●娘ヒヨコ小学五年生の、大好きなテレビ番組。

世界ネコ歩き

NHK-BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」
●世界を股にかけて活躍する動物写真家・岩合光昭さんが撮影する、ネコだけの、ネコだけしか出てこない、ネコ100%の、非常にソリッドなネコ・ハードコアな番組。これ、実に地味に、BS波で月イチ放送されてたんだけど、ここぞとばかりに正月集中再放送しまくってる。以前からこの番組が大好きなヒヨコは、コタツネコさながらの姿勢でゴロゴロしながら見て楽しんでいる。ボクは癒される。ネコそのものと、ネコを楽しむネコヒヨコを眺めていると癒される。
●ヒヨコ、もう、岩合光昭さんを尊敬しまくっている。ヒヨコは写真家といえば梅佳代がダイスキだが、岩合光昭さんの動物写真集もダイスキなのである。岩合さんの撮る映像や写真に動物への正当な敬意を感じているのである。「動物写真家になりたいなー」とも言い出してるくらい。オマエ、ムシダメじゃん。ムシダメなヤツに動物撮れないでしょ。つーか、オマエ自身が動物っぽいんだよなあー。
●しかし、岩合光昭さんは確かにスゴい。岩合さん自身が撮影するネコの様子、完全にネコ目線。ネコがネコを見る位置からゆっくりと撮る。ネコ目線はホントのコトで、ヒヨコの友達ハーちゃんちのネコはこの番組が始まるとテレビにカブリツキでネコを見るらしい。しかも、岩合さん、ネコを撮るのにも世界中を巡る。南フランス・プロヴァンス地方、キューバ、ポルトガル、台湾…。ネコだけなのに…。
●でも、実際に撮影してる様子を見るとビビるだろうなあ。いきなりウチの近所に外国人がやってきて、ネコをひたすら追いかけて地面に寝そべってデカいカメラ構えてたらヒクよな。と息子ノマド小学6年生。



さて、今回は大掃除、モノ減らしを古本だけでなく、衣料品にまで範囲を広げたのでした。
●ボクは、重度の「捨てられない体質」なのでTシャツ一枚捨てるのも一苦労。今回も処分するにあたって、わざわざ写真撮影することにした。
●で、一枚一枚のTシャツ見てたら、いろいろな思い出が出てきて…。つーか、20年近く前に買ったヤツがフツウにいっぱい出てきて…これを日々フツウに着てたのだ。さよなら、ボクのTシャツたち。

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まずは、90年代の米ロウファイバンド、GOD IS MY CO-PILOT のTシャツだね。
渋谷クラブクワトロでライブ観た時に買ったんだっけ。マチガイなく大学生だったな…20年くらい前。ボーカルがデス声女子だったからどんなヤツが出てくるのかと思ったら、すっごく小柄なカワイ子ちゃんでビックリした。対バンは BOREDOMS YOSHIMI が率いる OOIOO だったよ。

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これも学生時代、20年前のモンだね。SONIC YOUTH。
●アルバム「DIRTY」の時のツアー@NHKホールで買ったモンだから、たぶん1992年。あれ?次のアルバム1994年の時だっけ?KIM GORDON がいつもよりグッと美人さんに写ってますね。あの20年前には、オシドリ夫婦として27年も連れ添った THURSTON MOORE KIM GORDON が離婚してバンドが活動休止するだなんて予想もしなかったよ!

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これはイギリスのバンド BIS のバンドTシャツ。
BEASTIE BOYS のレーベル GRAND ROYAL がフックアップしたスコットランドのバンド。ボチボチにヘタクソだったけど陽気な連中だった…コレも渋谷クワトロだったなあ。今思うとクワトロ新宿リキッドルームばっか行ってたような気がする。ちゃちいアニメ絵を打ち出す感覚はあの90年代前半のセンスとしてはかなり早かったと思うが、アニメの絵とはかけ離れたブサイク&小太りなボーカル嬢にややガッカリした覚えが。

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マンガ家・ねこぢるのTシャツだ。中野ブロードウェイで購入。
●ガロ〜青林堂系の、アングラ派作家だったねこぢるがまだ存命だった頃に購入…たぶん1996年くらいかな。まさか彼女がその後自殺するなんて思わなかった。中野ブロードウェイの個性派書店・タコシェで買ったはず。「サブカル」の差す意味が90年代〜00年代〜10年代と変容する中で、中野ブロードウェイの中身もだいぶ変わったけど、このタコシェは今だに往時のままの佇まいでフツウに営業している。これってスゲエことだよね。

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「LIFE IS SHORT, WATCH TV」。アメリカ三大テレビネットワークの一つ、ABCのシャツ。
●これは1999年、新婚旅行で訪れたフロリダ・オーランドで買ったヤツだ。シニカルなメッセージが笑えるお気に入りのシャツだったよ。オーランドでは、ワイフの強い希望でディスニーワールドを満喫した。楽しい旅行だったが、一個だけ不満が。ディズニーのホテルでは、MTVが観られない!ディズニーの世界観では MTV の倫理コードはNGなのだろう。仕事でアナハイムディズニーランドに行った時も観られなかった!

