WHITNEY HOUSTON が死んでしまいましたね。48歳は早いなあ。
11歳からゴスペルクワイアでソリストとして活躍してた早熟少女。天賦の才に恵まれ過ぎると、その後の人生で苦労するのでしょうか?なんだか MICHAEL JACKSON を連想してしまいます。
●バービー人形にまでなったのにね。ホント人生とはママならぬモノ。

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●ヤマハのエレクトーン教室に通ってた小学生時代の妹が、彼女の初期のヒット曲「ALL AT ONCE」を器用に両手両足を使って弾くのをよく聴いてました。WHITNEY HOUSTON というと、まず最初にこの曲を思い出してしまう。この曲を収録したアルバム「WHITNEY」は1985年の作品。彼女にとっても初めてのアルバム。MICHAEL JACKSON のお兄さん JERMAINE JACKSON がメインのプロデューサーを務めています。

WHITNEY HOUSTON「WHITNEY」



●しかし。ボク個人のライブラリーには、WHITNEY HOUSTON は一枚もなく。
●今までそんなに関心がなかったのね…今度レコ屋で探してみよう…激安LPワゴンとかに埋まってないかなあ。


そこで、突然だけど、CHAKA KHAN を聴く。

CHAKA KHAN「CHAKA」

CHAKA KHAN「CHAKA」1978年
WHITNEY の人生のピークであっただろう映画「ボディガード」のサントラの中で、彼女はこのアルバムの最初に収録されている曲「I'M EVERY WOMAN」をカバーします。彼女にとってこの曲はとっても思い入れのあるモノだったはず。WHITNEY はこの CHAKA KHAN のバージョンでバッキングボーカルを担当したのです。当時彼女はまだ15歳。ショービジネスの世界に本格的に乗り出していく最初の時期。うん、力強くて素敵なディスコチューンです。
CHAKA KHAN にとってもこの「CHAKA」は初めてのソロアルバムです。この人は、そもそも RUFUS というファンクバンドでボーカルを務めてた女性。RUFUS FEATURING CHAKA KHAN なんて名義で活動しておりました。1973年から活動したこのファンクバンドは、実にシッカリ70年代前半の土臭いファンクを鳴らしておりまして、折り目正しくボクの大好物な物件であります。ソコでスパイシーな声を聴かせる CHAKA も見事なのであります。しかし、このタイミングで彼女はソロをリリース。RUFUS としての活動も同時並行させますが、ココではアーシーなファンクではなく別のスタイルの音楽にチャレンジします。
●彼女に新しい色を加えようとしたのは、ATLANTIC RECORDS のトルコ系プロデューサー ALIF MARDIN でありました。この人がポップミュージックに与えた巨大な影響は計り知れな過ぎて、ボクの手には負えません。とにかくこの60年代から活躍するこの大プロデューサーは、豪奢なストリングスアレンジと最先端のフュージョンサウンドを組み上げて、土臭いR&B少女を、洗練されたディスコファンクを華麗に乗りこなす女傑に変身させるのです。クレジットには豪華なメンツがワンサカ。BRECKER BROTHERS GEORGE BENSON、DAVID SANBORN、CORNELL DUPREE といったフュージョニストたちがゾロリ。その中に WHITNEY HOUSTON も混じっていたのです。

CHAKA KHAN「WHAT CHA GONNA DO FOR ME」

CHAKA KHAN「WHAT CHA' GONNA DO FOR ME」1981年
●ソロ三作目、相変わらず ALIF MARDIN のプロデュース。最初の曲がいきなり THE BEATLES「WE CAN WORK IT OUT」のディスコファンクカバーでシビレル。都会的で80年代的なフュージョンファンクと、ソコに安住しないパワフルな CHAKA の声がこのアルバムをホットなものにしています。さらにクレジットは豪華になって、HERBIE HANCOCKDAVID FOSTER なども参集。そしてモダンジャズの重鎮 DIZZY GILLESPIE までが参加、彼の代表曲「A NIGHT IN TUNISIA」を組み込んだ「AND THE MELODY STILL LINGERS ON」という曲を披露しています。加えてもう一ネタ足しますと、この曲は、DIZZY のビバップ時代の相棒、故・CHARLIE PARKER のプレイをサンプルまでしてます。

●この後のアルバム「I FEEL FOR YOU」1984年に、KANYE WEST にサンプルされて一躍再評価された「THROUGH THE FIRE」が収録されてるんだな。でもココもまだチェックしてない。まだまだケツが青いなボクは。





●WHITNEY HOUSTON の「I'M EVERY WOMAN」は90年代風にハウシーな気分もあるのね。ン?1カット、CHAKA 本人が写ってるような気がする。



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