●NHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」、主題歌:宇多田ヒカルときたか…。


おそ松さん

●アニメ「おそ松さん」、6人兄弟の区別がやっと出来るようになってきたなーと思った頃に最終回。
●でもうちの娘ヒヨコはアニメ初めて見た時にいきなり「この人、進撃の巨人のリヴァイ兵長と同じ声だね!」と看破。マジかよコイツ耳良すぎないか?!

キルラキル

ネットフリックスでアニメ「キルラキル」も全部見たよ。息子娘と楽しく。
●ストーリーが荒唐無稽でヤリ過ぎ感満載で大爆笑大興奮の傑作ロボットアニメ「天元突破グレンラガン」が大好きだった我が家。その「グレンラガン」で原作/監督を組んだ中島かずき&今石洋之が再びタッグを組んだ作品がこの「キルラキル」。これ話題になった2013年の放送からずっとチェックしたかったんだー。やっと堪能できた。ネットフリックスありがとう。
「生命線維」なる素材で作られた「極制服」で日本中の学園支配を目指す本能字学園生徒会長・鬼龍院皐月と、父の死と「生命線維」の関係を探る流れ者の女子高生・纏流子の激しい戦いがストーリーのタテ軸。わざと昭和風のバタバタした手書き二次元アニメにこだわった演出、「グレンラガン」の段階から萌芽が見えてたユニークなタイポグラフィ遊びがメチャメチャ過激化して、もはや読めない寸前、読ますつもりもない領域に入ってるトコロ、脇キャラがことごとくありえない難読名前「満艦飾マコ」「蟇郡苛」「蛇崩乃音」「猿投山渦」などなど(でこの珍名を過激なタイポ表現で面白がる)と、ツッコミどころ満載。
●で、その「生命線維」で作られたセーラー服「鮮血」と主人公・流子が合体すると、これまた実に際どい露出の半裸コスチュームに。これも実際とってもヤリ過ぎ。タイトル「キルラキル」は KILL じゃなくて「着る」がポイントで、敵も味方も武器はみんな衣装に関係するし、それがことごとくヘンな衣装というか武装というか。変身シーンは男女とも意味なく裸になる。ここにワイフがすっごくしかめっつら。いかがわしいアニメをオッサンが楽しんでる、という客観的には申し開きようのない状況が非常にアゲインストだったぜ。
●ちなみに、キャラクターデザインはよしおという人物。ボクにとっては、ももいろクローバーZ+KISSのコラボ楽曲「夢の浮世に咲いてみな」のMVアニメのキャラデザでももクロをカワイく描いた人物。「キルラキル」のヒロインたちもみんなカワイイよ。

神衣鮮血

●このアニメの文字演出は、デザインとグラフィックの総合誌「月刊MdN」でも特集されたらしい。ウィキによるとフォントワークス社ラグランパンチUBって書体だって。


●ドラマもアレコレ見てるんだけど、ちょっとそれは後日にして。
●あ、ヒヨコが、HULUで「臨床犯罪学者火村英夫の推理」を見まくってた。和製「シャーロック」だって。これ一部で、主演の斎藤工くん窪田正孝くんのBL的深読みが話題になっとったね。


●マンガもうんざりする量を読んでる。つか読み切れてない。

沙村広明「波よ聞いてくれ」

沙村広明「波よ聞いてくれ」1〜2巻
これ久々のクリーンヒットマンガ!気持ちいい笑いがテンポ良く続くナイスなヴァイブス。ここで言うところの「波」はサーフィンを連想させる海の波でなくて、ラジオの「電波」。札幌のFM局を舞台に、口は達者だが性格はドキツイお姉さんが、自分の意図と関係なく突如ラジオのパーソナリティにデビューしてしまうお話。本来ファンタジー世界で陰惨なお話ばかり描いているこの著者が「誰も死なない」作品を目指すと公言している。このノリ、絶対誰も死なない。

荒木飛呂彦「ジョジョリオン」10〜12巻
ストーリーの展開遅そすぎ!まるまる単行本1冊分を使い切って、スタンド使い一人との戦いを描くペース。謎だらけの物語なのに、戦闘のデティールに注意が傾いて、謎の全容が分かんなくなる。でも記憶を失った主人公・東方定助の本当の名前が「空条仗世文」だったことが判明?!他のジョジョ・シリーズとつながる重要な固有名詞が登場ッツ!

