「Glee」の人気俳優 コリー・モンティスさん、ホテルで急死

 スポニチアネックス 7月14日(日)15時35分配信
 カナダ出身の俳優で歌手のコリー・モンティスさん(31)が13日、同国のバンクーバーにあるホテルの部屋で亡くなっているのが発見された。地元警察が発表したと14日、米芸能サイト「People.com」が伝えている。

 モンティスさんはカナダのカルガリー生まれ。2009年、高校の合唱部を舞台にした米国のテレビドラマ「Glee/グリー」にフィン・ハドソン役で出演し、一躍人気者となった。今年初めには薬物依存症克服のためリハビリ施設に入所し、4月に出所していた。

 警察によるとモンティスさんは12日夜に友人と外出、翌朝早く一人で部屋に戻ったという。死亡したのは6日にチェックインしたホテルの21階の部屋。13日にはチェックアウトする予定だったが、現れなかったためスタッフが確認のため部屋に行き、モンティスさんを発見した。死因については不明。


cory monteith

うわ、マジでショックなんだけど!フィンが死んじゃったよ!
「Glee」の主役である彼がいなくなってはタマラン。せっかく来週から地上波でシーズン3が始まるトコロなのに。
●彼が演じたフィン・ハドソンはチャーミングなキャラクターだった。アメフト部のリーダーでスポーツ万能のイケメンなのに、どこか天然ボケで、バカがつくほどのお人好しの性格が災いしてグリークラブに深入り。見事リア充からスクールカーストの最下層に転落するも、持ち前の不器用な義侠心やクソマジメな実直さで周囲の信頼を集めていく主人公。ダンスは下手だけどドラムが得意で、男子メンバーではリードボーカルをとることがしばしば。自意識過剰/上昇志向満点の委員長タイプ、でも抜群のボーカル力を持つ女子レイチェルを演じたリア・ミッシェルとは、劇中だけでなくリアルでも恋人交際。薬物やアルコールに未成年の頃から依存していたという事実は、ボクは今回初めて知ったが、リハビリ施設で復帰を目指し、無事退院していたという…のに。


REO SPEEDWAGON「THE HITS」

REO SPEEDWAGON「THE HITS」1973〜1988年
フィンこと、コリー・モンティス(CORY MONTEITH)が劇中でボーカルをとった曲は数々あってスグにドレが一番などと決められないが、特に印象深いのは、このバンドのバラード「CAN'T FIGHT THIS FEELING」。なんてったって「GLEE」シーズン1第一話で登場する歌だ。学校のダメダメ集団であったグリークラブを再生させるためには、新しいメンバーを募るしかない!というコトで、ウィル・シュースター先生はあの手この手でスカウト作戦を展開する。そんな時、アメフト練習終わりのシャワールームで一人全裸でこの歌を熱唱するフィンを発見。小細工を弄して見事グリーに入部させてしまうのだ。そのダマサレ様はチョイと気の毒だけど、その後のストーリーを追うと彼は常に周囲からポコポコとダマされまくって、その都度ヘコんで、でも健気にガンバル男。だからこそ魅力的になるワケだ。勝ち組と負け組を往復し結果的に両者の架け橋になる彼の存在、彼の笑顔が、スクールカーストをドギツイジョークにくるんで描くこのドラマの、一番のイノセントを体現していた…。



REO SPEEDWAGON というバンドは、音楽はさておき、マンガファンには馴染み深い。荒木飛呂彦先生の四半世紀に及ぶ大河物語「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズにおいて、ロバート・E・O・スピードワゴンという人物が大活躍しているからだ。第一部〜第二部で活躍、その死後も彼が設立した「スピードワゴン財団」は間接直接にわたって主人公たちを支援し続けている。そもそも、「ジョジョ」の登場人物にはミュージシャンやアーティスト、名曲の名前に由来しているモノが多い。ではバンド自身がなぜこんな名前を選んだかというと、メンバーが「輸送史」の教科書で見つけた自動車メーカー「REO SPEEDWAGON TRUCK CAMPANY」から拝借したらしい。意味深な「REO」はこの会社の創業者、RONSOM. E. OLDS の略称で、なんだか思ったよりヒネリがないな。
●ちなみに、荒木飛呂彦先生はマンガの執筆時にCDをラウドにプレイするのが習慣で、その作品にあわせた音楽を地下の書庫室にしつらえたCDライブラリーからピックアップするのが楽しみだという。これ、NHKの番組「SWITCHインタビュー 達人達」での千住明との対談で話してた。イタリアの少年ギャングスタを扱った第五部「黄金の風」の執筆時は SNOOP DOGGY DOGG をはじめとしたギャングスタラップを聴いてたという。

