●最近は、どんどん体重が増えてる感じがする。
●でもしょうがない、食べ物がナゼかとても美味しく感じるのだ。
●先週は銀座一丁目で中華料理。「天津飯店」というお店だったかな。「鳥肉の唐揚クルミ入り甘酢辛味」が美味かった…。
●それと浅草の焼肉屋さん「本とさや」。分厚いお肉をミディアムレアでいただきます!ワイルドな味わいが至福。
●新橋の「重慶府」。楽しい会食だった…かつて一緒に仕事した先輩後輩が集まってワイワイガヤガヤ。
●秋葉原で食べた久しぶりの「九州じゃんがらラーメン」。懐かしい、昔よく食べてた。明太子のトッピング。
●鎌倉で食べた「生しらす丼」も美味しかったねえ。
●下北沢のトンカツ屋「かつ良」。久しぶりだったけど、相変わらずウマい!
●お中元でもらったが美味しかった。実家がくれたメロンがデカクて甘い。
●渋谷で食べた「すしざんまい」。ノマドが大好きな赤身をホイホイ食べる。その食いっぷりに幸せ。ボクは「富山のしろえび」を注文…。
●渋谷で見つけたつけ麺「ちっちょ極」。この前、腹減ってないのに入っちゃったよ。そんくらい病み付きになれる。
●ココにきて、食への関心がググッと高まる。エンゲル係数が上がってしまうよ。



新代田のライブハウス「FEVER」でフリマ。買い物しちゃった。

新代田のライブハウス「FEVER」

「ROCK市ROCK座」。なんだか誘われるままに行ってしまったんだけど、出店している人たちはみんな名のあるバンドの人たちだったみたい。THE NEAT BEATS とか THE 5678'S とか。どーりで濃ユイ品揃えだったワケだ。気になるモンがイッパイあって目移りしちゃったよ。

●一番バカバカしい買い物はコレかなあ。

「ROCK市ROCK座」「ROCK市ROCK座」2

キモイキャラクター。「JIMMY OF THE FUTURE」って書いてある。
このマヌケヅラ、どっかで見たことがある!と思って買っちゃった。500円。売ってるお姉さんに聞いてもコレが何のキャラクターかワカラナイってコトだったけど、こいつ BJORK のシングル「I MISS YOU」1997年のプロモに出演しているはず。家帰って検索したらやっぱり出てきてた。箱に書いてあったコイツのカトゥーン作家さんとプロモ監督の名前も一致してるし(JOHN KRICFALUSI という人)。ほどよくサイケで気持ち悪いプロモだったから、よく覚えてたんだ。
●そんな説明をしても、ワイフにとっては邪魔なゴミがまた増えてしまっただけ。すんごくウンザリされた。



(BJORK「I MISS YOU」1997年。キモカワアニメがキュート。)


●さて、レコードもいっぱい買っちゃったよ。

MADNESS「IN THE CITY」

MADNESS「IN THE CITY」1981年
あーコレ懐かしい!ホンダの小型車 CITY のCMに使われてた音楽だ!CITY のフォルムはまさしく80年代を代表するデザインだったねえ。そんでこのユニークなデザインをコミカルなCMで彩ったのが、MADNESS 自身だった。CMに出演してクルマのまわりでムカデダンスして「シティ!ホンダホンダホンダホンダ」って歌うたってた。これ当時小学生だったボクでも今だよく覚えてるほどのインパクトだったよ。ホンダ CITY そのものが時代のデザインとして取沙汰されてた。鳥山明「DR.スランプ アラレちゃん」でちょいちょいこのクルマを描いてたし、ジャレコがリリースしたファミコンソフトの「シティコネクション」はこのクルマが飛んだり跳ねたりするゲームだった。
●その後、2トーンスカの代表的バンドとして彼らを認知するにあたって(その頃はもうハタチ超えてたよ)、初めて、あーあの時のバンドが MADNESS だったんだ〜と関心したもんだ。でもね、音源はまだ持ってなかった…この曲はサードアルバム「7」に収録されてるんだよね。ムカデダンスしてるジャケのファーストアルバムには入ってない。で、この日7インチシングルとして巡り会えた!よかった!しかも100円だったしね。

MADNESS「IN THE CITY」2

(中ジャケにはホンダ CITY も写ってるよ!そしてムカデダンスも!)

