●息子ノマド中学二年生のケイタイを、とうとうスマホ化したわ。
これで家族全員が iPhone6 or iPhone6s。
●娘ヒヨコはスマホで Hulu を操作して ChromeCast 経由のテレビでお好みのアニメをサクサク見てる。今のお気に入りは「銀の匙」。手馴れたモノだよ。スマホネイティブの子供たち。ボクが「かつて、ポケベルってモノがあったんだよ」と昔話をするように、コイツらは「かつて、ガラケーってモノがあったんだよ」と自分の子供に語るのだろう。

●下北沢のディスクユニオンで買い物した帰りに、犬のフンを踏んづけた。
●思いっきりイッタネ。ベターッとね。でも、おー久しぶりー!と、むしろ感動した。子供の頃は当たり前のようにあった犬のフンも、今じゃ激レアな存在。社会道徳なんてサクッと変わるモノだね。良い方向に変わる場合もあるけど、悪い方向にもすぐ変わったりするんだろうな。


ワイフとボクとで、海外ドラマ「GLEE」がホットになってる。
●シーズン3まで見て、しばらく打ち止めにしてたんだけど…。先月から視聴再開してすでにシーズン4をクリア、シーズン5に突入中。本来なら Hulu でサクサク先を見ることも出来る。だけど、これはどうしても「吹替」で見たくてレンタル屋さんに通っている。すごい早口でキョーレツな悪態を吐き散らかすスー校長のキツイユーモアを始め、濃ゆいキャラがコッソリ忍ばせるジョークの数々は、字幕だと省略されちゃうんでね。これは「吹替」の方が楽しい。楽曲はもちろん吹替以前で聴けて、歌詞の意味が字幕で入る仕組み。よく知ってる定番曲なのに、リリックの内容を初めて知ったりと発見も多い。

●さらに加えて、ボクら夫婦は揃って「GLEE」のゲームにも夢中になってる。

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アプリゲーム「GLEE FOREVER !」
劇中で使われた数々の名曲パフォーマンスをそのまま使ってスマホのリズムゲームにしてるのだ。これが楽しい!
●夜中まで夫婦そろってコタツでこいつをプレイして、お互いの成績を競ってたりしてる。どんだけ仲良し夫婦だよって思っちゃうくらい。なにしろ本当に好きな曲で、CDでも持ってるサントラの音源でプレイできるって実に楽しいんですわ。ゲームの仕組みはこれまた世間(秋葉原方面)で人気の「ラブライブ!」のスマホゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」とソックリで、どーやらゲーム制作会社も同じみたい。コッチも始めたけど「GLEE」の思い入れの方が100倍以上なのでしばらく浮気せずハマり続ける予定です。

●そこで、今日はこのゲームや「GLEE」本編でプレイされる楽曲音源や、そのカバーの元ネタである原典に戻って聴いたりしてみようと思います…膨大にあるから大変な気がするけど。

●まず最初は、彼の死について。これに触れずにはおれない。

「GLEE THE MUSIC THE QUARTERBACK」

「GLEE: THE MUSIC, THE QUARTERBACK」2014年
シーズン4〜5にかけてドラマ「GLEE」は大きな悲劇に見舞われた。主演格である登場人物・フィンを演じていた CORY MONTEITH が31歳で急逝してしまうのだ。2013年7月14日。その日のこのブログでボク自身がその衝撃を綴っている(コチラの記事)。当然ドラマの現場も大変だったようで、放送スケジュールも変則対応したらしい。彼の死はシーズン4の後半あたりで起こったのだが、そこから仕切り直しに時間がかかったのか、彼に対する哀悼エピソードはシーズン5第3話で描かれた。このCDはこの回で仲間たちが彼に捧げた楽曲をコンパイルしたものだ。
●ドラマ本編は…ワイフが終始メソメソ泣いてて、ティッシュの箱を握りしめてました。フィンというキャラに奇妙な設定を作ってうまくフェイドアウトさせるような姑息なマネなど一ミリもなく、その死の理由にも潔く一切触れない。ただひたすら弔意を歌で表現する。その潔い姿勢にボクも胸が熱くなりました…。毒舌ばかりの意地悪なスー先生ですら…涙チョチョギレのセリフで彼の存在を語る。シーズン1からの深い人間関係が、俳優たちのリアルな感情と入り混じって特別な表情を見せる…もう思い出すだけで鼻がツーンとする。
●卒業生+在校生が喪服で歌う「SEASONS OF LOVE」はミュージカル「レント」からのカバー。初めて知る曲だったけど、歌詞が素晴らしかった。

