TBSドラマ「半沢直樹」最終回。
●悪玉・大和田常務を土下座で屈服させ大団円で終わると見せかけて、半沢いきなり出向辞令!TBS、続編ヤル気バリバリだわ。「渡る世間は鬼ばかり」みたいな超ロングランドラマになったらどうしよう。
●つーか、やっぱ原作読むか。

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●これ、今ネットで見つけた画像。「半沢」視聴率高すぎ。


で、来週は「あまちゃん」が最終回。
渋谷・NHKスタジオパーク「じぇじぇじぇ~展 Part3」に行ってきた。
●愛着あるセットや衣装が展示されててテンション上がるわ。これ、GMT5 の衣装ね。アキちゃんに代わって加入したブラジル出身ベロニカ「マニアックな方向にフリ過ぎた感は否めないヨネ」太巻「ブラジル人のくせして全然陽気じゃねえな!」いちいち名セリフが思い出される。

NHKスタジオパーク「じぇじぇじぇ~展 Part3」1

NHKスタジオパーク「じぇじぇじぇ~展 Part3」2

●それと「海女〜SONIC 2009」のステージ。「わかるヤツだけわかればいい!」「アキ、いいあんばいに温めておいたぞ!」花巻さん starring 伊勢志摩さんの名言がココではよみがえるね。

●いやいや、別にセットが見たくてワザワザNHKまで来たわけじゃなくて。
●スタジオパーク併設のスタジオカフェにて「まめぶ汁」が食べられると聞いて、出向いたんですよ!

「まめぶ汁」

「あまちゃんセット(まめぶ汁と江戸ケ浜丼)」900円。
●とにかく「まめぶ汁」が食べたくて!「甘さとしょっぱさが緊急会議を開く」「オヤツかおかずかわからない」「微妙だべ〜」「そばですか?うどんですか?まめぶですか?」「ケバブに負けるとは…」とドラマでは散々な扱いを受けていたあの「まめぶ汁」の正体とは?!
●確かに、お汁そのものはフツウにしょうゆベース、いわゆるけんちん汁みたい。具はニンジンやシイタケとか。ショッパイといえばその通りだが、肉が入ってないからアッサリしてて美味しい。
●で、問題の「まめぶ」。汁の中にコロコロ3つ入っている。大きさで言えばフツウの串ダンコに刺さってるヤツと一緒。見た目も白くてカワイイ。さっそくモグモグ…んッ!確かに甘い!あんこが入っている!(正確には黒砂糖らしい)さらにはクルミが入っていてコレがナイスな仕事をしている。柔らかいダンゴにコリコリとした歯さわりを与えてくれてユニーク!しょっぱさと甘さの激烈なクラッシュがあると言われるが、そこまで神経質にならないでいいじゃんフツウに美味しいじゃん、とボクは感じたのでありました。劇中にはコレに七味とうがらしを投入して「甘さ+しょっぱさ+辛さ」のジェットストリームアタックを仕掛けるのだけれども、残念このカフェには七味がなくてこの検証は出来なかった…。
●でもね、それぞれの単体で十分美味しい気がするのでね、まめぶと汁をいっぺんに食べる必要性はないのかも、と思っちゃった。まめぶダンゴ単体を、ホイホイモグモグと食べてみたい。
●ウニがチョコッと乗ってる江戸ケ浜丼ってのも岩手の郷土料理らしいんだけど、まめぶばっかに集中しちゃってあんまりマジメに食べなかった…フツウに美味しかったけどね。