THE BEAT「THE BEAT」

THE BEAT「THE BEAT」1979年
●そんな勢いの中、このフリマでこのレコードを買いました。500円。THE BEAT といえば、MADNESS の盟友!そして THE SPECIALS THE SELECTER とともに、70年代末期から80年代にかけて2トーンスカと呼ばれたシーンを盛り上げた重要なバンド。パンク旋風吹き荒れるイギリスにレゲエ/スカという新しい文化潮流を呼び込んでムーブメントを作り上げた連中です。MADNESS 聴いて、そのあとこの THE BEAT のアルバムLP聴いて…なんて考えてたら。
あら?全然スカじゃないぞ。むしろイタナイパワーポップというか、ムサ苦しいロックというか…? THE BEAT にスカじゃない時代があるなんて知らなかったぞ?というかそもそもジャケに写るメンバーの雰囲気もだいぶ違うなあ。
●で、検索してみたら、こいつら同名だけど全然別のバンド。2トーンスカ THE BEAT はイギリスのバンドで、国外では THE ENGLISH BEAT とか THE BRITISH BEAT って呼ばれてるという。で、コイツラは全く関係のないアメリカのバンド。リーダーの名前をとって THE PAUL COLLINS BEAT と呼び、イギリスの THE BEAT と区別するんですって。うわ、初めて知ったわ!紛らわしいよ、活動時期も完全にカブッテルんだもん、難易度が高いよ。でもしょうがないか、両方の THE BEAT が今だに活動してるんだもんな。
●ただ、この若気の至りめいた勢いはワルいモンでもない。ジャカジャカせわしいギターロックの推進力と暑苦しい明るさは、CHEAP TRICK の系譜みたいなトコロにいるような気がする。

DR FEELGOOD「LET IT ROLL」

DR. FEELGOOD「LET IT ROLL」1979年
●ということで、今日は1979年を軸にしてその前後にリリースされた音源を聴いていこう。コレもフリマで400円で買ったヤツ。70年代中盤にソリッドなロックンロールを追求して「パブロックの帝王」と呼ばれた連中。彼らの活躍が後のパンクムーブメントに火をつけたと言われる。有名なメンバーは WILCO JOHNSON。鬼気迫るギタープレイはマシンガンギターと呼ばれ、今年のフジロックにも登場。ガン宣告されるも治療を一切拒否してツアーを続けるロックの鬼神だ。
●ところがだ。これもよーく見てみると、その WILCO JOHNSON が脱退してしまった時期のアルバムなのよね。ジャケのお人形さんにゴマかされちゃったよ。この人形のどれが WILCO なんだろう?なんかイメージ違うなあ?ってうっすら思ってたもん。あらら。
●パンクシーンど真ん中の1979年にあっては、少し落ち着いてて古めかしい気分が漂っている。けど、時流に媚びない姿勢で自らのロックンロールを鳴らしてきたのがこのバンドのアイデンティティだ。ブルースの気分を漂わせつつも、ザクザクと推進するグルーヴは説得力がある。