「52万5600分。52万5600の愛おしい瞬間。52万5600分。
 あなたはどうやってこの一年を測るの?
 夜明けの数で? 夕暮れの数で? 真夜中の数で?
 インチやマイルで? それともコーヒーの数?
 笑った回数や、いさかいの回数で?
 愛は? 愛で測ってみたら? 愛で測るのよ!

 52万5600分。52万5600の旅。52万5600分。
 どうやって女や男の人生を測るというの?
 彼女が学んだ真実の数で? 彼女が流した涙の数で?
 彼が覚悟を決めた数? それとも彼女の死に方で?

 今こそ声高らかに歌う時。物語は永遠に終わらないけど、お祝いしましょう。
 仲間たちと過ごした人生で、この一年を忘れないで。
 愛を忘れないで。愛を忘れないで。愛を忘れないで…。」

「GLEE」は傑作ミュージカルナンバーが本当に数々紹介される。この「レント」もいつか見なくちゃ。映画化されてるから、きっとすぐに見られるだろう。
メルセデスがシットリと感情を乗せて歌い上げる「I'LL STAND BY YOU」CHRISSIE HYNDE 率いる THE PRETENDERS「LAST OF THE INDEPENDENTS」1994年の収録曲。この曲は大勢のシンガーにカバーされてて、ボクとしては ROD STEWART のバージョンが馴染み深い。SHAKIRA までカバーしてるのは今WIKIで見て初めて知った。
●アメフト仲間の悪友だったパックがアコギをかきむしって歌う「NO SURRENDER」 BRUCE SPRINGSTEEN「BORN IN THE U.S.A」1984年に収録されてた曲。ボスのタフなロックを切々とギター一本で歌う男唄。親友フィンの死に特に打ちひしがれていた彼はこの歌で仲間に伝える。この悲劇にオレは挫けない。高校卒業後はロサンゼルスや故郷でフラフラしてたパックだが、卒業後フィンが亡き父を想って軍隊に入った意思を受け継いで、空軍に入隊すると言い残して街を去る。
●ドラマのヒロインレイチェルを演じる LEA MICHELE プライペートでも CORY と交際していた仲。そんな彼女が最後に歌う歌は BOB DYLAN「MAKE YOU FEEL MY LOVE」。1997年の曲だ…馴染みがなくて原曲はまだ聴いたことがない。このドラマの選曲者はホントに幅広い音楽をマークしてる… BOB DYLAN のこんな近作までチェックしてるなんて。ピアノだけをバックに切々と歌う可憐なカバー。どんな思いだったか、心中察するにも苦しい気持ちだが、気丈に歌う様子が凛々しい。

