●あいかわらず、風邪気味。
●眠い…早寝してしまう。そんで寝坊もしてしまう。


エロかわいいとか、エロかっこいいとか、エロかしこいとか。
●今まで、いろんな形容詞があったけど。
壇蜜って、「エロおもしろい」という不覚にも誰も手をつけてなかったニッチを独力で切り拓いてる人なのね。スゲー。



さて、息子ノマド11歳。塾の授業で、スイートピーの花をもらってきた。

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●理科の授業で、おしべとかめしべとか、花の構造を習ったらしい。その流れで先生に頼んで花をもらってきたという。生花一本でもらってくればいいのに、マジで花1パーツだけを指でつまんで持って帰ってきた。
●娘ヒヨコ10歳が速やかに宝物の「押し花アルバム」を持ってきてワクワクしながら「お花ちょうだい!」ってアピールしてるのを完全に無視して、ノマドは手際よくピンセットで花を分解し、めしべおしべ花粉アレコレを顕微鏡で観察を始める。「うおースゲー!花粉いっぱいでグロい!」あまりにも鮮やかな顕微鏡操作に、ボクはちとビビったよ。オマエ、こういうコトに夢中になるって、明らかに非モテだわな。
●こんなの顕微鏡で覗いて盛り上がってるヤツってどんだけいるんだろう?ノマド、オマエの友達みんなこんなコトしてるのか?「知らねー!」…そうだコイツ他人の動向に関心ないんだったっけ。ワイフ「ていうか、フツウの家は顕微鏡なんて持ってないわよ」

●押し花コレクション新規獲得に失敗したヒヨコ、突然アタマに思いついたフレーズを一節歌う。「♪ココロの岸辺に咲いた〜赤いスイートピー!」
●おっ!?ヒヨコなんでそんな古い昭和の歌知ってるの?「え?うーんと、24時間テレビで女の人がうたってた」ヒヨコは学校の勉強はサッパリだが、一度しか聴いたことがない音楽をさっと突然思い出すコトが出来る、というオドロキの能力をトキタマ発揮する瞬間がある。もっと漢字とか覚えてくれればいいんだけどね。

●さらに、ヒヨコ、スイートピーのトリビアをひとつ発信。「赤いスイートピーって、ホントはなかったんだって。でもオジサンがガンバって赤いスイートピーを作ったんだって」マジ!?この歌の中では赤いスイートピーはドコに咲いてるんだっけ?「ココロの岸辺だよ!」おー架空の世界だ、たしかにたしかに。


●スイートピーひとつとっても、メリハリある反応をする我が子たちを眺めつつ、父親のボクは音楽を聴く。

「PURE LIPS」

VARIOUS ARTISTS「PURE LIPS - YUMING COMPOSITIONS」
松任谷由実さんが楽曲に関与した80年代アイドルソングをコンパイル。この一曲目が松田聖子「赤いスイートピー」1982年なわけです…ワイフ「よくスグにこんな昔の曲がでてくるわね〜」。まーねー。ムダにアレコレ持ってるからねー。このCDに関しては、松田聖子一曲目という構成から「ほしのあきに聖子ちゃんカットをさせました」ジャケというアウトプットをひねり出したグッドセンスに敬意を表して購入しました。一曲目が「赤いスイートピー」なら最後は「ROCK'N ROUGE」。最初も最後も聖子ちゃ〜ん。この2曲でユーミン「呉田軽穂」名義で作曲担当。実在しない色の花を歌詞に折込んだ作詞家は風街から来た詩人・松本隆であります。
●その他の収録曲としては、その不安定なボーカルがクラクラするほどの危うげな魅力を放つストレンジトラック、原田知世「時をかける少女」1983年については以前もこのブログで言及しました(コチラ)。彼女の「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」も収録されてるし。同じ角川映画出身の薬師丸ひろ子さんが「WOMAN "Wの悲劇”」1984年で見事な迫力を放つのと好対照。ハイファイセット「卒業写真」1975年は、ボクの中で個人的80年代ジャパニーズシティポップ大流行のキッカケになったトラックで、邦楽世界での AOR〜フリーソウル発掘可能性の奥行きを一気に感じさてくれた思い出の1曲です。
麗美「青春のリグレット」1984年という楽曲は、ボクにとってあまり馴染みのないモノだったのだけど、この曲を聴いた娘ヒヨコが「このウタ誰がうたってるの?初音ミク?」って質問して爆笑。たしかに初音ミクだわミクに聴こえるわ!30年前の段階から日本は潜在的に初音ミク的なモノにナニかを感じてたのね。初音ミクは、日本人の中に共有されてたアイドル観のイデアをテクノロジーによって実体化してしまったモノなのかもね。

