テルマエ爆笑。

「テルマエ・ロマエ」

●DVD「テルマエ・ロマエ」
●家族で見て、メチャメチャ楽しませていただきました。阿部寛さんはじめ古代ローマに完全に溶け込んだキャスト陣のハマり様もオモシロかったのですが、「平たい顔族」代表の日本人ヒロイン・上戸彩が、見れば見るほど深刻に「平たい顔」過ぎるコトがどんどん自分の中で盛り上がってしまっている。ああ、平たい顔なのにカワイイってこういうコトなのか!このカワイさって他に誰がいる?剛力彩芽くらいしか思いつかない…あ、同じオスカー所属か。

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見れば見るほど顔が平たい…。そのワリには劇中での古代ローマ衣装が似合ってて不思議。入浴シーンがタップリあるのかと見せかけて、エンドロールのバックシーンにしかありませんでした。そういえば EXILE の棟梁 HIRO さんがダンナなんだよな。私生活でも古代ローマ風味がスキなのか。
●余談だが、息子ノマドはこれで古代ローマに興味を持ったのか?たまたまイタリア旅行に出かけるジジババにコロッセオの絵はがきをおミヤゲに発注したらしい。そんで風呂入る時は「じゃ、テルマエに行ってくるか!」とわざわざ声に出すのであります。


電子書籍を読んでみた。

Yahoo! JAPAN編 「今こそ見ておきたい三陸鉄道」

Yahoo! JAPAN編 「今こそ見ておきたい三陸鉄道」
東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県〜宮城県を走る第三セクターのローカル線「三陸鉄道」の現在を、Yahoo!ブロガーたちの現地訪問記事や写真で構成した電子書籍ならではのルポ。美しい自然の中を走る一両編成のカワイらしい佇まい、そしてソレを愛して止まない鉄道ファンブロガーの視線が優しい。でも、街丸ごとが根こそぎエグリ取られてしまうという圧倒的な被害の重さに、トリハダが立つほどの恐ろしさと、途方もない復興への困難さを感じて、思わず黙り込んでしまう。

オカネ出して電子書籍を買うのは二回目。
●これは315円だった。前は85円だったからかなり値段アップだけど、まだ単行本ほどの値段1300円とかで買い物をする気にはなってない。それと前回も今回も電子書籍のみのコンテンツだったから購入してみたという状況。物理的な紙媒体と並列の場合ではどんな買い物動機が発生するか、自分でもよく分かんないな。それと、YAHOO! ブックストアと、このホンのユーザーインターフェイスは、ぶっちゃけあんまり洗練されてない。イマイチ。


●今週は、ツマンナイコトでアレコレ詰められたので、神経がササクレ立ってる。
チルアウトするために、ピアノジャズ。

BEEGIE ADAIR「MY PIANO JOURNEY」
BEEGIR ADAIR「MY PIANO ROMANCE」

BEEGIE ADAIR「MY PIANO JOURNEY」2010年
BEEGIR ADAIR「MY PIANO ROMANCE」2010年
この女性ピアニスト、現在75〜76歳なんですわ。見事なおばあちゃんジャズ。でも突然登場した人じゃなくって、長ーい長ーいキャリアを積み重ねたベテラン。60年代から音楽の仕事を始めて、コツコツジワジワと仕事の幅を増やして、結果、関わった録音物の数は90を越えてるみたい。日本デビュー盤となったこの二枚のアルバムは、実は発売当初バカ売れして話題になったもんだ。シックなピアノトリオ。
●おもてなし精神が円熟してるのか、選曲がある意味ベタでイイ。THE BEATLES とか ELVIS PRESLEY とか「FLY ME TO THE MOON」とか「A列車で行こう」とか。松田聖子「SWEET MEMORIES」山口百恵「いい日旅立ち」までカバーしてるのは、日本企画盤ならでは。ふー。なんも考えないでイイ気楽さ。

