●今朝の「あまちゃん」、とうとう春子さん starring 小泉今日子さんが、歌声を披露した!
「潮騒のメモリー」、作詞:宮藤官九郎/作曲:大友良英・Sachiko M
●1986年にヒットした曲、という設定の架空の楽曲。この曲がドラマの中で重要なカギになっていく。
●歌詞が聴き取れなかったけど、なんだか今後の展開の伏線が仕込まれてるかのような…。
●ということで、土曜の朝からテンションが高い。
 http://www1.nhk.or.jp/amachan/rel/0513.html


そこで、さっそく小泉今日子さんのベストを入手。

小泉今日子「K25 〜 KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST」

小泉今日子「K25 〜 KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST」1983〜2007年
●デビュー25周年記念盤。実は去年デビュー30周年を迎えてる。彼女は「スター誕生」のオーディションで芸能界入り、デビューは1982年。同期には堀ちえみ、石川秀美、松本伊代、早見優、中森明菜、シブがき隊などがいる…んだけど、今挙げた他のヒトに比べての現役感がハンパないコトに気付きマジビックリ。キャリアを今なお更新中といえばこの中ではキョンキョン&本木雅弘さんくらいか。
「あまちゃん」劇中では、「山口百恵と松田聖子が同時に活動していたのは1980年だけ。この時期がアイドルの黄金時代なの!」春子さん STARRING 小泉今日子さんが熱っぽく語るシーンがある。そんな松田聖子のフォロワー世代として「聖子ちゃんカット」を搭載してデビューした小泉今日子。つーかこの時代は全員が「聖子ちゃんカット」であって、先ほど挙げた同期生も「あまちゃん」劇中の過去の春子さんも完璧に同じ髪型をしている。しかし、デビュー二年目にして周囲に無断でカリアゲショートカットにイメチェンして話題に。このへんからタダモノではない空気を出し始める…。
たぶんキャリアの完成期に突入したのは1985年「なんてったってアイドル」の瞬間でしょう。この当時小学5年生だったボクの個人史においては、一番ビビッドに輝いていたアイドル。正直、ピンクレディ百恵聖子もピンと来ない、でも彼女のカリスマはボクにはドスンと響く。つーか、「あまちゃん」のオカゲでその事実にボク自身が目覚めた。ああ、ボクは「キョンキョン世代」なのだ。
●ちなみに、1985年は秋元康が仕掛けたおニャン子クラブ出現の年でもあって、そして同年のメガヒットである「なんてったってアイドル」リリックも秋元康が担当している。この段階で、すでにアイドルのメタ解釈/メタ演出に確信的であった秋元氏の先見がスゴいと思う。

「なんてったってアイドル」

●そんな「なんてったってアイドル」を鳴らしていると、娘ヒヨコが「春子さんの声だ〜!」と反応する。この曲、作曲がなんと筒美京平、編曲が鷺巣詩郎「エヴァ」サントラ!)だった。筒美京平キョンキョンにたくさん楽曲提供していたことは今回初めて知った。アニメやサントラ仕事で認識してた鷺巣詩郎が80年代には膨大なアイドル仕事をしていたことも今回初耳。「恋をするにはするけどスキャンダルならノーサンキュー イメージが大切よ 清く正しく美しく!」ただの人形には留まらないと表明、自己演出アイドルのイメージを打ち出した最初のアイドル。

「木枯らしに抱かれて」

●同じ頃のヒット曲が懐かしい!「艶姿ナミダ娘」1983年「ヤマトナデシコ七変化」1984年これも筒美京平だった。「迷宮のアンドローラ」1984年やはり筒美京平そしてリリックが松本隆。このコンビが1987年「水のルージュ」も手掛けている。「THE STARDUST MEMORY」1984年は映画「生徒諸君!」の主題歌だったな。これは THE ALFEE 高見沢俊彦の詞曲提供。高見沢さんとキョンキョンは縁が深くて度々クレジットに彼の名前が登場してくる。やはり高見沢詞曲提供の「木枯らしに抱かれて」1986年の大胆なアイリッシュトラッドアレンジは、当時からボクはお気に入りだった。