山本直樹「レッド 最後の60日そしてあさま山荘へ」3巻
●ひたすらに淡々と連続リンチが続く。あまりにオフビートに。連合赤軍事件の本質ってこんなに空虚で不毛でうすら寒いものなのか…?

ヤマザキマリ/とりみき「プリニウス」3巻
●異色マンガ家コンビが描く、古代ローマの博物学者・プリニウスの人生。博覧強記っぷりでウンチクが止まらないプリニウスが魔都ローマを離れて、ポンペイに入る。不吉な出来事を暗示する予兆が次々と発生。ウェスウィウス山噴火まであと一歩。

貴家悠/橘賢一「テラフォーマーズ」16巻
●内部分裂が訳わかんない方向に飛んで行ってついていけない……まーストーリー本線は別に継続中だからいいけど。映画版「テラフォーマーズ」には元AKB篠田麻里子が出演してるらしく、先日の高橋みなみ卒業公演で軽く告知してた。

幸村誠「ヴィンランド・サガ」17巻
●非道の略奪ヴァイキングから改心した主人公・トルフィンを過去の罪が追い詰める。彼らの航海はアイスランドからロシア内陸河川経由のギリシャ。前途多難すぎる…。でも昔読んだヴァイキングの研究書によると、バルト海から黒海経由イスラム文化圏まで彼らは交易ルートを広げてたみたいね。川がいっぱいあるからね。

吉田秋生「海街Diary - あの日の青空」
●四人姉妹それぞれが独立の気配…。これ読んで意味なく江ノ電乗りに行きました。江ノ島の駅の周り一人で散歩。あ、映画はまだ見てないんだな。是枝裕和監督、綾瀬はるか/長澤まさみ/夏帆/広瀬すず夏帆ちゃんってもっと注目されるべき女優だと思うんだけどな。

中村真理子「天智と天武」9巻
中大兄皇子=天智天皇と、大海人皇子の異父兄弟確執は、なんとBL的昇華へ到達して、結果天智崩御。ストーリーはポスト天智帝の政争へ。壬申の乱まであともう一歩。
●たまたま、梅澤恵美子「額田王の謎 - 『あかねさす』に秘められた衝撃のメッセージ」という本を読んだ。中大兄皇子の妃でありながら、大海人皇子と公然と不倫宣言するような和歌を万葉集に残した女流歌人・額田王。ややトンデモ史観かもだけど、藤原氏主導で編纂された「日本書紀」「古事記」の裏読み、またはそこでは無視された「万葉集」の内容から、天皇家による中央集権国家以前の、諸豪族連合内の闘争関係を、この女流歌人や同時代の女帝たち王女たちの存在に結びつけて描き、出雲系豪族〜物部氏/蘇我氏〜実際は天皇家をしのぐ歴史と権威を持っていた勢力を巧妙に歴史の傍流に追いやった、という主張を展開している。突き詰めると、アマテラスは神の第一の巫女であり、その血族の女性が王権の正統性を担保する必要があった…額田王はその女性の一人だったと。ふーん。
●でも、このマンガにおいては、BLに突き進んだ結果額田王は脇役になっちゃった。むしろ二人の兄弟の絆を確かにする後押しを担った…。なんかすごいね。