●それと、個人的な思い出としては、この曲が高校の下校放送に使われてたってのが重要。2コ上の女の先輩が選曲した数曲の中に入ってた。その先輩は、当時では(多分今でも)明らかに異色だったプログレッシブロック大好き女子高生で、同じ下校放送に EMERSON, LAKE & POWELL「LAY DOWN YOUR GUNS」を選曲してた…フツウの EMERSON, LAKE & PARMER じゃなくて、POWELL だから尚のコト渋いわ。だから、ボクは REO SPEEDWAGON のコトも長くプログレバンドだと思ってたんだけど、実はもっとフツウのアメリカンロックバンドだったね。


JAZMINE SULLIVAN「FEARLESS」

JAZMINE SULLIVAN「FEARLESS」2008年
●ついでに、「GLEE」に取り上げられた音楽をもう一つご紹介。このアルバムの1曲目「BUST YOUR WINDOWS」が、グリークラブのブラックディーバ、メルセデスの熱唱で使われています。クラブのオシャレな美少年、カートの態度がツレナイことに苛立つメルセデスが、怒りのあまりにクルマのフロントガラスをブチ割る!でもしょうがない…彼はゲイなんだもの。以後、カートメルセデスは親友になるんです。ディーバとしての貫禄と、愛嬌のある笑顔で、彼女は見事なクラブのムードメーカー。ボクとワイフはメルセデスの大ファンです。
●で、このアルバムのプロデューサーが、SALAAM REMI MISSY ELLIOTTMISSY ELLIOTT が手掛ける二曲目「NEED U BAD」野太いダブ仕様のワイルドなラヴァーズロックで、重たいベースとスクエアなビート進行にドコか不機嫌な JAZMINE のボーカルがパワフルに乗っかってて実にカッコイイ。アルバム全体の基調としては SALAAM REMI60年代スロウバック気分を濃厚に湛えたトラックがこれまた冴え渡る。聴けば聴くほど味が出るタイプ。代々木のブックオフで500円で採取したんだけど、期待以上の内容に大満足。

GLEE CAST「GLEE THE MUSIC, VOLUME 1」

GLEE CAST「GLEE : THE MUSIC, VOLUME 1」2009年
●実は、サントラもシーズン2までは全部揃えちゃってるんだよね。シーズン3まで買い揃えることも出来たけど、ネタバレはイヤだから敢えて買わないことにしてる。ちゃんとドラマ見てから買う。買ったCDもスグには聴かないで、ドラマを見終えた部分だけ聴くことにしてた。
●そんなサントラの一枚目に、前述の「CAN'T FIGHT THIS FEELING」、「BUST YOUR WINDOWS」、そして以前に記事(コチラ)として紹介した JOURNEY のカバー「DON'T STOP BELIEVIN'」が収録されてる。他にも、KANYE WEST「GOLD DIGGER」CELINE DION「TAKING CHANCES」QUEEN「SOMEBODY TO LOVE」THE SUPREMES「YOU KEEP ME HANGIN' ON」などなどが「GLEE」風にカバーされてる。
●有名ミュージカルナンバーなどは、ボクには知識がなくて、このシリーズで知ったモノも多い。劇団四季でもお馴染みのミュージカル「WICKED」の代表曲「DEFYING GRAVITY」は特に素晴らしいと思った。「重力に逆らって飛ぶわ!」ドラマの中では、この曲をレイチェルカートが競い合うように歌う。レイチェルの説得力は当然ながらも、彼女と同じ高音キーでこの歌を歌いきるカートの、ミュージカル愛が迸る名演が素晴らしい。





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