ある食事会で。問われた質問。
「アナタにとって、グーグルはどれ大事か?」
●2つのうち片方を捨てなくてはなりません。グーグルと自動車。これアナタにとってドッチが大事?
●あー。なるほど。ボクはそもそも自動車に乗らないから、グーグル
●片方を捨てなくてはなりません。グーグルとエアコン。これドッチが大事?
●あむー!エアコンかー。でもグーグルないと仕事にならんもんなあ。エアコンなしで!
グーグルとラーメン。ドッチが大事?
●これ比べる性質のモノなの?ラーメンガマンするわ、最近太り気味だし。
グーグルとマンガ雑誌全て。ドッチが大事?
●うわー。これは困った…マンガかな…。

ということで、グーグルはボクらの生活に染み込み過ぎている。
●グーグル以前はどんな暮らしをしていたのか、パッと思いつかない…。
●この質問をした人はボクより10年ほど若い人だだったから当然想像もつかないだろう。
●ボクの先輩はそこにヒトコト。「昭和の金持ちの象徴、百科事典。何万も大金をはたいて本棚にドンと並べることがステータス。あそこに人類の英知はアーカイブされてた」
●続けてボク。「現代用語の基礎知識」って毎年の刊行物がありましたよね。あの新語を一年ごとにアップデートしてく感覚は、最新の情報をかき集めるグーグル検索っぽい気分がある。
●それと、特殊な図書館。大学のレポート書いたりするために八幡山の「大宅壮一文庫」に通ったことがある。戦前戦後からの雑誌を網羅する専門図書館だ。のその後仕事の調べものにも利用した。早稲田の「現代マンガ図書館」も行った。大学図書館の院生向け研究室の論文誌とかも借りて読んでた。本当に特殊なモノにアクセスするためには物理的に特殊な場所へ行ったものだ。特殊なレコード屋/古本屋/ビデオ屋の所在や在庫傾向を知っていることは、そのまま仕事のスキルに結びついてた。

●まー、そんな過去の話はどーでもよくて。
「グーグルが自動車分野に参入」という新聞記事を見つけた息子ノマド。「あれ?オレ、グーグルの自動車みたことあるよ」それって、ウワサのストリートビューカーじゃねえの?でグーグル画像検索したら「そう!コレコレ!小学校の近所走ってた!」おまえ、つまりはその瞬間、グーグルに撮影されたってことだよ。ストリートビューにそのうち登場するんだよ。
●やはり10歳若い後輩クン。ITスキルが猛烈に高くてメチャメチャ頼りがいがある期待のホープだが、死ぬほど方向音痴で十数年住んでる実家の近所でも迷子になるという。女子か!?「だから、絶対に遅刻出来ない打合せで外出るときは、事前にグーグルストリートビューでルートの様子を全部確認するんです」そのITスキル、無駄な気がする!
●中学時代の友人と電話で会話していた時、ボクの住んでいた建物が解体されたという話を聞いた。確かにグーグルマップで確認すると、団地だった場所一帯が建売り住宅になっている。コレをボクの両親に伝えると「ナニ言ってるんだ、まだ残ってるぞ。グーグルで見たぞ」グーグルマップで見るとなくなってるのだが、ストリートビューでは確かに団地が見える…でも撮影が2009年だよ古いんだよ。でも60歳オーバーの人々もグーグルストリートビューを使いこなしてるのねーと感心する一幕だった。
●ともかく、今やグーグルはボクらの生活の隅々に入り込んでいるのです。実際、明日の予定もグーグルカレンダー見ないとボク自分の出勤すべき時間もわかんないし。



PORTISHEAD「ROSELAND NYC LIVE」

PORTISHEAD「ROSELAND NYC LIVE」1998年
正直、体調が悪い。脳ミソの中に粘土が詰まっているような気分だ。黒くて腐臭のする粘土。クスリを飲んでもこの粘土が消えてくれない。会社で仕事しているウチはフツウに振る舞っていられるが、家に着く頃にはガックリ消耗している。実際、不用意に踏み込んだ慣れない仕事が思った以上に高カロリーでストレスになっている。まあ、一番のキモの場面は今日でなんとか乗り越えたはずだけど…。
●そんなバッドコンディションで、こんなCDを聴くのは逆効果か?90年代UKトリップホップの代表選手、PORTISHEADオーケストラを率いてニューヨークでライブ。ターンテーブルの上に暗黒のループを乗せて、聴く者の耳にゆっくりジックリ擦り付けていく。鋭い金管楽器のアンサンブルが尖った神経をキリキリと切り刻む。ぬるいメランコリーの池の底で、濁った水のトロみを指で感じるような気分。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1557-911fcde8