慣れないアプローチなんだけど、ライブレポートってのをやってみる。
●もうこのブログ10年続けてるんだけど、そんなことやったことないんだよね。
●でもしょうがない。あの生ける伝説を生で観てしまったのだから。


娘ヒヨコが中学に上がって、英語の勉強を始めている。
●学校の授業はコツコツとABCのカキトリからスタート。テストで「ねーねー90点とったよー!」と喜んでいたけど…ABCは誰でもかけるだろー調子に乗るなよー。

●そんなヒヨコがある晩、突然 THE BEATLES「HELLO GOODBYE」を歌っててビビった。なんでそんな歌知ってるんだよ?!「英語の時間に習ったよーみんなで歌うんだよー。え?これビートルズだったんだ」ヒヨコは「OB-LA-DI, OB-LA-DA」「アブラカダブラ」の親戚だと思ってたらしく好きでよく歌う。ナニゲにビートルズ・シンパになってきた娘ヒヨコ。
●英語の先生はビートルズ好きなのか?「そうだよーだからヒヨコも英語好きだよ」なんか楽しくなるので、ごはんを食べながら二人で「HELLO, GOODBYE」を歌った…ワイフはヒヨコはうまいけどアンタはオンチだからヤメテとディスってくるが。まー冷静に考えると「HALLO GOODBYE」って「YOU SAY GOODBYE, I SAY HALLO」のバリーションの繰り返しだけで何の意味もない歌詞なんだよな。「とにかく楽しければイイんだって。先生が言ってた」中学一年生たちはサビの手前にあるギターの「ちゅーうーん」の鳴りに反応してて、この「ちゅーうーん」だけ大声で歌う男子にヒヨコは「ちゅーうーんブラザーズ」って名前をつけてた。ヒヨコも「ちゅーうーん」すればいいだろう、と言ったら、本当はしたいけどちょっと恥ずかしい、とコメントしてた。

OUT THERE JAPAN

21世紀の今でもボクラの身近にある THE BEATLES の音楽。
その中心人物、生ける伝説のコンサートに先日行ってきました。

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PAUL MCCARTNEY「OUT THERE JAPAN TOUR 2015」4月23日東京ドーム公演。
●先輩に誘われて18000円のチケットを買ったんだけど、先輩の用意してくれてたチケットはなんとアリーナのCブロック!すげえ前の方じゃん!スタートが18時30分とあって、17時過ぎには会社を黙って脱出。先輩も夕方の会議を全部すっぽかして出てきたみたい。グッズショップは行列で40分待ち、男子トイレですら10分くらいの行列ができてたよ。なんだかスゲーわくわく。ここまでテンションの上がるコンサートって何年ぶりだろう。

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●つーかさ、出し抜けにビッグチューンが出てくるのよ。惜しげもなく躊躇もなく繰り出される名曲。何回も何回も聞いてたあの曲がホンモノに演奏されてる。この不思議さって…予想以上のインパクト。そして PAUL MCCARTNEY 自身の素晴らしいホスピリタリティ。「ヤクソクシタネ、トーキョー!カエッテキタヨ!」「チョーサイコー!」日本語のMCの方が多かったくらいだもんね。そんなおもてなしテンコ盛りのサービス精神と、本人自身が演奏を心から楽しんでいるっていうオーラが、巨大なドームを支配して一体感を作るんだよね。これが72歳のパワーか?凄すぎる。
●さらに、なんか知らんけど、スマホで写真撮っちゃって構わないっていうのですよ。プロ機材での録音撮影はご遠慮くださいってアナウンスしてたけど、よく聞いて裏返してみると、そのココロはスマホ程度なら写真も動画もどうでもいいってコトみたい。巨大モニターに映し出されるその姿を撮影バシバシしちゃったよ。

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●この勇姿にマジ感動。ボク自身ががここまでアガるってことさえ予想できなかったほど。

