●仕事で水道橋に行ったんだけど。
東京ドームシティのセブンイレブンに入ったら。
女の子の店員さん全員が、ジャイアンツのユニフォームを着てた。
●なにこれ、ちょっとカワイイんだけど。
●と不覚にも思ってしまった…。
●その後の打合せも上機嫌でこなせてしまった。


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娘ヒヨコのドラクエキャラ。ヒヨコ、このキャラ、オマエ自身に似過ぎてるよ…。
●一方、息子ノマド11歳は、ドラクエオンラインのチャットを、隠語をおりまぜてこなしてる。「こん」=「こんにちは」、「あり」=「ありがとう」、「おつ」=「おつかれさまでした」「www」とかを「わらわらわら」と普通に読む。なんかナマイキ。
●ボク自身は、ネットスラングを使うのは好きじゃない。10年に及ぶこのブログの習慣では、最初から全く使わないと決めていた。ボクはボクにとって普通の日本語を使いたい。


●マンガ家・土田世紀が去年4月に亡くなっていたって、今日初めて知った。
●肝硬変。43歳。ショック。代表作「俺節」「編集王」
「鋼の錬金術師」の荒川弘が、実は女性だってことも実は最近知った。
●あらら恥ずかしい。しかもボクと同い年なんだね。


マンガ喫茶で、マンガ浸り。
●店員のクソみたいな態度がなんとも不愉快なんだけど、しょうがないね。読みたいマンガ全部買ってたら財布も部屋の収納もパンクするからね。コーヒーがあまりにマズいので、梅こぶ茶をちょぼちょぼ飲んで、ポテチ買って食って、ダラダラ過ごす。

板垣恵介「謝男」

板垣恵介「謝男」1〜2巻
「謝る男」と書いて「シャーマン」と読む、土下座をテーマにしたマンガ。でも格闘マンガで極限に達した板垣先生、土下座という行為を通して、文字通りの「シャーマン」=「巫覡」の領域まで踏み込んでます。なんじゃこりゃ。

原泰久「キングダム」11〜19巻
「ネットで10巻までタダ読み」キャンペーンを経て、まんまとハマって続きを読んでます。春秋戦国時代の戦乱を描くこのマンガ。古代中国史って気になるからもうちょい詳しい本を読んでみたいけど、これは典型的な「ジャンプ」風インフレバトルマンガなのでその辺の教養の匂いは全くないし、読み手にもその必要性を感じさせない。

高橋ヒロシ「WORST」32巻
●我らが戸亜留市のベストメンバー VS 東京町田・萬侍帝国の大抗争は大幹部7人同士のタイマン。そして決着。

奥浩哉「ガンツ」34〜36巻
●ここしばらく、大量虐殺シーンばっかりでしたけど、あれれ、巨大宇宙船の侵略に、人類は勝っちゃうの?

貴家悠/橘賢一「テラフォーマーズ」5巻
●火星で人間大に進化したゴキブリと、昆虫の能力を外科手術で組み込まれた人間の、凄絶な殺し合いだけのマンガ。いやー趣味がイイネ。

荒木飛呂彦「ジョジョリオン」4巻
●このジクジクした話の進まなさ加減が、今回は実に気持ちがイイ。こんなに丁寧に焦らされるとさすがにアガル。東方定助吉良吉影の関係がチクチクと明かされていく。

尾田栄一郎「ワンピース」70巻
「ワンピース」の新刊が出たら、速攻で夫婦でメールのヤリトリをするね。じゃないとお互いでダブり買いしてしまうから。今回はワイフの方が先に買った。そんで家に帰ると、息子ノマド「オレ一番!」娘ヒヨコ「ヒヨコが2番!」パパは一番最後ね…。しょうがないね。パンクハザード編完結。

オジロマコト「富士山さんは思春期」

オジロマコト「富士山さんは思春期」1巻
三島衛里子「高校球児ザワさん」に続く「気になる女の子を見守る」系のマンガ。なんと中2にして身長181cm、だけど中身はおっとりした天然健康女子。ある意味で「あまちゃん」と同じ。素直な女の子がゆっくりのんびりノビノビしてくれる様子が眩しくて。そんでボクは我が娘ヒヨコにも、すっと天然のままノビノビしてもらいたくて。

