唐突な話で恐縮なんですけど、ここにきて真剣にテレビを見る時間が増えている。
●まずは「あまちゃん」「半沢直樹」のせいなんです。まあこりゃしょうがない。そしてハードの技術革新。ワンセグレベルながら東京キー局2週間分のオンエアを全て収録する「ガラポンTV」を購入して以来、サクサクとストレスなくテレビ番組チェックができてしまうので、これまた視聴時間が増えた。テレビはスゴいね〜。こんなにたくさんのコンテンツをユーザー課金無料で供給し続けているんだもの。NHKもスゴいね。あれは課金モデルだけど、確かに立派な仕事してると思うよ。 

「SWITCH 達人達」

●そんで最近よく見る番組が「SWITCH 達人達」という番組。NHK ETV 土曜2200〜2300。
●トップクリエイター2人の対談番組。「荒木飛呂彦×千住明」という組み合わせを最初に見てスゲエと思った。荒木先生の肉声を初めて聴いたし。「宮崎駿×半藤一利」もシビレタ。
●でこの前見てたのが「宮藤官九郎×葉加瀬太郎」。面識のナイ二人ということだけど、クドカンの娘さんかんぱちゃん(エッセイ「いまなんつった?」でも頻出/現在8歳の女子)がバイオリンをやってるとのことでのオファーだったそうで。当然「あまちゃん」流れのクドカン狙いで見始めたのだけど、意外と葉加瀬さんの話とキャリアがオモシロくて、引き込まれてしまった。

葉加瀬太郎「THE BEST OF TARO HAKASE」

葉加瀬太郎「THE BEST OF TARO HAKASE」1997〜2011年
●このベスト盤は、彼のソロ活動20周年記念アルバムとのことで。NHK朝の連ドラ「てっぱん」テーマ、TBS「情熱大陸」テーマ、などなどCM、ゲーム、アニメ、ドラマなどなどの仕事が詰め込まれている。ストレートなバイオリン演奏を楽しむにはオーバープロデュース気味との意見が AMAZON レビューに書いてあった気がするけど、ボクのイメージですと、彼はポップスとクラシックのミクスチャーユニット、KRYZLER & KOMPANY の出身なのでそのへんはむしろ当たり前かと。
●しかし彼は、東京藝術大学入学の18歳まで、オーソドックスなクラシック音楽しか眼中になかったという。なのに他の音楽ジャンルに開眼してしまったキッカケが SEX PISTOLS。この話には根っ子がパンクスのクドカンも「ほー!やっぱスゲエんだピストルズは」とうなずく。厳密には学祭で見かけた SEX PISTOLS のコピーバンドだったとのことに、やや一同苦笑気味だったけど。でも、クラシックではあのロックコンサートのウォーという高揚感は生まれない、なんか悔しい、というのが葉加瀬の胸の中に起こった。そこで大学在学中から KRYZLER & KOMPANY の活動を始めるとな。パンクは意外なほど人生を揺さぶる。クドカンにとっても葉加瀬にとっても。
●ということで、そんな葉加瀬の音楽を聴いてみる。「情熱大陸2007」はフツウのアレンジじゃなくて、布袋寅泰プロデュースバージョンとのこと。布袋さんのギターが暴れるわけじゃないがファンクネスすら感じさせるビートの強さは異色。CELINE DION とのコラボで名を成した「TO LOVE YOU MORE」のカバーもよし。


「SWITCH 達人達」の別の放送回、「モデル TAO×菊池成孔」では、「やりたいことができないほど忙しいなんてことないでしょ。日本人はね、メールやめてSNSやめてネット接続を一日30分にしたら、もうなんでもできますよ!」菊池が喝破。はい、ムダにネットに繋がってます。すいません。

●一方、葉加瀬がテーマ曲を手掛ける「情熱大陸」の放送では AR三兄弟/川田十夢がテレビの未来を唱えていた。拡張現実(AUGMENTED REALITY)アプリを番組事前にDLさせて、生放送まで開いて、テレビの実験を紹介していた。リアルタイムAKB総選挙。ハイパーリンク文字放送。dボタン拡張。こりゃこれでホントに示唆的で、実にオモシロいね。ムダにネットとはいえど、最前線はやっぱココにある。
「情熱大陸」、今後どこかでライゾマティクス真鍋大度さんを放送するっぽい。注目。


●ウチのワイフ、突然アサイチに家出てって、TBSでコレ買ってきた。
「半沢直樹」倍返し饅頭。行列しないと買えなかったらしい。みんなテレビに夢中。

倍返し饅頭

●でも、あまりおいしくなかったという…。



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