VARIOUS ARTISTS「SHOUT AT YUMING ROCKS」

VARIOUS ARTISTS「SHOUT AT YUMING ROCKS」2009年
ユーミンの代表曲を、ロック系ミュージシャンがカバーしたコンピレーション。正統派のユーミンファンが聴けば噴飯ものなのかも知れないけど、ボクは全然たのしいです。軽く固く乾いた SNAIL RAMP「恋人はサンタクロース」英詞ハードコアパンクカバーとかが小気味いい。20年近く前の学生だったボクはこの原曲をスキー場のリフトに括り付けられたスピーカーで聴いてたけど、アレはバブル景気に乗せられた特殊なスキーブームが見せた限定的な風景だったわけで。先日16年ぶりに訪れてみた21世紀のスキー場は、もはやスノボの方がマジョリティだったコトにちょっぴり戸惑い、ボクはこの事実に思い至ったのです。スケーターズカルチャーとしてのハードコアと、スキーカルチャーを推進したユーミンのミクスチャー。
仲里依紗主演の実写版「時をかける少女」で主題歌をうたったいきものがかりは、ココでは「卒業写真」を真摯に歌い上げ、「トイレの神様」植村花菜「やさしさに包まれたなら」をスローバラードに変換。でも一番のワザアリは「翳りゆく部屋」を歌った椎名林檎。凛とした佇まいは原曲の本質をキチンと射抜いている。しかし一番のお気に入りは、向井秀徳&峯田和伸がアコギデュオで「守ってあげたい」をロウファイでヨタヨタ歌う様。ある意味卑怯なワザだけど、一番インパクトがありました。元ネタは映画「少年メリケンサック」より。

松任谷由実「YUMING COMPOSITIONS - FACES」
松任谷由実「YUMING COMPOSITIONS - FACES」2003年
ユーミン自身が、自分の提供楽曲をセルフカバーする場面もある。そんなケースはオリジナルアルバムの中にもちらばってます。でもこのアルバムは一枚全部がセルフカバーだけで構成されてる物件。70〜80年代の楽曲を選んでますわ。「PURE LIPS」にも収録されてる小林麻美「雨音はショパンの調べ」1984年はハイテンポに加速されたクールなファンクに変換されてるし、松田聖子「瞳はダイアモンド」1983年もベタついた虚飾や仰々しいエモーションをグッと抑制したネオソウルの佇まい。「Wの悲劇」はちと淡白になりすぎたかも。全ての楽曲がミネアポリスとロスでのレコーディング。
●ハイライトは、1974年の名曲「やさしさに包まれたなら」1974年当時に収録された原曲の、荒井由実のボーカルトラックと、2003年新録の松任谷由実のボーカルがデュエットをするという演出になっている。スピーカーの右左に時代を超えた声を振り分けてメリハリを強調。…でも、30年の時代の差があるのに実はほとんどボーカルスタイルが変わってないコトがわかってしまって、むしろコレが実はスゴいのかも!と思ってしまったりもする。同時期の佳曲「ベルベット・イースター」の再録カバーも収録。



ユーミン/松任谷由実って、日本のポップシーンにおいて巨大な存在。いつかこの人の膨大な音源たちに立ち向かって、このブログにアレコレ書いてみたいと思ってます。近作は買いこぼしてるけど、00年代中盤までのアルバムは実は全部持ってて、チョコチョコ聴いてるんだよね。でも、その大きさはナカナカに手に負えるもんじゃなくて。




●30年前の初音ミク。麗美「青春のリグレット」1984年。



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