ギリシャの経済危機ってヤバいと思う?
リーマンショックみたいになると思う?
確定拠出年金で自分の退職金を運用しないといけない現代サラリーマンであるボク、とりあえず、たった今、日本株/外国株を半分くらい売却してパッシブな年金商品に振り替えたよ。今オペレーションしておけばギリシャの国民投票以前に転売が終わる。そこから始まる混乱の影響は受けずに済む。混乱があればね…デフォルト?EU脱退?

リーマンショックは面食らったねえ…。会社の中もイキナリ殺伐として、経費の使い方が恐ろしいほど切り詰められて。エライ人が独裁者のように君臨して幹部を粛清しまくってた。確定拠出年金もバックリえぐられて、退職金なくなっちゃう!と思った。…結果的には、もっとヒドイ目にあった人は大勢いた…あと1年で退職なのに今までの蓄積が半額以下になっちゃったとか。人生計画狂うわ。
●一方、リーマンショック以降、底値とみたタイミングからボクは逆張りをはじめて、リーマン発生2008年から超円高モードだった2012年までアクティブな外国株式をぐんぐん買いに入ったのですわ。それが反転超円安モード&世界的な株高&アベノミクスでここ3年でめっちゃ成長して年利10%記録しちゃった。しかしさすがにこれ以上の円安は無理って局面であろう今のタイミングで、こいつを利益確定しておいたほうがいいのでは?と思ったのだ。ギリシャ危機はそのキッカケ。そんな読み。ユーロが不安定化すれば円高モードになるだろうから、外国株は相対的に値を下げるだろうし。で、また株安になったら、徐々に買いに入る…。
●うーん。でもギリシャ自身は小さな国だから、リーマンショックほどのインパクトは起こらないか。しかしねーギリシャの人にとって今起こってるコトってすごく怖いコトだよね。銀行が営業停止させられて、目の前の銀行からお金が下ろせないって恐怖すぎる。今そんなコトがこの日本で起きたら?もう日本の銀行が信用できなくなったとして、国外にどうやってお金を移すの?金でも買うの?


一方、資格試験の過去問に取り組んでいるんだけど…。
8割正解しないといけないトコロで、6割取れない…本格的にヤバい。
●試験当日まで、あと二週間しかない。正直、ちょっとナメすぎてた。
●くっそー。残業してると勉強時間が確保できないよ…四半期末だから忙しくなるのに。


●さて話は変わって、我が家の団欒は夕ご飯を食べながらのアニメ鑑賞でして。
「サイコバス」を見終わっての、「シドニアの騎士 第九惑星戦役」も無事見終わっての。
●そこからの、「艦隊これくしょん - 艦これ」をも全部見てしまいました。

艦隊これくしょん

アニメ「艦隊これくしょん - 艦これ」
●大人気のオンラインゲーム「艦隊これくしょん - 艦これ」の存在を知ったのは、一昨年の秋。しかしあまりの人気にサーバーが混み合っててアカウントすら作れない始末。その頃の加熱っぷりたるや、このゲームを特集した雑誌「コンプティーク」が月刊誌のくせに二回増刷したほどのインパクト。いやいや大ブームだね…。と思ってたら、東京MXにて今年1月からアニメが放送された。これを香ばしいオタクに育ちつつある息子が発見して全録画。そいつを、やっとボクも全部見ることができた。

太平洋戦争で活躍した軍艦を、カワイイ少女に擬人化して、それを操って敵と戦うという設定。アニメでいうと「鎮守府」という場所を拠点として、「深海棲艦」という正体不明の不気味な連中と戦う設定。ヒロインである駆逐艦「吹雪」は、非力で不器用な少女だけど、戦いと友情の中で徐々に成長して、憧れの先輩・空母「赤城」の随伴艦になる…そんなお話。
セーラー服を着てるってのは女子学生風でいて、そういえばそもそもは水兵さんの制服が由来なんだよなー。ソースはゲーム製作者のインタビューだったかな?船は欧米では女性に例えられる事が普通だから軍艦を少女にするアイディアには迷わなかった、なんて話にふーんと思ったり。実際、いろいろなトコロでホォーッて思える表現がある。水上をスケート/水上スキーのように滑っていく艦娘のアクションはユニークだと思った…ここはゲームでも表現されてなかったから話題になったね。空母たちは弓道の弓矢を携えていて、矢を放つとそれが航空機に変身して偵察や爆撃をしたりする。なるほどねー。