●音楽。80年代のギターポップ/ネオアコなアプローチ。

REM「SINGLES COLLECTED」

R.E.M.「SINGLES COLLECTED」1983〜1987年
80年代のイギリスに THE SMITHS がいたように、同時期のアメリカには R.E.M. がいた。そんな対応関係があるとボクは思う。80年代はケバケバしい化粧をしたニューロマンティクスエレポップか、70年代の伝統を発展させたヘヴィメタル、そして鬱屈した怒りを爆発させたハードコアパンクしか選択肢がなかった。その中で真にオルタナティブな異端として、彼らのようなオーソドックスなギターポップは辺境から現れた。イギリスのネオアコは北の辺境スコットランド・グラスゴーからジワジワと出現したが、アメリカの R.E.M. は南部ジョージア州の田舎町アセンズにフワッと発生。ジョージア大学がある学生街だったこの土地から、全米のカレッジラジオ(大学生が学内で運営するラジオ局群)経由でジワジワと支持を広げていった。彼らがデビューシングル「RADIO FREE EUROPE」でラジオを歌ったのは偶然か必然か。
●このシングル集は、彼らが全アメリカ/全世界を制覇するビッグバンドになる前の、インディレーベル I.R.S. RECORDS に所属していた時期の音源だ。ボクがリアルタイムで彼らを知るのは90年代にメジャー化した時期、スバリ「LOSING MY RELIGION」の大ヒットの時だ。その後時流と共に彼らもグランジ化を達成した「MONSTER」1994年が本音のトコロでは一番好き。そこから比べると、この80年代のインディ時代は恐ろしいほど味気なく地味なサウンドとなってる。
●ただし、クタビレた42歳のボクにはこの何の変哲もない素朴さが、実に愛おしい。シンガー MICHAEL STIPE は初期においてはナニを歌ってるのかモゴモゴしててよくワカンナイ。メジャー化してからは非常に雄弁なシンガーになるのに、初期はやる気ナシ。バンドサウンドもさほど特別な工夫があるわけでもナシ。しかし、どこか個性的で愛着を感じるメロディは最初から健在で、ギターも初期の方が繊細にプレイされてるような気がする。居心地がよくてリラックスできる音楽だ。美術を専攻していた MICHAEL STIPE は学生らしいシニカルさでワザと脱力してみせたのかも。歌詞を読むとやっぱりシニカルでスカした感じがある。
●この時期の R.E.M. を聴いてみようと思ったのは、ドラマ「GLEE」のあるエピソードで彼らの初期シングル「SUPERMAN」がカバーされていたからだ。カバーされた状態で、初めて聴いた楽曲だったのに、一瞬にして R.E.M. の曲だとわかった。それほどメロディにクセがある…と思う。THE SMITHSMORRISSEY もメロディにクセがある。そして結局今にしてわかることだが、STIPE も MORRISSEY も「GLEE」のプロデューサーもゲイ方面の人らしいのよね。
●それと、その後のアセンズでは、2000年前後に ELEPHANT 6 というアーティスト集団が発生。幾つかの個性的なバンドが独特のサイケデリックな世界を描いた。これはこれで、一時期一生懸命研究したなあ。

THE PALE FOUNTAINS「 FROM ACROSS THE KITCHEN TABLE」

THE PALE FOUNTAINS「... FROM ACROSS THE KITCHEN TABLE」1985年
●イギリス・リヴァプール出身の典型的ネオアコバンド。ファーストアルバム「PACIFIC STREET」1984年はトランペットのアクセントが凛々しい名譜として名高い…が、その後分裂解散へと進むこのセカンドの時期もストイックで緊張感溢れるサウンドに仕上がっている。やや性急な感じがするのがバンド末期の気分かも…。80年代は録音技術が向上しているのか、同じアコースティックなアプローチでも、その前の時代のような素朴でフォーキーに仕上がりにはならない。ギターの音の粒立ちがビキビキ硬質に際立っていてキラキラしている。
●アルバムは当時 VIRGIN からリリースされたが、それ以前の最初期のシングルは、ネオアコ界でこれまた評価の高い LES DISQUES DU CREPUSCULE からのリリースだったそうな。橋本徹「SUBURBIA SUITE」でかつて読んだ覚えが。どうやらこの CREPUSCULE 時代のコンピレーションもこの世にはあるみたい…うーむ探したい…。
●英語で「PALE」「青白い」「青ざめた」という意味。TUMBLR のような場所で #PALE を検索すると、ゴステイストの気分が垣間見れる。決してマジョリティには交わらない負のオーラ。THE PALE FOUNTAINS の時代とは微妙に意味が変わったのかも。#GOTH#GRUNGE もカテゴリーとして性質が近いらしい。

THE PALE FOUNTAINS「SOMETHING ON MY MIND」

THE PALE FOUNTAINS「SOMETHING ON MY MIND」1982年
CREPUSCULE 時代のコンピ、探したいと思って AMAZON をいじったら、なんと「AMAZON PRIME MUSIC」サブスクリプションサービスの中に発見!ボクは元からプライム会員だから、このサービスは常に聴き放題。おお、これはたまらん!いい時代だわ。
セカンドの時代には脱退してしまっていたトランペッターが活躍して、より落ち着いたトーンが可憐。ボッサテイストとまで言えば踏み込み過ぎかもしれないが、ファーストの頃の EVERYTHING BUT THE GIRL と同じ感じがする。

●動画はあるかなあ?


●「キルラキル」オープニング。藍井エイル「シリウス」。




●R.E.M.「RADIO FREE EUROPE」。のちにツルッパゲになる STIPE もこの時期はフサフサ。




●THE PALE FOUNTAINS「JEAN'S NOT HAPPENING」。



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