●ガラポンTVの録画で。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」宮崎駿監督密着ドキュメントを見てた。
「風立ちぬ」は、関東大震災から戦争の時代を描く。ただそれは宮崎駿が今日の状況から反射的に題材を選び取ったものではない。関東大震災のコンテを描き終えた時に東日本大震災が起こった。ゼロ戦に関与した人物を描く中で尖閣諸島にはじまる東アジアの緊張状態が生まれた。なんという巡り合わせか。かの巨匠ですら、動揺した。迷い苦しんだ。
その録画を見ている最中に、監督の引退報道がネットで流れてきた。これも巡り合わせか。



●夏休みもオシマイだね。
●小学六年生の息子ノマドは塾の模試。ガンバってたっぷり勉強したはずなのだけど、成果は出たのだろうか?

●まだ五年生の娘ヒヨコは、夏期講習においては、今までの塾とはチガウトコロに通ってみた。新設の塾で、まだ人気が足りないのか、行ってみたらクラスの生徒がなんと2人。で、もう1人の相方がちょくちょく休むので、結果的に先生と生徒の1対1個別指導になってしまった。いやいや。ホントだったらお値段高いのでおトクと考えればイイか…ヒヨコ本人にとっては甚だ微妙らしいけど。



●最近の仕事がワリとキツくて、じつはカラダとアタマが参っている。
●先週の徹夜仕事前後から明らかにオカシイ。
●華原朋美みたいにクスリが増える。

●そんな時に聴く音楽に相応しいのか?アタマがオカシクなる音楽か?

GANG GANG DANCE「SAINT DYMPHNA」

GANG GANG DANCE「SAINT DYMPHNA」2008年
ニューヨークアンダーグラウンドで生まれた、摩訶不思議な音楽。昨今流行のダンスミュージックとは全く異質の、それでいて確実にグルーヴする音楽。未知の、または未来の民族音楽が、捩じれた時空の向こう側から響いてくるかのよう。地面から沸き立つ泡のようなノイズと、華麗な閃光を煌めかせて虚空を舞い踊るシンセの調べ。そして巫女として祝詞を唱えるかのような女性ボーカル。アフリカは言うまでもなく、中近東〜極東のトライバル表現までをも貫いた、21世紀グローバルの呪術。サイケ。
●UKラッパー TINCHY STRYDER を迎えた高速ビート「PRINCES」がもろグライムでスリル。全体的に難易度高めながらも、最もキャッチーなシンセポップに聴こえる「HOUSE JAM」は、ボーナストラックとして SPANK ROCKHOT CHIP のリミックスを収録。要素を限界まで削ぎ落としてエレポップとしての純度を高めた HOT CHIP のヴァージョンは極上。基本に立ち戻ったシンセフェティシズム。

SANTOGOLD「SANTOGOLD」

SANTOGOLD「SANTOGOLD」2008年
GANG GANG DANCE もこの女性アーティスト SANTOGOLD も、このヘンの音源は2008年のリアルタイムでほぼ入手していた。だけれども、彼女たちの音楽を形容する言葉がボクになかった。当時はエレクトロ旋風の中でボルチモアブレイクスが話題になったりバイレファンキが紹介されたりダブステップが注目を集めたりニューレイヴが流行語になったりと、なにかと目まぐるしい時期でホントにナニが起こってるのかよく分からなかった。今、やっと客観化できるようになったのか。
GANG GANG DANCE 同様ニューヨークアンダーグラウンド出身とあって、ブラック系というルーツから安直に連想しがちな R&B のテイストなぞは全く出てこない。ニューウェーヴ風のバンドサウンド「L.E.S. ARTISTES」で幕明けて、2曲目の「YOU'LL FIND AWAY」では切羽詰まったポストパンクでグイグイと聴くモノを責め上げる。一方でボルチモアブレイクスの中心人物 SPANK ROCK とのコラボ「SHOVE IT」ではダブ/レゲエ系のゴツいベースを見事に乗りこなす。UK の女闘士 M.I.A. のプロデュースを担った SWITCH のトラックはシンセがウネウネと振動するルーディなエレクトロで、SANTOGOLD の野蛮さを引き立てる。SWITCH はリミックスも含め大分乱暴で野蛮だわ。カッコイイ。