IAN DURY THE BLOCKHEADS「DO IT YOURSELF」

IAN DURY & THE BLOCKHEADS「DO IT YOURSELF」1979年
●さて、同じ時代のレコードを引っ張り出してみたよ。IAN DURY!小児麻痺で左半身に不自由を持ちながら、味のありまくるパフォーマンスでパブロックシーンを牽引、パンク革命を準備した傑物であります。こちらのセカンドアルバムは、ガムシャラなロックンロールだけじゃなくて、ファンク〜ソウルやレゲエも飲み込んで、洗練された気分。ニューウェーブでございます。ただ、IAN のホッコリしまくってるボーカルが奇妙な湯気を立ててるので、アク抜きが全然できてません。結果、とってもイイ感じ!
●このアルバムリリース直後に、ソングライターを務めていた CHAZ JANKEL が脱退、その後の IAN DURY のキャリアはやや低迷してしまうとな。あ、CHAZ の代わりに加入したのが WILCO JOHNSON なんだ…すぐ脱退しちゃうけどね。IAN DURY & THE BLOCKHEADS の前身バンド KILBURN & THE HIGH ROADS のアルバムもカッコよかったなあ。アレは沖縄出張行った時に地元のレコード屋さんで見つけたんだよね…。

JOE JACKSON「IM THE MAN」

JOE JACKSON「I'M THE MAN」1979年
●これも1979年だね。JOE JACKSON はこのあとスウィングジャズや R&B を巧みに取り入れた音楽で洒落たニューウェーヴ世界を描くミュージシャンになるんですけど、このセカンドアルバム段階では、性急でツンノメルようなロックンロールを突進しまくる芸風で、そのパブロック的なラフさワイルドさに見事な価値があると思っております。レゲエも組み込んでますが、溜めたビートの中に焦りと怒りが滲み出る気分がタマラン。ホンキートンクなピアノプレイもスカした感じでタマラン。そもそもジャケ写の人を食ったようなチンピラ風情がタマラン。ちなみにコイツは広島のレコ屋にて400円で採取。

ELVIS COSTELLO「MY AIM IS TRUE」

ELVIS COSTELLO「MY AIM IS TRUE」1977年
パブロックがイイ感じに響いているので、ELVIS COSTELLO までイッチャイマス。で、コレがメガネロックのヒーローデビュー盤。ミスチル「シーソーゲーム」のプロモでこのジャケットのモチーフをまるまるパクったのは有名な故事か?ちょいとだけ塩辛い声とほんのり甘酸っぱいメロディの絶妙なブレンドが全くもってチャーミング、勢い任せのパブロックとは一線を画してます。むしろなんでパブロックに関連づけられるの?あ、プロデューサーが NICK LOWE だからか。
●古典的なノリノリロックから、有名なバラード「ALISON」、レゲエアプローチ、などなど変幻自在のセンスをデビュー段階から備えていた天才。だからこそ現在に至るまでジャズやR&Bなどなどへと次々にフィールドを拡大して活躍し続けられるのでしょう。ただココでは、散漫にならないタイトさで手堅くまとまったロックンロールの突進力をともかく味わいましょう。ちなみに、こいつは下北沢フラッシュディスクランチにて800円で購入。

ELVIS COSTELLO「THIS YEARS MODEL」

ELVIS COSTELLO「THIS YEAR'S MODEL」1978年
●はい、コチラが COSTELLO のセカンドアルバム。ここで初めて彼のバンド THE ATTRACTIONS が組織されます。プロデューサーはやっぱり NICK LOWE。タイトなロックンロールに、オルガン/ピアノが加わってチャーミングさに磨きがかかった印象。しかし性急なツンノメリ感覚はココにもあって、なんだか分からないけど1970年代末には切羽詰まった空気があったんだ、ってコトが分かる。
●あ、前述の KILBURN & THE KING ROADS のレコードを買ったお店の名前は GET HAPPY RECORDS という名前だったと、今思い出す。これ、COSTELLO の4枚目のアルバムタイトル「GET HAPPY !」に由来してると思われます。

STRAY CATS「BLAST OFF」

STRAY CATS「BLAST OFF」1989年
●コレはフリマで100円で買いました。1981年デビューのネオロカビリー、STRAY CATS。パンク革命吹き荒れる70年代末に、50年代ロックンロールまで原点回帰するってある意味スゴい戦略。同時代にはネオモッズが60年代モッズ回帰してたけど(THE JAM とか)、フォーカスがさらに10年昔にズレテルもんね。そんでリーゼントまで決めちゃうんだからタマラン。この系譜が日本でも当時発生してて、横浜銀蝿「ツッパリハイスクールロックンロール」1981年みたいなトコロに行くワケですね。なに?このシンクロ?
●で、コイツは時期としてはこれまた10年ズレテて1989年の作品ですわ。一度解散した上での再結成アルバム。でも芸風は全く変わらず、EDDIE COCHRAN BILL HALEY みたいなロックンロールをタイトにカマしています。プロデューサーは DAVE EDMUNDSNICK LOWE に並ぶパブロック期の代表的プロデューサー。