●ボクが参戦した日のセットリスト。

「MAGICAL MYSTERY TOUR」1967年
  (THE BEATLES「MAGICAL MYSTERY TOUR」収録)
「SAVE US」2013年
  (PAUL MCCARTNEY「NEW」収録)
「CAN'T BUY ME LOVE」1964年
  (THE BEATLES「A HARD DAY'S NIGHT」収録)
「JET」1973年
 (PAUL MCCARTNEY & WINGS「BAND ON THE RUN」収録)
「LET ME ROLL IT」1973年
 (PAUL MCCARTNEY & WINGS「BAND ON THE RUN」収録)
「PAPERBACK WRITER」1966年
 (THE BEATLES「PAST MASTERS VOL.2」収録)
「MY VALENTINE」2012年
 (PAUL MCCARTNEY「KISSES ON THE BOTTOM」収録)
「NITETEEN HUNDRED AND EIGHTY-FIVE」1973年
 (PAUL MCCARTNEY & WINGS「BAND ON THE RUN」収録)
「THE LONG AND WINDING ROAD」1970年
 (THE BEATLES「LET IT BE」収録)」
「MAYBE I'M AMAZED」1970年
 (PAUL MCCARTNEY「MCCARTNEY」収録)
「I'VE JUST SEEN A FACE」1965年
 (THE BEATLES「HELP !」収録)
「WE CAN WORK IT OUT」 1965年
 (THE BEATLES「PAST MASTERS VOL.2」収録)
「ANOTHER DAY」1971年
 (PAUL MCCARTNEY「WINGSPAN」収録)
「HOPE FOR THE FUTURE」2015年
 (アルバム収録なし…ゲーム「DESTINY」エンドテーマ曲)
「AND I LOVE HER」1964年
 (THE BEATLES「A HARD DAY'S NIGHT」収録)
「BLACKBIRD」1968年
 (THE BEATLES「THE BEATLES」収録)
「HERE TODAY」1982年
 (PAUL MCCARTNEY「TUG OF WAR」収録)
「NEW」2013年
 (PAUL MCCARTNEY「NEW」収録)
「QUEENIE EYE」2013年
 (PAUL MCCARTNEY「NEW」収録)
「LADY MADONNA」1968年
 (THE BEATLES「PAST MASTERS VOL.2」収録)
「ALL TOGETHER NOW」1969年
 (THE BEATLES「YELLOW SUBMARINE」収録)
「LOVELY RITA」1967年
 (THE BEATLES「SGT. PEPPER'S LONELY HEART CLUB BAND」収録)
「ELEANOR RIGBY」1966年
 (THE BEATLES「REVOLVER」収録)
「BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE !」1967年
 (THE BEATLES「SGT. PEPPER'S LONELY HEART CLUB BAND」収録)
「SOMETHING」1969年
 (THE BEATLES「ABBY ROAD」収録)
「OB-LA-DI, OB-LA-DA」1968年
 (THE BEATLES「THE BEATLES」収録)
「BAND ON THE RUN」1973年
 (PAUL MCCARTNEY & WINGS「BAND ON THE RUN」収録)
「BACK IN THE U.S.S.R.」1968年
 (THE BEATLES「THE BEATLES」収録)
「LET IT BE」1970年
 (THE BEATLES「LET IT BE」収録)
「LIVE AND LET DIE」1973年
 (PAUL MCCARTNEY「WINGSPAN」収録)
「HEY JUDE」1968年
 (THE BEATLES「PAST MASTERS VOL.2」収録)

<アンコール>
「DAY TRIPPER」1965年
 (THE BEATLES「PAST MASTERS VOL.2」収録)
「HI, HI, HI」1972年
 (PAUL MCCARTNEY「WINGSPAN」収録)
「I SAW HER STANDING THERE」1963年
 (THE BEATLES「PLEASE PLEASE ME」収録)

<アンコール2回目>
「YESTERDAY」1964年
 (THE BEATLES「HELP !」収録)
「HELTER SKELTER」1968年
 (THE BEATLES「THE BEATLES」収録)
「GOLDEN SLUMBERS」1969年
 (THE BEATLES「ABBY ROAD」収録)
「CARRY THAT WEIGHT」1969年
 (THE BEATLES「ABBY ROAD」収録)
「THE END」1969年
 (THE BEATLES「ABBY ROAD」収録)

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●一発目の「MAGICAL MYSTERY TOUR」で一気に異次元にワープ。うっひゃーホンモノだーって感動するわけですよ。そしてそのまま最新アルバム「NEW」一曲目の「SAVE US」。現在進行形のアーティストだってことをこの最新形ブリットポップで証明。と思えば THE BEATLES 初期傑作「CAN'T BUY ME LOVE」。時間軸がよじれていく。そして WINGS 時代のビッグヒッツ「JET」から「LET ME ROLL IT」へ。「BAND ON THE RUN」は愛聴したアルバム、マジうれしいな。
「このギターはね、60年代にこの曲を作った時に使ったモノなんだよ」そんな説明を添えて演奏したのが「PAPERBACK WRITER」。うわあのギターの音だわ!「ペイパバックライタ〜ライタ〜ライタ〜」これを若いバンドメンバーたちとしっかりハモってみせる。うわホンモノだわ。