「あなたに会えてよかった」 「月ひとしずく」

●90年代にも彼女の佳曲は多い!「あなたに会えてよかった」小林武史が作曲編曲を担当。リリックはキョンキョン本人。彼女は90年代に入ると自分で作詞も手掛けるようになる。1994年の「月ひとしずく」は詞曲に井上陽水/奥田民生のコンビが参加。コレは当時かなりアガった!UNICORN を前年に解散した奥田民生がソロで復帰したその年の仕事に小泉今日子、ということでスゴく注目したし、この仕上がりの延長に井上/奥田コンビによる PUFFY「アジアの純真」1996年があると思うと本当に重要曲。ちなみにボクは奥田経由で PUFFY にはだいぶハマり、今に至るまでほとんどのアルバムを買い集めて聴いている。90年代アイドル不在期において、ボクにとってのアイドルは PUFFY だったわけだ。



 




さて、80年代アイドルを語ったのだから、やっぱ、2013年現在のアイドルシーンにも言及せねば。

まずは、スクリーモ路線が炸裂する彼女たちのアイドルケモノ道。

BiS「IDOL is DEAD」

BiS「IDOL is DEAD」2012年
●彼女たちは最近は常々気になる存在でして。ももクロブレイク以降のアイドル・アンダーグラウンドを見回すと、彼女たちのムチャな戦略は無視できない。シングルのジャケではいきなり釘バットで武装しコチラを睨みつけてるし、初期プロモビデオ「MY IXXX」でいきなり「森の中を全裸で疾走」という演出を選択してるし、もう無謀としか言えない。コンセプトが「新生アイドル研究会」=「BRAND-NEW IDOL SOCIETY」とのことで、つまり彼らの活動はあくまでアイドル研究の実践であって、転じてアイドル活動ではないってことらしい。アイドルという媒体を客体視し、そのオルタエッジに挑戦する姿勢。だからイチイチのアクションが過剰で危険。
●ということで、先日のニコニコ超会議2でのミニライブも見に行っちゃった。つーか、彼女たちのライブが見られるってのが、ニコ超に行く大きな動機のひとつになってたね実は。…で、実物を見てみると、ワリとフツウにライブしてて、ちょっと拍子抜けしちゃったんだ…ネットでの評判の方が過剰だったのかな?あー思ったよりフツウにアイドル風で、フツウにかわいいんだなと。ぶっちゃけ、彼女たち自身がカワイイ女子だって思った事はなかったから、意外だった。ただし、絶叫系パフォーマンスの楽曲はたしかに迫力があった。やっぱ正統派とは言えない。
●さて、このアルバムはエイベックスからのメジャー盤で、今までのインディシングルも再録してる物件。で完全にロックアルバム。完全にスクリーモ。タフなギターロックに絶叫系ボーカル。アリガチなエレクトロアプローチすらあんまりナイね。プロデューサーは松隈ケンタという人物で、完全にロック畑のヒト。「OUR SONG」という楽曲は大沢伸一(MONDO GROSSO)のカバーなんだけど、原曲のエレクトロ感覚をなんとシューゲイザー系ロックに変換してしまった。いやいや、イチイチ技ありだわ。

BiS「IDOL」

BiS「IDOL」2012年
●メジャー移行直前に HMV のレーベルからリリースされたワンコインシングル。定価は500円だけど、AMAZONだと3450円もするのね。ボクは幡ケ谷ブックオフにて200円で採取したよ。メンバー交代が激しいのでこの時期は3人。このどうしょうもないジャケが本当にヒトを食ってる。ゴスロリ通り越して KISS 風メイクまでいっちゃダメじゃん。
●彼女たちのウィキにこのシングルをめぐる「IDOL騒動」なる事件が詳しく書いてある。(http://ja.wikipedia.org/wiki/BiS)てっとりはやくいうと、このリリース直前に公開した楽曲「アイドル」PVが、彼女たちのロック路線を大きく逸脱するフツーの王道アイドルソングだったことで、ファンが激しく動揺したという顛末。しかし、フタを開けてのシングル楽曲「IDOL」は、今までのロック路線をさらに上回るハイテンションなメタルリフ搭載のスクリーモな内容、おまけにマキシマムザホルモンみたいなエキセントリック意味崩壊リリックが炸裂。英語みたいに聴こえるけど全然日本語だし。今までのBiSらしい素晴らしいデストロイなキラーチューンであって、王道転向は自作自演のブラフであったわけ。実際、ニコ超でのミニライブもシメはこの曲の絶叫だった。そんでカッコよかった。今後も彼女たちには無謀なロック路線を継続してもらいたい。…ちなみに、フヌけた王道系楽曲「アイドル」もボートラ扱いでこのシングルには収録されてる。コッチは本当にどうしょうもない曲。




