●娘ヒヨコ、七夕の短冊に書いたお願い事。

ヒヨコの短冊

●で、今週、その発表会がありました。
8年目にして、見事なトゥシューズ・デビューだったよ。大成功でした。


長男ノマド、受験勉強で夏休みが窮屈。
なにしろ、12時間近くも塾に行ってる。つーか、12時間なんてボク自身も勉強した覚えがないわ。ふー、見るからに大変だよな。やらせておいて、そんなイイグサは申し訳ないのだが。
●それでいて、効率的とは思えないやり方をしているので気になってしょうがない。ソコはやっぱり所詮小学生、意欲と努力とがあっても戦略はない。高校受験や大学受験なら自爆もコミで本人の自己責任に任せるトコロだが、小学生には自発的な戦略を求めるのは酷だ。だから、ワイフと共に会社を半日サボって塾の先生に相談に行ったよ。
●夏休みも後半戦に入る。この数日でボクが組み立てた学習計画、苦手な国語を重点的に、時間配分を効率的に意識したプログラムをノマドはモリモリ遂行中。ノマドめ、この計画に名前をつけやがった。「PNP」=「パワーノマド計画」
●コレ、電車の車内広告でヒヨコが見つけた微妙な書籍のタイトル「パワーノマド思考」に由来。帯コメが「いじめられっ子だった著者が30歳で億単位のお金を稼げるようになった秘密とは?」ヒヨコはこれ見て一言「いじめられっ子で奥単位ていうことはー、いじめっ子なら10億円くらい儲かる?」あーソコ微妙な問題だな…。

パワーノマド思考

●カフェで仕事するだけでは稼げない…と真顔で言われても、ボクも稼げると思ったことはないよ。


●一方で、学校の宿題もちゃんとやらないとね。
自由研究はノマドの毎年の気張りドコロだ。一昨年はチチェンイツァのククルカンのピラミッドを150分の1スケールで工作。去年は、ISS国際宇宙ステーションの模型を幅一メートルで作成。
今年は太陽系の縮図を正確な比率で再現するつもりらしい。太陽からそれぞれの惑星の距離を調べて反映するとな。太陽から地球の距離1億5000万キロとして、1.5メートルに置き換えるという。ふんふん。
●で、最終的にどんだけの大きさになるの?「えーと、冥王星までの距離が、53メートル」え!オマエ、どんだけの大きさの工作をするつもりなの?「準惑星のマケマケが68メートルだから、余裕をみて70メートル」はー!準惑星って、これまたマニアックな天体まで取り込むのね…しかもスゲー変な名前。「一番遠い準惑星エリスを入れると100メートル超えるからソレは省略」…宇宙は広い…。
●ノマドのプランによると、先生にお願いして、学校の一階にある一年生の教室の前から設置して、途中階段を上がりながら六年生のノマドのクラスの前まで引っ張ってくる展示をさせてもらとのこと。「一年生の子が気になって、オレのクラスの前までやってくるって仕掛け」夏休みの工作が70メートルって、コンセプチュアルアートかよ!先生も大変だな。

準惑星

準惑星ってのは最近はイッパイあるらしい。降格処分の冥王星に始まり、楕円形がユニーク過ぎるカウレア(2003 EL61)とかとか。マケマケ(2005 FY9)はイースター島の神さまに由来する名前らしい。この図では仮称の ZENN で紹介されてる。


●それでも夏休みは夏休みのイベントが大切であって。
東京湾大華火祭。大混雑だったようだよ。写真はヒヨコによってデコられた花火。

東京湾花火ヒヨコデコ

●ヒヨコは、現場で配られていたパンフレットに注目。花火にはイチイチタイトルがついていて、それがイチイチパンフに書いてある。「はじまる!夏物語」「弾ける!夏のビッグビート」「ビッグサンダー東京湾」「ときめきサマーダイアリー」などなど。ヒヨコ「AKBの曲名みたいでしょ!」
●ノマドは花火の解説文にハマる。花火の美しい色彩は、金属が燃焼する時に出す炎の色を利用していると書いてある。そこには銅、カルシウム、ナトリウムなど、比較的聞き馴染みのある物質に混じって、セシウムストロンチウムも含まれているのだ。ノマド「バリバリの放射性物質じゃん!」うわー。化学の知識がないからマジでワカンナイけど、安全なセシウムや大丈夫なストロンチウムもこの世にはあるの?