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(「PAPERBACK WRITER」制作時のギターを携えてのプレイ)

●これは PAUL 自身がシッカリ意識しているんだろうけど、過去の名曲はできる限り原曲そのままのアレンジを細部まで忠実に再現するという決意があるみたい。わざわざ新しく現代風のアレンジに改変したりしない。デティールもCDで聴いてきたモノをしっかりなぞってくれる。「BACK IN THE U.S.S.R.」なんてアルバムのイントロに仕込まれてた飛行機のSEまでちゃんと鳴らしてたし、「OB-LA-DI, OB-LA-DI」のサビ前に入る笑い声も、屈強な黒人ドラマーさんが生の肉声と満面の笑みでちゃんと挿入してくれるのだ。PAUL はお客がナニを求めてるか分かってる。もはや歴史的存在になった自分の過去の遺産の価値を十分分かってる。彼のショーマンシップはそれをオーディエンスに的確に届けるコトにコダワッているのだ。だから、ギターの鳴り、ソロフレーズ、コーラスのキメ、の細部がライブで適当にボヤけないようにしてる。しかも、それでいてなぜか全く懐メロになっていない。これは懐古主義ではないのだ。この現役感はなんなんだ?

●ステージ後ろの高めポジションにあるピアノの前にヒラリすわって、2012年の近作である「MY VALENTINE」「今の奥さん NANCY SHEVELL に捧げる」との前フリMCから演奏。ニューヨークの大富豪令嬢だった NANCY さんと PAUL は2011年に正式結婚。彼女はツアーにもいつも同行してるみたい。で、出し抜けに「THE LONG AND WINDING ROAD」。こういうドラマティックな大曲が、シレッと出てくるのがすごい。今は亡き最初の奥さん LINDA に捧げるとした「MAYBE I'M AMAZED」はソロ最初期「MCCARTNEY」収録の曲。あーちゃんとソロ音源を予習しておいてよかった!
●ちょっと先周りすると、過去の盟友ジョンに捧げたのが「HERE TODAY」ジョンが殺された事件を受けて制作されたアルバム「TUG OF WAR」に収録された曲。ジョージに捧げたのは彼の楽曲「SOMETHING」。最初は一人ウクレレで弾き語り演奏するので、これだけ軽いアレンジでやるんだなーなんて思ってたんだけど、ツアーパンフをよく読んだらこのウクレレ、ジョージの形見の品だったらしい。そこをイントロにして、後からガッツリとバンドにてアレンジ忠実再現バージョンへ。若きジョージとのフォトストリームが背面スクリーンに流れてすっごく胸を熱くさせる。あと、素朴にジョージってイケメンだと思った…。

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(ジョージの形見のウクレレで「SOMETHING」を爪弾くポール)

アコギに持ち替えて披露したのが THE BEATLES 前期(赤盤系)楽曲「I'VE JUST SEEN A FACE」「WE CAN WORK IT OUT」、ソロ初期シングル「ANOTHER DAY」「WE CAN WORK IT OUT」は個人的に思い出深い曲だわ…高校生の時に THE BEATLES にハマリ込むキッカケになった曲の一つ…ローリーってあだ名の女の子がこの曲好きだって言ってたんだよな。そういうのって結構大事でしょ。
●他のアコギアプローチはやはりバンド前期の名曲「AND I LOVE HER」に後期の名曲「BLACKBIRD」。このへんも胸アツな内容だった…特に「BLACKBIRD」にウットリ。ドラマ「GLEE」で可憐にカバーされて益々この曲が好きになった。

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(アコギを爪弾くポールの足元が高くせりあがる…)

「トーキョーでハジメテのキョクダヨ!」との前フリで演奏されたのが、ポールの最新シングル「HOPE FOR THE FUTURE」という曲。今年リリースされたのかな。アメリカのゲーム「DESTINY」という作品のエンドタイトルテーマ曲だとか。これ前日の大阪公演で、世界で初めてのライブ演奏だったらしい。原曲はオーケストラアレンジがダイナミックなものらしい…ライブでもスケールのデカいアレンジが施されてた。
●最新アルバム「NEW」からさらに二曲のシングルを。「NEW」「QUEENIE EYE」。ステージセンターに据えられたキーボードで正面を向いてプレイ。キーボード前面を飾るカラフルなカキワリが印象的だった。ステージ背面はアルバムジャケと同じ三本のネオン管でかたどったデザインも登場。