「GLEE SINGS THE BEATLES」

「GLEE SINGS THE BEATLES」2013年
●シーズン5第3話は CORY=フィンへの追悼エピソードだったが、第1話と第2話は THE BEATLES へのトリビュート回だ。細かいことに、一話は前期、二話は後期と、バンドの歴史に沿って選曲してるトコロも、ボクにはいいねえ〜と思っちゃうポイント。関係ないけど、THE BEATLES の権利許諾ってスゴくお金かかるんじゃないのかな?松山ケンイチ+水原希子の映画「ノルウェイの森」で原曲使ったら何十億ものお金が必要だったって噂聴いたことあるんだけど。
●ここでは、わりとストレートなアプローチで、「YESTERDAY」「DRIVE MY CAR」「HELP」「HEY JUDE」「LET IT BE」などなど数々の名曲をカバー。「GET BACK」 BILLY PRESTON を意識してかバンドではなくてピアノだけのアレンジにしてるのがユニーク。
●ニューヨークで部屋をシェアして暮らすサンタナレイチェル、カートは、バイト先のダイナーでレズビアンの女性ダニと知り合う。カートはゲイでサンタナはレズビアン。LGBTな話題もたっぷり出てくるのは「GLEE」の特徴。で、このダニはギター一本でミュージシャンを目指す女性という役どころで、夜明けのダイナーで「HERE COMES THE SUN」サンタナとともにいい感じにカバーする。この役を演じるのが DEMI LOVATO というシンガー…変わった名前でなんか聞いたことあるなあーと思ったら、「アナ雪」「LET IT GO」をポップロックバージョンで歌ってた人だった!日本で言うトコロの松たか子に対して MAY J. のポジションにある人ね。松たか子ポジションの IDINA MENZEL さんもこの「GLEE」の前半シーズンで重要な役で出演してたっけ。何気に「アナ雪」と縁が深い「GLEE」でした。

「GLEE THE MUSIC PRESENTS THE WARBLERS」

「GLEE: THE MUSIC, PRESENTS THE WARBLERS」2011年
「GLEE SINGS THE BEATLES」の14曲だけじゃなく、「GLEE」は要所要所で THE BEATLES 楽曲を登場させる。シーズン2でライバル校ダルトンアカデミーに転校していたカートが歌った「BLACKBIRD」の優しいカバーはボクのお気に入りだ。PAUL MCCARTNEY & WINGS「SILLY LOVE SONGS」もどこかでカバーしてたね。実にいい感じ。
●さて、その私立男子校ダルトンのグリークラブで、特徴的なブレザーに身を固めた THE WARBLERS は、主人公たちマッキンリー高校のライバルチームでありながら、見事な男声コーラスと鮮やかなダンス、センターボーカルのブレインのキャラクターでたちまち人気者に。そこでこんなCDもできてしまったし、ブレインカートの彼氏(ブレインもゲイでした)としてその後マッキンリー高校に転校してきて主要キャラになってしまうほど。
男声チームである彼らが、女性の曲をカバーすると斬新な魅力が光りだして実に楽しい。特にこのCDに収録されてる KATY PERRY「TEENAGE DREAM」 DESTINY'S CHILD「BILLS, BILLS, BILLS」のカバーなんて傑作だね。スマホゲームには彼らのパフォーマンスで NEON TREES「ANIMAL」という楽曲が登場するが、ボクはまだ THE WARBLERS バージョンしか聴いたことがない。どんなバンドなんだろう?今度原曲を探しに行こう。

「GLEE THE MUSIC SEASON 5 MOVIN OUT」

「GLEE: THE MUSIC SEASON 5 MOVIN' OUT」2014年
「GLEE」には製作陣お気に入りのアーティストがいるらしく、すっごく楽曲が頻出する人がいるんだよね。BILLY JOEL もその一人で、とうとうシーズン5でまるまる BILLY JOEL 特集が出てきた。さらには、この一編をまとめたCDまでもがリリースされる。「MOVIN' OUT」「PIANO MAN」「MY LIFE」「HONESTY」「JUST THE WAY YOU ARE」のような名曲が目白押し。
●そもそも舞台が半分ニューヨークに移った段階で、ニューヨークを代表する詩人 BILLY JOEL の特集はファンからだいぶ期待されてたようだ。名曲「NEW YORK STATE OF MIND」は、シーズン4第一話でレイチェルがニューヨークで新生活を始める様子と、新キャラクター・マーリーがグリーのオーディションを受ける様子を折り重ねて歌われる。新章の幕開けに相応しい響きだったね。
●車椅子のアーティがダウン症の少女ベッキーと心を通い合わせる「HONESTY」の誠実な美しさ。「GLEE」は性的マイノリティだけじゃなくハンディキャップを持つ者のリアルも物語に組み込む。一方、明るい曲調なのに、真面目女子マーリーに対してヤンチャ者ジェイクが交際決裂を突きつける「MY LIFE」が少し悲しく響いたり。物語と楽曲が見事な組み合わせで絡み合い、奥行きを作る。