杉田圭「超訳百人一首 うた恋い。」

杉田圭「超訳百人一首 うた恋い。」3巻
●今度は清少納言にフォーカスを当てて、平安時代の感情を描いている。ここにあるのは1000年にわたって名が響く才媛の人生ではなくて、すこし利発な女の子が恋にときめく瞬間の温もり。ごらんのとおり、清少納言、茶髪だし。
●最近ボクがネットで見つけた言葉が印象深かった。「なお私が今まで一番痺れた古典解釈は個別批評ではなく、友人の予備校教員から教わった「和歌を詠むって、今でいえば写メを撮るって感覚なのね」です。美しい景色や美味しい料理に感動した時、驚いた時や悲しい時、我々は写メを撮り、万葉人や平安人は和歌を詠み、好かれたい人、大切な人に送る。」 BY たられば‏@tarareba722、編集者の方らしい。

桜井画門/三浦追儺「亜人」

桜井画門/三浦追儺「亜人」1〜2巻
●以前、職場に「亜美ちゃん」という地味な女子が配属されてきまして。鈴木亜美を連想して「アミちゃん」と呼んだら「つぐみです」と丁寧に訂正された。「つぐみ」とくれば、よしもとばななみたいでイイ感じだね、というと「いえ、そういうんじゃないんです。次女だから、って程度なんです」…なんか自己卑下気味。彼女によると「亜」という言葉にはイイ意味がないとのこと。辞書を見れば「上位や主たるものに次ぐ。次位の。準ずる。」というような意味。もっと踏み込むとこんな説明も。「亜という”語源”の解字は、人の背中が曲がって、みにくい形。今は”悪”がみにくい意味を表す。一説では、古代人の住居の土台を、上から見た形で押さえつける意味という。亜が「次」の意味になるのは、まともな人でないことから、生じたものであろう。」「悪」という漢字もこの「亜」のニュアンスに関係が深い。結果的に、この亜美ちゃんは自分の名前が大嫌いであった。
「亜人」とは絶対に死なないという性質を持つ人間。それでいて周囲から蔑まれる下位の存在。その特殊能力ゆえに拷問まがいの生体実験に苦しめられる。その一方で更に秘められた恐ろしい殺戮能力も持っている。そんな立場に突然追い込まれた少年の運命は…。気になるマンガだ。

大田垣康男「機動戦士ガンダムサンダーボルト」1

大田垣康男「機動戦士ガンダムサンダーボルト」1〜2巻
●スペースコロニーの残骸が浮かぶ宙域を舞台に、ジオン軍と連邦軍が激突。神出鬼没のジオン狙撃兵部隊に翻弄される連邦軍。しかしガンダム一機の投入で形勢逆転。エースパイロット同士の鎬の削り合い。
●そしてこのマンガのBGMはなぜかジャズ。両軍のエースパイロット2人共が、なぜか旧世紀の骨董音楽ジャズを好み、海賊放送を聴きながら戦う。コルトレーン「GIANT STEP」ガーシュイン「RAPSODY IN BLUE」…。


●ちょっとしたジャズ流れで。
●先日は、銀座のジャズバーに行った。

銀座キャンディ

「CANDY」http://www.candy-ginza.com/
銀座8-2-15 MEIKO BLD. 8F。コリドー街方面、ビル一階の入口に、LPとCDを貼付けた看板があって。だから見つけた。30年前にオープン。所蔵音盤6000枚。70年代後半〜80年代のジャズフュージョンがラウドに鳴るのが実にキラキラで、窓から見下ろす山手線とその向こうの日比谷〜内幸町のオフィス街がなんとなくクリスタル。よき友人と楽しく過ごす。



そこで80年代のクリスタルなジャズフュージョンを聴く。THE RAH BAND。

THE RAH BAND「RAH」

THE RAH BAND「RAH」1981年
高度に洗練されていながら強いグルーヴ推進力を持つジャズファンク。ハイテンポだけどスムースなドライブ感とサックスが描くクッキリとしたメロディが、実に明快でキャッチー。ブラックミュージックの持つ汗臭さを完全脱臭して、結果的にどこまでもピカピカキラキラの印象。おそらくこれが80年代初頭の気分だったのだろう。SHAKATAK のようなフュージョングループがイギリスから登場したのも同時期のこと。
●ボクがこのバンドの音楽を知ったのは、ネットライブ配信 DOMMUNE の DJ プレイの中だった。2010年の春頃だったかな?まだ DOMMUNE の存在を知ったばかりの時期、誰の DJ だったのか失念しちゃったけど、プレイの終盤のチルアウトな展開に差し掛かったタイミングで、このキラキラなジャズファンクがかかった。当然その瞬間には音源の名前なんて紹介されない。そこで USTREAM のタイムラインにボクは「誰か曲名を教えて」と投稿。そこでこのバンドの名前を教えてもらった。ああ、これが THE RAH BAND か。名前だけ知ってたけど、実際に聴くのは初めてだ。…実はボクにとってこの時の DOMMUNE への投稿が、初めての TWITTER 体験でもあった。
●5年ほど前では THE RAH BAND は激レアアイテムで、下手すりゃ10000円を超える値がついていた。この2010年のCD再発で普通の価格になってくれたけど。でもボクはコイツをもっと安く入手した。幡ケ谷のユニークなレコード屋さん LOS APSON で発見。なんと激安ボックスの中で1枚100円だった。死ぬほど嬉しかったです。