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(最新アルバム「NEW」と同じデザインのネオンサイン)

後半はポールらしいチャーミングな選曲が中心になっていく。「LADY MADONNA」のキャッチーさにウキウキ。背面スクリーンには20世紀を彩った数々の女性の写真が流れていく。ダイアナ妃、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーン、マザー・テレサ、アンネ・フランクなどなど…。黒人女性として20〜30年代に活躍したジョセフィン・ベイカーのチャールストンダンス映像が、楽曲にハマってた。家帰ってジョセフィン・ベイカーの画像や動画を検索しちゃったよ。

●そして、アルバム「YELLOW SUBMARINE」から「ALL TOGETHER NOW」という曲を。ボクは、アニメ映画サントラという扱いで、本人たちもそれほど身を入れて制作しなかったという、このアルバムを実はあまり聴いてなかった…どれも童謡みたいなイメージがあって…なんとなくポンキッキっぽくて…。だからこんな曲あったっけ?みたいな印象で。でもとってもチャーミング!家に帰って慌てて「YELLOW SUBMARINE」を聴き直したね。ここで録り下ろされた楽曲って4つしかないんだけど(B面は GEORGE MARTIN が作ったスコアだけだし)、どれも安易にスルーできない佳曲ばかりだった。「YELLOW SUBMARINE - SONGTRACK」という別編集CDアルバムもある…スコアのトラックを抜いて、アニメに使われた既存曲をまとめて一枚にしたヤツ。両方持ってるのに、両方ちゃんと聴いてなかった。反省。ステージのCG演出もかわいかったよ。

イエロー・サブマリン Limited Edition Yellow Submarine Songtrack

(「YELLOW SUBMARINE」1969年と「YELLOW SUBMARINE SONGTRACK」1990年。お聴き逃しなく。)

●傑作アルバム、そしてボクの一番のフェイバリット「SGT. PEPPERS LONELY HEART CLUB BAND」からは二曲。「LOVELY RITA」「BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE !」可愛らしい二曲。
「BAND ON THE RUN」は、WINGS 時代の曲だけど、たくさん聴いた曲だね。あの有名なジャケの撮影の様子を記録した映像がバックに流れた。実に約40年前、1973年。ボクが生まれた年のポールが映っていて、そのボクが40歳を越えてその曲をライブで聴いている。

●そして「OB-LA-DI, OB-LA-DA」実はボクの感涙ポイントはこの曲だった。
娘ヒヨコがこの歌を好きなのは既に書いた。ボクの父親より年齢の高い人がボクが生まれる前に書いた曲を、ボクの娘が歌詞の意味まで理解して歌ってる。その歌の中にはデズモンドとモリーという可愛らしいカップルがいて、シンプルに恋に落ち、シンプルに結婚し、シンプルに子供を作って家族を営んでいる。そしてデズモンドは勤勉に働き、モリーは歌を歌い続ける。オブラディオブラダ、人生は続くよ…。ヒヨコには「デズモンド」「モリー」という名前が珍しいらしく突然「デズモンド&モリー!」と口に出したりもしてる。そんなヒヨコには、この複雑にこんがらがった世界の中で「デズモンド&モリー」のようにシンプルに幸せになってもらいたい。この歌にそんな感情が乗っかって、思わず涙が溢れてしまった。

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●しっとりとした名曲「ELEANOR RIGBY」は、原曲ストリングスアレンジをキーボディストが可憐に再現。ポールのアコギと合わせて実に美しい響き。
●そして、ピアノで「LET IT BE」。うんうん。綺麗に締まっていくんだねー。なんて思ってたら。

