東京は大雪。下北沢も大雪。

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●ソフトバンク下北沢南口店の前には、お父さんがおりました。


雪の日に、スキーの音楽。

一十三十一「SNOWBANK SOCIAL CLUB」

一十三十一「SNOWBANK SOCIAL CLUB」2014年
●下北沢で評判のスープカレー屋さん「MAGIC SPICE」は、我が家でも大人気のお店。この前も娘ヒヨコにせがまれて2人で食べに行った。でもやっぱ辛いねー。激辛ランク上から3番目の「極楽」を食べたら激しく胃モタレ。もうムチャな食べ方できない年齢なのか?ヒヨコは下から2番目「覚醒」食べてちょっとオトナ背伸び気分。今までは一番辛くないヤツにチーズでまろやかにしてたからね。

このスープカレー有名店の社長の娘さんが、このシンガー一十三十一だ。一十三十一って書いてヒトミトイと読む。そんな彼女のリリースされたばかりのアルバムが、お店のBGMとしてプレイされてた。南〜東南アジアのゴッタ煮エキゾチック色彩でギラギラな店内には実は全然似合わない、ツヤツヤしたシティポップがクールに聴こえて、ボクとヒヨコのカレーのお支払い時に、このCDを一緒に買ってしまった。
●ジャケがクールと思った。スキーだよ。スノボ要素全部キレイに忘れて、このイマドキにスキーのみ。敢えてスノボ以前の80年代キッチュを狙ってる。でもソレがアザトイ感じを匂わせないのは、スキーウェア/スキーブーツをスタイリッシュに履きこなすヒトミトイさん本人の佇まいがクールだからかな。スープカレーの発祥って札幌って言うでしょ…「MAGIC SPICE」も本店は札幌、そして彼女も北海道出身で。だからクールなんだろう。
●スノーボードはスケーターカルチャーと結合してパンクやミクスチャーロックと結びついてる感じがある。でもスキーは違う。古来、ホイチョイ・トリロジー「私をスキーに連れてって」1987年以来から、スキーはトレンディで都会的なレジャーなのであります。ややサイコがかった激しいツンデレ気質の児童養護施設の長を演じて芦田愛菜から「魔王」と呼ばれてる三上博史も、この時代はパリパリにトレンディ俳優で、原田知世と瑞々しい恋愛を見せつけてくれるのでした。この時のサウンドトラックは、松任谷由実「恋人がサンタクロース」

●で、このアルバムは、あの時代をデジャヴさせるような、実にクリアなシンセポップになっている。元来からヒトミトイは、日常生活から1センチだけ浮き上がっているかのような、独特の柔らかい非現実感〜浮遊感を漂わせるシンガー。幼さと落ち着きが入り交じった年齢不詳な響きもボクにとっては魅力だ。結果、妙な現実感にベトつかない、不思議なパラレル架空世界がココに描かれた。雪山とシティポップという矛盾した設定が、白銀の美しさを伴ったカタチで見事に結晶してる。レトロなコーラスワークや、トークボックスの導入、ややナードな気分を持つラッパー PUNPEE の客演など、アナドレない味付けの仕方にも満足。
ヒトミトイは、去年の夏には「SURFBANK SOCIAL CLUB」というアルバムもリリースしてる。まさしく「サーフ天国、スキー天国」に夏盤/冬盤で対応しているわけで。こっちも今度聴いてみよう。夏になったらね。

●余談だけど、「MAGIC SPICE」の店員さんたちが互いに注文情報などをヤリトリする言葉が、完全に日本語じゃなくてちょっとスゴい。アレ、何語?東南アジア方面? なにごともないかのようにフツウにナゾの言葉で会話するからコワい。






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