本日は、実家からボクの両親が、名古屋に住むイモウト夫婦を連れて遊びにやってきました。
●最近睡眠が不安定なボクは来客中にも関わらず爆睡してしまい、孫2匹の高テンションをひたすら受け止めてたジジババたちはさぞ大変だったことでしょう。廊下で障害物競走やってたみたいだもんな。ジジババ、明日は筋肉痛のはずです。

●義弟 ken5 くんとはお互いのいらないCD/レコードを交換するのが習慣になってきており、今日も産業廃棄物のようなダメCDの束(多分100枚くらい?)を全部持っていってくれました。どうもありがとう。
●一方で12インチのヒップホップなんかを持ってきてくれたりも。ボクはハウスやヒップホップの12インチ買いは滅多にしないので、新鮮な気分でしたわ。

●早速 ken5 くんの12インチに針を落とす。

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WU-TANG CLAN「GRAVEL PIT」2000年
WU-TANG CLAN「BACK IN THE GAME (feat. RON ISLEY) 」2001年
ウータン久しぶり!ウータンは好きだったなあ。ウータン軍団は2軍選手まで網羅して買ってた時期がありました。最近は量が多すぎて手に負えなくなってきた。総帥 RZA が作るトラックじゃないとオモシロくないってのもあるけど。

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JESSE POWELL「IF I」2000年
●正統派のR&Bだね。声が高くていい透明感。アルバム単位では聴いた事ない人だったから勉強になった。

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COCOA BROVAS「MORE FIRE」2000年
●N.Y. の2人組MC。うーんこれは全然知らない。聴いてみると「さくら~さくら~」のメロディが無愛想なキーボードでループされてるヘンテコトラック。

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SPILLER「MIGHTY MIAMI E.P.」2000年
●陽気なハウスだね。マイアミとはいうけどレーベルはヨーロッパっぽい(ドイツ?)。コカコーラ~と商品名を連呼して「プシュ!んはあ~」というセクシーなサンプルが随所に出てきます。アタマ空っぽでイイです。


●アホのようにロックものを聴きます。

AGNES「WHEN THE NIGHT FALLS」

AGNES「WHEN THE NIGHT FALLS」2007年
●フィンランド・ヘヴィメタル!…メタル嫌いなんだよな(←じゃあなぜ聴くのか)。フィンランドのアイドルコンテストで優勝した女の子(実はポーランド人)が直球でヘヴィメタルを激唱します。パッと聴きオトコの声にも聴こえる根性の入ったノド。ま、アイドルコンテスト発なので、ホンモノの北欧メタルよりかは聴きやすかったです。

LINKIN PARK「MINUTES TO MIDNIGHT」

LINKIN PARK「MINUTES TO MIDNIGHT」2007年。
●ラウドロックの大看板となったリンキンの新譜。実はリンキン通して聴くの実は初めてなんだよな。90年代末こうした新しいヘヴィ表現がいっぱい出てきてた時期で、どっちかつーと後発くらいだったはず。だから今までマジメに聴かなかった。
●先輩格はまず KORN「根性が暗黒なマッチョ音楽」という印象。壮絶な咆哮と壮絶なトラウマが売り物になってるからな。そして LIMP BIZKIT「お調子者の悪ガキ大将」という印象。小器用なラップと、売れた後のセレブ気取り。アギレラと浮き名を流したVO.の FRED DURSTEMINEM が揶揄してたような。
●で、LINKIN PARK の登場。「生マジメすぎて極端に走る高偏差値少年」という印象。ヘヴィながら実験精神旺盛。JAY-Z とのコラボアルバムや、中心人物 MIKE SHINODA のヒップホップアプローチをより展開したソロユニット FORT MINOR など勤勉で仕事ぶりがシリアス。今作は複雑な曲を寄り集めたのかキャッチー度は低下?
●あともう1つ、SLIP KNOT って連中もいた!ありゃ「筋金入りのキチガイ」。全員ゾンビのようなマスク被って、意味なく多いギターをバリバリ鳴らしてヘッドバンギングしまくる変態集団。ある意味でこの中で最高の前衛パフォーマーだったと思う。

THE USED「LIES FOR THE LIARS」

THE USED「LIES FOR THE LIARS」2007年
●このバンドの存在を知ったのは2年くらい前かな。また新しい感覚のヘヴィ表現が出てきたな、という印象だった。その頃は「ポップパンク」全盛で「全部同じに聴こえる」みたいな時期。今思えば THE USED に感じた新鮮さが現行シーンを席巻する「スクリーモ」というスタイルだったんだと思う。とってもハードなんだけど、安易なミクスチャー表現(ラップとか)には逃げずに、メロディや印象的なサビがダイナミックで知的な感じさえした。ジャケは悪趣味ですが、これが今のアメリカのど真ん中なんでしょうか。

BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB「BABY 81」

BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB「BABY 81」2007年
●コッチはヘヴィロックやハードコアの文脈じゃなく、THE STROKES に発する「ガレージリバイバル」で注目されたバンドだ。英米で共振し合うこのシーンから THE LIBERTINES などなどがブレイクしてくわけですが、コイツら自身はやっぱアメリカ人で、ブルースなどのアメリカンルーツの世界に沈降していってしまい、イギリス人気から切り離されちゃった。ボクは前作「HOWL」とかスゴいと思ったけどね。今作は、最初のガレージ荒削り感が復活して、初心に戻った感じ。元から疾走感でごまかすタイプでない音楽なので、そのトグロを巻くようなグルーヴに浸ってください。