●そんで関連本なんかも読んだりする。

日本海軍「艦これ」公式作戦記録

「日本海軍『艦これ』公式記録」
でもね、でもね。さすがにあの太平洋戦争の軍艦を萌え萌えのキャラクターにしてしまうってコンセプトには、ボクの心の奥底でなにかチクチク引っかかるモノがあるのですわ。考えれば考えるほどその根拠って不明瞭なんだけど、やっぱり、引っかかる。引っかからないといえばなんだかウソになる。
●予防線は製作者側からキチッと張ってある。アニメにおいては、不気味な怪物を敵に設定することで、ストーリーを史実の戦争/戦闘とは全く切り離している。史実に近づければ、この作品のイデオロギー的立場を問われるだろうし、日本海軍の行動/行為の意味を問われるだろう。そこを丁寧に回避した製作者の意図がこの姿勢に現れてるのだろうし、それは確かに無難で妥当な選択だと思う。同じ実在の艦船を題材に用いた「宇宙戦艦ヤマト」と何が違うと言われれば、同じですよと答えられる。ゲームでは戦闘で損傷した艦娘は服が破れて半裸になってしまうらしいが、アニメではそこの表現もボチボチな程度で収まってる。その意味で特別不謹慎とは言えない。でもね。なにかがボクの中で引っかかるんだな。
●アンソロジーマンガから同人本、ネットに無数にあがるイラストなどなど、無限に増殖する「艦これ」の二次的創作物。その中で、この本はある意味で一足踏み込んでいる。艦娘たちのイラストで、太平洋戦争の海戦の記録を説明しているのだ。「真珠湾攻撃」「ミッドウェー海戦」「レイテ沖海戦」などなどの大作戦や、アラスカ・アリューシャン列島の先っぽアッツ島や現スリランカ沖のインド洋と、こんなとこまで戦いに行ってたのかみたいな海戦まで網羅してる。それはそれで史実として淡々と描写されてるんだけど…敗北した作戦の説明に服が破けた女の子のイラストがあると…戦争の悲惨さに対しての想像力がボンヤリしてしまうのだ。マジそれでいいんだっけ?アニメで和気あいあいの共同生活を楽しんでいた艦娘のほとんどは、史実ではみな死んでしまった。大勢の乗組員の人命とともに海に沈んでしまった。そこをトボけさせちゃいけない。自分の想像力を鈍らせないように、注意せよ。そう自分に言い聞かせて、この本を読む。

●今、安倍政権が強く推進する集団的自衛権の議論や、中東地域で吹き荒れるテロや内戦の嵐に対して、太平洋戦争をこのような形で消費するボクは繊細な想像力を持てるのだろうか。「永遠の0」の著者が政治家と好き勝手な話をするような時代…あの百田尚樹さんは放送作家/マスメディア出身の人なのに沖縄メディア二紙は潰せと軽口叩いたという…あの小説を興味深く読んだボクとしてはこれもショックだったよ。ともかく、あの時代をどう捉え直せばいいのか、これは敗戦70年目を迎える今の日本人に突きつけられた大事な問いであり、何かを覚悟する場面でもあると思う。
●外国からのアレコレの指摘にはワザとバイアスがかけられていたり、ピント外れだったりしてるものも多いと思っている。それでも国内には「歴史修正主義」という名前の、ヌルい過去だけを眺めていたい人々もいる。そんな中で、自分の中に自分の歴史観を持つ。そうでなければ外国の人からの視線に胸を張ることができない。そう感じる。…ここー年で、イギリス、アメリカ、韓国、中国、インドネシアと、いろいろな国の人と出会った。そして、漢字の読み方や発音が分からない名刺をもらうと、少し緊張してしまう自分がいるのを見つけてしまった。だから、シャキッとしていたい。

●アニメを全部見たボクとしては、そしてそれをコドモたちにも見せたボクとしては、実際アニメ「艦これ」には当初違和感を抱いたものの、結論としてさして問題のあるものでもなかったと結論することにした。さっぱり言ってしまえば毒にも薬にもならないというか。基本的にはバッドテイストだとは思う。でももっとバッドテイストなものなどいくらでもあるしね…「サイコパス」の犯罪者が射殺される描写、人体がありえないほど膨れ上がって鮮血と肉塊が弾け散る表現も十分にバッドテイストだもんね。それにくらべれば「女子日常系」要素が半分以上とも言えるこのアニメは薄口でどうでもいい存在。アマゾンのレビューを見るとご不満の方々がいっぱいいるようだ。
●娘ヒヨコには日本海軍のイメージに対してバランスを取るために、人間魚雷・回天をテーマにしたマンガ・佐藤秀峰「特攻の島」を読ませた。「はだしのゲン」もウチのコドモは普通に読んでいるし、百田大先生「永遠の0」を望むのなら読ませてやってもいいと思う。これも全部バッドテイスト。コドモは無菌室で育つわけじゃないし、もう中学生だから、自分で考えろ。

●ああ、ゲーム「艦これ」については、ボクは言及できない。やったことないから。きっと面白いゲームだと思う。戦略シミュレーションゲームには、10歳代の頃ボクはよーくハマってた。第二次大戦が題材であろうと違和感はない。ゲームはそういうものだと思う。


AKINO FROM BLESS4「LOST IN TIME」

AKINO FROM BLESS4「LOST IN TIME」2007年
●アニメ「艦これ」の主題歌は彼女が歌う「海色(みいろ)」という曲だ。アニソンとしては高機能な楽曲なのではないでしょうか。すごくエモいし。でもこの音源は「海色」とは関係ない。
●このCDは、彼女としては初めてのソロアルバム。数々のアニソン楽曲が収録されてる。「創聖のアクエリオン」は彼女の代表作なのでは?この同名アニメは見たことないけど、パチンコになってTVCMが打たれた時はCMソングとしてこの曲が鳴ってたよね。「一万年と二千年前から愛してる 八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった 一億と二千年あとも愛してる」どえらく時間的スケールのでかいリリックが印象的で。こっちもエモい。
●でもボクが注目したのは、AKINO さんの名前の後ろ。BLESS4 という言葉に反応してしまった。BLESS4 って2003年ごろ沖縄を拠点に登場した兄弟姉妹四人組グループ「ガジュマルの下で」という曲でローカルヒットしたユニットのはずだ。この曲、ボクはリアルタイムに聴いてる。たしか末の弟が変声期前のボーイソプラノでメインを張ってる楽曲で、同じく沖縄出身だったフィンガー5をどうしたって連想してしまう連中だった。あそこから十年以上。彼らはユニットを存続させつつアニソンの世界で頑張ってきたんだなーと感慨深く思える物件だよ。


●動画もちょっとつけるのです。

●AKINO FROM BLESS4「海色(みいろ)」




●AKINO FROM BLESS4「創聖のアクエリオン」




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