BILLY JOEL「AN INNOCENT MAN」

BILLY JOEL「AN INNOCENT MAN」1983年
●せっかくだから原曲も聴いてみる。このアルバムから「GLEE」は三曲もカバーしてる。「UPTOWN GIRL」「AN INNOCENT MAN」「THE LONGEST TIME」だ。中でもボクにとって印象的なのはシーズン4のアンプラグド特集「THE LONGEST TIME」が最後の締めに使われてるトコロ。なるほどこの曲は、指パッチンとドゥーワップ・コーラスだけで構成されてる、とってもグリー向きなアンプラグドソングだ。「GLEE」版も、原曲も大好きだ。
●これまた名曲の「UPTOWN GIRL」はシーズン3で THE WARBLERS によってガッチリカバーされてる。これもいいねえ。
●ボクは BILLY JOEL を聴くとなぜか PAUL MCCARTNEY のソロ時代を聴きたくなる。両方ともチャーミングなメロディメイカーだし、プロダクションもシッカリ作る人だからかな。

QUEEN「GREATEST HITS」GLEE

QUEEN「GREATEST HITS」1974〜1981年
「GLEE」 QUEEN のことも大好き。一番たくさんの曲がカバーされてるかもしれない。「SOMEBODY TO LOVE」「ANOTHER ONE BITES THE DUST」「FAT BOTTOMED GIRLS」「DON'T STOP ME NOW」「WE WILL ROCK YOU」「WE ARE THE CHAMPIONS」「BOHEMIAN RHAPSODY」。少なくともボクがパッと思いつくだけでもココまでカバーされてる。そんでこのベストに全部収録されてる。
●どんな美女(人妻含む)も落としてきた悪ガキ・パックが、なぜか超おデブ女子・ローレンにメロメロになってしまうも、なんと拒絶されてしまうというエピソード(シーズン2)で、「FAT BOTTOMED GIRLS」を熱唱しまくる。FAT BOTTOMED つまりケツデカ女子ってコトですか?… FREDDIE MERCURYケツデカが趣味だったんでしょうか?メッチャ気になる。
●スマホゲームでは「DON'T STOP ME NOW」「SOMEBODY TO LOVE」をプレイできる。このゲームでこの曲たちがメチャメチャ好きになったね。女性であるレイチェルにリードされる「SOMEBODY TO LOVE」も乙なモノ。
FREDDIE 亡き後のボーカルなし QUEEN に、「GLEE」シーズン5の主要キャラとして出演した ADAM LAMBERT が合体して近年ツアーを続けている。QUEEN「GLEE」、この二者はなかなかに因果が深いね。

「GLEE THE MUSIC JOURNEY TO REGIONALS」

「GLEE: THE MUSIC, JOURNEY TO REGIONALS」2010年
我がグリー部が初めて州大会に出場するシーズン1最終話。ここで登場する楽曲で固められたEP(6曲入り)。初期の強力なライバルチーム・ボーカルアドレナリン QUEEN「BOHEMIAN RHAPSODY」をブチかましてくるのだ!これが実にパワフル。一方のグリー部はシーズン1第1話で感動的に響いた JOURNEY「DON'T STOP BELIEVIN'」と、同じく JOURNEY「ANY WAY YOU WANT IT」で対抗する。…「GLEE」って躊躇なくこうした70〜80年代クラシックロックを打ち込んでくるけど、今の若い視聴者にとってはカビの生えた懐メロにしか聴こえないんじゃなかろうか?心配になってくる。アラフォーのボクですら JOURNEY QUEEN もまるでリアルタイムじゃないもんね。敢えてそのカビ臭いトコロを再評価させるために挑戦しているとしたら本当に野心的だ。
●結果はネタバレなので言及しないが、州大会の後で歌われる「TO SIR, WITH LOVE」という歌が感動的で。グリーを率いた恩師ウィル・シュースター先生への感謝の思いが込められてる。原曲はスコットランド出身のアイドル歌手 LULU の1967年のヒット曲で映画「いつも心に太陽を」の主題歌だ。アメリカにも、先生に対して感謝を歌う習慣があるんだー意外だなーなんて思っちゃって。坂本金八以来、日本でもあまりそういう習慣がなくなっちゃったからね。今だと「暗殺教室」かな?