●NHK には自転車で行ったんだけど、こちらも自転車でフラフラと行ってみました。

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東京オペラシティ ICC「RHIZOMATIKS INSPIRED BY PERFUME」
●下北沢に拠点があると、渋谷も原宿も新宿も自転車圏内に入るワケですよ。もっと根性ある人なら六本木や恵比寿まで軽々移動するでしょうね。日頃の運動不足を解消したいボクは、この連休を自転車に乗って過ごしたかったのです。
●で、注目したのがこの展覧会。テクノロジーとアート表現を結びつけるクリエイター集団ライゾマティクス PERFUME のコラボ仕事を紹介する内容。このチームの中心人物・真鍋大度さんの武名は、PERFUME「LIVE@東京ドーム『 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』」2010年あたりから気になっておりました。ていうか、この結成10周年東京ドーム公演がライゾマティクスPERFUME の初めての仕事だったっぽいね。
●その後、PERFUME が世界進出をハッキリ目指した2012年以降、ライゾマティクスは全ての楽曲MVやライブ演出、そしてサイト構築などに関与。「PERFUME OFFICIAL GLOBAL WEB」(コチラ)なんてマジでスゴすぎ。文化庁メディア芸術祭で大賞を獲るだけある。
●展示としては、シングル「SPRING OF LIFE」で用いられた、LED照明を組み込んだ衣装があった。MVで使われたもの、MTVのイベントで使われたもの、そして去年の紅白歌合戦で披露されたものの3タイプ。どんどんバージョンアップされてる様子も分かる。背中に剥き出しになったケーブルの束を敢えて強調して、操り人形のようなアンドロイドという設定を持たせた最初期版から、LED灯体を衣装全体にまんべんなくタップリ配置しながらバッテリーや制御装置を完全に隠した紅白版への進化が見事。この紅白のオンエア生で見てたから感動した。もっと着てる人間に負担をかける衣装だと想像していたのに、すごく洗練されててカラダのラインに無理がナイ。美しい。アートだね。
●そして、今年のカンヌライオンで披露された、彼女たち三人のライブパフォーマンスにプロジェクションを当てる演出のデモ。モーター駆動でカタチを変える衣装が、永野護デザインの鋭角的なモビルスーツを連想させてソレだけでスゴいのだが、その衣装〜人物のカタチをリアルタイムに読み取って的確にプロジェクションを配置する仕組みがスゴ過ぎる。カンヌのステージをYOUTUBEで見た時は、人物に対してザックリ光を落してる程度と思ったが、実は人物だけにカッチリ光を当ててて、背後にほとんど光がこぼれない。こんなに厳密に制御しているのかと舌をまいた。
●こんなの見せられたら、10月のニューアルバムは買うしかないかな…。DVDも欲しいなあ。


●ちょっと前の話になるけど、おなじ新宿オペラシティの展覧会。

梅佳代展

東京オペラシティアートギャラリー「梅佳代展」
●行ったのは今年の4月だね。これはなんと娘ヒヨコがどうしても行きたいとリクエストしてきたのだった。ヒヨコ、学校の図書室で梅佳代の写真集「うめめ」を読んで感動。こんな写真集が作りたいと、自分で「ひよよ」というオリジナル写真集まで作ってしまったほどなのだ。「わたしのオススメの本」という課題でも「うめめ」を推薦。クラスのみんなにプレゼンしたらバカウケだったと満足げだった。ヒヨコいわく写真集「じいちゃんさま」もオススメと付け加えたらそのタイトルでまたウケたらしい。
●娘ヒヨコ小学5年生が梅佳代に魅かれるワケは、その撮影対象全てに平等だからだろう。赤ちゃんや動物、親戚のオジちゃんオバちゃん子どもたち、そして故郷の自然に向ける視線は、常に明るくて楽しい。そして平等に敬意を払っている。子どもには子どもの視点で、ネコにはネコの視点まで降りて世界を眺める。娘ヒヨコは、徐々にイジワルくヤヤコシくなっていく「女子の世界」に入っていきながらも、近所のイヌやネコ、学校の敷地に立つコブシの木やそこに飛んでくるヒヨドリ、道端に落ちてる木の実や庭に生える雑草などを、大切に眺めている「天然」系でもある。そんなヒヨコの世界観が梅佳代の切り取る写真と共振するのは納得出来る。そんで、さらに父親として頼もしいのは、そんな梅佳代を、ヒヨコが自分の力で発見したコトだ。
●そんなヒヨコのフェイバリットな作品がコチラだ。砂場のネコ除けネットにひっかかってパニクってるネコを「オマエなにやってるの」と眺める仲間のネコたち。ちなみに、小学5年生にもなって今だにヒヨコは真剣に砂場遊びが好き。「三丁目の公園に行ってくるね!アソコの砂場が一番オモシロいし!」…要は、まだ幼いんです。あ、「じゃがりこ」ブチまいちゃった子の写真も大スキだって。