THE RAH BAND「GOING UP」

THE RAH BAND「GOING UP」1983年
●そもそも、RAH ってなによ?「ラーバンド」と読むようだから、エジプト神話の太陽神ラーのことかと思ったりもした。そしたら、このバンドの中心人物、RICHARD ANTHONY HEWSON の頭文字でした。なんだ、フツウ。
●この人物、キャリアで言えば60年代から職業的アレンジャーとして活動をしている。THE BEATLES の楽曲にもアレンジャーとして関わったという。70年代から80年代にはそんな彼のイギリス人風の腕前に、SUPERTRAMP、DIANA ROSS、ART GARFUNKEL、FLEETWOOD MAC、CHRIS REA 、LEO SAYER などのアーティスト、バンドが仕事を依頼しにきた。JIGSAW の名曲「SKY HIGH」のストリングスアレンジも彼の仕事だ。
●そんな彼が「アレンジだけじゃ儲からない」と始めたのがソロプロジェクトとしてのこの THE RAH BAND だ。そう、バンドと名乗ってはいるが、実は完全に RICHARD ANTHONY HEWSON = RAH の一人ユニット。マルチプレイヤーである彼はほとんどの楽器を自分1人で演奏している。前作で印象深いサックスプレイは今作では聴こえない…あれはゲストミュージシャンのパートだったもんだから。
●その一方で、このアルバムではシンセの存在感がグイッと増えている。83年という時代を反映してシンセポップに接近。一人ユニットという物理的事情を補うべく導入された最新技術。大勢のミュージシャンを駆使するストリングスやホーンパートを、未来的なシンセアレンジに置換。結果的にジャズフュージョン・スタイルのタイトなグルーヴの上を、瑞々しいリバーブを迸らせるシンセプレイと、洗練された女性ボーカル/コーラス隊が華麗に踊ることに。キラキラ感クリスタル感ともに倍増。まさしくコズミック・シンセディスコ。

THE RAH BAND「MYSTERY」

THE RAH BAND「MYSTERY」1985年
ゴージャスなシンセアレンジに加えて女性ボーカルの存在感が増した今作は、エレクトロ・アダルトオリエンテッドロックな趣き。この女性ボーカル、RICHARD の奥さんらしい。シンセやドラムマシーンといった当時最新の機材をたっぷり駆使しつつ、これ見よがしな使い方はしないので結果的に積年劣化を免れたキラキラ&クリスタル感覚。都会の洗練はそのまま真空パック。銀座の夜にはよく似合う。
90年代には日本の渋谷系文脈が彼を再評価した。CORNELIUS TRATTORIA レーベルからベストが再発されたり、元 電気GROOVE砂原良徳やラウンジエレクトロニカとして、またはヤン富田がダブとして RAH の音楽をカバーしたりしている。藤原ヒロシ&屋敷豪太小泉今日子 RAH の音楽からインスパイアされた楽曲を提供したり。


●日本の80年代キラキラクリスタル・ミュージック

松原みき「POCKET PARK」

松原みき「POCKET PARK」1980年
●さっきからキラキラとかクリスタルとか繰り返しているのは、田中康夫のデビュー作「なんとなくクリスタル」1980年を連想しているからなんですよ。80年代のバブル時代を支えた消費の美意識はこの小説にいち早く発見されてて、「クリスタル族」なる流行語まで出来たそうな。「なんとなくクリスタル」は小説の中で数々のレコード、海外の音楽を紹介していたが、同じ時代に同じような音楽を目指した人間は日本にも一杯いたわけで。そんなジャパニーズレアグルーヴを発掘するって楽しいね。
●本作は、彼女のデビューシングル「真夜中のドア/STAY WITH ME」を収録したファーストアルバム。全編にわたるジャズフュージョン/ディスコファンクのグルーヴ感と都会的洗練を兼ね揃えたクリスタルな音響、そしてなによりもハタチそこそこでしかなかった彼女のブラックフィーリングあふれるボーカルが見事。2009年の再発盤であるこのCDには、「真夜中のドア/STAY WITH ME」CLUB MIX が収録されててこれまたウレシイ。
●一方、この作品で華々しいデビューを果たした松原みきさん本人は、80年代を通じて9枚ものアルバムをリリースし、90年代には作詞/作曲家としても活動。「機動戦士ガンダム0083」などアニメ作品にも主題歌などを提供したのだが、子宮頸癌を患い2004年に亡くなってしまう。44歳。