FOREIGNER「4」

FOREIGNER「4」1981年
●ということで、「GLEE」がピックアップした70〜80年代モノのクラシックロックを探ってみる。まずは FOREIGNER。彼らの代表曲「JUKE BOX HERO」がシーズン4でカバーされてる。グリー部OBとしてコーチ扱いになったフィンが、新キャラクター・ライダーをスカウトする時にケシかけるハードロックナンバーだ。ロックンロールの初期衝動を煽る名曲。
●とは言いながら、この曲以外にボクは今までこのバンドの音楽を知らなかった… JOURNEY FOREIGNER みたいな80年代「産業ロック」はなかなか手をつけられなかったよ … でも「GLEE」をキッカケに随分とこのへんの領域にも足を踏み込めるようになった。今回初めて知ったけど、このアルバムまでは元 KING CRIMSON IAN MCDONALD も所属してたとな。音楽的中枢は SPOOKY TOOTH というバンドをやってた MICK JONES という男。このあたり、70年代中盤まではシリアスでアングラなバンドをやってた連中が、時代の流れとともにポップな曲調に転向して商業的成功を手にしていく様子を、やっかんだ表現が「産業ロック」なんだろうね。このアルバムは1500万枚も売れたというし。ホドホドのハードロックな感じと、アメリカンな大味感は、分かりやすくて聴きやすい。

RICK SPRINGFIELD「BEST OF」

RICK SPRINGFIELD「BEST OF」1981〜1988年
●シーズン1の頃にこの人の出世作「JESSIE'S GIRL」フィンのボーカルでカバーされた。まーこの人の音楽もこの曲以外全く知らなかったのでベストを買ってみました。実は70年代から活動してたんだけどサッパリ売れず、やっと芽が出たのが1981年の「JESSIE'S GIRL」。このベストもこの1981年以降の仕事しか網羅してません。80年代気分がより濃いので、シンセサウンドとハードロックアレンジがいかにもペラペラで非常に味がある…この時代ならではというか。音楽としてのキャリアはやはり80年代前半までがピークか。一方イケメンさんでもあるので俳優業もやってる彼は、今でもドラマで活躍してるみたい。

A-HA「THE SINGLES 1984-2004」

A-HA「THE SINGLES 1984-2004」1984〜2004年
●いましたねーこんなバンドも。ノルウェーからやってきた三人組で80年代にヒット曲をいくつか出してた。「GLEE」がカバーしたのはもちろん彼らの出世曲「TAKE ON ME」1984年。この曲はスマホゲームでよく聴いてるんだけど、ドラマではまだ観てないシーズン6での登場なのでどんな扱われ方をしてるのかはボクにとってもお楽しみ。ゲームで聴く上ではすごく原曲の印象にソックリなアレンジ。
●このバンドは「TAKE ON ME」だけの一発屋とは言えないかも。ボクの印象だと、映画「007 リビング・デイライツ」ジェームズ・ボンド役はティモシー・ダルトンの時代。今のボンドに比べると優男だね)の主題歌「THE LIVING DAYLIGHTS」1987年も印象深い。あと「HUNTING, HIGH AND LOW」とか。
●このベストは2004年までのシングルを網羅してて、あららこんなに長く活動してたんだ、と正直驚いた。が、そこからさらに2010年まで活動して一旦解散、去年再結成してアルバムを作ったとな。ノルウェーじゃ国民的ヒーローのようだよ。録音も新しいモノが多くてシンセポップとしてプロダクションが丁寧。キレイなボーカルが耳に優しい。

