先週はコドモたちの運動会。
息子ノマドが鼓笛隊にエントリーとか、娘ヒヨコが白組副応援団長就任とか、例年にないほど見どころイッパイだったのに、午前8時現場到着という酷なスケジュールに不良サラリーマンであるボクは対応出来ず午前11時の段階でピクニックマットに横臥して大爆睡。その間ビデオ撮影をワイフに任せたら、名場面をことごとく撮り逃す&激しい手ブレでノマド&ワイフ自身が吐き気を催すなど、予想以上の深刻な仕上がりに二度とビデオは任せられないと反省した次第。

少子化時代の騎馬戦、1学年の人口では男女別合戦が2対2にしかならないショボさに対応して5&6年生合体の総力戦にアレンジ。しかし騎馬のトップを務めたノマドは試合開始10秒でワンパクボーイ・ヒョウガの騎馬に瞬殺される。まるでジャブローの戦いでシャア専用ズゴッグ(赤)がジム(白)を瞬殺した故事を見るかのようだった。文脈なぞ全く理解してないだろうけどラモーンズのパンクTシャツを普通に着ているヒョウガは中学生になったおちゃんアニキと日常的に取っ組み合いしているので、バトルといえばドラクエ程度しか知らないウチのノマドなぞ勝ち目はないし、オマケにそこを十分理解してヒョウガは出鼻でノマドを狙い撃ちしたそうな。しかしノマドは責められない。ヒョウガはたった一騎でノマドの白組の全騎馬を打ち倒してしまった。シャアだ、ルウム戦役、単機で戦艦5隻を沈めた赤い彗星だ。ノマド瞬殺の様子は撮影担当ワイフの手にも余ったようで、ビデオにも映ってなかった。

少子化時代の騎馬戦、個人戦という一対一の試合形式まであった。騎馬戦で一対一って?複数の騎馬が戦略とチームワークで激突するのが醍醐味なんじゃなかったっけ?赤白帽子の奪い合いはサドンデスの勝負で下の騎馬の子の役割はゼロだよね?…と思ったけど、貧弱ノマドには汚名返上のチャンス。学年チビランク一位を争うジョーくんが相手というラッキーをツモリ上げて、5分も粘り倒して下の騎馬メンバーが相手の騎馬を白線の外に押し出し勝利!ケガをさせてはならないという神経過敏な学校側の配慮の下、本当に騎馬が倒れる前にTKO判定を出すオペレーションの中、最後まで粘らせてもらったのは嬉しいことだ。一方、ノマドが仄かに恋心を抱くショートヘアのスポーツ万能美少女アスミちゃんだけは、爽やかな笑顔を振りまきながら、相手の騎馬を腕力だけで捻り引き倒して騎手の女の子を号泣させてた。爆笑した。アスミちゃん、リア充すぎるよ。


●さて、今日のBGM。スコットランドのロック。

THE CINEMATICS「A STRANGE EDUCATION」

THE CINEMATICS「A STRANGE EDUCATION」2007年
ポストパンクリバイバル。キリキリと空間を細かく切り刻む鋭利なカッティングギターがまさしくポストパンク。そのギター弦の振動にビリリとエコーを利かせる気分にスコットランドの作法、北国の作法が見える。ドラマチックなメロディとボーカルはシリアスだけど分かりやすく、結果的にポップな感じ。もうちょっとヒネクレルと INTERPOL みたいなバンドになる。そんなグラスゴー出身の4人組。
●実はこのCDは間違って買ったもの。以前紹介したフォークトロニカユニット THE CINEMATIC ORCHESTRA のつもりで購入したのに、全然関係ないロックバンドだった…で、ほとんど聴いてなかった。でも最近なんとなくiPodに収めて鳴らしてたら、エコーで引き締まった緊張感が、失敗出来ない仕事で立て込み中のボクの昨今のモードにことのほかフィットして、気持ちよい推進力になってくれている。7曲目「SUNDAY'S SUN」はなんと BECK のカバー。湿り気の多い場所から日なたへ突き進む明るさがある。

GLASVEGAS「GLASVEGAS」

GLASVEGAS「GLASVEGAS」2008年
●スコットランドの中心都市、グラスゴー出身のバンド。グラスゴー+ラスヴェガス= GLASVEGAS CREATION RECORDS の総帥で PRIMAL SCREAM OASIS を手掛けてきた ALAN MCGEE がお気に入りという評判もあるらしい。こちらはよりギターのエコーが深くなってシューゲイザー寸前。でもやはりエモーショナルで分かりやすいメロディが前面にでてきて大きな幅を持つダイナミックさを感じさせる。

SNOW PATROL「FINAL STRAW」

SNOW PATROL「FINAL STRAW」2003年
●コチラもスコットランド・グラスゴーを拠点としていたロックバンド。インディ時代には、グラスゴー・ギタポ界の重鎮 BELL & SEBASTIAN が所属するレーベル JEEPSTER で2枚ほどアルバムをリリース。ある意味で由緒ある育ちのバンドが心機一転して繰り出したメジャーデビュー盤。グラスゴーっぽいメソメソロックの繊細さと深いエコーのメランコリーに浸りつつも、ソレ以上にダイナミックで生命力溢れる作風が前に出て来る。闇雲にガレージ志向/ダンス志向に突っ走っていた一群のバンドに比べれば洗練の度合いは深い。コレもグラスゴーという独自の世界観を持つ街の気分なのだろうか?

SNOW PATROL「EYES OPEN」

SNOW PATROL「EYES OPEN」2006年
●メソメソロックの湿り気エコーから、力強いビートでタフさを獲得した進化の過程。初期 COLDPLAY のような面影さえ感じさせた前作から、繊細さをかなぐり捨てたかのような開き直りでロックのカタルシスへ突き進む。その一方でシンガー MARTHA WAINWRIGHT を召喚したデュエット曲「SET THE FIRE TO THE THIRD BAR」などには、従来のひっそりとした優しさがある。

SNOW PATROL「FALLEN EMPIRES」

SNOW PATROL「FALLEN EMPIRES」2011年
スタジアムロックの風格さえただよい始めたダイナミズム。あと一歩で MUSE みたいなトコロに到達しそう。大コーラス隊やオーケストレーション、打ち込みエレクトロまで投入して武装をバージョンアップ。どこか荒削りな楽曲だけどボルテージとテンションはダイレクトに伝わる。

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