LADYTRON「VELOCIFELO」

LADYTRON「VELOCIFELO」2008年
●同じ2008年ものだが彼らはイギリスのエレクトロバンド。中国系男子、ブルガリア系女子を含む4人組。ネイティブのブルガリア語ボーカルの披露もある。コイツは最近義弟 KEN5 くんからもらったCD。キラキラしたエレポップが深いエコーに漂う女性ボーカルをつつむ。分厚いシンセのレイヤー群がシューゲイザーと同じ陶酔感を生み出す瞬間も。過去作に比べてキャッチーになったかも?

LADYTRON「LIGHTS MAGIC」

LADYTRON「LIGHTS & MAGIC」2002年
●この頃、2002年にはこのバンドの音は聴いてた。コレの前作「604」もほぼリアルタイムだった。当時の感覚では、ニューヨークアンダーグラウンドを賑わせていたエレクトロクラッシュのムーブメントと関連して聴いていた。パンク精神とエレクトロが結合したエレクトロクラッシュの勢いと、この段階の彼らの未熟に由来する?チープなシンセポップが奇妙に共鳴していると思えた。それでいて、音楽の表面にややザラツキがあって。過激なギミックに欠ける彼らの音楽は長く聴かれるモノではないかもしれない。それでも、ここに響くシンセのザラツキには価値がある。


●忘備録として読書報告しとく。

ヤマザキマリ「スティーブ・ジョブズ」

ヤマザキマリ「スティーブ・ジョブズ」1巻。あーこの人だいぶ難物だわ。変人だわ。マリファナや LSD も常習だわ。技術革新の聖人じゃないんだ。
林田球「ドロへドロ」16〜18巻。本格的にドロとヘドロに突っ込んできた。
貴家悠/橘賢一「テラフォーマーズ」6巻。どうでもイイ格闘マンガになってきた気がするが、息子が気に入ったようで買うのをヤメラレナイ状況。
末次由紀「ちはやふる」21巻。コレもクサレ縁かも…と思いつつ、青春モノとしていつもキチンとほろりとさせられる。
諫山創「進撃の巨人」11巻。ナゾだらけの世界観にアレコレ伏線が効いてきた感じでオモシロくなってきた。ガラポンTVでこの前初めてアニメも見たし。
岩明均「ヒストリエ」8巻。アレキサンダー大王の側近、エウメネスが主人公の歴史マンガ。少年から青年期にさしかかったエウメネスの表情にニヒリスティックな影が差すようになる。
幸村誠「ヴィンランドサガ」12〜13巻。11世紀北欧のヴァイキング世界。戦争と殺人が当たり前の社会で、ナニをヨスガに生きていけばイイのか。
日本橋ヨヲコ「少女ファイト」10巻。この作家のクッキリした輪郭線は大好きだ。絵が好きだと素直に言える作家は実は他になかなかいない。もちろん、読者を揺さぶる青春エモーションも見事。
本谷有希子「あの子の考えていることは変」。これだけマンガじゃありません。だいぶ笑えましたけど。どこもかしこも変ですが、必死に生きるというコトは多かれ少なかれ、変なコトに突っ込むことだと思う。


●あ、そうだ。島耕作が会長になりやがった。今後は「財界活動」に勤しむそうだ。顔も老けた。

 島耕作が会長になりやがった。



●ガラポンTVで見つけるテレビ番組は、オモシロいね。
「LIFE! 〜人生に捧げるコント〜」を観た。内村光良さんのコント番組ね。気付くとNHKばっかだけどね。


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