梅佳代「うめめ」ネコ写真

●ボクは、梅佳代の、決定的瞬間を見事つかみ取る能力に畏怖を感じる。えも言われぬユーモラスな瞬間を、まるで報道写真家ばりの注意深さで察知発見し切り取っている。偶然の神様が舞い降りるその瞬間を動物的センスで捕まえる。つーか動物も撮るしね梅佳代は。そしてその価値観があまりにオリジナル。そのおかしみおもしろみは、他人では見過ごしてしまう微妙なモノばかり。でも彼女はそこにわずかな微熱をかぎ取り価値を見出す。日常を見渡す感受性が特殊過ぎる。ある意味で完璧なストリート感覚
●そして、撮影対象との距離感が見事。小学生男子のアホな生態を写し取る「男子」、アレを撮影してた彼女は当時タダの専門学校生で、なんのために撮影してたのかもよくワカラナイ状態だったのに、ハンパない信頼関係がソコにはガッチリ成立してる。写真集出版のために男子たちを再訪したのは7年後、でも高校生になってた彼らは梅佳代をフツウに迎えたという。やはり古い時代に撮影された「女子中学生」のシリーズはもっとスゴかった。ムジャキにパンツやブラジャーでふざける女子たちはあまりにワイルド。そんな秘めたる悪フザケの現場に潜入出来る梅佳代の浸透力がスゴい
●彼女の最新写真集のタイトルは「のと」。彼女の出身地・石川県能都町に由来した名前だ。そのタイトルをヒヨコに教えてやったら、「のと!」と叫び右手を上げて手首をカーブさせた。…なにそのポーズ?もしかして能登半島のポーズ?「のと!」

梅佳代展男子

「男子」展示の様子。ワイルドギャングテイスト全開の「男子」もクスクス笑って楽しんだヒヨコ。もちろん「じいちゃんさま」のコーナーもね。パパと娘のデートの場所としては最高でしたよ「梅佳代展」は。




PERFUME 的な音楽。つまりは中田ヤスタカ的な音楽。エレクトロ。

MAA「MONKEY KINGDOM」

MAA「MONKEY KINGDOM」2010年
PERFUME がブレイクした2007年の「ポリリズム」以降は、彼女たちのエレクトロ路線を追いかけるフォロワーが大勢登場した。アイドルの甘さを鋼鉄のエレクトロで包むギャップが有効とされた時間だ。たぶんこの MAA というシンガーもその一人とボクは思っている。米日ハーフとのこと、そのルックスから「和製ガガ」というキャッチフレーズがついていた気がする。でも、さすがにちょっと遅かったかもね…ネクストレベルとして2011年にきゃりーぱみゅぱみゅが登場してこのヘンの市場を全て根絶やしにしてしまうから。

80KIDS「LIFE BEGINS AT EIGHTY」

80KIDZ「LIFE BEGINS AT EIGHTY」2008年
中田ヤスタカに牽引されるカタチで多くのエレクトロなトラックメイカーも登場した。二人組のエレクトロユニットである彼らはその代表格ではないか?この6曲入りEPが実質上の彼らのデビュー盤。フレンチエレクトロのハブであったレーベル KITSUNE のビリビリとしたエレクトロ感覚に見事共振し、結果日本人として初めてコンピシリーズ KITSUNE MAISON に収録される。また、海外アーティスト(SIMIAN MOBILE DISCO、CSS、CAZALS)から国内ジェイポップの大物(浜崎あゆみなど)まで数々のリミックス仕事を手掛けている。詳しいプロフィールがないからワカンナいけど、やっぱ80年代生まれなのかな。
●でも、新橋ツタヤで100円だったんだよね。

RATATAT「RATATAT」

●RATATAT「RATATAT」2004年
●こいつらはニューヨークのエレクトロデュオだね。エレクトロでありながら、このロッキンなジャケ。すげークールだと思ったし、エレクトロがギターに代表されるロックのエッジーな破壊力を担うパワーを持つ時代が到来したコトを象徴的に示した好例だと思った。2000年代は、初頭にニューヨークで起こったムーブメント・エレクトロクラッシュとレーベル DFA、そして中盤から勢いを増していくフレンチエレクトロ KITSUNE ED BANGER RECORDS がハブになっていた。もちろん90年代にビッグビートという名でダンスロックの嵐を巻き起こしたイギリスのレーベルも健在。で彼らは THE PRODIGY などで名を馳せた XL RECORDING の所属。
●ただこのファーストアルバムでは、ダンスミュージックというより、ポストロックの理知的な気分が強く出ている。スクエアなビートにクールなシンセ演奏。時々ギターがザクザク。

GOOSE「BRING IT ON」

GOOSE「BRING IT ON」2006年
●こちらはイギリスのビッグビートレーベル SKINT の所属アーティスト。SKINT の看板といえば FATBOY SLIM だね。でも出身で言えばこいつらベルギー人。元々はロックバンドだった名残かボーカル曲主体で、大味なリフのワンアイデアで押し切る勢い任せで若さ炸裂。ややニューレイブ風味でもある。

