「風立ちぬ」に出てきたお菓子「シベリア」

「風立ちぬ」に出てきたお菓子「シベリア」、たべてみたい。
●ようかんをカステラで挟むって斬新すぎるわ。

「ワタシ便秘なんですけど、朝にタバコ1服すると出るんですよ」
●って、この前ゴハン食べた女性に言われた。ホントかよ。

●Kポップが大好きな昔の同僚に「今から新大久保のKポップクラブに行こうよ」って誘われて。
●最近の新大久保は物騒じゃナイの?って聴いたら…在特会デモのコトを知らなかった。
「ネトウヨ?…へえ。ワタシそういうの別に興味ないし!」へーそういうもんなんだ!

「青空文庫」が無料で提供してくれてるパブリックドメインの古典から、KINDLEアプリ堀辰雄「風立ちぬ」を読んだ。けど、あまりオモシロくなかった…。確かにジブリ「風立ちぬ」を連想させるシーンもあるんだけど。恋人を看取るその姿勢はちょっと捩じれてる気がして共感出来ないというか。
●むしろ同じ Amazon の売場にあった夢野久作「少女地獄」の方がオモシロくて。で、今は和辻哲郎「孔子」「古寺巡礼」を読み始めてます。つーか、昔は岩波文庫でせっせと買ったり図書館で借りたりしてた古典がタダでドコドコとダウンロード出来ちゃうってスゴいね。漱石も鴎外も坂口安吾もみんなイケちゃうよ!おい息子よこのへん全部読んどけよ!

堀辰雄「風立ちぬ」夢野久作「少女地獄」

藤野可織「爪と目」

藤野可織「爪と目」
●そうそう、この前の芥川賞も読んだんだっけ。美人で若い作家さんでしたっけ。自意識がポッカリと空白になっているかの女性「あなた」を、幼い少女「わたし」が眺める奇妙なバランスの二人称小説。その不安定不均衡が物語の推進力になってるけど、チョイと線が細いと思った…。



アメリカン・ポップアート展@国立新美術館。

アメリカン・ポップアート展@国立新美術館2 アメリカン・ポップアート展@国立新美術館

国立新美術館、今回初めてだった。六本木から歩くと思うとスゴく遠いけど、乃木坂から駅直結と聞いたらスゴく近く思えて。そんでアメリカン・ポップアート。
●学生時代のボクはポップアートに夢中でして。ウォーホル、ロイ・リキテンシュタイン、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズらがボクにとってのヒーローでした。「ポップ」という軽い口当たりでありながら、ジャスパー・ジョーンズには記号の意味がゲシュタルト崩壊する瞬間の観念的な重厚さがあって。ロバート・ラウシェンバーグはダダイズムや一時期のキュビズムが持っていたものと同質なアナーキーなコラージュ感覚がパンクっぽく鮮烈で。ロイ・リキテンシュタインの透徹した様式美とそのスタイルから世界を通過させる批評眼がクール過ぎて。「ポップアート」は戦前近代美術の系譜を見事に抱きしめながら、大量生産大量消費の新型大衆社会の問題を理知的な批評意識で分解した表現で、結果としてまるで甘くない。ポピュラー音楽のような意味での「ポップ」とは完全に意味が違う、とボクは思っています。
●でも、アンディ・ウォーホルだけは別格で。彼だけは消費社会に溢れる記号に徹底して戯れ続ける。前後の文脈も批評意識もない。その白痴的ともとれるような記号との反射的なヤリトリには、不気味なニヒリズムすら感じさせる。ある意味で怪人。だからこそ、彼に強く魅かれた時期もありました。
ジェームズ・ローゼンクイスト、トム・ウエッセルマンのカラリとしたグラフィック感覚とそこに溶け込むエロスは実にアメリカ的というかハリウッド的というか。クレス・オルデンバーグのソフト・スカルプチャーは初対面。クッションみたいにふわふわしたドラムセットのユーモラスなこと。

国立新美術館企画展をハシゴ。アンドレアス・グルスキー展。

アンドレアス・グルスキー展

●1980年代から活躍するドイツの写真家。その作品はデジタル技術で緻密に編集されて、まるで1枚の抽象絵画のような構築美を組み上げたり、または一大パノラマの群衆劇を紡ぎあげたりします。フライヤーにも使われた上の写真は美しいビーズの連なりに見えて、日本が世界に誇る巨大施設スーパーカミオカンデなのでした。素粒子ニュートリノを捕まえるセンサー群を、純水の上に静かに浮かぶボートから静かに見上げる人物2人が、右下隅に小さく写ってます。ココでドラマ発生。抽象美に人間の物語がすっと忍び込む。
●騒然とする東京証券取引所、マドンナの巨大コンサート、ツールドフランス、平壌のマスゲーム、フランクフルト空港の出発カウンター、巨大クラブ・コクーンのダンスフロア、F1のピットストップ、香港・上海銀行、アジアの家具工場…。巨大な空間を埋め尽くす米粒のような存在感の人々がそれぞれの物語を抱きしめている。それを一気に俯瞰する高い視点から、全てにフォーカスを正しく定めて記録定着。時にそれは牧場の畜牛であったり、クフ王のピラミッドを構成する積石であったり、広大なスーパーマーケットのカラフルな商品群であったり、バーレーンの砂漠に造られたサーキットの軌道だったり、バンコクの川面にゆらめく光の反射だったりもする。世界は美しい。



●音楽。湿気がヒドいので、乾燥した音楽を。

54-71「54-71」

54-71「54-71」2000年
●乾いたドラムとシンプルなベースに時々ノイジーなギター。単純なリフレインがひたすら続いて、そこに絶叫調のラップ?が乗る。ハードコアパンクの質感が不穏さを漂わせているけど、ただ苛立ちだけが立ち尽くしていて、いつまでたっても爆発しない。その煮え切らなさ、寸止め感の中で窒息させられているような気分に。


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