今週は、急性胃腸炎になって、下痢&嘔吐&腹痛&発熱に苦しめられました…。
●会社もいけない…仕事もできない…。
●人に押し付けてしまった打合せや会議も心配で、ソーシャルも見られないよ。

久しぶりに、2日連続で点滴打ったよ。
●食べない飲まないで脱水気味だから血管も浮き出てこないので、看護師さんが困ってた。
●点滴3回失敗された時は…イタいけど、どこもかしこもイタいのでもうどうでもイイと思ってた。

大学の総合病院ってキライなんだよ…人が大勢並んでて混んでるから。
●ココは野戦病院か。混雑を裁く病院スタッフさんも余裕がなくて。そもそも痛んでるボク自身に余裕ないし。
●全員余裕なくて当然か。病人は世の中にいっぱいいるんだからなー、今後どんどん増えるんだもんなー。高齢化社会だよなー。
車椅子、杖、腰が曲がった人。カラダのカタチも標準からズレタ人がこんなにも大勢いる様子に戸惑う。うーむ、ボクの普段暮らしてる世間はやっぱサニーサイドだけしか見えてない。この困難を抱えて毎日暮らしてる人と、そんな人たちを毎日ドタバタとこなすことで全力疾走な医療従事者のみなさん。大変だー。

ボクの点滴ベッドのとなりでは、車椅子のおばあちゃんが心電図を取られようとしてた。コレにボクはビビる。
●ナースさん「おばあちゃん、このベッドに横になれる?」「大丈夫!?イタいの?ダメ?横になれないの?!」え?ベッドに横になれないって、どんなカラダのカタチをしてるんだ?カーテン越しだからよくワカランが気になる!
●ナースさんも戸惑いながら必死に声かける。「手伝える事ある?車椅子もどる?ムリしないで!これでも心電図とれるから」…おばあちゃんは言葉も出せず、ボクに聴こえるのは「ひゃ〜ひぃ〜ひゃ〜ひぃ〜」というメチャしんどそうな息遣いのみ。切羽詰まってんなー。

●一方、ちょっと、おじいさんたちのファッションがオモシロかった。
●何人かオシャレしてる人がいて。カジュアルだけど上品なツイードのジャケットとウールのベスト、で用もなくナースさんに声かけてる。ニコニコ。あ、病院って彼らには社交の場所なんだ。
ハイキングに行くかのような登山ウェアのおじいさんも。カジュアルな私服で暖かめを選んだら、趣味丸出しのコーディネートになっちゃったみたいな。でも、クツまで本格的なトレッキングブーツなのはヤリ過ぎじゃないか。

パパタオル

●一応回復して、多少持ち直したけど、現在我が家の中でボクはバイキン扱い。




猪瀬氏が辞任して、いきなり都知事選でしょ。

へうげもの細川幽斎(「へうげもの」の細川幽斎)

細川護煕さんがナニモノかコドモに説明するとビックリしてた。「応仁の乱って社会で習ったろ。あの守護大名・細川氏がずっと続いてのお殿様があの人だぞ」安土桃山時代の数寄大名・細川幽斎を、山田芳裕のマンガ「へうげもの」ではわざわざ細川護煕さんをモデルにした顔で描いてる。「バカボンド」宮本武蔵を招こうとしている小倉藩も、同じ細川氏が統治してた。
1993年の細川・非自民内閣成立/いわゆる55年体制の瓦解は、ある種の高揚を感じた…。あの時期は、世界全体で冷戦構造が激しく流動化し政権交代がたくさん起こっていた。ソ連崩壊。東西ドイツ統一。東欧独裁政権の崩壊。共和党パパブッシュから民主党クリントンへ政権が変わったのもこのへん。韓国も民主化が進んで初めての直接選挙で盧泰愚大統領が就任。戦後スキームとは別フェイズに突入する感じが、あの細川政権にはあったんだけどね。まーあっさりとした短命政権だったのが拍子抜けだったけど。

で、この男が再登場/立候補。マック赤坂。

n-MAC-AKASAKA-large570.jpg

スマイル党総裁。国政/地方選問わず、どこでも何度でも選挙に出て来る。
●このオジサン、ボクはタレントさんだと思ってましたよ。実は実業家で、本人はマジなんですね。
●前回の参議院選挙に落選して、引退宣言したのに、もう復活ですよ。

映画「立候補」

映画「立候補」/監督:藤岡利充
●この人の選挙活動に密着したドキュメンタリーが、去年ミニシアターで超話題になってたんですわ。メインの劇場「ポレポレ東中野」じゃ混雑で見られないほどの盛況ぶり。ボクは代休消化の平日に下北沢トリウッドで見られたので多少余裕を持てたけど。で、コレがオモシロかった!

●映画のコピーは「あなたはまだ、負けてもいない」

●2011年の大阪府知事選挙を舞台としたこのドキュメンタリー。
当時は、橋下徹氏が大阪市長にシフト、その空席を「維新の会」が埋めて破竹の勢いで橋下イズムが躍進する状況。なのに出る。勝ち目なんてないじゃん。でも、出る。それがマック赤坂。そんなマック氏はじめいわゆる「泡沫候補」のみなさんを訪ねてまわるカメラ。主張、言動、パフォーマンス、アレコレがオカシイというか可笑しいというか、ユニーク過ぎるマックさんに序盤は爆笑。政見放送でも可笑しいコトを仕出かして、ソレをテレビでみてマックさん自身が大笑い。「オレが爆笑してるんだから、コレはマチガイないね!」なんだか大間違いな気がする。実業家だけに移動はピカピカのロールスロイスだけど、選挙参謀兼運転手兼秘書兼演説補佐兼アレコレ雑用の男性一人だけがお供。まさしくドンキホーテ&サンチョ・パンサの凸凹コンビ。そして路上に立ち、トレパン姿でダンスを踊る。

