじゃね?」……自分で調べて、自分のアタマで考える。そんで自分の立場を固める。そういう思考を今カッチリ身につけてもらいたいね。塾の宿題も、ボチボチ捨てたもんじゃナイね。


スチャダラパー「THE BEST OF SCHADARAPARR 1990-2010」

スチャダラパー「THE BEST OF SCHADARAPARR 1990-2010」
●この前、このブログでも取り上げた二階堂和美のライブ配信で、BOSE さんが気になるコトを言ってたのがココロに引っかかってて。「最近よく言ってるフレーズで『ああーあの日に帰りたい』ってのがあって。シンコとかいつも言ってるのね『ああーあの日に帰りたい』って。もうネタになってるくらいにね」……『ああーあの日に帰りたい』って率直な言葉だよね…。もう元に戻れないコトがわかってるだけに、クチにすると切ないフレーズだよね。
●そんなんでスチャダラパーが気になってしょうがないということで、棚から引っ張り出したベスト2枚組。ふと気づくと20年以上のキャリアを誇る彼ら、DISC1はリアルタイムで耳タコなほど聴いてきたので、なにげに関心が薄れてしまってた00年代作品中心のDISC2ばっか聴いてます。00年代は日本語ヒップホップがメジャー方面にもアングラ方面にも大いに分厚くなった時代なので、相対的に彼らの存在感は小さくなっちゃった感じ。
●ただ、今一度よく聴くと彼らのポジションってとっても特殊ね。ヒップホップだけでなくジェイポップ全般で必死に励ましとか勇気とか友情とか愛情とか絆とか癒しとかアレコレのシリアスなメッセージが、たっぷりと市場に投下されてきたのに、スチャダラパーのリリックにはほぼ100%意味がナイ。主張もメッセージもない。やーココまで徹底してると気持ちイイ、潔い。
●これ、当然当事者は意図してるわけですよね。陳腐なメッセージを投げるコトを粋としない美学。コレをトコトン追求している。シリアスであることを避けるのにどれだけ丁寧な配慮がなされてるか。だって彼らはスチャダラなんですもん。スチャラカでスーダラなんだもん。いつまでもダラダラしてて欲しい。『ああーあの日に帰りたい』のフレーズも、柔らかなユーモアに包んだネタにして、クスッと笑わせて欲しい。

●あ、今思い出した。スチャダラパーと同じポジションにいるのは、電気グルーヴだ。彼らにも100%意味がナイ。
●そんな彼らも、今は「節電」中らしいのですが。Tシャツが。

節電気グルーヴ


スチャダラパーとシンクロしたニュースクールのヒップホップ。

JUNGLE BRITHERS「STRAIGHT OUT THE JUNGLE」

JUNGLE BRITHERS「STRAIGHT OUT THE JUNGLE」1988年
●88年はスチャダラパー結成の年。アメリカにおいても、この年にヒップホップ新世代が登場しました。ハードな自己主張が目立ったミドルスクールのラッパー(PUBLIC ENEMY、RUN-D.M.C.、L.L.COOL.J、EPMD といった連中)とは一線を画す新世代。人呼んで「ニュースクール」ナヨナヨした文系キャラとピースフルなメッセージ、アフロセントリズム(アフリカ中心主義)に基づく思想とファッション、ジャジーな質感を持つトラックなどなど、新時代のスタイルを共有するアーティストが数々登場します。中でも注目すべきは THE NATIVE TONGUE というアーティスト集団。DE LA SOUL A TRIBE CALLED QUEST らを中心としたこのチームが「ニュースクール」運動を牽引していきます。JUNGLE BROTHERS もこの THE NATIVE TONGUE の中核メンバー。特にこの彼らのファーストは、一派としても初めてのアルバムリリース。この新スタイルに誰もが驚いたのです。
●とはいいつつ、既に20年以上前の音源なので、今のヒップホップの質感に慣れてる人が聴くと、トラックの密度がなんかスカスカしてて物足りないって思っちゃうかも。レイドバックしたラップの質感とサンプルのザックリ感覚が日曜日のケダルイ気分にピッタリかも。お茶飲みながら聴いてます。
●……それと、JUNGLE BROTHERS がユニークなポイントをもう一つ。彼らは一部のトラック制作をハウス系のプロデューサーに依頼したという事実。「I'LL HOUSE YOU」は80年代末の原始ハウスなトラック。高速BPMトラックを軽妙に乗りこなす彼らのパーティラップはナニゲにユニーク。ヒップホップもハウスもまだジャンルとして固定化してなかった幼い時代。こんな越境コラボもやろうと思えば出来たのね。…とはいいつつこのハウス路線はその前にも後にも誰もやらなかった。異端なアプローチなのでした。