CROWDED HOUSE「CROWDED HOUSE」

CROWDED HOUSE「CROWDED HOUSE」1986年
●このオーストラリアのバンドの出世曲(ていうか唯一のビッグヒット?)「DON'T DREAM IT'S OVER」「GLEE」はカバーしている(シーズン4)。正直このレコードは結構前に買って聴いていたんだけど、実は全然ピンとこなかった。つーか今でもピンと来てない。
●ただ、このアルバムに収録されてる「DON'T DREAM IT'S OVER」は、ことのほか歌詞の内容がシンミリとしたモノだったということを、「GLEE」バージョンの字幕で知ることができた。顧問のシュー先生は長期出張、留守を任されたフィンは必死にグリー部を率いるもマンマと部室を取られて解散の危機に陥れられる。雪降る寒い野外で練習しようと呼びかけても、それに応えたのは新メンバー・マーリー一人だけ。途方にくれてこの歌を歌う。「紙コップで豪雨を受け止めるようだ…この先戦いが待ってる…随分と負けているけど。でも終わりはまだ見えないよ…僕らが一緒に旅するかぎりは。終わりだと思ってはダメ。時が来たよ…奴らがやってくる…僕らの間に壁を建てるために。でも僕らは負けない。」その歌に引き寄せられるように、グリーの仲間が集まってくる。感動のシーン。

ALICE COOPER「SCHOOLS OUT」

ALICE COOPER「SCHOOL'S OUT」1972年
●蛇を首に巻くなど、おどろおどろしいショー演出で、70年代グラムロックのムーブメントの一翼を担った男。「ショックロック」と呼ばれるシアトリカルな演出とハードロックなスタイルは、1990年代のバンドまで影響を及ぼしてるMARILYN MANSON とか完全にこの系譜でしょう。ALICE とかいうカワイイ女の子の名前のくせして、その正体は目の周りを真っ黒に塗るパンダメイクの男…。こういう倒錯した過激さ、時代としてはかなり先行してたはず。
●この ALICE COOPER のブレイク曲「SCHOOL'S OUT」「GLEE」シーズン3で歌うのはマッキンリー高校一番の不良パック。学校完全否定の曲だけど、試験の成績が悪すぎてパックは卒業不可能の危機だったりしてるんだよね。
●芝居がかった演出で異彩を放った ALICE COOPER、なんとミュージカルへの目配せもきちんとしているらしく、このアルバム「GUTTER CAT VS THE JETS」は、傑作「ウエストサイド物語」から「JETS SONG」のフレーズを拝借してる。実にワザアリ。一方、「GLEE」「ウェストサイド物語」へのトリビュートをしてる(シーズン3)。レイチェルによる「TONIGHT」、生粋のラティーナであるサンタナのイカした「AMERICA」などがナイスすぎる。


●音源がいっぱいありすぎて、まだまだ語りたいことがイッパイ。
●でもひとまずこれで今日はおしまい。

●動画もつけるね。

●GLEE CAST「SEASONS OF LOVE」。フィン=CORY MONTEITH 追悼の曲。




●GLEE CAST「THE LONGEST TIME」。アンプラグド特集で BILLY JOEL。




●GLEE CAST「BLACKBIRD」。カートの美声で THE BEATLES。ブレインが惚れてるでしょ。




●GLEE CAST「DON'T STOP ME NOW」。ブレインの FREDDIE 成り切りプレイ。




●GLEE CAST「TEENAGE DREAM」。THE WARBLERS の KATY PERRY カバー。



●GLEE CAST「JUKE BOX HERO」。フィンとライダーの一騎打ち。




●GLEE CAST「DON'T DREAM IT'S OVER」。フィンとマーリーのふたりぼっち。






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