ただ、このマックさん、酔狂だけで選挙をしているわけじゃないのだ。
●選挙に立候補するには300万円の供託金が必要。一定数の投票が集まらない場合はこのオカネはもどってこない。それでもやるワケとは。残念ながらマックさんはそれをさっぱり言語化できないのだけれども、カメラの視点はそれを乗り越えて本気度をジワジワと伝えてくる。会社経営を実質引き受ける息子さんが語る。「なんでフツウにできないんだよ、なんでマジメにできないんだよ、と聞いたんです。じゃあ、マジメってなんだよ!?どうやったらできるかわかんないよ!そう言われました」とどのつまり世の中をスマイルさせたい一心で路上で踊る彼が、その手段としてフツウの政治活動をとって目的が満たされるのか?彼の中では首尾一貫があるのかも知れない。「オレが話をしたって、誰も足を止めないよ。踊ってるときだけ足を止めるんだ」ともかく選んだ手段がマト外れかワカラナイがマチガイなく彼には覚悟がある。伝わるかどうかワカラナイが叫びたい信念がある。民主主義は、そんな人たちを回収する仕組みを備えていて、それは健全なコトなのだと思う。

投票前日、演説の場所が「維新の会」橋下代表とガチアタリする。
●完全なるアウェイの中、突入していくマックと運転手。大勢の群衆から怒号が巻き起こる。「帰れ!帰れ!」あの大群衆の強烈な敵意に立ち向かう勇気とは!
●この世に、「民意」という名のモンスターは実際に存在する。大波にも似て、突風にも似て。無色透明で無味無臭だけど、世の中を動かす大きなうねり。それが意に染まらぬモノである時、果たして個人は動けるのか。マック赤坂は、意味があるかは別にして、その敵意ある「民意」に挑み続けてきた。その蛮勇に大きく心を揺さぶられる。ラストシーンは、安倍晋三氏とのガチアタリだ。より巨大な群衆から、恐ろしい怒号と罵りが飛ぶ。

●そして現在。おごれるものは久しからず。あれから数年も立たずに「維新の会」は勢いを大きく削がれ、橋本徹氏から第三極を担うカリスマは失われたかのように見える。安倍首相は健在のようだが、それがどれだけ持続するかはだれもワカラナイ。2011年時点は体調を壊して失脚した野党議員だったのだから。

tumblr_mpuzztJ8Gk1qfe21to1_500.jpg

●前の参議院選挙、政見放送に登場したマック氏の様子。もうブッチギリだよ。
●でも、ゴメン、投票はしないわ…。




●ホントに具合悪いと、音楽も聴けないのよね。
●そこで薄味を選んだのさ。

味の薄さも、これまた一つの味。

CHINA CRISIS「ULTIMATE CRISIS」
CHINA CRISIS「ULTIMATE CRISIS」1981〜1989年
「中国危機」というバンドの名前がイイ!と思って、どんな内容かもろくに知らずに AMAZON に発注した物件。まー900円程度の衝動買い。その正体は、80年代に活躍したニューウェーヴ〜シンセポップでした。イギリス・リバプール出身の二人組が中心となって、今でも地味に活動中らしい。
●バンドの名前のザラツキ感とはウラハラに、すごく薄っぺらで焦点の定まらないシンセと、ペッタリペッタリと単調に続くドラム、そしてサラリとして引っかかりがナニもないボーカル、そしてどの曲聴いても全部一緒に聴こえる芸風の狭さ、2枚組のベスト盤なのにさっぱりベストに聴こえない、などなど、ツッコミどころ満載すぎて、逆にオモシロくなってくるほどの音楽に、バカなボクは今マジでハマりそうになってます。薄いシンセと薄いドラムマシーンと、感情が薄いボーカルが、ボチボチにクールな時代があったということを踏まえ、そしてその薄味を丁寧に味わう。これも一興。
●リバプールといえば THE BEATLES を輩出した街であり、マージービートなんて言葉もできたほどだけど、盛り上がったのは60年代だけじゃない。CHINA CRISIS の80年代には、この街から FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD、A FLOCK OF SEAGULL、THE TEARDROP EXPLODES、そして ORCHESTRA MANOEUVRES IN THE DARK(つまり OMD です)が登場。ポップミュージックの世界ではソコソコ賑わってたそうです。…え、この名前を聞いても地味?ですよねー。でも、この同郷同時代バンドと比べても、CHINA CRISIS はズバ抜けて地味で淡白です。
●2枚組で900円程度ってのがおトクと思って買ったけど、2枚組聴き通す根性が途中で萎えそうになる…そんな中でも、バンドの代表的ヒット曲「WISHFUL THINKING」「BLACK MAN RAY」は耳に馴染んだ。つーか、今までに聴いた事があるのがこの2曲だけだったからかな。シンセの旋律が一番キレイだなーと素朴に感じる。「BLACK MAN RAY」は一応オリエンタル風味のアレンジをまぶしてるみたいで。気のせいレベルにしか伝わりませんが。
80年代はあくまで米ソ対立/鉄のカーテンの冷戦構造だったから、共産主義陣営でありながらも中国は、ヨーロッパ人にとってソ連の向こう側の地の果てだったんでしょう。「中国危機」がまさか世界経済ど真ん中のリスクになろうとは、当時には想像もつかなかったのでしょう。ましてや日本との国境問題(引き目に見れば、無人島一個分)で東アジア地域の政治的緊張がココまでホットになるなんて、誰も思いつかなかった。セッセと軍拡したりとか、特殊なネット文化を作ったりとか。そんで世界第二位の経済大国。




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://unimogroove.blog4.fc2.com/tb.php/1604-6689ecdb