BRAND NUBIAN「IN GOD WE TRUST」

BRAND NUBIAN「IN GOD WE TRUST」1992年
BRAND NUBIAN THE NATIVE TONGUE の一翼を担ったユニット。アフロセントリックな主張はこちらの方がより濃い。オマケに皆さんイスラム教に改宗しちゃってますからね(ネイションオブイスラム/5%)。一曲目のイントロから、アラーの神へのお祈りをサンプルしちゃってます。野太いベースとジャジーネタを基調にしたトラックに、ちょい社会派なラップを乗せてます。ラガDJを召喚してる曲もあるねえ。
●しかしこのセカンドアルバムには、ファーストアルバムで活躍した音楽的リーダー GRAND PUBA が脱退しちゃって少々地味な印象。ファーストが「ONE FOR ALL」というタイトルだったのに、イキナリ脱退しちゃうのはズルいよね。

ALI SHAHEED MUHAMMAD「SHAHEEDULIAH  STEREOTYPES」

ALI SHAHEED MUHAMMAD「SHAHEEDULIAH & STEREOTYPES」2004年
●90年代から一気にワープして、2004年の作品。これは、やはり THE NATIVE TONGUE 一派の中心ユニット、A TRIBE CALLED QUEST のトラックメイカーとして活躍した男の初ソロ作。硬く乾いて結晶化したようなビートが地味なはずなのに実にクールかつ艶やかに響きます。ああ、独特のグルーヴと奥ゆかしいアーバン感覚がタマラン。音の鳴り1つ1つがキレイだわ。
●さてこの人。ATCQ の同僚 Q-TIPJAY DEE と共にプロデューサーチーム THE UMMAH を組織し、ニュークラシックソウル/オーガニックソウルを牽引。RAPHAEL SAADIQ DAWN ROBINSON(元 EN VOGUE)とで結成したスーパーR&Bグループ LUCY PEARL も話題になりました。完全に職人気質/裏方気質な人でございます。そんで名前からハッキリ分かります通り、彼もムスリムです。
●裏方気質はこのソロでもしっかり滲み出てて、自分はフロントに出ずままに、フィーチャーシンガー/ラッパーを立てるスタイル。THE BRAND NEW HEAVIES のシンガー SY SMITHMINT CONDITION のシンガー STOKLEY WILLIANMSFU-SCHUNICKENS の高速ラッパー CHIPS、デトロイトのキーボーディスト AMP FIDDLER などなど、渋い人選が心ニクい。あ、TOSHI(久保田利伸)もいるぞ。ALI 本人のラップも少々は聴けます。

THE BEATNUTS「THE BEATNUTS STREET LEVEL」

THE BEATNUTS「THE BEATNUTS: STREET LEVEL」1994年
●一応彼らも THE NATIVE TONGUE の一派とされています。そんな彼らのファーストアルバム。でも作風だけで言うと「ニュースクール」を別の角度から牽引した DIGGIN' IN THE CRATES 一派の方に近いような気が…。何万回聴いても聴き飽きない完璧なループを目指す美学。その磨き上げたループをトコトン繰り返して作り上げる陶酔感。ある意味で硬派。純粋主義。「NUTS」には「夢中になる」「アタマが変になる」という意味がある。つまり彼らはビート狂。徹底的に突き詰めたビートミュージックを堪能する。
●ジャケに踊るグラフィティ調の矢印マーク。グルリと回転する矢印にはターンテーブルの上でうねるグルーヴの強さが象徴されてるのかな。元ネタは50~60年代に活躍したサックス奏者 HANK MOBLEY の1965年のアルバム「THE TURNAROUND」のジャケ。初期キャリアにおいて、THE BEATNUTS はこのマークをかなりしっかり使ってました。

The Turnaround!(HONK MOBLEY「THE TURNAROUND !」1965年)




為替が一気に円高モードになったので。特に英ポンドが127円台ってのは死ぬ程安い!
ここぞとばかり海外のアマゾンに発注かけました。もうヤバいってくらいの量のCDを。ぶっちゃけ、もう聴き切れないCDがワンサと溢れてるんだけどね。でもさ、イギリスアマゾンに発注したCD31枚は、送料コミでも単価にして680円。アメリカアマゾン24枚は送料込み単価で560円。これ安いでしょ!それと英 SOUL JAZZ RECORDS はレーベルのサイトに直接注文しました。これも20枚くらい。これは少々高めで単価1600円くらいになっちゃう。でも日本では入手がメンドクサイのと、どうやっても2200円くらいするのでやっぱり割安にはなる。
●でもまだ手加減してます。マジでマニアックなヒップホップは流通量そのものが小さいからムコウでも安くない。だから今回はスルー。オマケに業者を選ばないと本当にババを引かされる。ボクの経験上ではヒップホップ系の方がロック系のお店より、アレコレが全部ルーズ。あと、イギリスでヒップホップは無駄に高い。得意分野を持つ信用できるお店を見つけよう。




●あ、そうだ。今週は、中村とうようさんが自殺してしまった。
●そして AMY WINEHOUSE が死んでしまった。ショック。
●さらには、地上波アナログ放送がご臨終。ウチはデジタル化してしまっていたので、あの青い画面のメッセージは見られなかった。そんでこれから流れる砂嵐も見られない。


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