TALKING HEADS「TALKING HEADS 77」

TALKING HEADS「TALKING HEADS: 77」1977年
ニューヨークから登場したニューウェーヴ・バンド、TALKING HEADS のデビュー盤。ギクシャクした痙攣的ビート感覚が聴くモノに言いようのナイ不安定感を与えております。今まで取り上げたバンドがイギリスのパブロック系、つまりパンク以前の色が濃いタイプがメインだったのに対し、彼らは最初から確信的に既存ロックを乗り越えるパンク以降の音楽を鳴らそうとしてた。そして最終的に多国籍ダンスミュージックを取り込んで特殊グルーヴを獲得するのだけれども、このファーストアルバムは4ピースバンドとしてのシンプルなアレンジ、というかスカスカして骨張ったイメージが先立って聴こえる。トロピカルなグルーヴを目指そうとしているみたいだけど、仕上がりは固くてトゲトゲしいのだ。それが結果的に他のバンドが持っているの同じ性急なツンノメリ感になって、同時代の音楽になっている。DAVID BYRNE の神経質な声とユニークな節回しのメロディも、パンクの野蛮さに繋がっている。
●たぶん、このアルバムで一番有名な曲は10曲目に収録されてる「PSYCHO KILLER」だと思う…ジョナサン・デミ監督のライブドキュメンタリー映画「STOP MAKING SENSE」でも一曲目にプレイされてた。この曲が一番スカスカで、一番ツンノメッてる気がする。そんで一番スキだ。

JONI MITCHEL「MINGUS」

JONI MITCHELL「MINGUS」1979年
1979年のイイ音楽をもう一枚見つけた。今までの音源からは大分異質だけどね。JONI MITCHELL は60年代から活動している女性シンガーソングライター。そのキャリアたるや、1971年の傑作「BLUE」の段階で完全に確立されてる。そんな彼女がベースであるばすのフォーク世界から大きく踏み出して、70年代後半からは本格的にジャズフュージョン世界にアプローチした。今回のレコーディングメンバーは、ベースに WEATHER REPORT で大活躍中だった JACO PASTORIUS、ピアノに HERBIE HANCOCK、サックスに WAYNE SHORTER などが参加している。メンツだけ見たら完全かつゴージャスなジャズアルバムだ。
●そんで、このアルバムタイトルはもちろんジャズ界の伝説的ベーシスト CHARLES MINGUS に由来している。あの「PITHECANTHROPUS ERECTUS(邦題:直立猿人)」の男だ。このジャズ巨人が1979年に没する。彼女とのコラボの直前であった。そこで彼女は生前の彼の声、会話の様子を挟み込みながら、遺された彼の曲に歌詞を付けて歌った。
●ココにロックの痕跡は全くなく、ジャズとしてもかなり抽象度の高い仕上がりになっている。音数を絞り込んでスキマの空間を大きく感じさせつつも、ワザの手数と緊張感はハンパない。当時一流のジャズマンたちが JONI の歌にピッタリ寄添いながらも、付かず離れずの距離を置いて最小限の音だけを優しく手渡していく添えていく様子は、まるで歌姫を紳士たちが丁寧にエスコートしていくようだ。そしてその音は、夜中に聴くには最高過ぎる。特に JACO PASTORIUS のベースの響き、この甘さと優しさはタマラナイ。





(「ホンダCITY」CM。モトコンボという小さなバイクもついてたね。)



(映画「STOP MAKING SENSE」からTALKING HEADS「PSYCHO KILLER」。ラジカセと痙攣。)


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1546-cff89b7f