KINGS OF LEON「BECAUSE OF THE TIMES」

KINGS OF LEON「BECAUSE OF THE TIMES」2007年
●コイツらも「ガレージリバイバル」出身でイギリスで人気が高いが、どっぷりアメリカ人でしかもテネシー育ち。血の中にブルースが刷り込まれてる兄弟バンド。1st 2nd は、そらもう鼻血ブーの激情ガレージで最高だと思った。ブレイク後、U2 PAERL JAM、そしてなんと BOB DYLAN とツアーをまわった経験が今作には落とし込まれてる。ヤケクソ衝動をすくいとっただけの前作までと違う、成熟が彼らの課題だ。いい意味で成熟できるか、丸く収まってしまうだけか。それはもうちょっと聴き込まないと、ボクもわかりません。

VHS OR BETA「NIGHT ON FIRE」

VHS OR BETA「NIGHT ON FIRE」2004年
●まずバンド名が最高。「VHSかベータか?」って言われても、もう両方使ってないよ。音はまさしく「80’S リバイバル」。ツッかかって来るギターとほんのり感じるダンス感覚、そしてボーカルが、一瞬ニューロマンティクス(DURAN DURAN とか)を連想させる。もっと前のアルバムにはより打ち込み度の強い DAFT FUNK 風チューンがあるはずなんだけど。最近の傾向はよりロックバンド然としてきてるみたい。

SWITCHES「HEART TO D.E.A.D.」

SWITCHES「HEART TO D.E.A.D.」2007年
●今日初めてのUKバンド。新人さんらしいけど、なにやらグラムロック好きとのこと。陽気なブギ感覚。でもそれだけじゃない芸風の広さも見せてる器用な連中。

APOSTLE OF HUSTLE「FORLKLORIC FEEL」

APOSTLE OF HUSTLE「FORLKLORIC FEEL」2004年
●今日の音源の中で、全く別格の注目度で関心を寄せているのがこのバンドです。正直他はどうでもイイくらいです。この音楽は形容が難しい。必要最小限の構成の中、丁寧なフォークギターが繊細に紡ぐ音響は、奇妙に不安定で聴く者に心地よい緊張を感じさせる。ボソボソささやくようなボーカルは、聴衆を突き放したような妙な感覚があって、聴けば聴くほど不思議な気持ちになる。フォークロックと言うには描き出す音世界が殺風景で、ポストロックというには技巧的に素朴すぎる。何のバンドににてるだろう? 侘び寂びアプローチの SONIC YOUTH? JIM O'ROURKE? GALAXY 500? YO LA TENGO? THE DECEMBERISTS? OF MONTREAL? いやー全部違う!レーベルサイトを見たらより一層混乱した。ケンタッキーの二人組らしい。今後スゴく注目。
●あ、ちなみに下北沢で380円でした。イイ音楽をキチンと評価できない人が多すぎる。叩き売りするような音楽じゃないのですよ。ま、ホントは安くってうれしいんですけどね。

「APOSTLE OF HUSTLE」: http://www.arts-crafts.ca/apostleofhustle/index2.html


●読書。

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藤沢道郎「物語 イタリアの歴史 - 解体から統一まで - 」
●最近、ローマ帝国だルネサンスだのイタリア史に興味があるボクは、もうちょっと範囲を広げて他の時代のイタリアも知りたくなってきた。ローマ帝国が滅びてルネサンスが始まるまでの間は数百年もあるからね。あと、なぜ他の国と違って政治的な分裂状態が続いていたかも不思議だった。

イタリアはカトリック教会/ローマ教皇庁のお膝元。教会/教皇こそが、ローマ帝国亡き後の中世西欧文明の大黒柱であり、中世西欧文明を規定するプラットホームだった。それが一地域の世俗君主に征服隷属される状況では、全ヨーロッパに号令しようにも示しがつかない。だからこそ、教会はイタリアの政治的分裂を促していた。だからローマ帝国が滅びてから、再び統一王国ができるのに1500年もかかってる。なるほどね。教皇庁は今でも「バチカン市国」と名乗り、人口800人の独立国家として世俗国家とは一線を引いている事情もなんとなく分かった。

もう1つ感じ入ったのは、イタリアは周囲の大国に翻弄されまくっていたということ。ただでさえバラバラの小国が、それぞれの都合でフランスやドイツ(神聖ローマ帝国)、オーストリア、スペインなどと駆け引きを繰り返し、それらの大国の代理戦争の舞台になってしまってる。本屋でイタリア通史の本を探してもなかなか見つからなかったのは、これら周辺国の歴史とひっくるめて考えないと全容が掴めないからと思い知った。中世ヨーロッパ、さらに勉強します。

もう1つ。地名が難しい!ローマとかフィレンツェとかミラノとかは、ボクだって分かりますよ。でも、ラヴェンナとかアッシジとかヴェローナとかパレルモとかメッシーナとかサレルノとか、ドコにあるんだかさっぱりイメージが掴めない。ですので世界地図帳を買ってきて、ひっきりなしに地図を見ながら本を読んだ。「えっ、ピエモンテってどこ? カラブリアって?」という感じ。セリエAのファンの人は都市の場所とか地方の場所とかみんな当たり前のように把握してるのかな?

昭文社「コンパクト世界地図帳」昭文社「コンパクト世界地図帳」


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