シルバーウィーク。有意義な事しようと思ったけど、全然できない。
●最初の金土日は、カフェとかにこもって仕事の書類作り。必死にエクセル&パワポを駆使。それが終わって、よっぽど気が抜けたのか、月曜日はナニをしても眠くてしょうがない。最近睡眠不足が続いて長い時間眠れなかったんだけど、やっと仕事から解放されて本当の意味でカラダから緊張が抜けたんだろうな…。でも水曜日は緊張性頭痛でグッタリ。PCいじるのやめるべきなんだよ…このブログ書いてるけど。

●あと、関係ないけど、今月リリースされる「iPhone6s」、予約注文してみた。別に今のスマホに不満もないんだけど。でもカメラは高性能になるんでしょ?

中二の息子ノマドが、「Wii U」「スーパーマリオメーカー」を買ってきた。お年玉の貯金から買ってるから別になんの文句もない。中二なんだから好きにしやがれ。
●旧「Wii」から新「Wii U」にデータ移行する時間、そのデータをたくさんのピクミンたちが抱えて走ってくれる演出が画面に描かれてカワイイ。データを担いだピクミンたちはロケットに乗り込んで「Wii」から「Wii U」に移民するのだった。

IMG_2969.jpg(働き者のピクミンはかわいい)
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●で。「スーパーマリオメーカー」

マリオメーカー

●この9月に投入されたこのゲーム。ボク自身は80年代ファミコン世代として「ロードランナー」とか「レッキングクルー」とかのマイステージ作成機能を思い出す…。
●これに息子ノマドも飛びついた。しかしノマドに聞くところによると、今回は自分で作ったステージをソーシャル機能として全世界に公開投稿できるとな。昨日作ったノマドのステージを、ドイツに住む「トム」くん他17人の人が遊んでいったという。でノマドも世界のどこかで誰かが作ったステージを遊ぶという。もちろん、これでもかという仕込みを組み込んだステージ作りにも余念がない。意地悪な難解ステージから、リモコンに触れずして全自動で敵の攻撃を絶妙にかわしてゴールできるステージまで作ってた(逆にリモコンに触れると必ず死ぬ)。
●娘ヒヨコが「ノマドの作ったの遊んでみたい」というと、お客の来訪を喜んでうやうやしくお出迎え。いつもはゲームもテレビも独占して迷惑だが、ヒヨコにイジらせてあげるなんて、なんと珍しい態度だろう。「Wii U」は手元のセカンドスクリーン端末でもプレイが完結するのでソレもユニーク。で、ニュース記事によるとゲームリリースで投稿されたステージは100万を超えたとな。

ノマドがまだ小学一年生くらいの頃。紙と鉛筆で「オリジナルすごろく」を作るのに激ハマったコトがあった。最初は微笑ましいと思い「お!ノマド、面白そうなすごろくだなー」とか言ってプレイに付き合ってたんだけど…。だんだん手が込んですごろくが長大かつ複雑になってきて…手に負えなくなってしまった。A4用紙7枚くらい継ぎ足して1メートルくらいになってるし、「20コマもどる」とか「スタートにもどる」とかエゲツないトラップや、ゴールにたどり着かない袋小路とか、謎のワープポイントやブラックホールとか、陰険でカオスなすごろくばかり作るようになって、誰もプレイする人がいなくなった。
●その故事を本人に説明して「ゲームデザインは、プレイヤーをおもてなしする気持ちで作れよ!オマエの作りたいモノもいいがよそ様が遊びたくなるモノが大事だ」とか言ってる。すると「全世界が相手ならオレの鬼畜なステージに敢えて挑むヤツもいるんだよ!」と反論された。………そうだよな、全世界が相手なら、日本じゃ突飛に見えるアイディアも、社会を変えるビジネスになるかもしれないよな。分別くさいことを言うのはやめよう。


●幡ヶ谷にあったレコ屋が移転しとった。「ロスアプソン」

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●最近、ヨガ教室が明大前に引越ししたコトをキッカケに、その明大前経由で自転車でちょいと遠くまで行くのが楽しい。この前は、南阿佐ケ谷〜新高円寺あたりまで行った。昔、高円寺に住んでた頃に通った駅の近くの「天下一品」でラーメンも食った。やっぱどこの「天下一品」と比べても高円寺店が一番うまい。
●南阿佐ケ谷の古道具屋などを冷やかして、HARRY BELAFONTE の古いボロボロLPとか見つけたんだけと、324円とか抜かすので買うのやめた…あの盤質じゃ買えないよ。その後、中野新町の中古ゲームショップでヒップホップのCD180円でゲットしたりして…あのへん興味深い商店街が多いね。阿佐ヶ谷/高円寺/中野は別格として、代田橋からちょいと離れた杉並・和泉明店街の「小さな沖縄生まれタウン」とか。新中野の鍋屋横丁とか。中野新町の川島通り/川島商店街とか。幡ヶ谷の六号通り商店街もそう。写真はそこの風景ね。なんかいい感じ。美味しいラーメン屋さんあるしさ。
●ここに以前まであったユニークなレコ屋「ロスアプソン」に行こうとしたんだけど、消滅してた…。あわてて検索したら、つぶれたわけじゃなかった…でも高円寺のハジっこの方に移転してた…マジかよさっきまで新高円寺まで行ってたのに。まあーこのお店はかつて20年ほど前は西新宿・小滝橋通りのレコ屋地帯にあったわけで、移転は初めてじゃない、その時の移転も「幡ヶ谷かよ!」って思ったもんね。
●とにかく在庫がユニークすぎるので普通の買い物はできない。お客としても試練だわ。この珍品でお前はナニを選ぶ?とお店からプレッシャーを受けるような気分だ。前に行った時は、THE RAH BAND のCDが激安だったので狂喜して買ったもんだ。