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ナムコのゲーム「ディグダグ2」のシャツ。
●これも90年代のTシャツだと思う。この時期、ナムコは(バンダイナムコじゃないよ、この時代は)気の利いたゲーム系のTシャツを結構出してて注目でした。ナード系アパレルの先駆「COSPA」が初めて登場した頃もこの時期。ちなみに「7650」「ナムコ」の語呂合わせ。ナムコのゲームでスペシャルボーナスをゲットするとこの得点だったりしたもんだ。80年代のゲーマーならコレ常識ね。

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コイツも SONIC YOUTH 関連のTシャツ。
SONIC YOUTH のアルバム「EVOL」1986年のジャケに使われた写真。ノーウェーブ期に活躍した写真家・RICHARD KERN の撮ったアングラ映画のワンカット。この男は SONIC YOUTH のこの時代の代表曲「DEATH VALLEY '69」のプロモも撮影している。ちなみに、この気合いの入ったモデルさんは LUNG LEG という人で、「DEATH VALLEY '69」のプロモにも出演してるとな。

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アル・パチーノのシャツ。コレを買ったのはニューヨークの露店。
「スターウォーズ・エピソード1」の公開年で、出張の空き時間に見に行ったのを覚えてる…つまり1999年、世界貿易センタービルがまだあった。トライベッカで立ち寄った黒人さんのお店でレゲトンのCDと一緒に買った。イタリア系のアル・パチーノがなぜ黒人さんに人気なのか分からなかったけど、彼らにとっては「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」で活躍したギャングスタのヒーローなのだと納得。ただ、XXXLみたいなサイズしかなくて困った。これは彼らには子ども用も同然だったと思う。

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1968年メキシコシティ五輪で、表彰台でコブシを突き上げたアメリカ黒人選手の様子。
●これは下北沢の古着屋で買ったヤツ。500円だった。コブシを突き上げるこのポースは「ブラックパワーサリュート」と言って、公民権運動〜人種差別反対を象徴する行為だ。これを陸上競技の表彰台で二人の選手がやった。ここに JAMES BROWN のシャウトが響く…「SAY IT LOUD, I'M BLACK AND I'M PROUD !」。しかし驚いた事に、この行為を五輪では許されない政治的行為と IOC は断じて、この二人を即時追放処分に。あれ?この前のロンドンでは、ドコかのサッカー選手がドコかの島の領有権をどうのこうのしなかったっけ?

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これはロサンゼルスで買った、ロックTシャツ。PAVEMENTだね。
●学生時代には何回かロサンゼルスに行った…ダウンタウンにあったロックTのお店で買った覚えが。中東系のオジサンが押し売りしてきたが、PAVEMENT はガチで大好きバンドだったから買ったよ。目玉焼きのプリントに意味があるのかワカラナイが、クタクタになってとうとう消えちゃった。「このボロ早く捨てよう!」とワイフに何回も言われたから捨てるけど、全く同じシャツが下北沢に売ってるのをボクは知っている。また買うか。

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薄く観音サマがプリントされてる麻のシャツ。初期の和柄系。
●仕事ついでに寄ったアメ横で買ったのを覚えている。たしか2003年頃。ボクは和柄ファッションが好き。2001年から和柄にハマってるから結構先駆的な趣味だったと思う(軽く自慢)。下北沢には和柄系のお店があるから楽しい!この頃から東洋美術や日本の古典美術にもハマる。

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「臺湾大学」の文字。台北の台湾大学購買で買ったヤツ。
1996年の卒業旅行で訪れた台北。学生街にはオモロい店があるという個人的な鉄則に従って、ウロウロした結果の買い物。背中には「NTU」(=NATIONAL TAIWAN UNIVERSITY)の文字が。ココで現地の学生と漢字筆談で会話して、台湾のマンガショップを教えてもらった。彼ら、日本のマンガにすごく詳しかったなあ。この時期で、既に台北にはマンガ喫茶も同人誌ショップもあったよ。

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新千歳空港で買った、アイヌ柄をモチーフにしたシャツ。
●2006年に家族で北海道旅行。レンタカーで旭山動物園〜札幌〜小樽〜白老町「アイヌ民族博物館」を巡った。この時ボクの中ではアイヌ文化ブームが起きててイロイロ調べてたんです。和柄の延長から、アイヌ紋様がクールと思ってて。で、実際にアイヌの人が出してたお店でこのシャツを発見。アイヌの伝統工芸を現代風にアレンジしてみたというデザイン。今見るとネイティブアメリカン美術にも繋がる感覚があるね。ベーリング海峡をまたいで繋がるモンゴロイドの血脈。