VHS OR BETA「LE FUNK」

VHS OR BETA「LE FUNK」2002年
「VHSか?ベータか?」ってバンド名だけでもう大好きになりました。もう両方とも滅びてるわ!アメリカのバンドなんだけど、洗練されたエレクトロディスコテイストがバンドサウンドから弾き出されてて実に熱い!ロボットから人間回帰している DAFT PUNK の現在を10年以上前に目指しちゃってる気分。ファンキーなギターカッティングにアナログシンセのヴィンテージな味付けがもうタマラン。この甘いダンス感覚は、エレクトロと位置付けちゃイケナイのかもしれないけど、あまりにも評価が低いような気がして残念なのでココでスゴいと強調しておく!後半に収録されてるライブレコーディングもカッコよ過ぎる!

VHS OR BETA「BRING ON THE COMETS」

VHS OR BETA「BRING ON THE COMETS」2007年
●前述の実質上のファーストシングルがキッカケで、THE CHEMICAL BROTHERS などを世に出したアメリカのレーベル ASTRAL WERKS と契約してのセカンドアルバム。本格的にエレポップなロックバンドに変貌してる感じですわ。DURAN DURAN のツアーに帯同したりしてるコトもあったようで。「LE FUNK」のディスコ感覚の方が好きかもなあ…。

THE CHEMICAL BROTHERS「FURTHER」

THE CHEMICAL BROTHERS「FURTHER」2010年
●さあ、御大登場。ファーストアルバム「EXIT PLANET DUST」1995年から15年も活動してきたベテランの、今のトコロの最新スタジオアルバム。00年代エレクトロの文脈よりも古くからシーンを牽引してきた彼らをエレクトロと簡単には呼び習わすことはできないかもしれない。アルバムアーティストとしての貫禄なのかな?だって一曲目5分がオフテンションなミニマルビートの序章、そこから二曲目12分をタップリ使って焦らしまくるロングブレイクの展開、3曲目もチルアウトな甘いスローテンポ。なかなかダンスさせないというストイックな演出が別格の空気を出してる。ただし後半の「HORSE POWER」「SWOON」「K+D+B」あたりは、スーッと違和感なくダンスさせる気持ちの良いグルーヴが漂ってる。それと、キャリア駆け出し時代にマッドチェスターを通過してる彼らには、どこかサイケな持ち味もあって。超現実に突き抜けていくワープ感覚が、ただひたすらロッキンするだけのエレクトロとは別質。終盤「WONDERS OF THE DEEP」には KRAFTWERK の引用まで出てきちゃって…そして多幸感へ。ボーナストラックの「DON'T THINK」もカッコよし。

CAPSULE「WORLD OF FANTASY」

CAPSULE「WORLD OF FANTASY」2011年
●さて、ここで中田ヤスタカ氏本人の登場。PERFUME、きゃりーぱみゅぱみゅ、その他のお仕事と、自分のユニット CAPSULE を彼がどう差別化させるのか。PERFUME はすでにだいぶ硬質なテクノ強度を備えてしまったし、きゃりーぱみゅぱみゅではポップアンセムを作る果敢な冒険がなされている。さて、そんな中こしじまとしこという女性ボーカリストを備えたこのユニットの任務は?最近はよく分からなくなってきた。
●聴けば相変わらずの鋼鉄エレクトロで、今回は全てが英詞。ボーカルの役割は低め。新味といえば「I JUST WANNA XXX YOU」ムーンバートンっぽいアプローチを用いてるトコロ。あの安っぽいフワンフワンしたアレンジは確かに中毒性が高い。それとホーンアレンジを使ってファンキーハウスにトライしているトコロ。これがダッチハウスのスタイルってヤツなのかな。「I CAN'T SAY I LIKE YOU」とか、気分だねえ。



PERFUME「SPRING OF LIFE」LIVE@武道館。MVで使われたバージョンの衣装が光りまくる。初期バージョンだから背中がゴツいけどね。
●冷静にこの動画を見てみると、ビートと寸分違わずに衣装のLED演出が同期しまくってるコトにトリハダモノのスゴさを感じる。オマケにメンバー三者三様別々の演出が組み込まれてるし。ちょっとでも同期がズレたら全くの興ざめ。フツウに見えてスゴく高度な技術が使われてるのかな?



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