でんぱ組は、チームラボとギークなギミックで拡張中。

でんぱ組 inc「キラキラチューン/SABOTAGE」
でんぱ組 inc「でんぱれーどJAPAN/強い気持ち・強い愛」

でんぱ組 inc.「キラキラチューン/SABOTAGE」2012年
でんぱ組 inc.「でんぱれーどJAPAN/強い気持ち・強い愛」2012年
●結局見逃してしまったんだけど、彼女たちも先日のニコ超でパフォーマンスを披露してたという。秋葉原に生息するこのギークガールズ6人組も、存在感がドンドン増しつつある。BEASTIE BOYS や小沢健二のビックチューンをカバーするセンスが90年代育ちのボクみたいなリスナーを狙撃するに違いない…今の若いヒトはこのカバーをどんな風に聴くのかな?
●去年、彼女たちがチームラボと組んで行った、スマホ/twitter経由のインタラクティブライブが以前から気になってるんだよね。このアイディアをもっと拡張したらオモシロいコトになるに違いない。




アプガの「DO THE HARLEM SHAKE」に爆笑。

アップアップガールズ(仮)「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ」

アップアップガールズ(仮)「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ」2012年
●彼女たちのパフォーマンスはニコ超で見ることが出来た。B級感タップリな運営コンセプトとはいえ、かなりの場数経験値を踏んで来たと思わせる安定したステージングは貫禄のメジャー感を放ってた。振付けもちゃんとしてたし。さすがアップフロント所属。このシングルは、BASEBALL BEAR 小出祐介も2012年の重要シングルとして名前を挙げてたハイスピードダンスチューンで、ライブのキメドコロでも重要な役割を果たしていた。
●彼女たちがボクの中でヒットしまくったキッカケは、先ごろネット動画で流行った「DO THE HARLEM SHAKE」を彼女たちが公式チャンネルで発信していたことだ。アメリカのDJ、BAAUERによる粘着質系ヒップホップスタイル=トラップの楽曲「HARLEM SHAKE」に合わせてバカサワギをしまくるこのムーブメント。全世界から YOUTUBE にバカバカしい動画が上げられてた中、彼女たちの動画はおそらく日本で一番見られてた「DO THE HARLEM SHAKE」なんじゃなかろうかと勝手に思ってる。トラップのノリはベースのBPMが遅くて、速いテンポが好きな日本人にとってはイマイチのりづらいタイプの音楽。というか白人だってそんなに得意じゃない。そんな難しいノリに合わせて万人が百者百様のアプローチを見せる部分を観察鑑賞するのが「DO THE HARLEM SHAKE」のオモシロ味。そこでいうと、彼女たちのノリはナカナカのこくまろ風味で、しっかりファンクしててタマランのです。スローなベースに合わせてる子もいれば、痙攣的に高速テンポを拾ってる子もいるし。しかも4〜5本も上げてる。明らかに調子に乗ってる。ボク的にはエディション2が大好きです。




未来世紀ブラジルは群馬に到来していた。

リンダⅢ世「未来世紀 eZ zoo」

リンダⅢ世「未来世紀 eZ zoo」2013年
●これはかなりシビレマシタ。群馬県ご当地アイドル、しかも全員在日日系ブラジル人。なんだか日本語も苦手な感じ。そんで平均13歳くらい?すげえニッチなアプローチに爆笑しました。そんで楽曲もスゴい。なんとバイレファンキ風。そのスカスカなエレクトロ感に、舌っタラズでナヨナヨした日本語ボーカルが乗っかって、だいぶこんがらかったコトになってます。ダンスもだいぶゆるい。もうつっこみどころ満載で今注目度がボクの中でグングンアガってます。群馬県内のヤマダ電気などでライブ展開中の模様。





●他にもね、ちゃんとチェック出来てないけど気になる連中がいっぱいいるんです。
●いやー本当に忙しいね。



スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1512-2613c127