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2002年、日韓共催ワールドカップ、韓国で買った応援Tシャツ。
●2002年、2003年は仕事で韓国に行く事が多くて。特にあのW杯を目撃できたのはスゴかった。韓国代表のチームカラーである赤シャツを着た大群衆がパブリックビューイングで大声援「テーハミングッ!テーハミングッ!」大韓民国って意味ね。素朴にスゴく勢いのある国だと思った。そのノリで買ったシャツだね。W杯開会セレモニーで CHEMISTRY が韓国のシンガーとステージで歌っている様子をテレビで観た。ちょっと感動した従来から韓国は日本文化や日本語の音楽を政策で規制してたから、これで時代が変わると思った。韓流ブームはその後のコトで韓国側の規制緩和〜解放政策もかなり進んだ。でも今は両国間に政治的な隔たりが出来ている。うーん。一体どういうこっちゃ。マジ残念だよ。

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士郎正宗「攻殻機動隊」フチコマTシャツ。ヒロポンファクトリーのデザイン。
●1997年、プレステゲーム「攻殻機動隊 - GHOST IN THE SHELL」のリリースイベントで、恵比寿ガーデンホールのオールナイトのイベントがあったんだよね。DJが、石野卓球、MIKE VAN DYKE、JOEY BELTRAM。日本、ドイツ、ニューヨークのビッグネームがそろい踏みの超豪華ラインナップ。そこで買ったのがこのTシャツ。原作マンガじゃお馴染みのフチコマが登場。で、このシャツのデザインはヒロポンファクトリー、つまり村上隆さんのカイカイキキの前身がデザインしてる。DOBくんキャラなどで知名度を上げ始めた村上隆さんに当時ボクはゾッコンで、ここでシャツを二枚くらい買ったんだけど、あの時Tシャツを手売りしてたマルメガネの人は村上さん本人だったと今でも思ってる。

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NTTコミュニケーションズの企業シャツ、イラストは大友克洋。
●コレもお気に入りのシャツだった。ボクは「AKIRA」世代なので大友克洋はゴッドであります。息子ノマドにもしっかり「AKIRA」は読ませたし。おおーって叫んでた。でもコレはどこで買ったか思い出せないんだよな…。どっかのミュージアムショップだったのかなー。「GIVE EAR TO THE MUSIC OF THE SPHERES」

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「ペプシマン」Tシャツ。なんでこんなもん持ってるんだろう?
●今検索したら、ペプシマンのキャンペーンは1996年だって。これも15年以上前のシャツか。これは買ったんじゃなくて、人からもらったヤツ。つーか、会社の誰かがもらってきて、ボクがそのままもらったんだ。こんなシャツ着れないよーってヤツをボクが喜ぶので、そのままヘンなシャツ担当みたいな位置づけになった。だから今でもヘンなモノをもらう。Tシャツだけじゃない、本でもCDでもマンガでも海外の珍品おミヤゲでも。ま、いいか、そんなキャラは結果的にとても居心地がイイ。


●この前、仕事でスーツを着なくちゃイケナイ場面があって。
●その時知ったんだけど、ボク、スーツ一着しか持ってない。もう一着は就職活動スーツで、もうサイズが合わない。サラリーマン生活20年近くになろうというのに、こりゃヤバいな。今年はスーツを新調しよう。




●今日の音楽。

少年ナイフ「ROCK ANIMALS」

少年ナイフ「ROCK ANIMALS」1993年
●これ、下北沢ディスクユニオンで105円。懐かしいなあ。前述の KIM GORDON Tシャツを買った NHKホールでの SONIC YOUTH ライブで前座を務めてたのが彼女たちSONIC YOUTH は世界中のアングラシーンに目配せしていて、日本・大阪の地下シーンにいた BOREDOMS少年ナイフをいち早く世間に紹介したのも SONIC YOUTH だ。90年代の高校生だったボクは、洋楽誌の記事に書かれてた THURSTON MOORE のオススメ音源で、初めて BOREDOMS少年ナイフを知ったからね。「え?これ日本のバンドなの?」って感じで。BOREDOMS が当時からアヴァンギャルドの極北にいたのに対し、少年ナイフは圧倒的にポップ。ちんまりとしたガレージサウンドがカワイらしい。このCDでそのコトを再確認。あの時のライブでも披露してた「コブラ対マングース」が収録されてる。
●あ、今検索して知ったんだけど、少年ナイフってバンド結成は1981年なんだって!古い!あのライブでの第一印象で「なんだか圧倒的にお姉さんだなあ」って思ったんだよな〜。あの90年代の段階でベテランだったのね。そしたら今は一体おいくつ?

kurt&少年ナイフ

●故・KURT COBAIN少年ナイフのファンでした。スコットランドのバンド THE VASELINES も好きだった KURT にとっては同じような存在感だったのかな?少年ナイフ NIRVANA と一緒にツアーしたこともあるそうな。

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