COUNT BASIE THE KANSAS CITY 7「COUNT BASIE THE KANSAS CITY 7」

COUNT BASIE & THE KANSAS CITY 7「COUNT BASIE & THE KANSAS CITY 7」1962年
うーん。もっとホッコリしたジャズが聴きたくなっちゃった。そんで COUNT BASIE オジサンの登場。1930年代のビッグバンドジャズ全盛期を担った名バンドリーダー兼ピアニスト。ドデカイ編成とドデカイスウィングイでダンスフロアをキリキリ舞いにさせてたはずなんだけど、40年代に入ってビッグバンドの需要がなくなると、彼もバンドをたたんで小規模編成のコンボ演奏をするようになる。この作品は60年代に入ってからの時代、レーベルも IMPULSE! からリリースされたモノで、7人組バンドのコジンマリとしたモダンジャズになっております。でもどこか滲み出ているのは、チャーミングな愛嬌のよさ、少し冗談めかした楽しげな雰囲気が伝わってくる。
●彼はカンザスシティという街でキャリアを起こし、この作品でも自分のバンドにこの街の名前を付けるコトまでしてるんですけど、1930年代のこの街には特殊な環境が整ってたみたいなので、チョイと言及しときます。カンザスシティっていうからカンサス州の街なんだろうと見せかけて、実はお隣ミズーリ州の街。ちょうど州の境目に位置してるんだけど、カンザス州ではなくミズーリ州に含まれてます。で、アメリカの地図全体で見ますと、この二つの州はちょうどアメリカのど真ん中にあるワケです。つまり、東部と西部、南部と北部の交差点になってるのです。ここで様々な文化の交流が生まれました。
●この時期アメリカ南部から北部へ大河ミシシッピ経由で黒人さんの労働力移動がありました。南部の大農園から北部の新興工業地帯へと人々が動いたのです。これにより、ミシシッピ州で生まれた初期のデルタブルースニューオリンズディキシーランドジャズが、北部の大都会、つまりシカゴニューヨークへ伝播し、彼の地で独特の進化を生むコトになります。この街はそんな人口移動と文化交配の中継点になったのです。
●そして、あの悪名高き「禁酒法」もこの街の発展に寄与します。南部に多い厳格なキリスト教保守勢力がこんなお固い法律を作ったのですが、ここカンザスシティにおいては悪徳政治家がこの法律を骨抜きにして街を見事な歓楽街に仕立ててしまうのです。だからこの街でビッグバンドジャズが発展したのです。盛り場で大音量の音楽を鳴らすコトなどフツウには出来なかったこの時代、この街だけがソレをやることができたのです。このスタイルはカンザスシティジャズという名前がついてたちまち全米の好事家の注目となりました。
●天下の悪法「禁酒法」は1933年に廃止されます。これ以後はビッグバンドジャズカンザスシティの専売特許というわけにはいかなくなり、このスタイルは黒人さんが移動していった北部/東部へ伝播していきます。COUNT BASIE もまもなくニューヨークへ移っていきます。…一方、そんなビッグバンド狂騒時代のカンザスシティで少年時代を送っていた人物がいます。ビバップジャズの創始者、CHARLIE PARKER です。彼はこの街のビッグバンドで修業時代を送り、そしてニューヨークでその天才ぶりを開花させます。こうやって、世代をまたいで音楽の遺伝子は繋がっていくんですね。
●ちなみに、このCDは新橋駅前のSL広場で時々やってる古本市で525円でゲット。あの古本市は、ナニゲにCDやLPの掘り出し物があって、非常にアナドレナイのです。

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VARIOUS ARTISTS「RELAXIN' BOSSA LOUNGE」2010年
VARIOUS ARTISTS「RELAXIN' BOSSA LOUNGE 2」2010年
このノリの中で、ぼけーっとラウンジにつなげていく。あーいい湯加減だ。これは一昨年に行ってきたメキシコ・カンクン旅行で買ったもの。3枚組を2セット買ったんで全部で6枚90曲以上。JAMES BLUNT「YOU'RE BEAUTIFUL」みたいな最近のヒット曲にはじまり、 QUEEN「RADIO GA GA」、THE CLASH「ROCK THE CASBAH」、PETSHOPBOYS「WEST END GIRLS」といった、一体ボサノヴァにしたらどんなコトになるのか?みたいな曲、THE BEATLES、THE STONES、THE DOORS みたいな古典ロック、STEVIE WONDER BILL WITHERS、MICHAEL JACKSON、PRINCE、EARTH, WIND & FIRE のような R&B まで取り扱ってる。馴染みあるメロディがスーッとアタマに入ってくるのは心地よい。
●このCD、見つけたのはカンクンのホテルのプールサイドだった。デッキチェアで寝転がってたボクは、BGMとしてうすーく鳴ってたこの音楽を全く気にも留めてなかったのに、ドバドバとプールで潜ったり飛び込んだりしてた娘ヒヨコがデカイ声で「あ、これ、レディガガだ!」 完全にボサノヴァラウンジにアレンジされきってたけど、確かに「POKER FACE」。えーっ!?オマエよく気づいたな!…ウチのヒヨコはなんだが知らんが耳がよいみたいで、一度二度聴いた程度の音楽を瞬間的に覚えて無意識にハナウタを歌ってたりする(意識させると出来ない…「えーわかんなーい」になる)。ボクが鳴らしてる音楽も無意識にアタマに入ってるらしくて「コレ、パパが聴いてた曲だよね〜」とか指摘してくる。この時も、チョッピリの音量で激しくアレンジ改変された GAGA 楽曲をよくぞ発見した!とボクは大変驚いたのでした。
●そんで、早速プールサイドのバーにいるお兄さんにこの音楽はどんなCDなんだ?と質問。実際にCD屋さんに行ったらめっちゃ平積みされてて一押しアイテムだったコトも分かった。一応メキシコのレコード会社が売ってるみたいだけど、どこの国の人が作ったCDだかはよくわからない。シンガーの名前をみるとブラジル人っぽい。ラウンジミュージックなんて本来はスルーしてるんだけど、今回は娘ヒヨコのファインプレイとカンクンの楽しい思い出記念としてシッカリ購入。そんで今でもボチボチ愛聴している。

「U2 BOSSA - THE MOST POWERFUL SELECTION OF SONGS」

VARIOUS ARTISTS「U2 BOSSA - THE MOST POWERFUL SELECTION OF SONGS」2010年
これもメキシコで同じタイミングで見つけたボサノヴァラウンジ。副題にも書いてあるけど、U2 っていったらかなりパワフル過ぎてボサノヴァに向かない気がする。ソコを敢えてボサ化ラウンジ化しようって気概がイイ。実際「VERTIGO」とかド派手なスタジアムロックなのに、コレがチャーミングな小規模ボサになっててワザアリな感じ。原曲では猛烈な怒気孕む「SUNDAY BLOODY SUNDAY」も絶妙なバランスでそのシリアスさをキチンと残してる。大合唱アンセム「PRIDE (IN THE NAME OF LOVE)」もカワイイ。「DESIRE」はかなりファンキーな解釈をして原曲のバタ臭さをうまく取り込んでる。楽しい!

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