稲垣潤一「RAINY VOICE」

稲垣潤一「RAINY VOICE - GREATEST HITS & MELLOW POP」1982〜2007年
●彼のデビュー25周年記念ベスト。そんなに思い入れがあるシンガーではないけど、日本のアダルトオリエンテッドロックといったらこの路線なのかなと考えて。長い芸歴で錯覚してたけど、この人はあまり自分で作詞作曲を活発にするタイプではなくて、ヒット曲のほとんどが外部作家のペンによるものでした。秋元康、松任谷由実、松本隆、大瀧詠一、遊川れい子、筒美京平、安井かずみ、加藤和彦などなど。超一流。はっぴいえんどのペア、松本隆&大瀧詠一による「バチェラー・ガール」はお見事すぎるシティポップスですわ。
●彼の音楽は単純に都会の恋愛だけじゃなくって、ちょいちょいリゾートロックの気分も入ってくるのね。ユーミン作詞作曲の「オーシャン・ブルー」や、「夏のクラクション」、「思い出のビーチクラブ」、明るいけどセツナイ夏気分が忍び込んでくる。

杉山清貴「25 SUMMERS 〜1983-2008」
杉山清貴「25 SUMMERS 〜1983-2008」1983-2008年
リゾートロックというアプローチでは、この人の方がずっと直球だ。「ふたりの夏物語」とか「さよならのオーシャン」とか。どこもかしこも夏印だから。日本人は夏が好きなのか?サザンとかTUBEとか。そんでやはりキャリア25周年記念ベスト3枚組。ソロだけでなく、杉山清貴&オメガトライブの時代まで網羅している。
●あ、このCD聴いてたら、ノマド11歳から「昭和のフルクサイ音楽はヤメて欲しい」というクレームが入った。やっぱ、ダメか。21世紀少年に80年代は理解出来ないか。

BOOGIE MATSUDA FUNKY★FREAKS「GOOD CELEBRATION」

BOOGIE MATSUDA & FUNKY★FREAKS「GOOD CELEBRATION」2008年
●これは、サザンオールスターズのドラマー松田弘のプロジェクト。サザン本体の活動停止が発表された頃に発表された音源。これがキラキラのディスコグルーヴで意外とオツなもので。直球で EARTH WIND & FIRE を連想させるコスミックなファンク。希代のボーカリスト・桑田圭祐の影でほとんど認識されてないけど、サザンの長いキャリアの中ではこの松田弘がイノセントで真っ直ぐな声を響かせる楽曲が結構ある。そんな彼の才能を軸にして、SKOOP ON SOMEBODY、FULL OF HARMONY、VOICE、青山テルマ、一十三十一といった個性派シンガー、実力派ボーカルグループがたくさん参加、実にリッチな音楽を作っている。元 KICK THE CAN CREW のラッパー MCU もいるね。ノマドがうるさいから、00年代音源だけど80年代テイストの音楽を探したよ。


●ついでに、もうちょっとストレートアヘッドなジャズも。

小曽根真 FEATURING NO NAME HORSES「BACK AT THE CLUB 22IN TRIBUTE22」

小曽根真 FEATURING NO NAME HORSES「BACK AT THE CLUB "IN TRIBUTE"」2011年
●15人のビッグバンドが、カミソリのような緊張感で一糸乱れぬ緻密な動きをビシッと極める鮮やかさに、思わず息を飲むライブアルバム。挑む楽曲は COUNT BASIE BUDDY RICH らビッグバンド全盛期のスタンダード。

WALLACE RONEY「NO ROOM FOR ARGUMENT」

WALLACE RONEY「NO ROOM FOR ARGUMENT」2000年
●人呼んで「クローンマイルス」巨匠 MILES DAVIS のスタイルを写し取るかのような演奏をする男。ジャケで持つ楽器にも、晩年のマイルスが持ってたとの同じ赤色を使っている。確かに音も一緒。極限まで表現を絞り込んでムダな音を出さない。空間をスッと切り裂くような輪郭の太い音。結果として、これが心地よい。マイルスの音楽が好きなら、結局ここにハマってしまう。


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