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RADA & MATEO「BOTIJA DE MI PAIS」1986年
このお店「ロスアプソン」の長い歴史の中でオールタイムベストの売上を誇るのがこの作品、という触れ込みで買ってみた。なんとウルグアイの音源だ!一曲目のイントロからもうぶっ飛ばされる!鼻からほわほわ湯気がたつかのようなホエホエのボーカルが聴く者のエクトプラズムを引っこ抜く勢いで脱力モードに連れ去っていく。なんなのだこの連中は?!
THE BEATLES の影響の下、60年代に活躍したバンド EL KINTO の仲間だった、EDUARDO MATEO RUBEN RADA がバンド解散から20年弱ぶりに電撃コラボ!MATEO のつぶやくような脱力フォーキーさと、RADA が醸し出すアフリカ由来の不思議なリスム「カンドンベ」のグルーヴが相まって結果として超高性能なアシッドフォークになってる。カンドンベはアフリカ・コンゴ由来でありながらタンゴの影響も忍び込んでる。だから奇妙な変拍子の雰囲気もあって侮れない。シリアスさとユーモアが奇妙な混淆を起こして、なんだか不思議な湯加減のリラックスを導いてくれる。ほわほわホエホエ。
●そんなマヌケモンド音源と思わせといて、南米においては EL KINTO そしてこの二人は巨人のような存在。ブラジル/ミナスの仙人 MILTON NASCIMENTO からアルゼンチン音響派の中核 JUANA MOLINA までが彼らのカバーをするとな。すげえな。あと、この一枚をわざわざ日本盤として再発しようとした人もスゴイ。誰だか知らんけど。

JUANA MOLINA「UN DIA」

JUANA MOLINA「UN DIA」2008年
●名前まで出ましたんで彼女の音源も紹介します。細野晴臣をして「マジシャンの域に達している」と言わしめた女性ミュージシャン。アルゼンチン音響派の旗頭として注目される人物でもあります。90年代後半のシカゴ音響派にシンクロするようかにして、00年代に新しい手法で注目を集めた南米のこの国のミュージシャンたちをアルゼンチン音響派と言ったりします…日本だけの造語のようだけど。しかし、この国にポストロックの質感と自由奔放な音楽的アプローチを駆使して新しい音楽を作る連中が同時期にたくさん登場したのは間違いないこと。その中でも彼女は結構先輩格なのかな?80年代後半にはコメディ女優さんだったのが1996年にミュージシャンへ転身。その後そのユニークな音楽が世界中で認められてこの5枚目は英国のロックレーベル DOMINO からリリースされてる。
●小鳥のように清らかなボーカルが、多重的なリズムの中で可憐に跳ねる様子…まるでピタゴラスイッチのように最初の一押しで奔放に転がり綺麗な線を描いていくかのような、ナチュラルさと緻密な計算のマリアージュ。単純なパターンの繰り返しがだんだんふくよかに拡散拡大していくグルーヴが綺麗でいつまでも聴き飽きない。
●アルゼンチン音響派といえば、他に、FERNANDO KABSACKI や、ALEJANDRO FRANOV などの名前が有名っす。でも彼らも JUANA MOLINA のアルバムに参加したりしてキャリアを伸ばしてる模様。00年代にその武名は聞いてたんだけど、やっと音源に手が届くようになってきたよ。そもそも地球の裏側アルゼンチンでナニが起こってるか、すごく興味深いじゃん。他にもこのへん聴きたいなあ。

ULISES CONTI

ULISES CONTI「LOS FRIEGOS CREIAN QUE LAS ESTRELLAS ERAN PEQUENOS AGUJEROS POR DONDE LOS DIOSES ESCUCHABAN A LOS HOMBRES」2014年
●すっげー長いアルバムタイトル。スペイン語で「ギリシャ人は、星は神が人々の話を聞くための小さな穴だと信じていた。」という意味だそうです。鳥取・ボルゾイレコードで購入。ここでの主役、ULISES CONTI は、アルゼンチン・ポスト音響派の貴公子と呼ばれてる人物だとな…しれっと次世代に移行してるのね。ピアノからエレクトロニカまで使いこなすマルチミュージシャンである一方、フィールドレコーディングで採取した環境音(鳥のさえずりとか教会の鐘の音とか)までを入れ込んでこのアルバム世界を構築。「A」から「Z」までアルファベット1文字をタイトルに掲げた27曲は、静謐なピアノと抽象的なアトモスフィアで聴く者の気持ちを清らかに浄化するかのよう。……つーか、超乱暴にいえば、近年の坂本龍一みたいな感じ?CHRISTIAN FENNESZ とコラボしてた時みたいな。



●動画、貼れるかな?

●RADA & MATEO「BOTIJA DE MI PAIS」…イントロのホエホエでぶちカマされる。




●JUANA MOLINA「UN DIA」…彼女のスタジオライブ。サンプラーを駆使しての即興性も彼女の重要な持ち味。




●ULISES CONTI「S」…「A」から「Z」までの19番目の楽曲。ピアノ。




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