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出し抜けに急展開。あの有名なイントロがピアノと共に始まる。「WHEN YOU WERE YOUNG AND YOUR HEART WAS AN OPEN BOOK, YOU USED TO SAY LIVE AND LET LIVE (YOU KNOW YOU DID, YOU KNOW YOU DID…)」来た!来たよ!「LIVE AND LET DIE」だよ!ここからこの曲は強烈なハードロックに展開するんだよ!
「SAY LIVE AND LET DIE !」ここでドカンと爆発特効!連発でドカンドカン!スピードを増すテンポ、激しいギター圧力、けたたましく刻まれるピアノの連弾、ドカンドカン!ヤッホー!痛快!ステージ上に高さ数メートルという火柱が無数に立ち上る。火薬の匂いがアリーナを包む。
●ポールの中でも特にハードなこの楽曲は、1990年に GUNS 'N' ROSES にカバーされてる。ボク自身は実はこっちのカバーの方を先に聴いたのですわ…当時やっぱり高校生。ポール自身も、ガンズのカバーを子供達(ステラとか?)が聴いて、これが父親の楽曲とは最初信じなかったとインタビューで言っている。でもこれもはやライブの定番。この爆発演出も、ロンドンオリンピック開会式と同じスタイルだわ。これアガる!
●そしてその流れで、「HEY JUDE」に突入。このつながりもロンドン五輪の時と一緒じゃないか。最後は「なーなーなーななななー」の大合唱。「ウタッテ、ジョシ!」「ウタッテ、ダンシ!」日本語でドーム全体をアオるポール。一体感!こうして、コンサート本編は終わるのでした。はーすごい。

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(「LIVE AND LET DIE」の大迫力爆発演出。アリーナに火薬の匂いが立ち込める。)

アンコール一回目は、テンポのいいロックンロールショー。「DAY TRIPPER」の有名なギターリフにテンションが上がって、そのままポールソロの「HI, HI, HI」そんで THE BEATLES ファーストアルバム「PLEASE PLEASE ME」一曲目「I SAW HER STANDING THERE」へ。王道覇道のど真ん中。

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(※ポールマッカートニーLINEアカウントより)

そして二回目のアンコール。ポールが大きな日の丸を振りながら登場。ステージの上をユニオンジャックと日の丸がはためく。ここでまたしてもビッグチューン。「YESTERDAY」をアコギでしっとりと歌い上げる。すげえなあ、名曲が目白押しだよ。
●そんで、ギターをエレキに持ち替えて、ポールがお客を煽る。「ドゥユーワナロック?ドゥユーワナロール?」大歓声!そこでまたしてもロックンロールショーかと思いきや。さらに殺伐としたギターのイントロ!わお「HELTER SKELTER」だ!史上最初のヘヴィメタルチューンと言われたり、カルト教団を組織した殺人鬼 CHARLES MANSUN にインスピレーションを与えたと言われたり。そして今でも岡崎京子〜蜷川実花〜沢尻エリカへと継承されている狂気の塊が、本物によってブチ鳴らされる!ドカドカのカオティックなジャム展開にドームが揺さぶられる!

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(「HELTER SKELTER」!ここでこれか!イントロで思わず狂喜の大爆笑!)

●ここまで終わってバンドとポールが退場しようとすると、ローディがポールにベースを突き出して、もっと演奏しろとアオる。おいおい勘弁してくれよ、いやいやこんなもんじゃダメでしょ、こういう小芝居もポールのチャーミングなところ。やれやれとベースを構えて演奏継続!湧く東京ドーム!
●そして、そんな流れからの最後の贅沢が、アルバム「ABBY ROAD」のメドレー展開。「GOLDEN SLUMBER」「CARRY THE WEIGHT」「THE END」をレコードとそのままのつなぎで演奏し切る。途中でピアノ台に駆け上がって演奏を維持するポール。八面六臂の大活躍。THE BEATLES にとって実質上最後のアルバムになった「ABBY ROAD」B面最後のメドレーを正確に披露。もうおなかいっぱいです。


●なんだかすごく清々しい気分になってしまった。先輩と一緒にグッズショップ行って、シャツ3枚買っちゃった。去年の公演が中止になったとあって、もう日本に来れなくなるんじゃないかと思ってたよ。でもこの人まだまだ元気だね。だって、3時間の公演時間ずっとパフォーマンスやりきって、その間ステージの上で水の一滴も口にしないで、わざわざ日本語MCを一生懸命覚えてる。「キョウモ、ニホンゴ、ガンバルヨ!」彼は世界各地でツアーする中、常にその国の言葉でMCできるよう最低限の発音をレクチャーしてもらうのがポリシーという。すげえよ、これで72歳だよ。
●ツアータイトルは「OUT THERE」〜ここから外へ!…まだまだボクラは先に進める。そんな希望と勇気をもらったよ、ポール!


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●あとでFACEBOOKみたら、大勢の知人たちがこの日この場所に結集してた。
日本武道館の公演にいったヤツもいる。日本武道館公演は、ポールにしてみたら1966年の THE BEATLES 来日公演以来のことだ。「あの49年前もここにいた人は手を上げて」ポールがMCで尋ねたら、少なくない人数が手を上げて応えたというポールもすげえけど、ファンもすごいね!


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