世界で一番美しい元素図鑑

「世界で一番美しい元素図鑑」で調べたら、セシウムもストロンチウムも安全なヤツがあるそうです。てか、むしろそれがメジャー。



●で、夏レゲエ。

「BEST OF DIGITAL B3」

「BEST OF DIGITAL B 3」1992年頃
●暑くてタマランので、ダンスホールレゲエを聴く。このコンピシリーズはボクの大好物だ。DIGITAL B はジャマイカのレゲエ・プロデューサー BOBBY "DIGITAL" DIXON のレーベル。このオトコ、現在のダンスホールレゲエコンピュータライズドのスタイルを確立した KING JAMMY の直弟子。SHABBA RANKS を世界に送り出し、GARNETT SILK を発掘。数々のレゲエ・スターとともに仕事をした90年代の伝説。その音源をまとめたコンピを日本の老舗レゲエレーベル OVERHEAT が手掛けている…全部で何枚出てるんだろう?ボクはこのシリーズコンピ最低でも6枚は持ってるぞ。OVERHEAT のコンパイルは現場に対する強い敬意が漂っていて、とても頼もしい。英米のコンピよりも日本のレーベルの方がイイと思える。
ダンスホールレゲエは、人によって好き嫌いが激しい分野だBOB MARLEY 史観でレゲエを捉えてる人から見ると、BOB 死後の音楽は不可視だったりする。UK レゲエ に傾いた人から見ると、享楽的すぎてアートとしてのストイシズムが足りないらしい。実際、情報が足りなくて系統だった聴き方が難しく全体像を掴めない。7インチ単位のリリースを追いかけるのは大変で、正直ボクには手に負えない。しかしCDにまとまるのは一部のグローバルなアーティストだけで、グローバルのフィルターがかかった瞬間、微妙なバイアスがかかる場合がある。奥が深い。深過ぎる。
かつてはボクもダンスホールは苦手だった。音楽として稚拙だと思ってた。実際、スキマが大きくてアレンジらしいアレンジもない。ドラムマシーンとシンセベースだけという最低限の骨格で出来たシンプルさは、陳腐に見えるかも知れない。展開も全くない。単調で退屈。楽曲のテーマがシモネタや犯罪ネタに偏ってるという評判もヒッかかった。
●ただし、このシリーズコンピがそんな印象を覆してくれた。ここに BOBBY "DIGITAL" DIXON の技があるのだろうか?彼のシンプルなトラックは、実は異常に人懐こい。シンプルなのに異常に中毒性が強い。ユーモラスに聴こえることもあるが、その無限の反復は聴き飽きることがない。テクノやヒップホップを通過してきたボクの耳には、結局のトコロこの反復グルーヴは同質のファンクネスとして入ってくる。むしろ、人肌を一番シッカリ感じさせるフォーマットだ。野太いベースも気持ちイイしね。LOUIE CULTURE「O.P.P.」のトラックは SLY DUMBER がドラムマシーンだけで組んだという超ミニマムリディム。DIRTMAN「TEACH THEM RIGHT」も同じ系統。これは92年に流行った「ムスリム」系というスタイルらしい。
●このトラックの上に、一流のパフォーマーが乗る。GREGORY ISAACS、GARNETT SILK、SANCHEZ、SUGAR MINOTT などなど。トラックのスキマに彼らが本物のファンクネスを注ぎ込む。シンガーであったりDJであったり、そのスタイルは様々だけど、彼らがトラックを乗りこなすその振る舞いは、一流スポーツ選手のような鮮やかさ、ちょうどウサイン・ボルトのような天賦の才を感じさせる。なんて華やかなのだろう。
●ちなみに、WU-TANG CLAN の総裁 RZA が別人格として BOBBY DIGITAL と名乗った場面があった。BOBBY ”DIGITAL" DIXON とカブってメンドクサイと思った。




●あ、全然関係ないけど、「半沢直樹」、アレ、オモシロいわ。気付くのが遅かった。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1551-5b0e8b01